七ッ小屋山・大源太山(旭原林道終点から周回)
- GPS
- 08:37
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,327m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
06:14 大源太山登山口
06:25 北沢第一徒渉点
06:29 謙信ゆかりの道入口
08:27 シシゴヤノ頭
09:14 蓬峠分岐(1544m)
09:27 蓬ヒュッテ(休止) 10:04
10:15 1544m地点
11:04 七ツ小屋山
11:10 清水峠分岐
12:21 大源太山(休止) 12:45
14:22 北沢第二徒渉点
14:32 ハシゴ
14:37 謙信ゆかりの道入口
14:39 北沢第一徒渉点
14:50 大源太山登山口
14:50 林道終点駐車スペース帰着
天候 | 深夜、国境のトンネルを抜けると雨、4時半ごろ雨はやむが霧雨が続く、 稜線上は12時頃までガスの中、12時半頃からガスが流れて回復基調。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■復路:林道終点駐車場(15:09/227km)−県道457号−県道268号−国道17号−湯沢IC−関越自動車道−<赤城高原SA>−高崎JCT−北関東自動車道−岩舟JCT−東北自動車道−川口JCT−首都高速−都内(20:15/474km) ■駐車場:マップコード 554 858 134*75 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■大源太山登山口−シシゴヤノ頭 北沢第一徒渉点のすぐ先に分岐があります。大源太山へは直進、シシゴヤノ頭へは右折して謙信ゆかりの道を行きます。 稜線までは山腹を登って行きますが、急峻な箇所は大半九十九折りの道が付けられていて全体を通して登りやすい登山道です。 ただし幅の狭い箇所は雪が付くと更に狭くなります。バランスを崩して急峻な山腹を滑り落ちないように注意が必要です。 ■シシゴヤノ頭−蓬峠ヒュッテ−七ッ小屋山 笹原の稜線で遮るものがないので晴れたら素晴らしい展望でしょう。アップダウンも少なく快適な稜線歩きが出来ると思いますが、今回は雪の重みで笹が登山道に覆い被さりチョット歩き難かったです。ガスで周囲が全く見えなかったのは残念ですが、危険箇所は無いと思います。 ■七ッ小屋山−大源太山 山頂から5、6分で清水峠への分岐があります。大源太山へは右折をせずに直進します。その後コルへの激下りとなります。手掛かりは笹だけなのでストックを伸ばした方が安全です。 コルからは岩稜のピークをいくつか越えます。10〜20cmほど雪が積もっていますが、岩稜は雪ではなく氷に覆われている感じです。 最後の岩場の登りはロープ・クサリの連続ですが、雪や氷の下で引き出すのが大変です。特にクサリは重く氷から引き出しても冷たく滑ります。インナー手袋をしていても長くクサリを掴んでいると痺れてきます。 ホールドやスタンスは氷で埋まっているので、12爪アイゼンは必須です。前歯がない簡易アイゼンやチェーンアイゼンでは危険です。アイゼンの岩トレ経験が無い人は止めた方がいいでしょう。 今回はシュリンゲで簡易ハーネスを作り、カラビナの掛け替えで登りました。ソロの場合は何らかのセルフビレーが必要だと思います。 ここを下るなら、上からクサリを引き出すのは困難なので、アプザイルで下ると思います。 登りでも下りでも、雪や氷が付くと難易度は上がり危険が伴いますので慎重に... ■大源太山−太源太山登山口 先週のレコを参考にしてください。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1296371.html |
写真
感想
この三連休はテントを担いで北アに行く予定をしていた。
冬用のシュラフ、テントの外張り、ハードシェルなどの準備をしたのに連休初日に急用が入ってしまった。
連休二日目はどこも雨予報。そこで連休最終日の日曜日は先週のリベンジに七ッ小屋山と大源太山へ行くことにした。
天候の回復は太平洋側から、新潟県は昼頃から回復するだろうと想定して、大源太山に昼頃、時間調整に反時計回りで周回することにした。
都内を出たのは深夜1時少し前、すでに天候は回復しているようだった。ところが国境のトンネルを抜け新潟県に入ると雨、林道終点の駐車スペースには地元の車が1台だけだった。
4時半頃に雨は止んだが、濃い霧の中にいるようで霧雨のようなものが降っている。
暗い中、ヘッデンの明かりが動いて、地元のソロの登山者が登山口へ向かったようだ。こちらは明るくなってから、仮眠を続ける。
6時を過ぎてだいぶ明るくなった。霧雨も止んだようで朝食を摂って登山口に向かう。
北沢の徒渉点、先週より水嵩がありそうだった。今日はスパッツを着けているのでジャブジャブと川の中に入ったが、靴の中に水が入ることはなかった。
徒渉後、先週とは逆回りでシシゴヤノ頭へ向かう。こちらの登山道は九十九折りに付けられていて歩きやすい。
シシゴヤノ頭へ登り始めてしばらくするとポツポツと雪が出始め、1200m辺りでほぼ真っ白になり、1300mを越えると踝ぐらいの積雪となった。
予定より時間が早いので、蓬ヒュッテで小休止をして七ッ小屋山へ向かった。七ッ小屋山を過ぎて清水峠の分岐に差し掛かったとき、一人の登山者が戻ってきた。朝ヘッデンで駐車場を出発した登山者だった。大源太山へ向かったが途中で引き返してきたようだ。朝登ってきたシシゴヤノ頭経由で駐車場に戻るという。
七ッ小屋山から大源太山のコルへの下りは雪と笹で足元が見難く厳しかったが、山頂直下のクサリ場はチョット危険を感じた。
まずクサリが氷付いていて引き出すのに腕力が必要だった。クサリを長く持っていると手袋を2枚していても痺れてくる。強く握ってもなぜかクサリが滑りやすい。岩の表面が氷で覆われている。
途中まで登ったが滑り落ちるような危険を感じて一旦基部まで戻った。ここでシュリンゲを2本取り出し簡易ハーネスを作った。カラビナをクサリに掛け替えながら何とか登ったが、なぜクサリが滑ったのか判らない。
大源太山の山頂で暫し天候の回復を待った。12時半頃からガスが急速に流れはじめ青空も見え始めた。北側のガスは早い時間で取れたが、谷川方面(南側)のガスは取れなかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人