記録ID: 1506362
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
戸隠山・高妻山・乙妻山 (蟻の塔渡り)
2018年06月24日(日) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 07:58
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 1,792m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:58
距離 18.4km
登り 1,819m
下り 1,799m
15:38
天候 | 晴れ。気温15-20度(山頂付近)。ほぼ無風。 梅雨の合間で湿度も高くとても暑い! 熱中症にご注意な日でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高妻山 登山者用駐車場 (無料、50台程度) 7:30頃に到着しましたが、8割方埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース自体は非常に整備されています。迷うことは普通は無いと思います。ただ、今回は下山時に大洞沢を下る時に登山道の入り口を過ぎ去って沢を下りすぎて引き返しという失態を犯しています…。 危険箇所は、基本的に戸隠山への登山と、大洞沢の下山でしょうか。それ以外は急登はありますが普通の登山道です。大洞沢の下山は今回は水を補給したかったのもあって利用しましたが、弥勒尾根の方がいいのではないかと思います。滝は見れないけど、、 今回はトレランシューズでの登山ですが、戸隠山付近の岩場的にはアルパインブーツが間違いなく適しているコースで、ヘルメット着用推奨山域でもあります。岩場の経験等を考慮して装備には配慮が必要だと思います。 登山者の2割程度の方が、虫よけネット帽を被られていました。それだけ虫が多いです。自分は虫刺されに耐性が強すぎるので全然意識しなくていいのですが、気にされる方は十分ご注意下さい。 残雪は高妻山までは一切ありませんでした。ただ、高妻山〜乙妻山はそこそこあってビックリしました。アイゼン等は基本不要ですが、ストックはあったほうがいいかな…。雪に慣れていれば不要だとは思いますが。 ■駐車場〜戸隠奥社入口 舗装道路です。車に注意! ■戸隠奥社入口〜戸隠神社奥社 参道です。杉林がとても神秘的です。 ■戸隠神社奥社〜百間長屋 ただの急登です。急登なんです…。 ■百間長屋〜蟻の塔渡り〜八方睨 ここからが岩場の本番です。 蟻の塔渡りの前にも何箇所がしっかりと三点確保をして登らないといけない箇所があります。(2箇所目の鎖場と、胸突岩)。岩質的にホールドしやすい岩質なので、難易度自体は高くないですが、そこそこ高度感はありますし、落ちたら間違いなく大怪我です。 蟻の塔渡りは、看板先にテラスがあり、そこからが本番です。高度感は半端ないです。ここだけジャンダルムの馬の背並です。最初は50cm幅程度あり普通に歩けますが、先に進めば進むほど幅が狭くなって、最後は結構ドキドキの刃渡りになります。足場の信頼性が、トレランシューズの為いつもより無くて、思っていたよりビビりました。登山靴なら足場は沢山あるので問題ないと思います。 高度感がダメな人は本当にダメな区間だと思います。ちなみに、渡らなくて済む迂回路が下側にあります。 ■八方睨〜戸隠山〜九頭龍山 快適な稜線歩きです。細かなアップダウンがあります。危険な箇所はありませんが、右手の切れ落ちっぷりは見ごたえがあります。この稜線から遂に高妻山が左手奥に見えてきます。 ■九頭龍山〜不動避難小屋 雰囲気は同じ感じの稜線です。不動避難小屋はコル気味になっていますが、樹林帯で薄暗い感じでした。暑いときは休むのにもいいかも…。 ■不動避難小屋〜五地蔵山 樹林帯を登っていきます。五地蔵山山頂が登山道からほんの少し入った所にあり、とても開けていて景色のいい快適なテラスになっています。ただこの日は暑すぎて……。。 また、不動避難小屋からは乙妻山まで1〜13の番号が振られた地名がありますが、距離は全然13分割ではないので、距離の目安にしてはいけません。 ■五地蔵山〜高妻山 九勢至までは細かいアップダウンが続きますが、基本普通の登り道です。 九勢至以降が一気に急登になります。特に危険な箇所はありませんが、気合が必要です(笑) もうすぐ山頂?? という印象は正しい山です。急登を登りきったら3分程で山頂です。 ■高妻山〜乙妻山 点線ですがテープもつけてあり、整備は良好です。高度感のある場所は一箇所ありますが、危険ではありません。ただ、途中残雪が結構あってビックリ。十二大日は雪に埋まっていた模様です。。 ■(下山)不動避難小屋〜氷清水〜(大洞沢経由)〜牧柵〜戸隠牧場 何かと体力を奪われる下山路、という印象です。色ゴロゴロですし、鎖も岩が濡れていたりと、なかなか面倒な下山路です。登る分にはいいとは思いますが、下る分には疲れているのであれば弥勒尾根側がいいと思われます。ただ、水は冷たくて美味しかったです。ブヨがすごかったですが…。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯
カメラ
|
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感想
前日の23時に行くと決定した戸隠山・高妻山。
天気もそこそこ良さそうな予報も出てるし、何はともあれ、蟻の塔渡りでしょ、このルートは、とも思っていたら、この周回ルート、相当楽しませてくれます。
まず、戸隠神社の雰囲気は正に日本の神社。杉林の荘厳さから始まったと思ったら、蟻の塔渡りまでも中々の岩場。蟻の塔渡りは予想より少しビビりつつも(笑)、楽しませて頂いたと思ったら、稜線からは飯綱山の素晴らしい展望。飯綱山、これは登りたくなるなぁ…いつ来るんだろ。。戸隠山もだけど、高妻山自体も修練の山なのか、歴史を感じさせる登山道で、展望も抜群。何気に乙妻山までの稜線はとても綺麗でした。下山ルートも鎖場・滝でカッタルかったのは正直な所だけど、景色としても今までの登山道とは全然違う雰囲気。そしてゴールは牧場。
景色が場所場所で変わっていき、思ってたよりもお花も沢山。ホント飽きさせないルートで、正直自分の中ではかなりお気に入り上位のルートでした。これ、もう一度来てもいいな、って感じです。
そして、今回は、見た目も遂にほぼトレラン装備。ちょっと軽量装備、ハマりそうです。そんなこんなで百名山は遂に70座! 節目にいい登山でした!
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初めまして
途中でお会いしました、団体の者です。
お二人、早いペースで進まれていましたね!
私も何回か単独できましたが、団体は今回が初めて。
蟻の塔渡りは、強風の日、雨上がりは、もっとヒビリますよ〜
乙妻山まで行ったと聞いてビックリしましたが、
お二人の健脚ぶりからいって、納得です。
百名山が70座ということですので、残り頑張って下さい。
はじめまして!コメントありがとうございます。道迷ってお恥ずかしい姿を晒して申し訳ありませんでした(ー ー;)
蟻の塔渡り、というか戸隠山はまた来たいと思える魅力があって良かったです!雨上がりは来たくはないですが(笑)
百名山はあと30頑張らせて頂きます!スピードはぼちぼちあるのですが、百名山全山日帰りとの事で、流石に凄すぎです!鷲羽水晶も出来る出来ない別として、やろうと思う所が凄いです…。。ご自愛下さい。。
次は西岳も行ってみてください(^^)
ありゃ、そういえばお近くなんでしたっけ!
戸隠はいいとこだったから、西岳はいつか行ってみたいですねぇ。P1尾根でしたっけ。
ちなみに、9/30にやる戸隠のトレランレースに申し込んでいるので(笑)、ハチャメチャな天気でなければ戸隠には行きます!!
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