八ヶ岳 美濃戸から赤岳→横岳→硫黄岳 日帰り
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- GPS
- 09:52
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:49
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・美濃戸口〜美濃戸間の2.6kmは未舗装の悪路です。行きは前日の19時頃でしたが対向車のために数100mバックするはめに。進入時間が大切です。 ・当日は午前5時時点でほぼ満車でした。 ・帰りは登山道のため歩行者(登山者)多数。すれちがい、追い抜き時は十分注意が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・急登・岩場・鎖・梯子 数えきれないほど多数あり |
その他周辺情報 | 美濃戸から最寄りの「もみの湯」に入浴(500円) http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html |
写真
感想
岩稜デビューしたくて初の八ヶ岳に行ってきました。
美濃戸までマイカーで行き車中泊。翌朝に美濃戸→行者小屋(文三郎道経由)→赤岳→横岳→阿弥陀岳→赤岳鉱泉→美濃戸を日帰り周回する計画です。
ヤマレコで同様の記録があることから大丈夫とは思いましたが、予定行程より遅れた場合や天候が崩れた場合は|和尾根を下りエスケープ⇔臆岳小屋に1泊するつもりでしたが、幸い天候にも恵まれ予定通りの周回をしてきました。
各ポイントの感想は以下のとおり
【赤岳】
・文三郎道では強烈な階段が延々と続きます。疲れますが直登で一気に高低差をかせぐことが可能です。
・阿弥陀分岐から赤岳山頂は岩の急登で鎖場が続き緊張を強いられます。落石にも注意が必要です。
・赤岳山頂は初心者やツアー客を含め大変な混雑でした。山頂付近に小屋泊している方も多いようで、閑散とした文三郎道から行くと人の多さに驚きます。
・赤岳頂上は晴れれば最高の展望台です。この日はちょうどガスが晴れ、八ヶ岳連峰、北アルプス、富士山が見えました。(南アルプス方向は残念ながら雲の中)
・赤岳天望荘までの北側斜面は落石し易い岩場で、鎖があるものの厳しい斜面でした。
【横岳】
・地蔵の頭から見上げた衝撃の光景 そのままの登山でした。難所には鎖・ハシゴが多数設置されていますが、基本3点支持で攀じ登ります。ここでの登攀は標高のせいか空気が薄く感じいつもより息が上がりました。
・急斜面を登りきっても細かいアップダウンが続きます。それでも赤岳での登下山よりも難易度が低くなります。また、気持ちいい稜線歩きも多いです。
・山の稜線の東西の傾斜が非対称で、山梨県側がなだらかな事に気づくのもこの辺から。
・硫黄岳側から登って奥の院あたりまでなら更に難易度が下がります。
【硫黄岳】
・大ダルミの硫黄岳山荘のテラスは眺めも雰囲気も最高。ランチタイムに使わせてもらいましたが、今度は泊まってみたい小屋でした。トイレが快適すぎることでも有名な山小屋です。
・硫黄岳から美濃戸までは下りで約2時間半。美濃戸口だとさらに遠いので赤岳鉱泉が良い休憩場所になるのでしょう。私は今回はスルー。
【全体を通して】
初の八ヶ岳は天候にも恵まれ、展望を含めて楽しめましたが、きつい岩場や鎖場、はしご場が多数。安全に歩くためには十分な体力と経験が必要な山だと感じてきました。今年は色々な山に登ってみましたが、自分の中でも、体力度★★★難易度★★★なコースでした。
今回の計画を立てる上で、”信州山のグレーディング”を参考にしました。”C−4”とのことなので、日帰りには少し厳しい行程なのかも。今後北アルプス・南アルプス進出も狙ってましたので、その際には山のグレーディングを考慮して日程を決めていこうと思いました。
※信州山のグレーディング
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/documents/yamanogure-dexingu20151016homepagekousin.pdf
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