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Yamareco

記録ID: 1524283
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北アルプス 槍穂大キレット縦走 Yari Hotaka traverse

2018年07月12日(木) ~ 2018年07月15日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
28:51
距離
39.1km
登り
3,493m
下り
3,490m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:25
休憩
0:11
合計
2:36
距離 4.5km 登り 681m 下り 14m
2日目
山行
8:04
休憩
2:12
合計
10:16
距離 7.1km 登り 1,695m 下り 778m
5:56
153
8:29
8:53
13
9:06
9:34
16
9:50
10:05
105
11:50
11:51
11
12:02
12:13
27
12:40
13:06
19
13:25
13:52
139
3日目
山行
5:58
休憩
2:07
合計
8:05
距離 6.6km 登り 898m 下り 903m
6:23
99
8:02
8:15
102
9:57
10:23
11
10:34
10:38
15
10:53
10:54
56
11:50
12:15
28
12:43
15
12:58
15
13:13
12
13:25
14:23
5
4日目
山行
5:29
休憩
1:11
合計
6:40
距離 20.9km 登り 239m 下り 1,811m
6:31
20
6:51
7:37
28
8:05
2
8:07
8:10
32
9:06
9:12
25
9:50
10:00
20
10:20
7
10:27
6
10:33
10:34
34
11:08
35
11:53
11:55
3
11:58
32
12:34
12:36
32
13:11
ゴール地点
天候 雨1日、ほぼ快晴3日
Rain 1 day, almost Sunny 3 days
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路はバスで上高地へ。
復路は上高地からのバスに乗れず、松本までタクシー相乗り。1人4,140円x4人
帰路の解説はevegreさんのアクセス詳細をご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1524080.html


From Matsumoto bus terminal to Kamikochi bus terminal : by bus.
Returning: We could not catch the bus from Kamikochi , We took a taxi to Matsumoto. 4,140 yen per person x 4 people.
For commentary on return trip, please see evegre's access details.
コース状況/
危険箇所等
今年は残雪が少ないです。
平年のお盆の前くらいかもしれません。
涸沢岳から南岳までの登山道の難易度は過去と同様に高いでしたが、整備状況は良好でした。
Remaining snow on the snow ravine is small this year.
It may be the same amount as beginning of August of the normal year.
Mountain path from Mt.Karasawa to Mt.Minami : The difficulty level is as high as in the past but the maintenance situation was good.
その他周辺情報 小梨平キャンプ場小梨の湯 日帰り風呂 大人600円
KonashiDaira camping resort’s public bath is a good and ceap day-trip bath,but not ONSEN(Hot Spring). Adult JPY600.
http://www.nihonalpskankou.com/common/pdf/EnglishGuide2018.pdf
雨の河童橋を出発
We started at Kappa bridge in the rain.
2018年07月12日 12:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/12 12:42
雨の河童橋を出発
We started at Kappa bridge in the rain.
傘をさして岳沢を登る
2018年07月12日 13:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/12 13:49
傘をさして岳沢を登る
15時過ぎに岳沢小屋に到着
We arrived at Dakesawa hut after 3 PM.
2018年07月12日 15:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/12 15:12
15時過ぎに岳沢小屋に到着
We arrived at Dakesawa hut after 3 PM.
岳沢小屋の美味しい夕食
2018年07月12日 17:01撮影 by  iPhone 7, Apple
2
7/12 17:01
岳沢小屋の美味しい夕食
小屋は空いていてキレイ
2018年07月12日 19:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/12 19:30
小屋は空いていてキレイ
朝食
2018年07月13日 04:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 4:59
朝食
朝食は売店の前で食べた
2018年07月13日 05:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 5:12
朝食は売店の前で食べた
前穂高岳に向かって出発
We started for Mt.Mae-Hotaka.
Mae means front.
2018年07月13日 05:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 5:59
前穂高岳に向かって出発
We started for Mt.Mae-Hotaka.
Mae means front.
上高地を振り返る
We looked back at Kamikochi
2018年07月13日 06:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/13 6:55
上高地を振り返る
We looked back at Kamikochi
3か所ほどハシゴを越えます
2018年07月13日 07:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 7:12
3か所ほどハシゴを越えます
西穂高岳の稜線が美しく見えました
The ridgeline of Mt.Nishi-Hotaka looked beautiful.
2018年07月13日 07:41撮影 by  iPhone 7, Apple
3
7/13 7:41
西穂高岳の稜線が美しく見えました
The ridgeline of Mt.Nishi-Hotaka looked beautiful.
紀美子平手前の一枚岩を通過
We passed a monolith before Kimiko-daira,means Kimiko’s flat place.
2018年07月13日 08:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/13 8:36
紀美子平手前の一枚岩を通過
We passed a monolith before Kimiko-daira,means Kimiko’s flat place.
紀美子平に荷物をデポし、前穂高岳を往復
2018年07月13日 08:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 8:39
紀美子平に荷物をデポし、前穂高岳を往復
ハイマツの花
2018年07月13日 08:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 8:51
ハイマツの花
ハクサンイチゲ
2018年07月13日 09:02撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 9:02
ハクサンイチゲ
前穂高岳に到着!
At Mt. Mae-hotaka.
2018年07月13日 09:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 9:17
前穂高岳に到着!
At Mt. Mae-hotaka.
吊り尾根から見た前穂高岳が凛々しい
2018年07月13日 10:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 10:54
吊り尾根から見た前穂高岳が凛々しい
岳沢小屋の弁当で昼食
塩味が濃く山の昼食には最高
2018年07月13日 11:10撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 11:10
岳沢小屋の弁当で昼食
塩味が濃く山の昼食には最高
吊り尾根を前進
正面ピークの後ろにある奥穂高岳に向かいます
2018年07月13日 11:57撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 11:57
吊り尾根を前進
正面ピークの後ろにある奥穂高岳に向かいます
奥穂高岳にて。山名板にカメラを載せたらこんな写真に
We arrived at Oku-hotaka.
2018年07月13日 12:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 12:05
奥穂高岳にて。山名板にカメラを載せたらこんな写真に
We arrived at Oku-hotaka.
穂高岳山荘へ下る道中からの前穂高岳北尾根
The north ridge of Mt.Kita-hotaka, which I watched from the way down to the Mt.hotaka hut.
2018年07月13日 12:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:27
穂高岳山荘へ下る道中からの前穂高岳北尾根
The north ridge of Mt.Kita-hotaka, which I watched from the way down to the Mt.hotaka hut.
涸沢岳と穂高岳山荘
Mt.Karasawa and Mt.hotaka hut.
2018年07月13日 12:33撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/13 12:33
涸沢岳と穂高岳山荘
Mt.Karasawa and Mt.hotaka hut.
小屋への最後の下り
ここまでで一番怖い
2018年07月13日 12:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 12:39
小屋への最後の下り
ここまでで一番怖い
涸沢岳からの下り始め
Where I started descending from the Mt.karasawa.
2018年07月13日 13:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 13:38
涸沢岳からの下り始め
Where I started descending from the Mt.karasawa.
恐々前穂高岳を振り返る
2018年07月13日 14:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/13 14:03
恐々前穂高岳を振り返る
最低鞍部へ下ります
2018年07月13日 14:05撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 14:05
最低鞍部へ下ります
ここを下ってきた
2018年07月13日 14:16撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 14:16
ここを下ってきた
最低コルには年期ものの案内標識が
2018年07月13日 14:33撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 14:33
最低コルには年期ものの案内標識が
涸沢岳〜北穂高岳間から見た前穂高岳北尾根
2018年07月13日 14:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 14:36
涸沢岳〜北穂高岳間から見た前穂高岳北尾根
こんな感じで進みます
We climbed like this.
2018年07月13日 15:20撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 15:20
こんな感じで進みます
We climbed like this.
北穂高岳への最後の登り
2018年07月13日 15:28撮影 by  iPhone 7, Apple
4
7/13 15:28
北穂高岳への最後の登り
北穂高岳に到着
We arrived at the Mt.Kita-hodaka.
2018年07月13日 16:10撮影 by  iPhone 7, Apple
3
7/13 16:10
北穂高岳に到着
We arrived at the Mt.Kita-hodaka.
明日歩く道を眺める
大キレットと槍ヶ岳
I was looking at the way to walk the next day.
Mt.Yari and the gap,named Dai-kiretto.
2018年07月13日 18:11撮影 by  iPhone 7, Apple
2
7/13 18:11
明日歩く道を眺める
大キレットと槍ヶ岳
I was looking at the way to walk the next day.
Mt.Yari and the gap,named Dai-kiretto.
前穂高岳北尾根
2018年07月13日 19:21撮影 by  iPhone 7, Apple
2
7/13 19:21
前穂高岳北尾根
夕焼けの槍ヶ岳
2018年07月13日 19:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 19:22
夕焼けの槍ヶ岳
北穂高小屋
2018年07月13日 19:31撮影 by  iPhone 7, Apple
1
7/13 19:31
北穂高小屋
さらに陽は沈んで
2018年07月13日 19:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 19:38
さらに陽は沈んで
北穂高小屋の朝食
オーソドックスで大変おいしい
2018年07月14日 05:24撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 5:24
北穂高小屋の朝食
オーソドックスで大変おいしい
スタート1分後
1 minute after started.
2018年07月14日 06:30撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 6:30
スタート1分後
1 minute after started.
先ずは長谷川ピークに向かう
2018年07月14日 07:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/14 7:01
先ずは長谷川ピークに向かう
多分飛騨泣き
2018年07月14日 07:10撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 7:10
多分飛騨泣き
A沢のコルで休憩
2018年07月14日 07:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 7:45
A沢のコルで休憩
下りてきた北穂高を見上げる
2018年07月14日 07:53撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 7:53
下りてきた北穂高を見上げる
長谷川ピークに着いた
2018年07月14日 08:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 8:06
長谷川ピークに着いた
南岳に向かって最初のハシゴを登る
2018年07月14日 09:21撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 9:21
南岳に向かって最初のハシゴを登る
最初のハシゴ場から歩いてきた道を振り返る
2018年07月14日 09:47撮影 by  iPhone 7, Apple
1
7/14 9:47
最初のハシゴ場から歩いてきた道を振り返る
南岳小屋に到着
2018年07月14日 09:55撮影 by  iPhone 7, Apple
1
7/14 9:55
南岳小屋に到着
南岳の稜線から見た前穂高岳北尾根
2018年07月14日 10:50撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 10:50
南岳の稜線から見た前穂高岳北尾根
今度は常念岳が対岸に美しく見えた
2018年07月14日 11:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 11:00
今度は常念岳が対岸に美しく見えた
中岳の雪渓
これから左側を登る
2018年07月14日 11:16撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 11:16
中岳の雪渓
これから左側を登る
大喰岳と槍ヶ岳
2018年07月14日 12:12撮影 by  iPhone 7, Apple
2
7/14 12:12
大喰岳と槍ヶ岳
飛騨乗越を通過
2018年07月14日 13:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/14 13:11
飛騨乗越を通過
13:14槍ヶ岳山荘に到着!
Arrive at Mt.Yari hut.
2018年07月14日 13:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/14 13:14
13:14槍ヶ岳山荘に到着!
Arrive at Mt.Yari hut.
槍ヶ岳山荘の朝食
2018年07月15日 05:07撮影 by  iPhone 7, Apple
7/15 5:07
槍ヶ岳山荘の朝食
穂先に向かう大渋滞
2018年07月15日 06:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 6:00
穂先に向かう大渋滞
槍ヶ岳ピークにて
At the top of Mt.Yari.
2018年07月15日 06:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/15 6:26
槍ヶ岳ピークにて
At the top of Mt.Yari.
槍ヶ岳から見た笠ヶ岳と槍ヶ岳山荘
2018年07月15日 06:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 6:39
槍ヶ岳から見た笠ヶ岳と槍ヶ岳山荘
殺生ヒュッテまで下った
2018年07月15日 07:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 7:49
殺生ヒュッテまで下った
殺生から見下ろした槍沢
2018年07月15日 07:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 7:50
殺生から見下ろした槍沢
天狗原への分岐から大喰岳を見上げる
2018年07月15日 08:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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7/15 8:39
天狗原への分岐から大喰岳を見上げる
西岳(左上)を眺めながら下る。もうすぐ大曲
2018年07月15日 08:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 8:59
西岳(左上)を眺めながら下る。もうすぐ大曲
すごい大落石だ。大曲の下
2018年07月15日 09:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 9:05
すごい大落石だ。大曲の下
あっ、お猿が道端に
2018年07月15日 10:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 10:06
あっ、お猿が道端に
徳沢園のテン場は気持ち良さそう
At tokusawa
2018年07月15日 11:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 11:55
徳沢園のテン場は気持ち良さそう
At tokusawa
小梨の湯に到着。汗を流してサッパリ。600円
Arrive at KonashiDaira camping resort's public bath.¥600
2018年07月15日 13:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 13:09
小梨の湯に到着。汗を流してサッパリ。600円
Arrive at KonashiDaira camping resort's public bath.¥600
一風呂浴びて河童橋から穂高を見上げる
2018年07月15日 13:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 13:55
一風呂浴びて河童橋から穂高を見上げる

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

The English translation of the climbing memo is the bottom.

去年の7月に槍ヶ岳から穂高への縦走に出かけたのですが、悪天のため槍ヶ岳山荘で縦走を中止しました。今年はそのリベンジなので好天を見極め7月12日(水)に上高地スタートとしました。

同行のevegreさんの詳細なレポートがアップされています。ルートや山行のあらましが詳しく書かれているので、ご興味がおありの方はご覧ください。


7月12日(木) 初日
天気図や予報を見ながら7月12日(木)出発としたのですが、直前になって初日が雨予報になりました。2日目からの天気に賭けて、雨の中を傘をさして登りました。

岳沢小屋は空いていて快適でした。8畳に4名で広々と寝かしてもらえました。数少ない登山者の中で同室の京都出身と埼玉在住の二人は、穂高岳山荘まで縦走するとのこと。仲間がいました!

また、深センから来た登山者がいて我々と全く同じルート、日程であることがわかりました。

7月13日(金) 2日目
翌朝はだんだん雲が晴れて来て、重太郎新道からは西穂高岳の稜線がくっきりと見えました。前穂高岳からは残念ながらこれから歩く槍穂の縦走路は見えませんが、常念山脈が雲間に美しく見えました。

順調に奥穂高岳から穂高岳山荘へと進み、穂高岳山荘では京都さんと埼玉さんとも再会しお互い喜び合いました。彼らはここに泊まり、明日涸沢側に下りるとのことでした。

我々はここから北穂高岳まで3時間弱歩きます。無理なく歩いているのでまだまだ元気です。しかし、涸沢岳からはいきなり厳しい下りでした。焦らず安全に一歩一歩進みました。

このルートは涸沢岳からの下りが厳しく、最低コルからは比較的簡単な道でした。天気が良くそれほど暑くもないので快適に最低鞍部に着きました。

北穂方面からの20人位の韓国のグループとすれ違いました。そう言えば今日すれ違ったのは日本人よりも外国人の方が多いなぁと驚きました。

南稜ドームのあたりからはガスの中になり登りも下りもやや厳しくなりました。16時過ぎに北穂高岳のピークに到着。
厳しいなりに楽しいルートでした。

小屋の夕食では同じルートを歩いていた東京在住の西安出身者の登山者たちと同席。彼らは日本語も上手で私のヘタな英語の出番はありません。北アルプスの国際性に驚く私でした。

夕食後は雲が消えた夕焼けの北アルプスを堪能したした。刈谷から来た同年代の方と美しい夕焼けを楽しみました。
今夜も4人部屋に2人と厚遇で、ゆっくり眠りました。

7月14日(土) 3日目
天気は快晴いよいよ大キレットです。最初から垂直に近い鎖場で始まり、クサリ、ボルト、崩れやすい岩場が続く中をevegreさんはどんどん下ります。1時間20分ほど下ったA沢のコルで休憩。
若干の緊張感と美しい縦走路に来られた満足感に浸ります。

飛騨泣き、長谷川ピークと言った有名なポイントを1つずつ通過していきました。
40年前と比べてボルトや鎖は格段に増えていますが、岩角が摩耗してツルツルになっているところがあり油断禁物です。

長谷川ピークからは鎖やボルトは減り、普通の縦走路に近い感じです。今日も韓国人の20名ほどのパーティとすれ違いました。韓国団体とは共通の理解言語を持たないのでコミュニケーションを取りにくかったのですが、「パイティン!」(ガンバレ)と声をかけると笑顔で「パイティン!」と返ってきます。

南岳への登りは北穂側よりは良い道で、獅子岩を過ぎると突然槍ヶ岳側の視界がひらけました。南岳、中岳、大喰岳と150mほどの普通の登り下りを繰り返し、15時過ぎに槍ヶ岳山荘に到着しました。

勢いを駆って大渋滞の穂先を往復したのですが、ここでも我々の前の前は中国人、後ろはカナダ人となかなか国際的です。

7月15日(日) 4日目
5時の朝食後直ぐに2度目の穂先往復に出発しました。今朝も混雑しています。

上高地へ下る準備をしていると深セン君が現れました。彼は2日目は穂高岳山荘までがやっとだったらしいのですか、昨日14時間歩いて槍ヶ岳山荘まで頑張り抜いたそうです。

上高地への下りは駆け下るevegreさんの後を追います。下りでは離されないように歩くので精一杯です。6時間弱で小梨の湯にたどり着き、14時前に上高地バスターミナルになだれ込むみました。

しかし、バス停は200mもの長蛇の列。切符も3時間先まで完売とか。evegreさんの機転でタクシーを拾い、西安さんたちと相乗りで松本に向かいました。

特急あずさの指定も3時間先まで完売で、いつもの小波食堂でたっぷり焼肉とビールを味わいました。

今回縦走中に多くの方と会話を交わしましたが、沢山の海外からの登山者が多いのに驚きました。すれ違った登山者の半分以上が海外からの登山者だった日もありました。
私には驚きでした。しかし人柄の良い彼らとのやりとりはとても楽しいものでした。
内外の若者とも抜きつつ抜かれつで、我々にしては健闘した楽しい4日間でした。

彼らと話している時に「ヤマレコに報告書と写真をアップするから見てね」と話したのでした。しかし、よく考えると日本語は読めない人も多いので、一念発起して以下にほぼ同じ内容を英文でも載せることにしました。人様にレポートするレベルではありませんがお許しください。



Last July we tried to climb Yari Hotaka traverse, but We canceled at the Mt.Yari hut because of the bad weather. As last year's revenge, we decided to start on good weather. And we decided to start Kamikochi on Wednesday,July 12.

A detailed report of Mr.evegre has been uploaded. Route and mountain topics are written in great detail, so if you are interested in this route you should also see the evegre's report.

Thu,July,12 Day 1
The weather forecast on the first day was rain at the last timing. We started climbing in the rain.
I prayed for sunny weather the following day’s morning.

Dakesawa hut was comfortable. We were able to sleep with 4 people in 8 mats. Among the few climbers, the two from Kyoto and Saitama in the same room said "We have a plan to climb to Mt.Hodaka hut’tomorrow. "

Also, I knew that a climber from Shenzhen had the same route and schedule as ours.

Here we got three companions.


Friday, July 13 Day 2
The clouds gradually disappeared in the next morning and from the Jyutaro new road the ridgeline of mt. nishi-Hotaka became clearly visible. Unfortunately, I could not see the Mt.Yari,but the Jyonen mountain range looked beautiful between the clouds.

We went smoothly from Mt.Mae-Hotaka to Mt.Hotaka hut, and we met to two men from Kyoto and Saitama again at Mt.Hotaka hut, and we acclaimed each other. They said "We are staying here and tomorrow we will going down to Kamikochi via Karasawa".

We had to walk a little less than three hours from here to Mt.Kita-Hotaka. I was still fine because I am walking slowly. However, suddenly it was a tough descent from Mt. Karasawa. I went step by step safely without being impatient.

This route was seriously descending from Mt.Karasawa, and it was a relatively easy road from the lowest Col. The weather was fine and it was not hot so I arrived at the lowest Col comfortably.

I met a group of about 20 Koreans from the Mt.Kita-hotaka. I was surprised to met many foreigners passed more today than Japanese peoples.

From around the southern ridge dome it became gas and somewhat tougher climbing and descending. Arrived at the peak of Kita-Hotaka at 4 pm.
It was a tough and fun route.

At dinner at the hut, I accompanied the mountaineers from Xi'an who live in Tokyo who was walking on the same route. They are good at Japanese. I was amazed internationalization of the North Alps.

After dinner we enjoyed sunset of the northern alps where the cloud disappeared. I enjoyed the beautiful sunset with a climber those of the same age from Kariya.
Mt.kita-Hotaka hut was not crowded tonight as well.


Saturday,July 14 Day 3
The weather was fine and we were finally start to go to the kiretto or Yari Hotaka traverse. The route began with a vertical chain field from the beginning.
There are a lot of rocky cliffs that tend to collapse, there are many chains and bolts. Mr. evegre got down quickly. We got down about 1 hour and 20 minutes and took a break at A-stream Col.
I was in a sense of tension and in a sense of satisfaction that came from beautiful mountains and rocky road.

The point of HidaNaki or Hida-crying and Hasegawa peak appeared,We passed through famous points one by one.
Although bolts and chains are drastically increasing compared to 40 years ago, there are places where the rock corners has become worn and slippery, so it is not safe.

Chains and bolts had decreased since Hasegawa peak. It is close to ordinary rockey road here. Today I met with Korean group. I did not have a common language with that Korean group of climbers. We were hard to communicate with each other. However, when I said "Pai Tin!" (=do best)with Korian, the Korean replyed with smiles"Pai Tin!".

Climbing to Mt.Minami was a easyer route than Mt.Kita-Hotaka side. Suddenly I opened the sight of the Mt.Yari as I passed through Shishiwa. We crossed the mountains of Mt.Minama,Mt.Naka,Mt.Oobami one after another. We arrived at Mt.Yari hut about 3 PM.

I took a momentum and went to the head of Mt.Yari,in a heavy traffic jam. The Chinese were climbing forward of us. The Canadians were walking just behind us.

Sunday, July 15 Day 4
We ate breakfast at 5 o'clock. We immediately started returning to the top of the Mt.Yari. This is the second time in this mountain trip. The climbing route is crowded again this morning.

A climber from Shenzhen appeared when we were preparing to go down to Kamikochi. He stayed at Mt.Hotaka hut in the second night. However, yesterday he walked 14 hours towards Mt.Yari hut.awesome!

I followed up after Evegre running down to Kamikochi. We arrived at KonashiDara camping resort's public baths in less than 6 hours. And we arrived at Kamikochi Bus Terminal before 2 PM.

However, the bus stop had as many as 200 m long lines. The bus ticket leaving by 4:45 PM was sold out.We picked up a taxi with evegre's move. We shared a taxi.We went to Matsumoto with a climber from Xi'an.

Limited Express Azusa's reserved seat ticket leaving Matsumoto by 7:21 PM was sold out. We ate a lot of Yakiniku or Japanese grilled beef and beer at Konami restaurant where we often go.

I had a conversation with many people during the long crimbing. I was surprised that there were many climbers from abroad. There were days when more than half of the climbers whom I met were from abroad.

It was a surprise for me. But when l talked to them l felt they were very nice people. Communication with them was interesting for me.

We were walking on the same route as young people both Japnese and abroad. We think we fought well for four days.

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コメント

お疲れ様でした
いつから遊び出すかと思ってました
初っ端から大キレットとは・・・今年は梅雨明けが早かったので、例年より季節が早いですね。

北アルプスは、特に海外勢が多い感じですね?
数年前に奥穂に行った際も、韓国の団体さんが居たり、
本谷橋あたりで、泳いでる?外国人が居たりで、びっくりでした。
5月の鬼怒沼のバスにも、行きも帰りもフランスの方(別のグループ)がいて、こんな奥地にまで来るんだ〜と驚きました。

これからは、天気見てサクッとお山を楽しめますね

今週末は、ちょっこと涼んできます
2018/7/20 9:04
Re: お疲れ様でした
jikyoonさん、コメントありがとうございます。ほんと同感です。
jokyoonさん今週末は涼しい所で楽しんでくださいね‼
2018/7/21 19:56
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