記録ID: 122845
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ハイキング
奥多摩・高尾
中指山・大菩薩嶺・黒川鶏冠山
2011年07月17日(日) ~
2011年07月18日(月)
- GPS
- 31:27
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 1,938m
- 下り
- 1,959m
コースタイム
7/17
川久保BS 8:13->鹿除け柵横で取り付き8:19->林道横切る8:43->1034mピーク9:10->中指山(三角点)10:10->1327mピーク10:50->追分11:25,11:30->ノーメタワ12:20,13:10->フルコンバ14:15,14:20->荷渡し場14:45->大菩薩峠15:10 介山荘泊
7/18
大菩薩峠6:25->賽ノ河原6:35->雷岩7:00->大菩薩嶺7:05->丸川峠8:00,8:12->寺尾峠8:33->天庭峠8:45->六本木峠9:15,9:25->林道9:42>横手山峠9:53->黒川山(分岐)10:18->見晴台10:22,10:35->黒川山(分岐)10:39->鶏冠山(分岐)10:41->鶏冠山(奥宮)10:49->鶏冠山(分岐)10:57->立石沢11:31->寺屋敷尾根11:38->黒川金山跡(上)11:56->黒川金山跡(下)12:05,12:57->藤尾峠分岐13:29->黒川谷13:57,14:06->三条新橋14:23->ナメトロ15:05->余慶橋15:09->丹波15:40
川久保BS 8:13->鹿除け柵横で取り付き8:19->林道横切る8:43->1034mピーク9:10->中指山(三角点)10:10->1327mピーク10:50->追分11:25,11:30->ノーメタワ12:20,13:10->フルコンバ14:15,14:20->荷渡し場14:45->大菩薩峠15:10 介山荘泊
7/18
大菩薩峠6:25->賽ノ河原6:35->雷岩7:00->大菩薩嶺7:05->丸川峠8:00,8:12->寺尾峠8:33->天庭峠8:45->六本木峠9:15,9:25->林道9:42>横手山峠9:53->黒川山(分岐)10:18->見晴台10:22,10:35->黒川山(分岐)10:39->鶏冠山(分岐)10:41->鶏冠山(奥宮)10:49->鶏冠山(分岐)10:57->立石沢11:31->寺屋敷尾根11:38->黒川金山跡(上)11:56->黒川金山跡(下)12:05,12:57->藤尾峠分岐13:29->黒川谷13:57,14:06->三条新橋14:23->ナメトロ15:05->余慶橋15:09->丹波15:40
天候 | 7/17:低地では死ぬほど晴れ。 7/18:後半曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
丹波14:30発。丹波山温泉で満員。多分、鴨沢西から二台。 小菅のバス:ご存じない方もいらっしゃるようなので......。 小菅村では村営バスを運行しています。一回100円とお得。金風呂までが村内なので、原則金風呂まで行きます。西東京バスは金風呂<->奥多摩駅680円です。田元橋<->奥多摩駅880円、小菅<->奥多摩駅950円。例えば小菅の湯-歩き->田元橋->奥多摩駅だと880円で歩きあり。小菅の湯-村営バス->金風呂-西東京バス->奥多摩駅だと100円+680円=780円で、お安い上に歩き無しです。逆方向の接続はあまり良くないようですが、小菅の湯から帰るなら、西東京バスに上手く接続する村営バスを使うのがお得な上に便利です。村営バスは小菅の少し奥の橋立上から出ます。なので、大菩薩方面から降ってきた場合も170円お得で歩く距離が減ります(橋立上15:30発は小菅15:45発に金風呂で接続、17:10発は小菅17:30発に金風呂で接続など)。村営バスについては小菅村のHPからどうぞ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
川久保BS->追分 バスを降りて小菅側に少し進み、宮川の橋から右に上がる林道横の階段を上がって民家の裏側に行き、上の民家の前の鹿柵の端から尾根に取り付いて登ります。上の林道まではこの鹿柵に沿って行けば上がれます。尾根筋を忠実に行くので結構急登。ジグザグに登るかのような踏み跡もありましたが、微かなので尾根に沿って上がりました。 林道に上がると階段が見えるので、それを上がります。1034mピークまで、概ね尾根筋はしっかりしており、踏み跡も明瞭。特に迷うような所はなく、樹林の中を登る。1034mピークは北東側が刈り払われて展望があります。 この先、中指山の手前1150m付近の尾根が合流する所で広い二重山稜っぽくなります。どこでも登れるところの常で、やや踏み跡は不明瞭。登りは迷いませんが(登ってりゃ良い)、下りの場合、北側(降る場合は左側)の尾根に乗り換えないと、明後日の方向に降りていくことになります。最初はほぼ並行に二つの尾根が降っていくので、下りなら要注意だと感じました。1200m付近の村界尾根の合流は明瞭。角度を持って尾根が交わっているので、降りでも間違えて降りることはなかろうと思います。 中指尾根の三角点は山頂と言うよりは肩に近いところ。山頂標識は見あたりませんでしたが(事前情報では山名標識があるはずだったんですが....。見落としたか?)、回りの木々に五月蠅い程ピンクテープが巻いてあり、直ぐにここと知れます。実際の山頂は更に20m程上。雑木に囲まれ展望はありません。 その先、1350m位のピークはかなり直角に近く右(北)へ曲がります。左へ降りていく踏み跡もあり(アラゲンさんはここを登って来たのかな?と思いました。中指山で検索するとアラゲンさんの記録が見れます。しっかり参考にさせていただきました。感謝)、木で遮られて遠望もないので、ここは磁石を出して方向確認。マリコ川側に明瞭な尾根もないので、右へ。 1327mピークは地形図通り、お椀を伏せたような山頂。広場のようになっていて、どっちの方向に降るのも同じように見え、地形の特徴が掴めません。更に、この先は笹藪になっており、ルートは藪の中です。幸い笹の葉は茂っておらず、踏み跡を追えましたが、繁っていると方向が定め難く厄介かもしれません。 左手からモノレールが上がってくるのが見え、モノレール終点に来れば、追分は直ぐそこ。 追分->大菩薩峠 ここから先は、一般登山道で道は明瞭、要点のみ記します。 ・道脇に鳥の巣箱あり。追分は一桁の番号だったと思います。ノーメタワはNo.56.。フルコンバはNo.100。フルコンバから先は巣箱を掛けた年が違うようで、番号はリセットされます。残りの道程を知るのにどうぞ。 ・サカリ山脇の巻き道の途中、一箇所だけチョロチョロ湧き水あり。中指山の登りで頭のお皿が乾き気味だったので、生き返る思い。元々ノーメタワまではほとんど登り降りがなく、クールダウンしたかった所にまさに恵みの湧き水でした。いつも湧いているかは判りません。また飲めるかどうか知りません。私は飲みましたが今のところ生きてます。 ・追分/ノーメタワ/フルコンバ総てに小菅方面への道は崩落のため通行禁止の表示(同じ表示)があります。崩落箇所は白糸の滝より上のハズで、追分からの下りは関係なかろう???と思いましたが一応情報として。 介山荘 雷が怖かったので、15時で行動停止(大菩薩峠->雷岩は樹木も無く、その辺じゃ一番高い稜線なので雷はご勘弁です。結局晴れで行こうと思えば行けましたが....)の予定にしてました。介山荘は合計7名宿泊。なんと個室をあてがわれました。但し、隣との壁は取り外せる戸一枚(鍵で固定)。人生の悩みを語り合っていると、隣に筒抜けです。(->隣に泊まった若人二人組。大いに悩めよ〜〜〜〜。みーーーんなそーして大きくなった!) 標高1900mはだてではありません。夜の涼しいこと!甲府市街の明かり、東京多摩の明かりも見えます。富士山にたてに一筋光の線も。吉田口かな?夜中にご苦労様なことです。翌朝山頂のみ綺麗に雲がかかってましたが.....。 車で上れる山荘の強み。食事は豪勢(一般の山小屋と比べてですが...)。水はポンプアップで不自由はしません。小屋のトイレも綺麗です。一家でやっていらっしゃるようで、子供、親、お爺ちゃん、お婆ちゃん勢揃い。見ていて微笑ましいものがありました。シーズンは山に籠もられるようで、小屋の方はテレビも見れるそうです。お願いしておいたら翌日の朝に天気予報を教えていただけました。感謝。また、いつもの朝食は6:30開始が標準のようですが、6:00始まりだったので30分稼げました。これも感謝。6:25発。 大菩薩峠->丸川峠 見事に誰も居ません。この途中で会ったのは2名だったかな。大菩薩嶺がプライベートピーク!前回来たときは、人がうじゃうじゃ居て(私もその一人だったんですが....)ウザイ所、だから百名山わぁ.....という印象が強かったのですが、ほんと良い所なんですねぇ....さすが百名山(苦笑)。眺めはよいし、風が気持ち良いし。朝一のバスでは絶対に登って来れない時間に行かれることをお勧めします。印象がガラリと変わりました。丸川峠は泊まりの人5〜6名が出発の準備中だったよう。この時間から大菩薩では人がうじゃうじゃなのに.....。もったいない。 大菩薩嶺の北。丸川峠に向かうには尾根を外れて左に曲がるところ。尾根筋に真っ直ぐ踏み跡があります。地図には出ていない、大菩薩嶺北尾根のルートです。特に指導標は見あたらなかったので、丸川峠に降りる方はご注意を。登りの場合は間違えることはありません。(尾根筋に忠実に降って行くと、小室川と泉水谷の合流点に降ります。いずれ行きたいんですけれどね....。) 丸川峠->横手山峠 六本木峠までは多摩川分水嶺の一部。久々に距離が伸びました。尾根上のピークは巻いていくところが多く、その点はちょっと。綺麗に分水嶺を辿りたかった所です。が、地形図と照らし合わせれば、いまどのピークを巻いているのか明瞭に判りますので、現在地把握も容易です。六本木峠手前はボウっと広い所を行くので、やや判りにくいかな?指導標に出てくる新横手山峠というのは、途中で横切る林道が尾根を越えるところだろうと理解しました(行ってないのでわかりませんが....)。全般的に、ここは関東ふれあいの道?奥高尾縦走路?てな感じで、初心の方でも、困難無く歩けると思います。(途中で2名とすれ違ったのみ。静かな道です。) 横手山峠->立岩沢 横手山峠から黒川山(三角点)まではそこそこ登り。三角点のある小高い丘の横に指導標あり。ここから見晴台まで片道4分でした。見晴台は小さな岩峰。困難無く登れ絶景ですので、是非行かれる事をお勧めします。この指導標から鶏冠神社奥宮への分岐まで2分。分岐から奥宮までは約8分で行きました。奥宮への道は岩場で足元悪いです。分岐にザックをデポして空身で行かれた方が軽快で良いと思います。また、奥宮の直ぐ脇は絶壁(50m位?)で、落ちたら相当痛いです。雨風の強いときには断念した方が無難です。なお、絶壁の直ぐ脇にしては、立ち枯れ木が有ったりして、遠望は効くけれどやや邪魔な景観です。黒川山、鶏冠山周辺をウロウロするだけで、30分以上、多分45分位かかります。 奥宮分岐から立岩沢(黒川金山跡)方面は、指導標に「急な下り坂あり」と表示されていますが、つづら折りで傾斜は軽減されており、それ程でもありません。なお、鶏冠神社横の絶壁を眺めようと思っても、この季節、葉の隙間から木立の向こうにちらりと。秋以降、葉が落ちたときでなければ好展望とは行かないと思います。期待してたんですけれど....。 立岩沢->三条新橋 山腹の道を巻き気味にほとんど上り下り無く行き、寺屋敷尾根の表示を越えたところからバンバン(200m強)降り。黒川金山跡上は指導標有り。金山跡巡回路のトラロープは切れて落ちてました。行きませんでしたけれどね。更に降って黒川金山跡の指導標の所で水流があります。ここは石垣を組んで整地した痕跡あり。人が住むのに水は必須ですから、かつてはこの辺に作業小屋などが有ったのでしょう。この先、道の脇に崩れた岩穴のようなモノが三箇所ほどあり。ひょっとして崩れた坑道?自然に出来たもの?シカとは判りませんでしたが、どうも坑道だったような気がします。 一旦沢から離れ、中腹を巻き気味に降る。途中で倒れた指導標のある分岐あり。ここは右に降る。左に行くと尾根を越す藤尾峠に行くはず。倒れた指導標にはちゃんとそっち方向の方向指示も付いてますので、見れば判ると思います。 つづら折りに降りて、下方から水音が聞こえ、滝が見えると、黒川谷の橋まで直ぐ。橋は滝の側にあり、標高が下がってあちちになった所でマイナスイオン出まくりで生き返ります。この先は林道で、どうも無理矢理山を削ってロクに整備もして居ないようで、沢筋から崩れてきた土砂有り、横の崖から落ちてきた落石ゴロゴロの所ありです。が、道は無くなりませんので(崩落して無くなっている所にでも出くわすかと思った)、気を付ければ大丈夫。 三条新橋->丹波 単なる国道。行くべき道が無いか、両側の山を眺めながら歩く。途中で崖の上からサルに石を投げられる(石が落ちてきて何事?落石?と思いました。概ねこっちに飛んできましたが狙いは撫子ジャパンに遠く及ばないようで)。この野郎!って睨んだら逃げてった。クマよりサルの方が凶暴なようです。高尾天平のクマさん元気かなぁ? |
写真
撮影機器:
感想
この前甲州裏街道を行ったとき、よくよく調べずにボケッと降りてきたので、再び行ってみました。追分、ノーメタワから、登山地図には出ていないルートが幾つかあります。その下調べです。山レコで見ても、大菩薩の北側のトレースは余りなく、一方多摩川おぢさんとしては、この辺にもトレースを刻みたい所。見て解らんものは行かなきゃ解らんので、下調べを兼ねての登山でした。もっとも中指山はバリ系ルートで、狙っていた所の本番でしたが。
休日の丹波への一番バスは遅すぎます。ので、小菅地区からのルート開拓をしないとサンデーハイカーにはチト辛い。ノーメタワから赤沢(大菩薩峠登山口)への道が有りそうなことはハッキリしたので(山レコ、インターネットで調べても直にノーメタワへ登った記録は見つかりませんでした)、追分に直に上がる道を含めていずれ行くつもり。その辺ハッキリしたら、そのルートを足がかりに大菩薩の北側へ乗り込めないかなぁ?と考えています。まぁdeep多摩川なので、急いで無理しても日帰りは難しそう。アチチで藪だらけでは泣いちゃうので、季節も選ばないと....。でもなぁ、他にも行くとこあるしなぁ....。
多摩川流域は行ける限りトレースを刻みたい。結構サマになってきましたが、まだまだです。ボチボチ行きます。
多摩川分水嶺141.3km中120.5km踏破。85.3%。ちっと伸びました。
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