西黒尾根で行こう！辛くて楽しい谷川岳

2017年08月13日(日) [日帰り]

• GPS: 08:14
• 距離: 8.0km
• 登り: 1,310m
• 下り: 763m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 1:07
• 合計: 8:15

6:31 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
6:38 6:38 西黒尾根登山口
9:14 9:16 ラクダの背(ラクダのコブ)
9:20 9:21 ラクダのコル
11:03 11:04 ザンゲ岩
11:29 11:51 谷川岳・肩の小屋
12:12 12:17 谷川岳（トマノ耳）
12:25 12:55 谷川岳・肩の小屋
13:06 13:06 天神ザンゲ岩
13:27 13:28 天狗の留まり場
13:58 14:01 熊穴沢避難小屋
14:26 14:26 天神平・天神峠分岐点
14:35 14:36 天神尾根・田尻尾根分岐点
14:44 14:45 天神平
14:46 ゴール地点

天候

西黒尾根…晴れのちくもり時々雨
山頂＆天神尾根…ほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水上ICより
谷川岳ロープウェイ有料駐車場（500円/1日）

コース状況／危険箇所等

◆西黒尾根…樹林帯50％、露岩（鎖場あり）50%
・蛇紋岩の大岩が濡れていると非常に滑ります。雨天時の下山は要注意！
◆天神尾根…道程は西黒より楽ですが、岩が多く歩きにくい。
◆肩の小屋…飲料、菓子等の販売あり。

写真

8/12 17:24

前日
今回は「土合山の家」にお世話になります。
行きも関越道の渋滞はなかなかでした（汗

8/12 15:56

工事の足場をジャングルジムにして遊ぶ子供ら。
故郷に帰省しているそうです。
自然いっぱいの田舎があっていいね(^^)

8/12 18:00

土合山の家といえば、カニ！
…でもなぜにカニ？

8/13 6:21

そして当日。
予報通り、青空が見えています👍

8/13 6:38

いざ、西黒尾根へ！
谷川岳まっててね〜

8/13 6:38

序盤からひたすら登りです。
汗がにじむ…

8/13 6:46

1番手はヤマジノホトトギスでした。
夏真っ盛り！

8/13 6:48

樹林帯の木々が美しい。

8/13 6:56

すぐに鉄塔が現る。
晴れてほしいが、あまり晴れ過ぎると暑いよね…

8/13 7:11

久しぶりの西黒尾根。
cliさん、大丈夫でしょうか。
「暑い〜汗ダクだよ〜」

8/13 7:12

立派な木々が多い。

8/13 7:16

「直角！」

8/13 7:25

2度目の西黒尾根。
どこまで樹林帯が続くのか、さっぱり記憶なし。

8/13 7:37

ちょっとした展望。
こんな青空が気持ちいい。

8/13 7:39

お〜
タマゴタケ。

8/13 8:06

トンボがブンブ〜ン。
おかげでブヨはいなさそうです。

8/13 8:08

登りはまだまだ続く〜

8/13 8:12

ファイトだ〜

8/13 8:20

タケシマランの実。

8/13 8:25

あ、これは。。。

8/13 8:24

コイチヨウランでしょ？
なんて小さいのかしら。

8/13 8:28

可愛らしいね。
(*^_^*)

8/13 8:28

小さすぎて撮影の難しいお花です。。。
会えてよかった♡

8/13 8:33

露岩に出ました。
ここで小休止をして🍙を1つ。

8/13 8:41

天神平が見えます。

8/13 8:45

では、再スタート。
この後、鎖場が続々と出てきます。

8/13 8:48

ツルリンドウ。
「つるりん、つるりん♪」

8/13 8:48

ホツツジも咲いてる。

8/13 8:51

鎖場を登る。
岩の足場が少なくて、ちょっと難儀。

8/13 8:53

登り切った！

8/13 8:54

ハクサンボウフウ…かな？
あちこちに。

8/13 8:54

ミヤマシャジン。
たくさん咲いてます！

8/13 8:55

山頂方面。
雲がかかっとりマス。

8/13 9:01

ミヤマコゴメグサ。
おもしろかわいいお花。

8/13 9:00

cli「タカネアオヤギソウみっけ！」

8/13 9:01

こんなお花です。

8/13 9:02

鎖を登ったり、ガレ場を行ったり。
フラットな場所はほぼ無いです。

8/13 9:05

鎖場、まだまだ行くよ〜
手袋はあったほうがよいです。

8/13 9:08

cliさんの好きな鎖場です。
楽しんでるかしら？
cli「久しぶり過ぎて感覚がつかめない…」

8/13 9:11

オキの耳と沢の雪渓。
谷川岳らしい景色。

8/13 9:15

ラクダの背に到着。
ここで厳剛新道と合わせます。

8/13 9:16

さあ、ここからが頑張りどころ。

8/13 9:18

ベニバナシモツケソウが賑やかに。

8/13 9:20

シモツケソウ。

8/13 9:23

ワレモコウ。

8/13 9:25

ミヤマシャジンがたくさん。
花に癒されながら。

8/13 9:26

左手は天神尾根。

8/13 9:26

ツリガネニンジン。

8/13 9:27

コカラマツ。

8/13 9:29

イブキジャコウソウもまだ健在。
とりあえず匂いを嗅ぐ。

8/13 9:31

鮮やかでいいですね〜

8/13 9:32

赤と青のコントラストがいい。

8/13 9:33

一輪。

8/13 9:34

ホソバヒナウスユキソウ！
終わりかけでも見られて嬉しい。

8/13 10:06

イワインチン。
clioneがこっそり撮っていた…

8/13 10:07

まだまだ続く、岩場の尾根。

8/13 10:08

登山者1人。

8/13 10:18

ここでバナナチャージ。
cliさんがペースダウンしたので、休みながらのんびり歩きにします。

8/13 10:19

手が届きそうで届かない山頂。

8/13 10:22

ヒヨドリバナ。

8/13 10:24

振り返って向かいの山は、朝日岳。
あっちも登ってみたい。

8/13 10:34

大きな花はオニシオガマ。

8/13 10:45

ハクサンフウロのお花畑も点在。

8/13 10:39

巨大な岩の斜面。
ma「ここは憶えてるよ」
本日は遊ぶ余裕ナシ。

8/13 10:44

普通にゴマナ？

8/13 10:48

お花がくるりんのミヤマホツツジ。

8/13 10:50

ザンゲ岩までもう少し。

8/13 10:51

鮮やかなお花畑。
遠くにニッコウキスゲも見えたり。

8/13 10:53

撮りようによってはなかなかの高度感。

8/13 10:57

ザンゲ岩を通過します〜
cli「調子がイマイチですいません…ザンゲ」

8/13 10:59

フウロがたくさんでいいね♪

8/13 11:00

エゾシオガマ。

8/13 11:03

岩場にはホソバヒナウスユキソウ。
すでにドライフラワーに。

8/13 11:03

頑張れcliさん、青空が待ってる。

8/13 11:04

タカネコンギクかしら？

8/13 11:07

ヤマハハコ。
純白。美しい見頃です。

8/13 11:07

谷川岳主脈が見えてきた〜

8/13 11:10

ベニヒカゲちゃん。

8/13 11:11

アカモノはすでに実。

8/13 11:15

やっと元気を取り戻してきたようで。
「がんばるよ〜」

8/13 11:17

ケルンが見えてきた！

8/13 11:20

この眺めがなんとも美しい。
青空が見えてる〜♪

8/13 11:21

双耳峰も見えてる。

8/13 11:22

ゴールは間近。

8/13 11:22

なんと！
ここでイワイチョウが現る。

8/13 11:25

清水がじわっとにじみ出る場所に。
cli「ここで見れるとは思わなかったよ」

8/13 11:23

コオニユリが1輪。

8/13 11:27

タテヤマリンドウ。

8/13 11:27

ヨツバシオガマ（クチバシシオガマ）
くちばしみたいに下に曲がってますね。

8/13 11:29

着いた〜

8/13 11:35

山頂は後にして休憩がてら、ランチにしよう。
今日は菓子パンです。

8/13 11:48

眺めていると、ついカメラを構えてしまう。

8/13 11:51

太陽がまぶしい。

8/13 11:59

背後には主脈の万太郎山。

8/13 11:54

青空をありがとう。
頑張った甲斐があった(^^

8/13 11:58

万太郎山とその先。
憧れの稜線。

8/13 12:11

いい場所に建っている肩の小屋。
これが谷川岳の眺めだ！

8/13 12:13

トマノ耳まで来てみました。
オキノ耳は眺めるだけにします。

8/13 12:13

何度見ても飽きない眺め。

8/13 12:15

「いいねぇ…」

8/13 12:15

雑踏に紛れて、ちゃんと記念撮影(^^♪

8/13 12:19

西黒尾根を見下ろす。
感慨深い。
cli「がんばったよ…（泣）」

8/13 12:20

肩の小屋〜山頂間は多くの人出賑わう。
子供も多いです。

8/13 12:38

シオガマとトンボくん。

8/13 12:40

ホソバノキソチドリ。

8/13 12:41

山頂直下にもフウロ。

8/13 12:42

キンコウカ。

8/13 12:59

1時間半、のんびりしました。
帰りは天神尾根へ。

8/13 13:08

こちらは人通りが多いルートです。

8/13 13:11

振り返って見上げる。
ばいなら〜

8/13 13:28

楽しませてくれた西黒尾根。
「甘くはないよ〜」

8/13 13:36

直射日光が強烈〜
cliさんはほっかぶりしてます。

8/13 14:01

熊穴沢避難小屋を通過しようとしたら…
救助ヘリがやってきて、足止めに。

8/13 14:02

「風圧が来るのでしゃがんで下さい」とのこと。
写真は救助隊員が下りるところです。
現場の状況は分かりませんでした。

8/13 14:30

谷川岳を見てぽつりとつぶやく…
cli「痩せないと…」

8/13 14:31

シメはタマガワホトトギス💛

8/13 14:32

こんな場所で会えるとは思ってなかった！

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL6 オリンパス

OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough オリンパス

AQUOS EVER SH-02J docomo シャープ

感想

masataro

2011年以来の西黒尾根からの谷川岳。
きっかけは、土合山の家にもう一度泊まってみたかったから。
懐かしい記憶と共に訪問した宿。
以前とほとんど変わらない雰囲気、夕食のカニも以前のまま。
気持ちもお腹も（笑）満足になれる時間を過ごすことができました (^^

さて、西黒尾根。
初めは「土樽駅への縦走」案もありましたが、体力面、電車の時間、夏の気温…
諸々の理由から、下山は天神平へ向かうことで決着。
のんびり行こう、西黒尾根 デス。

天気は上々、勇んでのスタート。
樹林帯の急斜面をひたすら上へ。
自然林の立派な木々たちに見とれてしまうこの素敵な道…
何て言っていられるのも最初のうち。
なかなか終わりが見えません。
過去の記憶をたどるも…こんなに長かったっけ（笑

ようやく、開けた露岩へ出ると、いよいよ鎖場が登場。
ぜんぜん憶えていないんですけど…
鎖を握って、足を掛けて。
一つ一つ、慎重に乗り越えていく。

下では晴れていた空。
徐々に上空を雲が支配してゆく。
そして、パラパラと降り出す雨。
同時にやってきた、clioneさんのピンチ。
天候がそうさせたのか、一気にペースダウンと相成りました。
一時は撤退も？という状況までに。
下山は天神平だから時間はたっぷりある、休みながらゆっくり行こう。
雨で滑る蛇紋岩に気力をそがれたclioneさんでしたが、天は私たちを見放さなかった。
次第に雨は上がり、休憩とバナナで元気を取り戻したclioneさん。
一歩ずつ前へ。
一歩ずつ頂へ。
山頂間近、前方にはついに青空が。
苦難を乗り越えた分、それはとても嬉しい青空でした。

おまけ
下山は天神尾根です。
子供たちが多くて騒がしいし、ずっとピーカンでした。
これは絶対日焼けしてしまう（汗
暑さに、ひぃひぃ言いながら下山しました。
ヘリまで飛んできました。
色々な意味で、記憶に残る谷川岳でした。

コメント

moomin2013

頑張りましたね。
masaさん、cliさん、こんにちはーっ
谷川岳は山登りはじめてすぐに登りましたが(ロープウェイで。笑)
万太郎山方面の稜線が本当に素晴らしく、私もmasaさん同様
憧れの稜線、いつかは歩いてみたい。
急登の西黒尾根、登ったことないですがきつそうですよね。
休憩とバナナで復活〜登頂、達成感も一入だったと思います。
cliさん頑張りましたね。
直角もばっちり直角になってましたよ。笑
写真の青空も眩しい限りで、私のレコにもこの青が欲しい。笑
お疲れ様でしたっ！

clione

Re: 頑張りましたね。
moomin2013さん！はい！がんばりました！
いや〜まいった まいった
最近怠けてせいと体重増が原因かと…

青空を狙って日にちズラしてGETしました
おかげで日焼けして鼻のあたま皮剥けてます
雨続きの昨今、みっともないっすぅ〜

白毛門からの朝日岳ピストンのmoomin2013たちなら、
西黒楽勝ですよ
眺めいいし、登ってみてください

masataro

Re: 頑張りましたね。
moominさん、お返事遅れましてです。

谷川岳馬蹄形と谷川岳主脈縦走は憧れですよね！
と言いながら、実現する日は来るのか？
いつか実現する日を夢見て、精進を重ねる日々です

西黒尾根…誰が言ったか、三大急登。
その言葉に魅かれて始めて登ったのが2011年でした。
久しぶりに登りましたが、やっぱり楽しいです
今回のcliさんは多少苦戦しましたが、ゆっくり登ればそれほど大変じゃないですよ。

山頂の青空は、cliさんが頑張ったご褒美ということで

drunk

西黒尾根
clioneさん、こんばんは。
西黒尾根は未踏の地です、うらやましい……。(-｡-)ボソッ
9月は他人の山行計画で、予定が一杯ですが、何とか行ってみたいものです。

clione

Re: 西黒尾根
おやっ！？drunkさん 意外です。
とっくに踏破していると思いましたよ
西黒尾根はアクセスもいいのでぜひどうぞ。

羨まし過ぎる山行続きですね
次はどちらへ〜