常念岳〜蝶が岳

2017年08月11日(金) ~ 2017年08月13日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,976m
• 下り: 2,020m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:15

5:30 一ノ沢登山口
5:50 山ノ神
6:55 7:05 王滝ベンチ
9:00 9:15 胸突八丁
10:45 常念乗越

2日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:15
• 合計: 8:15

5:00 常念乗越
6:40 7:00 常念岳
9:45 10:00 2592ピーク
11:30 蝶槍
12:00 12:15 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
12:45 13:10 蝶ヶ岳ヒュッテ
13:15 蝶が岳

3日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:15

7:10 蝶が岳ヒュッテ
9:15 9:20 まめうち平
10:25 三俣登山口

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日アルペン号で、竹橋〜一の沢登山口。マイカーは、手前の駐車場まで入れないが、バスは登山口まで行ってくれるので便利。

写真

8/11 5:30

これから長い道のりが始まります。

8/11 5:33

天気予報があまり良くないので、束の間の晴れ間かもしれません。貴重な青空をパシャリ。

8/11 5:52

20分ほどで山の神に到着。山行の無事をお祈りします。

8/11 6:07

水がきれい！

8/11 6:28

花びらに見えるのはガクなのかしら。

8/11 6:50

葉の緑と青空がきれいで。

8/11 6:55

なだらかな沢沿いの登山道を進み、第1チェックポイントの王滝へ。

8/11 7:33

沢を離れ、山中に入っていきます。あの丸太はどうやって登るの？と思ったけど、近くで見たら階段でした。

8/11 8:07

ゴゼンタチバナ

8/11 8:24

シオガマの種類？

8/11 8:29

ブルーベリーみたいな実。食べられるのかしら。

8/11 8:52

お花畑で心が躍る。

8/11 9:18

胸突き八丁の手前で事件が！　下ってくるご夫婦の奥さんの方が、腕をひねったということで、辛そうにしてました。本当は日帰りで頂上往復するつもりだったとか。
我ら同行メンバーに看護師さんがいるのだが、三角巾を取り出し、てきぱきと応急処置。その手つきの素早さに、感心する。心強いメンバーである。

8/11 9:26

さて、胸突き八丁からの道。事前に写真を見たときは崖すれすれで、歩けるかなと心配だったが、近くに行ってみたら、何のその。思ったより幅があるので、慎重に歩けば、恐れるほどのものではありませんでした。

8/11 9:41

ここまで、なだらかな道を登って来たので、しっかりと体が慣れたのか、胸突き八丁の急斜面でもそれほど苦しくない。

8/11 9:50

胸突き八丁が終わってちょっとだけ山中に入り、再び沢に出ます。先ほどのご夫婦は、ちょっとだけ山中に入らず、前の人につられて沢を登ってしまい、足元が悪くて転んでけがをしたらしい。
私たちが通った時も登山道をワープして沢登りしてる人がいた。慣れている人は良いが、つられて初心者が行ってしまうその影響力を考えてほしいと思う。

8/11 10:10

視界が開けてきた！あれが常念岳かしらん。

8/11 10:30

もう一息！と、すれ違う人が教えてくれる。

8/11 10:47

今日の目的地に到着！標高差1200mあるので心配だったが、先月登った燧ケ岳より楽だった。前半たらたらの登山道が良かったのかしらん。

8/11 10:52

信州大学医療チームによる診療所。
こちら、全国からボランティアを募っているみたいですね。HPに興味深いことが書いてありました。http://square.umin.ac.jp/jonen/

8/11 10:52

11時前なのに、到着。夜まで何をしましょうか。

8/11 10:53

山の日の連休だもん。そういうことになりますね・・・。
部屋はぎゅうぎゅう詰めだったのですが、関西人が多数をしめ、会話は盛り上がり楽しかったです。

8/11 11:47

汗をかいたので、しょっぱいものが食べたくなります。
常念そば。

8/11 12:17

肝心なところだけ、雲におおわれてる。

8/11 16:23

去年登った燕岳が北アルプスの女王なら、常念岳はお父さんかしら。

8/11 16:32

もやもや系の花って地味だけど好きです。

8/11 16:32

横道岳方面に登ったところから常念小屋を見下ろした図。

8/11 16:34

コマクサがひっそり

8/11 16:55

夕食は、山小屋あるあるのハンバーグでしたが、野菜がいっぱいで嬉しい！オレンジとレモンが添えられているのは、ビタミン補給のためかしら。

8/11 18:31

夕食後、「槍が見えるよ」との情報を頂き、ダッシュで外に。
幻想的な姿が一瞬だけ見えました。

8/12 4:25

朝食は4時半から先着順でしたが、同室の方から整理券を配っている！という情報をキャッチし、1ターン目で食べることが出来ました。

8/12 5:06

5時に常念岳登山開始。登りながらご来光を見ます。

8/12 5:13

登ってきました！

8/12 5:15

ハートの雪渓。

8/12 5:44

登ってきた人だけが見える景色。
（最近は雲海カフェなるものもありますが）

8/12 5:44

時々、雲が切れて、槍がひょっこり出てくる。

8/12 6:28

事前に目の前のピークは頂上じゃないよと、聞いていたので、がっかりせずに本物の頂上を目指すことが出来ました。岩ゴロゴロの道ですが、思ったほど手ごわくない。手ごわいのはアブさんです。前の週の大菩薩嶺もアブだらけだったし、アブは稜線が好きなんですかね。

8/12 6:47

頂上着きました！　祠の前は狭いので順番に写真を撮ります。皆さん親切で、我らの集合写真も快く撮ってもらいました。

8/12 6:52

目の前には穂高！

8/12 6:54

眼下には梓川。

8/12 6:57

槍さん！

8/12 6:59

分かりますか？右後ろに槍の影が映ってたんです。

8/12 7:06

岩ゴーロゴロです。

8/12 8:35

岩場は下りる方が苦手です。

8/12 8:35

この稜線。それから森林地帯を越えて、目指すは蝶槍！

8/12 8:35

燕岳じゃないけど、イルカ岩みたいに見える。

8/12 9:05

ここまで下りてきましたが、まあ、よくここまで下りて来たと我ながら感心。

8/12 9:24

鞍部まで下り、森林帯に入っていきます。少ししたら、登りに。

8/12 9:59

2592mピークで小休止。眼下を見ると巻き道があったんですね。
眺望はあまりないので、巻いても良かったかな。

8/12 10:16

ガスで煙ったなか、黄色いお花がきれい。

8/12 10:16

こちらは百花繚乱

8/12 10:17

コバケイソウ

8/12 10:18

ピンクのモヤモヤ草（勝手に命名）

8/12 10:20

クリーミーな白さ

8/12 10:27

鞍部に池があると思っていたのですが、森林地帯を抜けるちょっと前にありました。

8/12 10:27

ワイルドベリー

8/12 11:27

蝶槍に登ります。途中、雨が降ってき、レインコートを装着。
傾斜が結構きついです。小さいけど槍だからですね。
そして、本家の槍も見えてきました。

8/12 11:28

頂上が近くなると槍が顔を出すという奇跡。
この後、頂上に着いたのですが、まさかの（いつもの）充電切れ。

8/12 11:53

蝶槍すぎて間もなく、蝶が岳の昔の頂上があります。残された三角点。

8/12 12:05

横尾への分岐点。ここで休憩している方に、「雷鳥の親子がいるよー」と教えてもらい、上をみると！

8/12 12:06

風見鶏みたいに、じっと立ってました。念願の初雷鳥です。

8/12 12:12

しかし、雷鳥って動かないんですね。

8/12 12:12

雛鳥も木に隠れてました。

8/12 12:35

雷鳥も見たし、意気揚々！と言いたいところですが、縦走二日目は疲れます。最後のなんてことない坂も、ヒーヒー言いながらようやく蝶が岳ヒュッテに着きました。
安曇野の町が見える。

8/12 13:18

小屋に荷物だけ置き、頂上へ！サンダルで行けるくらい小屋の傍でした。そして、小屋に戻ったらランチタイムが終わってました。
カルボナーラ、食べたかった。

8/12 16:21

やる事ないので、瞑想の丘で、ずっと穂高方面を見てました。殆どガスを見てる感じでしたが。

8/12 17:23

夕食はこんな感じ！　どれも手作りっぽくて、美味しかったです。

8/12 17:39

藤井フミヤのサイン。

8/12 17:56

蝶が岳ヒュッテは、トイレが臭いのを覗けば、談話室は広いし、床もピカピカで居心地よい小屋でした。通された時はお布団2枚に3人だったのですが、結局、1人1枚へ。

8/13 5:04

あたーらしーい、あーさがきた(^^♪

8/13 5:07

穂高と槍がくっきりのモルゲンロート！これが見たかったの！

8/13 5:10

昨日より、朝焼けの色が濃い。

8/13 5:10

グーグル先生がパノラマ写真を作ってくれた。
焼岳、乗鞍、写ってないけど、御嶽山まで見えました。

8/13 5:11

昨日、通って来た道。こうやって見ると、蝶槍って小さい。

8/13 5:13

常念、大天井。来年はあっち側を攻めたいな。

8/13 5:16

分かりにくいが富士山

8/13 5:27

涸沢カールと本谷からの道。

8/13 5:29

浅間山。噴煙も見えました。

8/13 5:36

しずくがキラキラと。

8/13 5:48

日が昇ると青空に。

8/13 6:04

朝ごはんも美味しいーー。

8/13 7:09

三俣に下山します。予め、小屋でタクシーの予約をします。

8/13 7:28

最初は細い低木の中の道。

8/13 7:29

前常念？

8/13 8:04

この辺、岩がごろごろして歩きづらい。

8/13 8:43

思ったより、時間がかかってしまう。

8/13 9:01

ようやく歩きやすい道になってきました。階段が有難い。
ここから、ピッチをあげないと、タクシーを待たせてしまう。

8/13 9:17

ようやくここまで下りてきました。時間が決まっていると焦って良くないですね。

8/13 10:03

噂の、ゴジラみたいな木！

8/13 10:27

まめうち平からは、めっちゃ飛ばして、あっという間に下山してしまいました。駐車場まで、頑張りましょう。

8/13 10:27

無事に行程を終えることが出来て良かったです。

8/13 12:22

バス乗り場の、ほりでー湯さんで、山賊焼。
これは、はずせませんね。

撮影機器：

SH-03G SHARP

感想

coron935

2泊3日の縦走。私にとって、これまでで一番ハードな山行になるので、何か月も前から心配していましたが、無事に終えることが出来て、ほっとしました。
常念小屋でお会いした関西の方々のおかげで、賑やかで楽しい時間も過ごすことが出来ました。下山した後も、関西弁がうつってしまったよ。