槍ヶ岳 〜豚もおだてりゃ槍に登る!?〜


- GPS
- 19:57
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 1,919m
- 下り
- 1,923m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 10:22
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:34
天候 | 9日:小雨 のち 晴れ 10日:朝は快晴 午前中から曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
前日23時着で30台程の入り 利用料金:一日600円 沢渡〜上高地までシャトルバス利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ 全体的によく整備されていて、安心して登れる。 上高地から槍ヶ岳山荘までは超距離・標高差大の体力勝負。 槍の穂先が最大の危険個所。転倒や上部からの落石に注意が必要。 河童橋〜横尾:車道規格の歩きやすい砂利道が続く 横尾〜槍沢ロッジ:ここからは登山者の領域 槍沢ロッジまでは比較的平坦区間 槍沢ロッジ〜槍沢大曲:徐々に勾配が付いてくる 槍沢大曲〜グリーンバンド:急登になってくる グリーンバンド〜槍ヶ岳山荘:岩がちの急登を登っていく 槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳:本コース一番の核心部。ハシゴ・クサリの連続。3点支持・ルートの踏み外しに注意して進む。 ≪トイレ≫ ・各山小屋、ババ平キャンプ場に有り。 |
その他周辺情報 | ≪危険動物情報≫ ヘビ:以前に上高地で遭遇 ヤマビル:遭遇せず クマ:上高地周辺で目撃情報がある |
写真
感想
2016年8月10日。
私は憧れの人(山)だった奥穂高の頂に立った。
登山を始めて以来、その頂に立つまで3年を要したのは、穂高岳山荘横の岸壁登りが自分には無理だと思い込んでいたからだった。
しかし、いざ挑戦してみるとさほどの恐怖感を感じずに登れてしまった。
これなら、もしかして槍ヶ岳にも登れる??
槍の頂に立つことが次の目標になってちょうど1年目、夏山遠征で槍ヶ岳に挑戦してきました。
初の槍ヶ岳なので最もメジャーなルートである上高地から槍沢を辿るコースで。
予定では2泊3日。
でも今の体力なら一日で上高地から槍ヶ岳まで行けるかな??
行けるところまで行ってみよう!ということで台風の置き土産の雨の中、上高地バスターミナルから旅立ちました。
≪以下 簡易版感想≫
・槍沢コースは健脚なら一日で槍ヶ岳まで行けるものの、上高地からババ平まで15卻發い董△修海ら標高差1100mの登り。かなりの体力勝負です。今一番ハードな山旅でした。
・3か所ほど雪渓歩きがありますが、アイゼンは不要なレベルですが、ババ平上の雪渓は夏道への復帰ポイントを間違えてそのまま下り続けるとクレバスに転落する危険あり。
・グリーンバンド上部まで登って、目指す槍ヶ岳とやっとのことでご対面できます。山頂がなかなか見えてこないのも槍沢コースの厳しいところです。
・雑誌等で取り上げられる写真を見ると、槍の穂先は高度感万点の危険地帯に思えます。確かに危険な区間ですが、クサリ・ハシゴが整備されていること、コースがわかりやすいこと、道の片側がすっぱり切れ落ちているという箇所は無いので、アスレチック感覚で楽しく登れました。もっとも3点確保・急斜面では後ろ向きに降りる、落石に注意し浮石を踏んだり掴んだりして自分が落石を起こすことがないように気を付ける必要はあります。
・9日午後から10日朝までは槍の穂先は快晴の下にあり、山頂から大パノラマを楽しめました。天候不順な今夏においてとても恵まれた2日間でした。
・槍ヶ岳山頂の星空撮影をもくろんでいましたが、満月が素晴らしい明るさで星空は今一つでした。それでも山頂から見る日の入り・日の出の美しさは格別です。まさに稜線の山小屋のみに許される特権ですね。
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