明るくなるのが早くなりました。
ステンレス配水塔前からスタートです。
車は他に1台、スノーシューのトレースが先へと続いています。
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3/25 6:03
明るくなるのが早くなりました。
ステンレス配水塔前からスタートです。
車は他に1台、スノーシューのトレースが先へと続いています。
正面に大割山を眺めながら、雪の林道歩き。
天気は予報の晴れに対して曇り。この先晴れてくれるといいのですが。
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3/25 6:34
正面に大割山を眺めながら、雪の林道歩き。
天気は予報の晴れに対して曇り。この先晴れてくれるといいのですが。
左手の空が明るくなってきて、好転(天)が期待されます^^
この付近で地元の方とスライド。
その際のお話によると昔はゼンマイ採りや炭焼きで多くの人が大兜山に入山しており、道もあったという...それも現在は藪に帰したそうです。
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3/25 6:34
左手の空が明るくなってきて、好転(天)が期待されます^^
この付近で地元の方とスライド。
その際のお話によると昔はゼンマイ採りや炭焼きで多くの人が大兜山に入山しており、道もあったという...それも現在は藪に帰したそうです。
出だしはツボ足でしたが、踝程度の沈み込みが徐々に苦になってきてワカンを装着。その後は快適歩行。
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3/25 6:48
出だしはツボ足でしたが、踝程度の沈み込みが徐々に苦になってきてワカンを装着。その後は快適歩行。
ひたすら林道を行き、ようやく大兜山が姿を現しました。
黒々した岩壁がトレードマークですね。
ただし、山頂はあのピークの向こうに隠れているようです。
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3/25 7:37
ひたすら林道を行き、ようやく大兜山が姿を現しました。
黒々した岩壁がトレードマークですね。
ただし、山頂はあのピークの向こうに隠れているようです。
林道終点と、赤い骨組みの砂防堰堤が見えてきました。堰堤は右側に高巻いて越えます。
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3/25 7:41
林道終点と、赤い骨組みの砂防堰堤が見えてきました。堰堤は右側に高巻いて越えます。
堰堤通過後も斜面をトラバースして上流へ。
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3/25 7:49
堰堤通過後も斜面をトラバースして上流へ。
二俣を通過。左がシロト沢、右がタキ沢です。
この二俣からせり上がる尾根は雪消えの状態から見て厳しそうです。トレースもタキ沢の上流方面と続いています。
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3/25 7:54
二俣を通過。左がシロト沢、右がタキ沢です。
この二俣からせり上がる尾根は雪消えの状態から見て厳しそうです。トレースもタキ沢の上流方面と続いています。
下山時に撮影した尾根の様子。
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3/25 13:56
下山時に撮影した尾根の様子。
タキ沢上流方面の様子。
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3/25 7:55
タキ沢上流方面の様子。
トレースは山頂直下の雪原を源とする枝沢の左岸に渡渉しています。もちろん私もここで渡渉です。
渡渉後の雪壁を這い上がるのが難儀でしたが...^^;
大兜山の山頂部が真正面に見えます。
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3/25 8:09
トレースは山頂直下の雪原を源とする枝沢の左岸に渡渉しています。もちろん私もここで渡渉です。
渡渉後の雪壁を這い上がるのが難儀でしたが...^^;
大兜山の山頂部が真正面に見えます。
尾根の頂稜に向かい斜上していきます。
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3/25 8:23
尾根の頂稜に向かい斜上していきます。
尾根に乗ると藪漕ぎかと思いきや、尾根の西側は残雪が多く、この先も雪を繋いで行けそうでホッとしました。
正面には大兜山、鋭鋒の1339m峰、小兜山の、アルペンチックな揃い踏み^^
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3/25 8:48
尾根に乗ると藪漕ぎかと思いきや、尾根の西側は残雪が多く、この先も雪を繋いで行けそうでホッとしました。
正面には大兜山、鋭鋒の1339m峰、小兜山の、アルペンチックな揃い踏み^^
右手には小兜山から大割山にかけての1000m前後の稜線。
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3/25 8:48
右手には小兜山から大割山にかけての1000m前後の稜線。
大割山
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3/25 8:48
大割山
タキ沢左岸の岩壁に架かる滝。
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3/25 8:55
タキ沢左岸の岩壁に架かる滝。
1339m峰と小兜山
コンパクトな山域のはずですが...スケール感が麻痺してくる景観です。
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3/25 8:57
1339m峰と小兜山
コンパクトな山域のはずですが...スケール感が麻痺してくる景観です。
振り返ると阿寺山、八海山。
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3/25 8:57
振り返ると阿寺山、八海山。
広大な雪原に出ました。
この景観も見惚れます。
トレースは大兜山の東側(左)の尾根に向かっているようですが、私は北側の尾根から登って周回しようと思います。
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3/25 9:25
広大な雪原に出ました。
この景観も見惚れます。
トレースは大兜山の東側(左)の尾根に向かっているようですが、私は北側の尾根から登って周回しようと思います。
雪原を二分する沢に沿っていくと、やがて北側の尾根に向かう斜面となります。
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3/25 9:29
雪原を二分する沢に沿っていくと、やがて北側の尾根に向かう斜面となります。
斜面を登り、疲れると景色に目をやり癒され、また登る。
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3/25 9:34
斜面を登り、疲れると景色に目をやり癒され、また登る。
尾根に乗りました。
正面のピーク(山頂ではない)直下は思ったより急傾斜のようです。
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3/25 9:53
尾根に乗りました。
正面のピーク(山頂ではない)直下は思ったより急傾斜のようです。
アートですねぇ...
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3/25 9:55
アートですねぇ...
行く手にスノーボールが目立ち始めました。
真上の斜面にクラックがないことを確認しつつ前進します。
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3/25 10:04
行く手にスノーボールが目立ち始めました。
真上の斜面にクラックがないことを確認しつつ前進します。
気分のいいものではないですが、表層が雪崩れた跡を斜め横断していきます。
雪面は締まっており、場所によりクラストorもなか状態です。
ノーアイゼンにワカンだったので、念の為ストックからピッケルに持ち替えました。
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3/25 10:09
気分のいいものではないですが、表層が雪崩れた跡を斜め横断していきます。
雪面は締まっており、場所によりクラストorもなか状態です。
ノーアイゼンにワカンだったので、念の為ストックからピッケルに持ち替えました。
久々にピックを使いながら登り、岩壁のちょうど真横にきました。
バックは中ノ岳〜丹後山
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3/25 10:44
久々にピックを使いながら登り、岩壁のちょうど真横にきました。
バックは中ノ岳〜丹後山
右手奥に見える大兜山の山頂。
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3/25 11:04
右手奥に見える大兜山の山頂。
足が攣りそうになってきましたが、登りもあと少し。
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3/25 11:06
足が攣りそうになってきましたが、登りもあと少し。
この山に標高点名しかないのは勿体ないですね。
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3/25 11:07
この山に標高点名しかないのは勿体ないですね。
岩壁上のピークに到達、山頂まではほぼ平らです。
中央に本日初の牛ヶ岳(巻機山)。
この先で左から来るトレースに合流、山頂に向かいます。
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3/25 11:13
岩壁上のピークに到達、山頂まではほぼ平らです。
中央に本日初の牛ヶ岳(巻機山)。
この先で左から来るトレースに合流、山頂に向かいます。
大兜山山頂に到着しました。
ぐるりと絶景が広がっています。
1. 八海山、越後駒、中ノ岳
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3/25 11:19
大兜山山頂に到着しました。
ぐるりと絶景が広がっています。
1. 八海山、越後駒、中ノ岳
2. 兎岳〜丹後山、ネコブ山、下津川山、小沢岳
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3/25 11:20
2. 兎岳〜丹後山、ネコブ山、下津川山、小沢岳
3. 三ッ石山(中央やや左の低いピーク)
大兜山〜大割山は三ッ石山から派生した三ッ石尾根上の山ということで地形上重要な存在。
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3/25 11:20
3. 三ッ石山(中央やや左の低いピーク)
大兜山〜大割山は三ッ石山から派生した三ッ石尾根上の山ということで地形上重要な存在。
4.裏巻機
これだけ至近距離で見るのは初めてで、まさに壮観。
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3/25 11:20
4.裏巻機
これだけ至近距離で見るのは初めてで、まさに壮観。
5. 巻機山以北の山稜
南入ノ頭、イワキノ頭、金城山
1339m峰(手前右)
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3/25 11:20
5. 巻機山以北の山稜
南入ノ頭、イワキノ頭、金城山
1339m峰(手前右)
6. 大割山(右)へ続く三ッ石尾根の稜線
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3/25 11:20
6. 大割山(右)へ続く三ッ石尾根の稜線
縦走の記録も見受けられるこの痩せ尾根と全層雪崩の巣と化した岩の峰。
厳冬期の方が適期なのでしょうか。
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3/25 11:24
縦走の記録も見受けられるこの痩せ尾根と全層雪崩の巣と化した岩の峰。
厳冬期の方が適期なのでしょうか。
ひとしきり写真を撮り終わり、ようやく乾杯!
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3/25 11:37
ひとしきり写真を撮り終わり、ようやく乾杯!
一時間以上滞在して山頂を満喫しました。
去りがたいですが、そろそろ帰らねば。
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3/25 12:30
一時間以上滞在して山頂を満喫しました。
去りがたいですが、そろそろ帰らねば。
なだらかな雪原の先は絶壁になっている大兜山の南面。
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3/25 12:33
なだらかな雪原の先は絶壁になっている大兜山の南面。
振り返って牛ヶ岳にお別れ。
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3/25 12:33
振り返って牛ヶ岳にお別れ。
下山ルートはトレースがある東側の尾根を採ります。
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3/25 12:38
下山ルートはトレースがある東側の尾根を採ります。
こちらの尾根の方が傾斜はいくぶん緩やかですね。
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3/25 12:44
こちらの尾根の方が傾斜はいくぶん緩やかですね。
樹木が疎らで眺望がいいです。
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3/25 12:44
樹木が疎らで眺望がいいです。
大兜山からは巻機に次ぐ存在感のネコブ山。
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3/25 12:46
大兜山からは巻機に次ぐ存在感のネコブ山。
大兜山北面の雪原に下降していきます。
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3/25 13:03
大兜山北面の雪原に下降していきます。
岩壁を直下から仰ぎ見る。
ルンゼ状になっているのがよく見えます。
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3/25 13:05
岩壁を直下から仰ぎ見る。
ルンゼ状になっているのがよく見えます。
往路でも目を付けていたランドマーク的な岩と分厚い積雪。
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3/25 13:10
往路でも目を付けていたランドマーク的な岩と分厚い積雪。
このブナ、雪原の若頭と見た。
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3/25 13:15
このブナ、雪原の若頭と見た。
雪原を後にして尾根を下ります。
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3/25 13:27
雪原を後にして尾根を下ります。
再び斜面を下ります。
雪はかなりザラザラです。
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3/25 13:31
再び斜面を下ります。
雪はかなりザラザラです。
渡渉にはワカンの付け外しを含め10分ほど掛かりました。
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3/25 13:39
渡渉にはワカンの付け外しを含め10分ほど掛かりました。
堰堤まで戻ってきました。
後は林道歩きを残すのみです。
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3/25 14:04
堰堤まで戻ってきました。
後は林道歩きを残すのみです。
高倉山の下に配水塔が見えてきました。
あの山も素晴らしい展望台としてお薦めです。
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3/25 14:35
高倉山の下に配水塔が見えてきました。
あの山も素晴らしい展望台としてお薦めです。
無事に下山完了、期待以上の登り応えと大展望の素晴らしいお山でした。
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3/25 14:42
無事に下山完了、期待以上の登り応えと大展望の素晴らしいお山でした。
kikkorinさん、大兜山、お疲れさまでした(^^)/
私も以前からこの山に登ってみたいと思っていました。
ですが、おっしゃるとおり記録が少なく、そして沢沿いに進むのも何だかおっかない気がして…
ずっとビビってました(笑)
この素晴らしいレコを熟読玩味し、じっくり研究して、いつか大兜山にアタックしてみたいと思います
Forestさん、お気に入り&コメントありがとうございます
私も数年来この山が気になっていたのですが、私のヤマ友の中にも登頂経験のある人がなく、後回しになっていました。今回思い切って行ってみて良かったです。
懸念されている沢沿いの林道歩きですが、積雪量が多いと言われているこの残雪期ですが、堰堤までの間に道を覆うようなデブリは2,3か所で規模は小さいものしかなく、十字峡近辺の林道に比べて危険は少ないように感じました。
私も先日のForestさんの黒姫のレコを見て、いつかアタックしたいと思いましたよ
残雪シーズンはまだまだこれから、安全に楽しみましょう
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