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Yamareco

記録ID: 1212528
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳

2017年07月28日(金) ~ 2017年07月31日(月)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
23:37
距離
28.0km
登り
2,857m
下り
2,242m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:59
休憩
0:31
合計
6:30
距離 5.8km 登り 1,492m 下り 17m
5:41
70
6:51
6:52
3
6:55
7:07
82
8:29
101
10:10
10:22
80
11:42
11:48
23
12:11
宿泊地
2日目
山行
8:50
休憩
0:33
合計
9:23
距離 12.2km 登り 958m 下り 964m
5:20
69
宿泊地
6:29
6:30
85
7:55
7:56
28
8:24
8:28
184
11:32
81
12:53
82
14:15
14:42
1
14:43
宿泊地
3日目
山行
7:07
休憩
0:32
合計
7:39
距離 10.0km 登り 407m 下り 1,286m
5:20
20
宿泊地
5:40
5:41
23
6:04
6:16
44
7:00
52
7:52
8:04
64
9:08
9:10
51
10:01
37
10:38
10:39
62
11:41
11:42
14
11:56
11:59
59
12:58
1
12:59
ゴール地点
1日目。鑓温泉との分岐で警察にルート状況の確認をして、時間かかりました。岩室までは普通に歩けたけれど、その後は疲れが出て、あと一歩なのに休憩取ったりしてました。
2日目。絶対雪田で時間かかってます。清水岳→清水平まで凄い時間がかかってますが、これは、清水岳から清水尾根を下り、森が見えるところまで行って引き返したせいです。GPSログ参照。ただ、不要なものはテントに置き、日帰り装備で往復したので、テント装備ならもっと時間かかったことでしょう。
3日目。雷鳥だのブロッケンだの色々ありましたが、やはりテント装備背負ってると、そう早くは歩けないということですね。
天候 曇り→曇り一時雨・夜中雨→曇り時々晴れ間
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
私が使ったのは、新宿から猿倉まで高速バス。栂池自然園からロープウェーとゴンドラで栂池高原まで。そこから新宿まで高速バス。
JRのムーンライト信州(夜行各駅停車)+バスも考えたのですが、切符(全席指定のため、切符が要ります)を取ろうとしたら、既に満席でした。
コース状況/
危険箇所等
<大雪渓>
大雪渓はストック・軽アイゼン率ほぼ100%、ヘルメット率90%でした。滑落死亡事故があったそうで、アイゼンは必須です。また、落石が多いので、ヘルメットも必須です。私が見てる間にも落石がありました。コース途中に「落石があるので、ここから葱平まで休まないでください」というような注意書きもありました。
土日曇り・霧の予報の中、土曜日に登りましたが、人も多いし、ベンガラがずっと撒いてあって、迷うことは考えられませんでした。
<白馬岳ー清水尾根>
白馬岳頂上宿舎から清水尾根へ向かう途中に雪田があります。雪上ルート全部にベンガラが撒いてあるわけではなく(雪の状況が刻々と変わり、ルートもそれで変わるので、迂闊に全部に撒けないそうです)、ベンガラが撒いてあるのは旭岳から途中まででした。清水岳方面へ向かう時にガスっていると迷いやすいです。たまたま渡る時に一緒になったパーティーの方がベンガラを見つけてくださり、なんとか渡りましたが、途中で一緒になったパーティーはそこで1時間ロスしたとか。それと、私が辿ったルートでは、最初さほど傾斜がないように見えましたがが、旭岳方面へ進むに従い、傾斜が出てきて、アイゼン付けるべきだったと思いました。ガスがなく、アイゼンを着けていれば、全く問題のない箇所です。その先は、登山道が川になっていたり、斜面の中ほどに足跡だけがある道があったりしますが、危険というほどではないかと。
<白馬岳ー栂池>
まよいそうな箇所はありません。
乗鞍岳を過ぎると雪渓があります。
そこを過ぎると、大きな岩がゴロゴロしてるところを通ります。(海の岩場を想像してもらうといいかも)おっかなびっくり渡ってる人もいました。
天狗原の木道で、神社への分岐があります。一見、湿原へ突き出たテラスにベンチがおいてあるように見えますが、木道が出ていて、岩山へ続き、岩山をちょっと登ると神社があります。ここは通り抜けできません。元来た道を戻ります。
その他周辺情報 栂池高原にはゴンドラを降りて直ぐ温泉があります。ただし、露天風呂はなし。以前はあったのに、潰して展望台にしてしまったのだとか。貸しバスタオルがあるようです。一階がみやげ物屋で、そこでお金を払って2階に登るとお風呂です。
鎗温泉との分岐。ザイルやピッケルが要ると書いてあり、ここで警察と相談の上、大雪渓にルート変更。後でわかったのだが、この注意書きは少し前ので、岩場に雪はなかった。慣れた人なら行けたかも。ただ悪路だそう。私のような、来てからコース状況を聞く人なら警察も全力で止めるわ…
2017年07月29日 05:52撮影 by  SH-M04, SHARP
7/29 5:52
鎗温泉との分岐。ザイルやピッケルが要ると書いてあり、ここで警察と相談の上、大雪渓にルート変更。後でわかったのだが、この注意書きは少し前ので、岩場に雪はなかった。慣れた人なら行けたかも。ただ悪路だそう。私のような、来てからコース状況を聞く人なら警察も全力で止めるわ…
大雪渓♪
2017年07月29日 07:35撮影 by  SH-M04, SHARP
7/29 7:35
大雪渓♪
穴が。
2017年07月29日 07:47撮影 by  SH-M04, SHARP
7/29 7:47
穴が。
2017年07月29日 08:28撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/29 8:28
上に行くとお花が増えていきます。
2017年07月29日 09:30撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/29 9:30
上に行くとお花が増えていきます。
2017年07月29日 11:24撮影 by  SH-M04, SHARP
7/29 11:24
なんとか無事到着して、テントを設営。着いた時既にクタクタなのに、テント泊は更に作業しないといけないんだよね。雨降りそうだから休んでる暇はなかった。でも人生初ソロテント、無事に張れたっぽくて満足。
2017年07月29日 12:15撮影 by  SH-M04, SHARP
3
7/29 12:15
なんとか無事到着して、テントを設営。着いた時既にクタクタなのに、テント泊は更に作業しないといけないんだよね。雨降りそうだから休んでる暇はなかった。でも人生初ソロテント、無事に張れたっぽくて満足。
翌朝、清水尾根へ。私はここで曲がりましたが、もう少し白馬岳よりから行く道もあります。どちらが良いか、登山相談所で相談するとよいかも。

昨年登った唐松岳はここからも行けるんだーと実感。いつかこのルートも通りたい。
2017年07月30日 05:23撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/30 5:23
翌朝、清水尾根へ。私はここで曲がりましたが、もう少し白馬岳よりから行く道もあります。どちらが良いか、登山相談所で相談するとよいかも。

昨年登った唐松岳はここからも行けるんだーと実感。いつかこのルートも通りたい。
旭岳直下。こんな山標初めて見た。なお、旭岳の山頂へは登れません。
2017年07月30日 06:18撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 6:18
旭岳直下。こんな山標初めて見た。なお、旭岳の山頂へは登れません。
2017年07月30日 06:31撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 6:31
ハクサンイチゲかな。
2017年07月30日 06:59撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 6:59
ハクサンイチゲかな。
登山道脇に花がいっぱい咲いています。
2017年07月30日 07:04撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 7:04
登山道脇に花がいっぱい咲いています。
2017年07月30日 07:11撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 7:11
雲が晴れると感動する。
2017年07月30日 07:19撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 7:19
雲が晴れると感動する。
2017年07月30日 07:25撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 7:25
2017年07月30日 07:25撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 7:25
ここも山頂は踏めず。下から見上げるだけ。
2017年07月30日 07:47撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 7:47
ここも山頂は踏めず。下から見上げるだけ。
2017年07月30日 07:57撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 7:57
2017年07月30日 07:58撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 7:58
2017年07月30日 08:07撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/30 8:07
池塘。こじんまりしてて、澄んだ水と周りの草がいい感じでした。その向こうはまた雪渓。
2017年07月30日 08:09撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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7/30 8:09
池塘。こじんまりしてて、澄んだ水と周りの草がいい感じでした。その向こうはまた雪渓。
川だけど登山道(笑)
2017年07月30日 08:14撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/30 8:14
川だけど登山道(笑)
清水岳直下です。このあと、踏み跡を辿って頂上を踏みに。頂上はただ石が並べてあるだけでした。
2017年07月30日 08:17撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/30 8:17
清水岳直下です。このあと、踏み跡を辿って頂上を踏みに。頂上はただ石が並べてあるだけでした。
2017年07月30日 08:38撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 8:38
ニッコウキスゲ。好きなのでテンション上がります。
2017年07月30日 09:00撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 9:00
ニッコウキスゲ。好きなのでテンション上がります。
2017年07月30日 10:30撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 10:30
地味で小さいけれどこれも花。ちょっと不思議な形です。
2017年07月30日 10:31撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
7/30 10:31
地味で小さいけれどこれも花。ちょっと不思議な形です。
イブキトラノオかな?これもたくさん咲いていました。
2017年07月30日 10:32撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 10:32
イブキトラノオかな?これもたくさん咲いていました。
2017年07月30日 10:34撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 10:34
これからいっぱい咲くようで、ツボミはたくさんありました。キレイに咲いていたのはこれだけ。
2017年07月30日 10:48撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 10:48
これからいっぱい咲くようで、ツボミはたくさんありました。キレイに咲いていたのはこれだけ。
氷の下を雪解け水が流れていくのが見えます。その水の中で何かが芽を出しています。何になるのかなあ。
2017年07月30日 11:11撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 11:11
氷の下を雪解け水が流れていくのが見えます。その水の中で何かが芽を出しています。何になるのかなあ。
2017年07月30日 11:16撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 11:16
2017年07月30日 11:18撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 11:18
コバイケイソウ?これに花が咲いたら見事だろうな。あたり一面コバイケイソウになるはず。
2017年07月30日 11:18撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 11:18
コバイケイソウ?これに花が咲いたら見事だろうな。あたり一面コバイケイソウになるはず。
一箇所だけに咲いてました。何だろう。
2017年07月30日 11:25撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 11:25
一箇所だけに咲いてました。何だろう。
コマクサは可憐という言葉がふさわしい。
2017年07月30日 11:27撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
7/30 11:27
コマクサは可憐という言葉がふさわしい。
わかるかなあ。コマクサが点々と咲いてます。
2017年07月30日 11:34撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
7/30 11:34
わかるかなあ。コマクサが点々と咲いてます。
石楠がまだ咲いてます。
2017年07月30日 11:38撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 11:38
石楠がまだ咲いてます。
ぐずぐずとお花の咲く登山道で休憩。帰るのもったいない。
2017年07月30日 12:45撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/30 12:45
ぐずぐずとお花の咲く登山道で休憩。帰るのもったいない。
霧のかかったお花畑の中を進みます。この先に三途の川がありそうですが、このすぐ後、ちゃんと白馬三山の縦走路に合流しました。
2017年07月30日 13:45撮影 by  SH-M04, SHARP
7/30 13:45
霧のかかったお花畑の中を進みます。この先に三途の川がありそうですが、このすぐ後、ちゃんと白馬三山の縦走路に合流しました。
雨と霧を堪能した三日め、白馬岳を過ぎ、ずっと行ってから、ガスが取れて来ました。白馬大池が見えたので夢中で写真撮りました。
2017年07月31日 08:23撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/31 8:23
雨と霧を堪能した三日め、白馬岳を過ぎ、ずっと行ってから、ガスが取れて来ました。白馬大池が見えたので夢中で写真撮りました。
実は、自分の周りをガスが流れて行くのは、結構好きです。
2017年07月31日 08:50撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
7/31 8:50
実は、自分の周りをガスが流れて行くのは、結構好きです。
チングルマと白馬大池。
2017年07月31日 09:41撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
7/31 9:41
チングルマと白馬大池。
雷鳥。色がぁと調節してる間に、逃げられてしまいました。
2017年07月31日 10:32撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/31 10:32
雷鳥。色がぁと調節してる間に、逃げられてしまいました。
乗鞍岳。露出がヘンなのはご愛嬌。
2017年07月31日 10:39撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/31 10:39
乗鞍岳。露出がヘンなのはご愛嬌。
乗鞍岳の先にも雪渓。
2017年07月31日 10:53撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/31 10:53
乗鞍岳の先にも雪渓。
天狗原から。ここらへんは池塘が美しいです。ワタスゲのような白い穂が少し見えます。
2017年07月31日 11:52撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/31 11:52
天狗原から。ここらへんは池塘が美しいです。ワタスゲのような白い穂が少し見えます。
湧き水。冷たくておいしい。登山道に分岐があって、そのほんの数メートル先です。
2017年07月31日 12:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/31 12:19
湧き水。冷たくておいしい。登山道に分岐があって、そのほんの数メートル先です。
齧ってしまったけれど。野菜お焼きとビール。おいしかった。ゴンドラを降りてちょっと下った、温泉の手前のお店にて。
2017年07月31日 15:48撮影 by  SH-M04, SHARP
7/31 15:48
齧ってしまったけれど。野菜お焼きとビール。おいしかった。ゴンドラを降りてちょっと下った、温泉の手前のお店にて。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター ザック ザックカバー ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯(地図ソフト入りスマホ) 時計(高度計) サングラス タオル ツェルト ストック カメラ テント テントマット シェラフ シュラフカバー マット モバイルバッテリー 歯ブラシ 温泉セット プラティパス 軽アイゼン(6本爪)
備考 最初は大雪渓を通る予定ではなかったので、ヘルメットを持っていきませんでした。しかし、大雪渓を通るなら、ヘルメットは持って行くべきです。落石が多いです。目の前で落石があったときは、さーっと血の気が引きました(笑) 落石が多いので葱平まで休憩しないようにという注意書きもあります。

感想

一日め。
ルートは大雪渓を通るルートを選択。予定では鎗温泉で一泊だった。鑓温泉の分岐のところに要ザイルとあったのと、警察の勧めで変更した。が、後から聞いたところだと、その情報は少し古く、慣れていれば軽アイゼンでも行けたかも。私はてっきり岩場に雪と思っていて、それもあって諦めたのだが、そうではなかったらしい。悪路ではあるらしいのだが。くやしい。
とはいえ、警察だって、力量のわからない女性相手なら、迂回を勧めるだろう。自分できちんと調べなかったのが悪いよね・・・。
でも、そんなわけでヘルメットなしで行った大雪渓では、そばで落石・・・。どうなんだろう(笑)

今回、初ソロテントだった。初めて、1人で何もかも背負って登った。
荷物が重い!ボッカトレはしてたんだけど、それでも重かった。珍しく踏ん張りがきかず、あと少しの所で長々と休む。
やっと山荘が見え、そこから更に歩いてテント場へ。
そして、疲れきった体で、たった一人でテント設営。
設営できた時はホッとした。
ニ連泊して、雨にも風にもあったけれど、幸いテントが水浸しになることもなく、時には風にぎゅうぎゅう押されながらも(笑)、中でゆっくり休めた。

テント泊なので、バーナーを持って行った。ところが、電子着火装置で火がつかない。幸い山小屋の売店にライターが売っていたが、でなければ、冷たいご飯になるところだった。
夜になってヘツ電をつけようとしたら、点かない。なんどスイッチを押しても反応なし。電池を取り替えると、点いた。先週はちゃんと点いたのに・・・。
予備電池だの、ライターだの、必要だと思ってなくても、必要なんだな・・・。

2日め。
本当は鑓温泉方向へ行ってみたかったのだが、登山相談所で反対され、変更。清水岳を越え、清水尾根まで行って戻ってきた。いいところだった。人がいなくて、ところどころ花畑があって。霧が少し晴れ、視界が開けた時もあった。雪解け水を見、雪渓を渡り、花を愛で、楽しいハイキングだった。
旭岳から清水岳へ行く途中で一つパーティーを追い抜き、清水岳で一緒になり、一緒に清水岳の頂上を踏んできた。この後、折り返して戻ってくる時にも会った。名前を聞かれたので名乗った。私もちょっと彼らに親近感を覚えた。彼らは無事に祖母谷に着いただろうか。

疲労度を考えて清水尾根にしたのだが、結果的にそれでよかったと思う。アップダウンがないわけではないが、1日目にテント装備担いでクタクタになってる身に優しい道だった。
でも、帰ってご飯食べたら寝てしまった。やはり疲れたのだった。

でもさあ、ご飯食べて即昼寝って、天国!

三日め。
テントをたたみ、早めに出発。体力に自信がなければ、ゆっくり行くしかないから。
テントをたたむと、なんだか心細さと寂しさを覚えた。

白馬岳は霧の中。少しでも晴れないかなーと少し待つ。でも全然だめ。で、出発したとたん、「ブロッケン現象だー!」の声。丸い虹の中に誰かの影が映っている。こんなハッキリしたブロッケン現象は初めて。でも、写真撮ろうとしたら、消えてしまった。傍にいた見知らぬ人と「一瞬でしたねー」「一瞬でしたねー」と言葉を交わす。

重い重いテント装備を背負い、ゆっくりと下る。途中、行きに追い抜いたパーティーと一緒になる。アメをいただく。「途中でまた追い抜かされるよ(笑)」とおっしゃっていたが、その後、会うことはできず。ちょっと残念。

栂池に近づくに従い、人が増えてきた。
「凄い荷物ですね」と声を掛けられることも。
栂池の山荘前では「子供1人背負ってるのと同じよねー」「ちょっと荷物持たせて」「重い!」なんてやり取りも。「子供だったら、帰ってご飯食べさせて、お風呂入れて、寝かしつけなきゃいけないんだから、この方が楽」といったら、おばさんたち大うけ。

その大きな荷物、ほんとに重かったのだが、ロープウェーに乗る際に量ってもらうと、なんと10キロちょいしかない。もっとあると思っていたのに。ってか、こないだ12キロ背負ってボッカトレしたばかりなのに。やはり標高差がもっとあるからか。
もっとびっくりしたのは、温泉で体重を量ったら、3キロ以上減っていたこと。そんなにハードだったとは。これ以上にハードな山行を予定してたんだけど、出来るんだろうか。心配だなあ。

3日間を振り返ると、大変なこともあったけれど、でも、楽しかった。
テントも楽しかった。ほんとーに重かったのだが、でも、またテントを担いで、どこかでテント泊しようと思う。

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コメント

初めまして。情報ありがとうございます☺️ 来年チャレンジしようと思っています。参考にさせて頂きます❣️
2017/8/5 0:44
Re: 無題
ありがとうございます。参考になるといいのですが。
アイゼンは、白馬岳へ行く前に、転んでも大丈夫な所で練習した方が良いですよ。一番最初に履いた時、数十メートルの距離で何度転んだことか(笑)足の間を拳ひとつ開けてフラットフッティングが基本です。
私のように慌てないためにも、雪などのルート状態の確認も。
白馬岳は本当に良い所です。是非、来年、たくさん楽しんで来てください☺お気をつけて❗
2017/8/5 12:41
Re[2]: 無題
はい、ありがとうございます☺ 練習して行きます。
2017/8/5 12:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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