北岳と間ノ岳:雷鳥、暁光、高山植物で大満足
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,130m
- 下り
- 2,112m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 7:46
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 8:05
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:30
天候 | 27日:曇り一時小雨 28日:晴れのち曇り 29日:曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ちなみに僕の住む茨城県つくば市からは計3時間30分でした。中央道境川PAの定食の量の多さにびっくり。味もgoodです。運ちゃんご用達ですな。 芦安駐車場から広河原までは乗り合いタクシーで 1200円でした。時刻表の他にも、乗客が集まり次第運行されているようです。 9河原山荘にて前泊しました。1泊2食8200円+昼弁当600円也。 「歩きながら覚える北岳の高山植物」を購入。 に務抔の小屋にて宿泊。1泊2食8000円+昼弁当1000円でした。なお、滅菌した水を、1リットル100円で売っていました。 ニ務抻柿颪砲峠蒜顱1泊2食8700円+昼弁当1000円でした。こちらは水は無料でした。 Ч河原から芦安駐車場まで、乗り合いタクシーを利用しました。 ちなみに、 バスの時刻表はこちら https://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/2017timetable.pdf 南アルプス北部の山小屋情報はこちら http://yama-goya.jp/minami-alps/minamialps-north/ 肩の小屋のホームページはこちら http://katanokoya.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
迷いそうなところ、特別危険なところはありませんでした。 ・高山植物は、大樺沢の右俣コースや小太郎尾根から北岳への稜線、北岳南稜から八本歯のコルまでの間で、まさに百花繚乱でした。 26日夕に広河原山荘で「キタダケソウが、だいぶ萎れてはいるもののまだ咲いているようだ」と小屋番の方が言っていましたが、僕は見つけられず残念無念でした。 ・間ノ岳の山頂は羽虫が五月蠅いです。虫を避けるため、農鳥山コースの方に少々歩いてみたらライチョウの親子2組を発見しました! v(^_^) ・八本歯のコルから大樺沢左俣の上部には木製の梯子が連続して出現します。雨で濡れている時はご注意を。僕は1回コケました (/ω\)ハズー ・大樺沢左俣は夏道が完全に出ていますので、アイゼンは不要です。僕はアイゼン着用で雪渓を下りましたが(練習も兼ねて)、変なおじさんと見られたかも? |
その他周辺情報 | 金山沢温泉 露天風呂がとてもよかったです。芦安駐車場をちょっと下ったところにあります。 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/onsen-kanayamasawa |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
スパッツ
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感想
【前日(7/26)】
・広河原小屋にて前泊しました。平日ですが8割くらい埋まっていました。食事もBGMもおしゃれです。夕食時に小屋番さんが「今年は雪解けが遅かったので、7月上旬がピークのような花も咲いています。キタダケソウも、萎れながらもまだ咲いているようです」と言ったとたんに大歓声があがりました。
僕は、「今回は天気重視で梅雨明けに来て、次回は花重視で6月末〜7月上旬に来れたらなぁ」と思っていたので、これはラッキーでした(結局キタダケソウは見れませんでしたが)。
【1日目(7/27)】
・傾斜が一番緩いはずの大樺沢右俣コースでも登るのがきついきつい。体力の衰えを感じました。老若男女に道を譲りまくりです。いつものことですが。
・肩の小屋も9割くらい埋まっていました。
【2日目(7/28)】
・未明は満天の星空で流れ星も見れました。そして、太陽が顔を出す瞬間こそ雲で見れませんでしたが、暁光に映える山々の景色は最高でした。登ってきた甲斐がありました。
・間ノ岳では、山ガールに教えてもらって雷鳥の親子2組を見ることができました!いやぁ、眼福眼福。来たかいがありましたよ、ほんと。山ガールさん、ありがとう。
・北岳山荘はほぼ満室でした。でもこの小屋は予約不要でつめこみをするんですよね。この日はそうならなくてよかったです。
【3日目(7/29)】
・北岳南稜にて、目を皿にしてキタダケソウを探すも見つからず。残念。
キタダケソウはハクサンイチゲとよく似ているそうですが、区別のつけ方はこちらのサイトにて。キタダケソウは葉っぱがパセリなのか!
http://www.yamakei-online.com/yamaya/2017/06/post-82.html
http://katanokoya.com/news/post-26.html
・7/27には大樺沢左俣の雪渓を登っている人を見かけましたが、この日は登る人も下りる人も見かけませんでした(夏道を歩く人は多数あり)。僕は、アイゼンをつけて雪渓をサクサク下ることができてご満悦でした。
【どうでもよいこと】
・花の種類が多くて楽しかったのですが、花の写真をレコにアップするのがたいへんすぎ。このレコでは7月28〜29日の花の写真の数が激減していますが、それは出会った花の種類が減ったわけではなく、単に僕が疲れてギブアップしたせいです (^_^;)
・ヤマレコは動画もアップできたなら、雷鳥の動きもレコできたのに、ってかんじ。
・僕はこの秋から1年間、職場の労働組合の大きな役をやらされます。これまで有給休暇をばんばん使って平日に山登りしてきましたが、役職の重責ゆえそれはかなり制限されそうです。有給休暇の利用促進の旗振り役が、有給休暇を取りにくくなりそうだなんて、なんて逆説だ。愚痴になってすみません。
初めまして。お花や景色、雷鳥に素敵な3日間でしたね!私は28日から一泊で北岳に行ってきました。ガスガスで富士山は見られず残念でした。間ノ岳も行く予定でしたが天候もいまいちでしたので一泊で下山となりました(涙)いつかリベンジしたいと思っています!
couraiさま
どうも初めまして。コメントいただきありがとうございます
僕も、キタダケソウを見るために、また、肩の小屋のHPに載っている紅葉にも
魅かれて、いずれまた季節を変えて北岳に登りたいと思っています
が、今日になって太ももに強いハリが・・・イタタ
もっと山を楽しむためには、もっと体力をつけなければ、と反省しているところです。
couraiさんは茨城の人なのですね。もしかしたら筑波山あたりでじみーにすれ違っていたかもしれないですね。
次の山行も、どうぞお気をつけて〜
miyaponさん! 北岳、そして間ノ岳登頂おめでとうございます
貴殿らしいゆったりとしたスケジュールで、この山域の魅力を満喫できたことと存じます。たぶん広河原で前泊するだろうな〜と思いましたが、やはりそうでしたね
ナイス選択と思いますよ〜
おや?キタダケソウは見かけませんでしたか…それが心残りでしょうかね
雷鳥に会えて、良かったですね 雛もいて、かわいい〜
去年、NHKの動物番組で、ここの雷鳥保護を取り上げていました。今年も取り組んでいると思います。成果が実って、仲間が増えることを祈ります。
写真#40のお花、シラネヒゴタイかな? ヒゴタイは、南アルプスにくると咲いてますね、北には無いです。蕾は黒いですが、咲くとアザミをちっちゃくしたような、ピンクの花が咲きます 山お疲れ様でした。秋からは忙しくなってしまうのですね… でも、時々は山、行けるといいですね
andyさま
いつもコメントいただきありがとうございます
お陰様で、20年来の悲願を、とっても楽しく達成することができました
キタダケソウ は、やはりもっと早い季節に見に行きたいです その予習を兼ねて、左俣の雪渓をアイゼンつけて下りてきました
andyさんはこれから男体山 ですか。
山の愛好家の間で「富士に一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」ということわざがあるようですが、男体山も同じようなタイプの山でした
お天気に恵まれ、絶好の眺望を見られるようお祈りします
どうぞお気をつけて〜
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