立山（室堂から浄土山・雄山〜黒部平）

2018年05月12日(土) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 11.1km
• 登り: 928m
• 下り: 1,538m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:48

距離 11.1km 登り 941m 下り 1,538m

9:09 室堂
10:33 浄土山
11:00 11:15 一の越山荘
12:20 13:20 雄山
13:23 御前沢氷河
14:56 14:57 黒部平駅
14:57 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢駅の有料駐車場に駐車（駐車場�，�12時間1000円）
ただ、登山だけなら、下の無料駐車場も全然空いてましたので、下に停めたほうが良いと思います。ただ、一番近い駐車場は24時間入れるトイレが目の前にあります。
下記地図がわかりやすいと思います。
https://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html

コース状況／危険箇所等

・室堂〜一の越：かなりトレースがしっかりしており、ツボでも問題ないくらいです。
・浄土山方面：スキーのトレースはありました。この日は、数日前の降雪により、スノーシューだと若干潜る感じでした。
・一の越〜雄山：数日前の降雪により、ほとんど雪の上を行く感じですが、雪が薄いところが多く、歩きにくかったです。アイゼン+ピッケルで行きました。
・雄山〜大汝山：雪がうっすら乗っており、かなり歩きにくかったです。登山道自体も狭く、際どいところがありました。途中、アイスバーンになっている箇所があり、今回は、引き返しました。
・雄山〜御前谷方面：上部は、湿雪が崩れている箇所もあり、ルートを選びながら進みました。御前谷上部はパックスノーでしたが、下部は走る湿雪でした。御前谷からタンボ平へトラバースする箇所は、デブリが多く、進みにくかったです。また標高2200m付近のトラバースラインの一部にクラックが入っていました。結局、最後は約50m登り返しましたが、湿雪で歩きにくく、ズルズルいくので、アイゼンを付け、へばりつきながら登り返しました。タンボ平の鉄塔横は、雪がついていたのですが、その少し上に出てしまい、やむを得ず20mほど藪こぎし、タンボ平に出ました。

その他周辺情報

深山の湯（道の駅小谷）：大人６６０円、食事を同時に取ると半額になります。
URL→http://www.otarimura.co.jp/original3.html

写真

5/12 6:04

朝の駐車場。ガラガラですが、ここが高いからでしょうか。

5/12 6:04

朝6時のターミナル。私は6時10分に並び始めましたが、24番目？くらいで、問題なく始発の乗り継ぎができました。

5/12 6:55

トロリーバスの待ち状況。

5/12 6:56

駅では、黒部平までの往復しか買えません。黒部平→室堂は、黒部平駅で買うのですが、ここで買うのに手間取ると、ロープウェイに綺麗に乗り継げません。どうにかならないものでしょうか？最初から、片道だけ買えばいいのか…

5/12 7:45

黒部ダムの状況。ここは広いので、サクサク歩き、ケーブルに問題なく座れました。

5/12 8:54

室堂に着きました。登山届を提出し、情報を確認します。

5/12 9:05

室堂山の下部は、トラックがいっぱい入っていました。金曜日だったらパウダーだったようです。

5/12 9:05

迷路イベントもやっていました。

5/12 9:05

定点。立山の石碑は雪の下のようです。

5/12 9:18

一の越までは、ポールによる誘導があります。

5/12 9:50

浄土山の東斜面の状況。良さそうだったので、1本目は浄土山へ。

5/12 10:05

若干沈む程度にパックされていました。

5/12 10:23

浄土山頂上付近。

5/12 10:23

遠くに白山が見えます。

5/12 10:37

浄土山の東斜面はパック気味でしたが5月とは思えない雪でした。

5/12 10:49

御山谷の状況。

5/12 10:56

一の越につきました。トイレを借り（100円）、アイゼンをセットし、雄山へ向かいます。

5/12 11:19

雄山への登り。雪が結構あります。

5/12 11:48

途中で一休み。北アルプスが綺麗に見えます。
手前に野口五郎岳、奥に槍、穂高。右は水晶、笠ヶ岳。

5/12 12:16

頂上からの北アルプスは最高です。

5/12 12:16

黒部五郎〜薬師のアップ。

5/12 12:16

穂高〜笠ヶ岳、奥には御嶽山。

5/12 12:16

常念岳〜穂高連峰付近。前穂の左奥は木曽駒ケ岳。

5/12 12:16

奥左に八ヶ岳、右は南アルプス。

5/12 12:16

目には見えましたが、富士山はぼやっとして写らず…

5/12 12:17

スバリ岳、針ノ木岳アップ。

5/12 12:17

鹿島槍アップ。

5/12 12:27

山崎カール。トラック多数でした。

5/12 12:35

大汝山方向。

5/12 12:35

剱岳へ続く稜線。

5/12 12:46

大汝山の途中アイスバーン箇所があり、今回は途中で引き返しました。

5/12 12:55

大汝山との鞍部から、雄山。

5/12 13:19

御前谷上部。湿雪が崩れている箇所が数箇所あります。

5/12 13:24

御前谷も標高2600mくらいから緩んできて、快適滑走でした。

5/12 13:47

鉄塔に向けてトラバース。ここは、スノーボードには辛いです。

5/12 13:52

奥に鉄塔が見えます。この先の谷は一部雪が崩れており、トラバース出来ないため、写真右上の雪庇を崩してある箇所まで登り返します。

5/12 14:20

タンボ平へ、少し藪こぎ。

5/12 14:35

鉄塔下の滑走はそこそこ良かったです。

5/12 14:43

下部は雨溝だらけで消化試合…
タンボ平の全景。

5/12 14:46

黒部平駅への登り返し。最後の核心部と思いましたが…

5/12 15:00

タンボ平上部のアップ。東一の越から滑ってきた人も多かったようです。

5/12 15:03

荷物を再度パッキング。ヤマト運輸のスノーボード用ケースに、スノーシューからピッケルまで全て入れますが、重い…

5/12 15:17

黒部ダムの状況。黒部ダムまで滑走はできなさそうです。

5/12 15:24

最後のトロリーバスが激混みでした。まさかの核心部。。

5/12 15:47

トロリーバスは今年までとのことで、来年から電気バスになるとのこと。増便するのでしょうか？？

5/12 15:52

ハサイダー最後の1個をゲット。しかし、団体さんの多いこと多いこと。

撮影機器：

TG-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ アイゼン ピッケル スノーシュー

感想

posurf

春の立山には行ったことがなかったので、天気を伺い、日帰りで決行しました。
しかし、数日前の新雪がどうなっているか若干不安だったので探り探りとなりましたが、結果としてはとても良い滑走になりました。特に浄土山の東斜面と、御前谷の中部は快適斜面でした。しかし、この時期は、時間帯を見極めないと、雪の状況が刻一刻と変わるので、注意が必要だと思います。
しかし、室堂に戻るルートなら、富山県側から上がる方が乗り換えも少なく楽だということがよく分かりました。（しかも安い）今回のルートも、トラバースが長いため、特にスノーボードにはちょっときついかと思いました。