天空の花散歩〜硫黄岳、横岳、赤岳

2017年07月09日(日) ~ 2017年07月10日(月)

• GPS: 30:26
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,775m
• 下り: 1,774m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:41

8:44 やまのこ村
8:46 8:48 赤岳山荘
8:54 8:57 美濃戸山荘
9:46 9:47 堰堤広場
11:04 12:09 赤岳鉱泉
12:25 12:28 ジョウゴ沢
14:05 14:10 赤岩の頭
14:44 14:50 硫黄岳
15:25 硫黄岳山荘

2日目

• 山行: 7:09
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:34

6:40 硫黄岳山荘
7:20 7:20 台座ノ頭
8:04 8:04 横岳（奥ノ院）
8:18 8:23 無名峰
8:35 8:35 横岳（三叉峰）
8:48 8:53 石尊峰
8:57 9:01 鉾岳
9:07 9:10 日ノ岳
9:22 9:22 二十三夜峰
9:31 9:31 地蔵の頭
9:35 9:42 赤岳天望荘
10:32 10:32 赤岳頂上山荘
11:02 11:13 赤岳
11:06 11:06 竜頭峰
11:30 11:30 文三郎尾根分岐
12:09 12:11 阿弥陀岳分岐
12:19 13:04 行者小屋
13:52 13:55 中ノ行者小屋跡
15:01 15:01 美濃戸山荘
15:05 15:05 赤岳山荘
15:07 15:07 やまのこ村
15:07 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸 やまのこ村駐車場利用 一日1000円 二日目は帰る時にwebから印刷した割引券提示で500円返してもらえます。
美濃戸口からやまのこ村までは未舗装の林道で、一部凹凸が激しい箇所あり、運転は慎重に！（一般車では擦る可能性あり）

コース状況／危険箇所等

〇横岳の稜線は険しい岩場の登降あり、赤岳山頂からの下りも険しい下りで注意が必要。要所にハシゴや鎖あり。

〇やまのこ村周辺でアブに刺される可能性あり
　車から出るときにあちこち刺されました。（数えたら腕足で計25カ所）
　猛烈にかゆくなり後を引くので、虫よけスプレーとムヒアルファEXなどの薬は必須です。タイツの上から刺してくるので、ぴったりしたウェアは要注意です。

その他周辺情報

〇コンビニ
　原村・役場の近くにセブンイレブン、　諏訪南ICにファミリーマート

〇直売所
　八ヶ岳中央高原の「たてしな自由農園原村店」がお薦め
　新鮮な野菜や果物、加工品など
　直営のカフェレストラン＆ベーカリーが隣に新しく出来たようで、今度利用してみたい。
　http://www.tateshinafree.co.jp/haramura/

〇入浴
　おなじく八ヶ岳中央高原の「もみの湯」
　大浴場、サウナ、露天風呂　食事処もある
　AM10:00〜PM 9:30　　昼￥５００　17:00以降だったので￥３００でした
　http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html

写真

7/9 8:43

やまのこ村に駐車して出発します

7/9 9:20

北沢コースはしばらく林道歩き
八ヶ岳らしい苔むした林間コースで癒されますね

7/9 9:31

7/9 9:46

堰堤広場から橋を渡ったら登山道

7/9 9:49

シロバナノヘビイチゴ

7/9 9:57

キバナノコマノツメ
沢沿いにたくさん咲いてました

7/9 10:01

カラマツソウ？

7/9 10:10

水量多いですね

7/9 10:34

やっと横岳の岩峰が見えてきました

7/9 10:51

ミヤマキンポウゲ

7/9 10:56

マイヅルソウ

7/9 11:01

コガネイチゴ

7/9 11:04

赤岳鉱泉、テント場から

7/9 11:05

大同心と小同心

7/9 11:07

小屋の回りはウッドデッキに変わってました

7/9 12:02

赤岳の頭が見えます

7/9 12:17

オサバグサ

7/9 12:43

キバナノコマノツメ

7/9 12:47

ゴゼンタチバナ、ここにしか見かけませんでした

7/9 12:51

イワカガミはたくさん咲いてました

7/9 13:22

夏なのにキノコ

7/9 13:26

コミヤマカタバミ

7/9 13:43

7/9 13:46

そろそろ森林限界

7/9 13:48

ミツバオーレン

7/9 13:49

ミヤマキンボウゲの群落

7/9 13:50

しっとり鮮やかなイワカガミ

7/9 13:59

キバナシャクナゲはまだ咲き始め

7/9 14:01

展望が開けました！

7/9 14:03

7/9 14:05

ツガザクラ

7/9 14:06

キバナシャクナゲ

7/9 14:07

ナナカマドの花

7/9 14:10

稜線上のイワカガミ

7/9 14:10

赤岩の頭から、横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳

7/9 14:12

これから向かう硫黄岳

7/9 14:14

7/9 14:16

7/9 14:20

天狗岳が見えてきました

7/9 14:22

イワウメ

7/9 14:29

ミヤマシオガマ

7/9 14:29

色合いが少し違うけど、これも同じかな？

7/9 14:32

中岳と阿弥陀の向こうに権現岳のピーク

7/9 14:35

大ダルミにちょこんと、青い屋根の硫黄岳山荘

7/9 14:39

イワヒゲ

7/9 14:49

硫黄岳山頂に到着
ツアーの団体さんで賑わってました

7/9 14:50

爆裂火口

7/9 14:53

火口の先には本沢温泉

7/9 14:58

山頂東側の斜面にもイワカガミの群落

7/9 14:59

イワツメクサ

7/9 15:18

ミヤマダイコンソウ

7/9 15:20

まもなく硫黄岳山荘

7/9 15:21

小屋手前の砂礫地にコマクサ発見

7/9 15:22

ウルップソウも咲いてる！

7/9 15:24

今夜お世話になります

7/9 16:20

一息ついた後で、温水シャワーでさっぱりしました　　（15分￥500）

7/9 16:40

食事は朝晩ともに5時半から

7/9 16:41

花の案内がありました

7/9 16:47

小屋前の高山植物園にて
ミヤマシオガマ、ハクサンイチゲ

7/9 16:49

ハイマツの先端部
色濃いところが新芽かな？

7/9 16:50

クロユリ

7/9 18:44

夕食後再び小屋周辺を散策です
オヤマノエンドウ

7/9 18:47

イワウメ、オヤマノエンドウ

7/9 18:47

コマクサ

7/9 18:48

イワウメ

7/9 19:19

暖簾の手作り感がGoodです

7/10 4:01

ここから翌　7月10日、トワイライトタイムの始まりです！

7/10 4:06

西の空にはまだ月が雲間に輝いてます

7/10 4:26

雲も赤く染まってきました

7/10 4:35

雲の間から光が来ました！

7/10 4:41

7/10 4:43

小屋の扉に映る朝日

7/10 6:36

さて、横岳に向けて出発します

7/10 6:47

ハクサンイチゲ

7/10 6:55

初めてです！　チョウノスケソウ

7/10 7:15

天気は最高です　大同心、阿弥陀岳
左奥に北岳、甲斐駒も見えてます

7/10 7:33

イワヒバリ

7/10 7:43

クモマナズナ

7/10 7:43

オヤマノエンドウ、ミヤマダイコンソウ

7/10 7:43

チョウノスケソウの群落

7/10 7:44

奥ノ院に向かいます

7/10 7:46

イワベンケイ、オヤマノエンドウ

7/10 7:47

チョウノスケソウ、ハクサンイチゲ、オヤマノエンドウ
向こうに見えるのは雪が残る阿弥陀岳

7/10 7:59

横岳・奥ノ院山頂

7/10 8:01

絶景です。
南ア、中央、御嶽、乗鞍、北アまでぐるっと見渡せます

7/10 8:11

ミヤマシオガマ

7/10 8:15

奥ノ院を振り返って

7/10 8:26

ヤツガタケキスミレ
岩礫地にたくさん咲いてます

7/10 8:27

ヤツガタケキスミレをアップで

7/10 8:28

ウルップソウ

7/10 8:29

ヤツガタケキスミレ

7/10 8:38

ミヤマオダマキの群落

7/10 8:40

こっちにも

7/10 8:53

イワウメ

7/10 8:55

クモマナズナ

7/10 9:00

ツクモグサ、会えて良かったです！

7/10 9:21

ミヤマオダマキ

7/10 9:30

マルバナイワヒゲ

7/10 9:32

地蔵の頭
後ろは野辺山高原と奥秩父の山影

7/10 9:33

地蔵の頭から赤岳と赤岳天望荘
こんなところによくぞ建てたなとつくづく思います

7/10 9:39

超えてきた横岳の岩峰、奥に硫黄岳

7/10 9:41

中岳と阿弥陀岳

7/10 9:41

峰の松目、手前に赤岳鉱泉が見えてます

7/10 9:42

赤岳展望荘に到着

7/10 9:58

この日一番の広いお花畑
白いのはほとんがチョウノスケソウ

7/10 10:07

クサリを頼りに急な岩場を登ります

7/10 10:19

花に励まされ一歩ずつ登ります

7/10 10:23

ハイマツの中に咲く、キバナシャクナゲ

7/10 10:28

着いた！　赤岳頂上山荘がある北峰

7/10 10:28

向こうに赤岳・南峰山頂

7/10 10:29

方位盤

7/10 10:39

続いて、南峰の三角点にタッチ！

7/10 10:44

空の色が違います！

7/10 10:56

下山は文三郎道へ

7/10 11:03

7/10 11:04

文三郎道への分岐を右下へ

7/10 11:10

険しい岩場を下ってきました

7/10 11:17

キレット小屋方面への分岐

7/10 11:23

中岳と阿弥陀岳
やっぱり今回はパスします

7/10 11:23

しばらくザクザクした岩礫の道です

7/10 11:27

文三郎尾根から権現、編笠

7/10 11:28

文三郎道分岐

7/10 11:29

7/10 12:15

行者小屋に到着

7/10 12:30

小屋の中で行者ラーメンをいただきました

7/10 13:03

さて、帰りは南沢コースで美濃戸に向かいます

7/10 14:54

ギンリョウソウ発見

7/10 15:00

美濃戸に戻ってきました

7/10 16:59

この日は夕方まで天気快晴で、権現、編笠の稜線もくっきり

7/10 16:59

下山後、たてしな自由農園で地場産の野菜など買い込んできました

撮影機器：

D750 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ 双眼鏡 アマチュア無線

感想

まーさん

横岳のお花畑が見るために、硫黄岳山荘泊で縦走してきました。
高山植物のお花畑はまさに見頃の時期で、安定した夏空のもと最も良い時期に見てこれたのはラッキーでした。

硫黄岳から横岳にかけては、色とりどりのたくさんの花に足が止まり、なかなか山頂に着きません。
天気は終日ピーカンで、富士山、北、南、中央アルプス、木曽御岳山など名立たる山々も確認できました。
自然の中で小さな花々とはいえ、こんなに鮮やかな色にあふれていることをあらためて実感した山旅でした。　今回のコースは25年前の確か8月に歩いているのですが、当時は花を見る余裕もなく、ひたすら歩きまわっていたように思います。


硫黄岳山荘は初めての利用でしたが、食事のクオリティが高く大満足でした。
またトイレはウォッシュレット、温水シャワーも利用できて快適に過ごすことが出来ました。二階の大部屋からも日の出が見れるので便利でした。

コメント

たにさん

お花たくさんで、少し羨望のまなざし
同じ日の午前９時半に赤岩の頭からオーレン小屋へ下山しました。
硫黄岳山頂で横岳から来た女性３人組に「横岳は花がたくさんでした」と聞いたので
うらやましかったのですが、masanさんの写真を見て花の様子が良くわかりました。
私も「ウルップソウ」は見てみたかったです。前日に根石岳稜線でコマクサにたくさん出会えたのが、なによりの収穫でした。次は私も横岳−赤岳の縦走をやってみたいと思います。たくさんのお花の情報をありがとうございました。

まーさん

Re: お花たくさんで、少し羨望のまなざし
Kazu-tさん、いつもありがとうございます。
赤岩の頭で約５時間違いのすれ違いでしたね。根石岳の方がコマクサがたくさん咲いているようですね。　台座の頭の群生地はまだちらほらでしたので、これからが見頃になるのでしょう。
このコース赤岳まで行くときついので、地蔵の頭から行者小屋に降りてしまうのが良いかと思います。　ぜひ花の時期に縦走してみてください。