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Yamareco

記録ID: 1463379
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

滝子山をバリルートの東稜から

2018年05月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:48
距離
17.6km
登り
1,408m
下り
1,286m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
0:59
合計
8:48
距離 17.6km 登り 1,427m 下り 1,286m
8:34
28
9:02
9:03
25
11:14
11:22
81
12:43
12:49
6
12:55
13:01
73
14:23
14:43
4
14:47
14:48
4
14:52
14:53
42
15:35
15:41
34
16:15
9
16:24
16:25
24
16:49
11
17:00
21
17:21
1
17:22
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR初狩駅8:30集合、下山はJR笹子駅
コース状況/
危険箇所等
●JR初狩駅〜殿平
滝子山東稜へは、まず初狩駅から滝子山登山口へ向かう途中、藤沢子神社のところから入って殿平を目指します。殿平までは赤線ルート、針葉樹の植林地をジグザグに登り、尾根の上に出れば、緩やかで広葉樹の新緑が気持ち良い稜線を歩きます。
殿平は樹林に囲まれた平坦な空き地でした。

●東稜(殿平〜鞍吾山〜沼ノ沢ノ峰〜お上人タル〜滝子山)
赤線でも点線でもないバリエーションルートですが、名称な尾根筋で要所要所には赤テープもあって、とても良いルートでした(一か所の危険個所を除けば)。

殿平からは、まず緩やかに尾根筋を下り、緩やかにアップダウンを繰り返して北北西方向に尾根を進みます。途中に一か所だけ方向標識(藤沢集落へ)がありますが、そちらに進むと尾根から下山してしまいますので注意してください。緩やかなアップダウンで標高900m手前から急登に変わり、両手も使って(滑り落ちないように幹を掴んで)150mほどがんばって登ると東西方向に延びる主稜線に登り上げ、そこが鞍吾山になります(火の用心看板に標高1047mの書き込み)。なお、ここから東に少し進んだところに三角点1037.7mがあるようです(今回はパスしました)。

鞍吾山からしばらくは広葉樹の新緑が清々しい北西にゆるくアップダウンする太い尾根をすすみ、高圧電線が頭上を越える大きな鉄塔にたどり着きます(森林が切り拓かれて、左手に滝子山の姿を大きく確認できます)。鉄塔の先、小さなピークをひとつ越えると、以降はユルユルアップダウンから一転した痩せ尾根急登に変わりますので、ランチ休憩は、この太い尾根の間に取るのが良いでしょう。

標高1100mからの痩せ尾根急登の前半は標高1250m+αの沼ノ沢ノ峰までの急登、鞍吾山への急登よりもこちらの方がキツいと思います。ここも両手も動員して登りました。沼ノ沢ノ峰はその名の通りに右側に沢筋があって、沢音がしっかり聞こえてきます。ここから地面に白いザレが混じり始め、お上人タルへの下りは滑りやすいし、かなりの急下降(トラロープやフィックスロープが張ってありました)、今回の一番の核心ポイントでしょう。お上人タルは両サイドにむけて崩れやすい痩せた鞍部で、急下降したかと思えば、目の前に滝子山まで標高差300mの急登が始まります。両手も動員した急登、しかも正解ルートが判別しにくい岩稜も出てきます。

標高1500m付近で痩せ尾根は終わり、滝山三角点手前までの急登を終えると、山頂はもうすぐ近く、視界も一気に開け、そこを登りきったところが滝子山三角点1590.3mです。滝子山山頂はそこから5分ほど。山頂からは標識正面井大きく富士山、反対側には小金沢連嶺、眼下に初狩の街、狭い山頂部ですが、今回は我々で貸切状態だったため、充分に堪能しました。

●下山ルート(滝子山〜鎮西ヶ池〜すみ沢沿い〜JR笹子駅)
沢沿いに出るまでは広葉樹の新緑が拡がるフカフカ地面で歩きやすい道、沢沿いに分岐すると、所々はザレたトラバースや下りに注意する場所もありましたが、白い沢床と赤黒い岩の滝やナメ、そして新緑の気持ち良い道でした。
道証地蔵からの長い林道&舗装路歩き、とくに国道20号沿いの歩きは最後の蛇足、ちょっと嫌になるぐらいの歩きになりますが、長い歩きの最後、クールダウンの運動というふうに捉えておきましょう。
残念ながらJR笹子駅周辺にはコンビニはありません(下山後のビールは高尾までお預けでした)。
その他周辺情報 ●笹子周辺の施設等 ※今回はどちらもスルー
笹子餅(国道20号沿いに店舗あり)
笹一酒造・笹一酒造酒遊館(日本酒蔵・おみやげ施設を併設)
初狩駅から高速をくぐって、通称「あいさつ街道」途中で富士山がキレイに
2018年05月12日 08:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 8:57
初狩駅から高速をくぐって、通称「あいさつ街道」途中で富士山がキレイに
この看板のところで右折して殿平への道になります(すぐのところに藤沢子神社)
2018年05月12日 09:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 9:01
この看板のところで右折して殿平への道になります(すぐのところに藤沢子神社)
神社の大きく立派な巨樹
2018年05月12日 09:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 9:01
神社の大きく立派な巨樹
尾根に上がるまでは植林地のジグザグ登り
2018年05月12日 09:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 9:10
尾根に上がるまでは植林地のジグザグ登り
今回は会メンバー10名の大所帯、山行企画したsawarabiさんがCLとして先頭を引っ張ります。kazは記録係を兼ねてしんがりを
2018年05月12日 09:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 9:10
今回は会メンバー10名の大所帯、山行企画したsawarabiさんがCLとして先頭を引っ張ります。kazは記録係を兼ねてしんがりを
尾根の途中の小さなピークに手作り感がハンパない山名看板、殿平までもう少し
2018年05月12日 09:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 9:39
尾根の途中の小さなピークに手作り感がハンパない山名看板、殿平までもう少し
気持ちの良い稜線ハイキング
2018年05月12日 09:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 9:39
気持ちの良い稜線ハイキング
2018年05月12日 09:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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新緑に交って、ヤマツツジの紅色も
2018年05月12日 09:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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新緑に交って、ヤマツツジの紅色も
鮮やかな紅色ですね
2018年05月12日 09:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 9:46
鮮やかな紅色ですね
殿平に到着、ここまでが赤線ハイキングルート
ここからはsawarabiさんからのご指名でkazが先導の大役に
2018年05月12日 09:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 9:49
殿平に到着、ここまでが赤線ハイキングルート
ここからはsawarabiさんからのご指名でkazが先導の大役に
この先、この尾根を進みます 意外と明瞭な尾根、赤テープも適度にあって安心です。
2018年05月12日 10:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 10:11
この先、この尾根を進みます 意外と明瞭な尾根、赤テープも適度にあって安心です。
陽光が射してヤマツツジを鮮やかにしてくれます
2018年05月12日 10:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 10:30
陽光が射してヤマツツジを鮮やかにしてくれます
急登を登り終えたところが鞍吾山、ちょっとしたジャンクションピークです
2018年05月12日 11:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 11:13
急登を登り終えたところが鞍吾山、ちょっとしたジャンクションピークです
とにかく尾根筋を進みます
2018年05月12日 11:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 11:31
とにかく尾根筋を進みます
2018年05月12日 11:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 11:36
先導役kazに続いて登ってくるメンバー達
2018年05月12日 11:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 11:39
先導役kazに続いて登ってくるメンバー達
新緑が素晴らしい
2018年05月12日 11:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 11:43
新緑が素晴らしい
送電鉄塔に到着
2018年05月12日 11:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 11:53
送電鉄塔に到着
鉄塔周辺は切り拓かれているので眺望が良い。尾根のすぐ左前には目指す滝子山も
2018年05月12日 11:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 11:53
鉄塔周辺は切り拓かれているので眺望が良い。尾根のすぐ左前には目指す滝子山も
2018年05月12日 12:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 12:30
滝子山への最後の急登の前半戦で踏む沼ノ沢ノ峰、樹林の中で展望はないが、沢音が聞こえてきます。
2018年05月12日 12:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 12:47
滝子山への最後の急登の前半戦で踏む沼ノ沢ノ峰、樹林の中で展望はないが、沢音が聞こえてきます。
ピンク色が鮮やか、ミツバツツジかな?
2018年05月12日 12:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 12:48
ピンク色が鮮やか、ミツバツツジかな?
急登の後半戦に備えて小休止
2018年05月12日 12:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 12:50
急登の後半戦に備えて小休止
沼ノ沢ノ峰から大きく下降したところ(お上人タル)から急下降してきた斜面を振り返る。わかりづらいが急傾斜でザレザレ、トラロープとフィックスロープを頼りに慎重に下りました。
2018年05月12日 12:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 12:54
沼ノ沢ノ峰から大きく下降したところ(お上人タル)から急下降してきた斜面を振り返る。わかりづらいが急傾斜でザレザレ、トラロープとフィックスロープを頼りに慎重に下りました。
お上人タルから登り返し、ちょいちょい足を止めて息を整えます
2018年05月12日 12:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 12:59
お上人タルから登り返し、ちょいちょい足を止めて息を整えます
急登の連続は厳しいけど見上げれば鮮やかな新緑に癒されます
2018年05月12日 13:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 13:10
急登の連続は厳しいけど見上げれば鮮やかな新緑に癒されます
岩稜も出てきて、正解ルートに迷うことも増えてきました
2018年05月12日 13:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 13:24
岩稜も出てきて、正解ルートに迷うことも増えてきました
後続のメンバーを上から採ったもの、分かりづらいけど、結構な急登、おまけに地面の落ち葉が滑る
2018年05月12日 13:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 13:24
後続のメンバーを上から採ったもの、分かりづらいけど、結構な急登、おまけに地面の落ち葉が滑る
岩稜帯が増えてきて、イワカガミも所々に
2018年05月12日 13:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 13:29
岩稜帯が増えてきて、イワカガミも所々に
そしてミツバツツジ
2018年05月12日 13:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 13:37
そしてミツバツツジ
急登もあと30分ほどというところで水分補給タイム
ベテランな皆さん、本当に頑張ってます
2018年05月12日 13:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 13:38
急登もあと30分ほどというところで水分補給タイム
ベテランな皆さん、本当に頑張ってます
そして滝子山三角点1590.3mに到着
2018年05月12日 14:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 14:13
そして滝子山三角点1590.3mに到着
滝子山山頂はもうそこを登れば
山頂で待つsawarabiリーダーとのハイタッチに向けて最後の一登り
2018年05月12日 14:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 14:18
滝子山山頂はもうそこを登れば
山頂で待つsawarabiリーダーとのハイタッチに向けて最後の一登り
山頂からは富士山がド〜ン!(アップで)
手前は三ツ峠かな
2018年05月12日 14:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 14:19
山頂からは富士山がド〜ン!(アップで)
手前は三ツ峠かな
手前の眼下には初狩の街
2018年05月12日 14:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 14:20
手前の眼下には初狩の街
反対側には小金沢連嶺、あのルートも富士を見ながらのトレイルができるおすすめルートです
2018年05月12日 14:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 14:20
反対側には小金沢連嶺、あのルートも富士を見ながらのトレイルができるおすすめルートです
山頂標識と富士山
さて山頂の標高は、1610m or 1620m?
2018年05月12日 14:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 14:21
山頂標識と富士山
さて山頂の標高は、1610m or 1620m?
山頂の広さはこんなもの、混んでいると大変だろうけど今回は貸切状態
2018年05月12日 14:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 14:41
山頂の広さはこんなもの、混んでいると大変だろうけど今回は貸切状態
さて下山開始
2018年05月12日 14:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 14:46
さて下山開始
鎮西ヶ池の横には白縫神社という小さな祠
2018年05月12日 14:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 14:52
鎮西ヶ池の横には白縫神社という小さな祠
笹子駅方面への下山をチョイス
2018年05月12日 14:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 14:52
笹子駅方面への下山をチョイス
広々としてある歩くやすいルートです
2018年05月12日 14:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 14:54
広々としてある歩くやすいルートです
奥多摩・石尾根みたいに防火帯に切り拓いた尾根
2018年05月12日 14:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 14:57
奥多摩・石尾根みたいに防火帯に切り拓いた尾根
沢沿いに出るまでは明るい広葉樹の道
2018年05月12日 15:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 15:05
沢沿いに出るまでは明るい広葉樹の道
2018年05月12日 15:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 15:05
2018年05月12日 15:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 15:07
沢歩きしてみたくなるようなきれいな沢沿いの道を進みます
2018年05月12日 15:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 15:30
沢歩きしてみたくなるようなきれいな沢沿いの道を進みます
ここはちょっとザレてて、気をつける箇所でした
2018年05月12日 15:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 15:32
ここはちょっとザレてて、気をつける箇所でした
所々、トラロープを掴んでの下りも
2018年05月12日 15:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 15:35
所々、トラロープを掴んでの下りも
すみ沢の大滝かな?
2018年05月12日 15:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 15:37
すみ沢の大滝かな?
沢が気持ち良さ良ささそう(この時期、まだ水が冷たすぎるだろうけdね)
2018年05月12日 15:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 15:45
沢が気持ち良さ良ささそう(この時期、まだ水が冷たすぎるだろうけdね)
すみ沢右岸から左岸に渡る
2018年05月12日 16:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 16:06
すみ沢右岸から左岸に渡る
道証地蔵 ここが滝子山へのルート&すみ沢の沢登りはここを入ります
2018年05月12日 16:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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5/12 16:24
道証地蔵 ここが滝子山へのルート&すみ沢の沢登りはここを入ります
最後は照り返しの国道20号沿いを辟易しながら歩いて笹子駅へ帰着、全行程お疲れ様でした。
2018年05月12日 17:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5/12 17:23
最後は照り返しの国道20号沿いを辟易しながら歩いて笹子駅へ帰着、全行程お疲れ様でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

滝子山東稜… 今回の山行を企画したsawarabiさんから、山行での地図読み先導役の打診を受けるまで全然知らなかったルートでした。 打診・相談を受けて調べてみると山行記録もまあまああるし、滝子山に東側からぐるっと尾根を周って登り上げる感じや地図で確認した尾根の感じから、ちょっと興味も湧いて、先導役を引き受けることに。
本当は先月に実施予定だったのですが、雨天中止で今回に延期となっただけに、無事に全員で登頂出来たし、メンバー全員のやりきった感のある顔を見ることが出来たし、なんといってもずっと行きたいと構想を練って先導役を探していたsawarabiさんの念願を叶えることに役に立てて、良かったです。

それにしても長い行動時間を必要とする、なかなかタフなコースでした。
割と解りやすい尾根上を小さなアップダウンでひたすら進むシンプルさ、途中に3回ほどある両手まで動員しての急登にも、メンバー10名全員がこの季節ならではの新緑に元気をもらいながら、そして人数がいることでの心強さもあって、スタートから6時間かけてなんとか滝子山の山頂を全員元気に踏むことが出来て、とにかくよかったです。

たまにはこういう地図を見て、赤テープ、踏み跡を探して、四囲の風景でルート上の位置を確認する山行も楽しいですね。

参加の皆さん、とくにベテランなメンバーの頑張り、ホントにお疲れ様でした。
リーダーのsawarabiさん、本当にお疲れ様でした、そして良かったですね(^^)

笹子駅でビールでもグビッと飲りたかったけど、残念ながらお店も販売機も無く、コーラで我慢、高尾で途中下車して山行の反省会(という名の宴会という説もある)で皆で祝杯を挙げて、とても楽しくそしてやりきった感満載の一日を祝いましたとさ(^O^)/

このルート、まあまあ歩けて地図読み出来る人にはオススメしたいルートです。
きっとluckyriverさんはこの記録を見て構想を練るんだろうなぁ( ̄▽ ̄)

滝子山の東稜ルートを知ったのは松岡隆康さん著のバリエーションルートを楽しむに”醍醐味のある尾根ルート”と紹介されていたからです。いつか私も登ってみたい・・と思っていたものの読図力に全く自信のない私。今回KAZさんの強力な援助を受け実現できた事に大きな喜びを感じています「きつい山だったけど楽しかった・・」と参加してくれたメンバーの声もうれしかったです。ありがとうございました。

滝子山には何度か行っていますが、東稜バリエーションルートは初めて。
楽しみにしていましたが、初狩駅からスタートし子神社上ぐらい迄は暑かったですが、割と楽なコースかな〜と思っていたら、どんどん急登の登ったり下りたり、ハードになり、悪路になり、予想を裏切る楽しいバリエーション!
登りだけでも6時間掛かって、クタクタ。でもあちこちにツツジが咲き、頂上近くにはイワカガミがまだ咲いててくれて、頑張ったご褒美かな、と嬉しくなりました。kazさん、sawarabiさんにはココロから感謝です。

バリエーションルート、会山行、先輩諸氏と歩ける、GPSのプロがいる、地図読み訓練、などなど様々な条件がそろい期待して参加。天候もよく、緑も鮮やかで、ルートも変化に富んでいて、本当に参加してよかったでーす。ありがとうございました。
やっぱ神田はすごいな、と思いました。

3年越しの実現に参加でき、達成感、喜びを共有することができ嬉しいです♪
よつんばに近い急登もありの面白いルートでした。山頂では、富士山が迎えてくれました(10人にご褒美かな~3回目にして初!)
フカフカの足に優しいコースで、9Hの行程でも足裏が痛くならずによかったです(テーピング効果も有りかな。前日にテーピング講習受けたもので😉)
ありがとうございました。
*読図の課題が。。。

滝子山東稜ルート、今回の計画で始めて知りました。尾根は明瞭でよく踏まれており、赤テープや難所にはロープも張ってあり、地図に載ってない登山道といえる位歩きやすいです。
展望は時々富士山が顔を出す程度で、山頂まではそれ程開けるところはありませんが、広葉樹が多い明るい森で、新緑と山ツツジがとても美しく、なだらかな散歩道と急峻な岩場が交互に現れ、上部1400辺りの岩場ではイワカガミの大群が現れたり•••と、ロングルートではありますが変化に富んでてちっとも飽きませんでした!
他に登山者もいなくて、鳥や春蝉?、川のせせらぎの音を楽しみながら登れる名ルートだと思います。
今回は曇りがちの天気であまり暑くなかったので、それ程水を飲まずに済みましたが、途中に水場ないし、予想以上のロングルートだったので、多目に担げばよかったかなというのが反省点です。
こんなステキなルートを紹介していただき、ありがとうございました<(_ _)>

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コメント

俺っちも行ってきます!
参考になりました。俺っちも行ってきます!
2018/5/13 19:03
Re: 俺っちも行ってきます!
な、なんと  もう計画を実行なんですね(@_@;)
さすがLuckyriverさんですわ( ̄▽ ̄)
雨上がり後は滑るところもあると思うので、慎重に(特に沼ノ沢ノ峰からの急下降点)、お気をつけて行ってらっしゃい(^o^)/
2018/5/13 19:27
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