丹沢神ノ川ヒュッテ周回縦走
- GPS
- 11:00
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 1,969m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原より地蔵平へ進む道はほぼ不明瞭で通行困難 |
写真
感想
ずっと暖めていた山行を敢行。神の川ヒュッテまで車を走らせる。時間に自信がなかった為、5時には出発したい。真夜中の16号から津久井湖、丹沢の裏側に入り、途中、道を間違えかけたりしたが、無事、神の川ヒュッテのところに入る。適当に路肩に車を止めて、早速歩き出す。ここから広河原までは林道歩き。久しぶりの本格山行なれど、日帰りの為、一応、テクテクと歩く。途中、下山の道を分け、広河原に到着。
ここで道に困った。蛭が岳への地蔵平への道が完全に分からない。堰堤を下っていったが砂防ダムの堰堤で困った。道がないし、印もない。堰堤から下るにはかなり苦労するが、戻るのは大変そう。一旦諦めて戻ると道標があった。
喜んで、この道標に進む。げんぞう新道という名前だった。
てっきり、この時点ではこれが、金山谷乗越への道だと思っていた。
道はふわふわで歩かれた形跡がないけれど、ある程度しっかり目印がついている。途中、ワイヤ-とかドラム缶が散乱するなかで道に迷いかけたが、上へ上へと登っていくと再び目印が出てくる。唯、相変わらずふわふわで歩きにくい。コバイケイソウがいっぱい出てきた。山頂近くらしい。とにかく疲れてきた。どこを登っているかよくわからないが、とにかく、結構、疲れている。
やがて、山頂のロープの仕切りが上に見えてきた。とにかく休憩だ。ロープを超えると、そこが山頂だった。ベンチに倒れこむように寝そべる。少し休憩後、山頂の標識を見に行くと檜洞丸だった。目が点。どこをどうやって歩いて来たのか?とにかく地図には檜洞丸直登の道はない(帰ってからネットで調べるとげんぞう新道という道だと判明)。でも、これでかなりの時間稼ぎになった。檜洞丸から蛭が岳の縦走が今日のメインだから助かる。
ここで朝飯を食べるがあまり咽喉に入らない。しばしの休憩後、歩き始める。青が岳山荘が山頂直下にある。ストックなしでエライねぇと山荘のおばさんから褒められる。そうか、確かにストックがあれば便利そうだ。急降下の下りが結構つらい。道が悪いと思っていたがどうも足が既に弱っているみたいだ。ゆっくり降りていくしかない。金山谷乗越に到着。確かに道がある(当然、げんぞう新道等この時点では知らず疑惑が広がっていく)。臼ヶ岳にようやく到着。再び、ベンチに倒れこむように大休止。しばし休憩後、山頂部はどうも別のところにあるみたいで探したが見つからず、スゴスゴ戻る。
蛭ヶ岳への道も厳しい。標高差が200mもあるのだから、当然だが、完全にバテテいるようだ。アルプスのような高原歩きの景色が楽しめるはずだが、あえぎながら、山頂に到着。20年以上の前は冬の朝で誰もいなかったが、今日は盛況な山頂。とにかく、ここで朝飯の残りを食べる。
さあ、後は下りだ。木道の急な道をどんどん下っていく。昔はこんな道じゃなかったなぁ。地蔵平に到着。広河原に下る道はやっぱり影も形もない。ここからは若干の登りで姫次へ。昔は雪が深くて苦労した思い出が蘇る。姫次から東海自然歩道だから、後は楽かなと思っていたが、足が完全にバテテいた。あごがあんぐりあいて、足が痛い。下りものろのろだ。やっとの思いで林道に出た。後は足を引きずるようにして神の川ヒュッテに戻った。靴下を脱ぐと、足の中指の爪が完全に鬱血していた。
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