奥大日岳【250/301】[室堂⇨劔御前小舎⇨大日平山荘⇨称名滝へ]青空と緑の高原山行を楽しみました。
- GPS
- 45:48
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 2,706m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:14
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 9:52
- 山行
- 2:12
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 2:57
別山北峰
劔御前
日本二百名山・新花の百名山
奥大日岳
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■立山駅まで自家用車 8:30到着 ■立山駅⇨美女平[ケーブルカー] 10:20〜 ※インターネットで事前予約しなかったことから100分ほど待つことに・・・ ■美女平⇨室堂平[路線バス] 10:40〜11:20 帰路 ■称名滝駐車場から自家用車 9:30〜14:45 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■室堂平⇨劔御前小舎 室堂平(ミクリガ池南側)から雷鳥沢まで標高差200mほど下りました。 雷鳥沢から劔御前小屋まで標高差500mの登り返しとなりました。 雷鳥沢附近は、雪渓を歩きました。 ■劔御前小舎⇔別山北峰 岩陵・残雪の上など高山らしいルートを歩きました。 ■劔御前小舎⇔劔御前 岩場歩きでした。 ■劔御前小舎⇒室堂乗越 「槍ヶ岳」「薬師ヶ岳」「黒部五郎岳」「鍬崎山」「白山(加賀)」を眺めながら、標高差400mほど下りました。一部、岩稜帯でした。 ■室堂乗越⇒奥大日岳三角点 「劔御前」「劔岳」「早月尾根」「猫又山」「毛勝山」「富山平野」「日本海」「槍ヶ岳」「薬師ヶ岳」「黒部五郎岳」「鍬崎山」「白山」を眺めながら、雪上や稜線を歩きで標高差250mを登りました。 ■奥大日岳三角点⇒中大日岳 標高差200mを下り、七福園付近で岩場や花園を楽しみながら標高差100mを登り返しました。 ■中大日岳⇒大日小屋 山頂で劔岳に別れを告げ、笹薮・ハイマツ帯を標高差75mほど下山し大日小屋に出ました。 ■大日小屋⇒大日平山荘 標高差670mの険しい下り(初めの1辧砲任靴燭、途中、冷水の流れる水場もあり、体を冷やしながら下山しました。後半は、木道歩きでした。 ■大日平山荘⇒牛ノ首 大日平は、笹やハイマツが続き、平均勾配約10%の木道歩きが続きました。 ■牛ノ首⇒大日岳登山口 五葉松を境に傾斜の強い下り坂(平均勾配35%)となりました。九十九折れの道ですが、木段やステンレス製の梯子段などで登山道が整備されていました。「猿が馬場」というベンチの置かれた休憩地もありました。道幅も狭く、岩もありすれ違いに苦労することもありました。 ***山行参照情報*** 平面距離 21.5km 沿面距離 22.3km 最低高度 966m 最高高度 2,884m 累計高度(+) 1,360m 累計高度(-) 2,827m 平均速度 1.5km/h 最高速度 6.7km/h キャリア KDDI 接続率 91.0% |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
チェーンアイゼン
|
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感想
「海の日」の時季というと梅雨が明けるか否かという微妙な時季ですが、今年は、夏、真っ盛りとなりました。気温も「里」では、35℃を越えるような猛暑が続いています。季節として少し早いかも?と心配していた北アルプス「劔・立山」山行ですが、天候に恵まれ、3日間とも青空の下での山行が楽しめました。クラブでは、富山市を起点に「劔岳(早月尾根コース)」と「奥大日岳(劔御前小舎⇒大日平山荘コース)」を企画しました。山行期間が3日におよぶことのせいか「奥大日岳」は3名での山行になりました。14日朝4時に昭和町役場を出発し、中央道松本IC⇒R158道の駅「風穴の里」⇒R471道の駅「宙ドーム神岡」⇒立山駅、8時40分頃に到着しました。立山駅から美女平は、ケーブルカーに乗車しますが、たいへん混み合っており1時間40分ほど待っての乗車となりました。美女平からは、室堂に向け、観光路線バスに40分乗りました。「幹回り10m超えの立山杉」「称名滝」「弥陀ヶ原」「雪の壁(今年は、ピーク時17mあったそうです。)」を楽しみました。初日の行動予定は、「室堂⇒一の越⇒立山⇒別山北峰⇒劔御前小舎」でしたが、「室堂⇒雷鳥沢⇒劔御前小舎」と計画を変更し、立山(雄山)へは、登りませんでした。劔御前小舎で受付を済ませ、17時の夕食まで時間が出来たので、百高山の別山北峰へ登り目の前の「劔」「劔御前」「剣沢雪渓」「立山」、その先には「白馬」「後立山」「水晶」「赤牛」と数々の名峰眺望を楽しみました。夕食後は、「剱岳」をはじめ「立山」「槍ヶ岳」「薬師ヶ岳」、「眼下に広がる雷鳥沢・室堂の残雪」「明日、登る奥大日岳」「日本海に沈む夕焼け」を楽しみました。多くの方が、剣沢で夜を過ごされるのか、劔御前小舎は、穴場となっていました。2日目は、朝食後に、一時間ほどで百高山「劔御前三角点」を往復しました。小屋から、奥大日岳・大日平山荘への縦走は、7時出発予定でしたが、20分ほど早く出発できました。雷鳥キャンプ場に張られたテントや「槍ヶ岳」「立山」「薬師ヶ岳」「鍬崎山」を眺めながら新室堂乗越まで1時間かけ400m下りました。鞍部で休憩をとり、右手に剱岳早月尾根を眺めながら室堂乗越・2511ピーク・カガミ谷乗越を超え・奥大日岳へと続く稜線を2時間ほど歩きました。雪渓と思わせる雪上を歩いたり、岩稜帯を歩いたりとバラエティに富んだ山行を楽しむことが出来ました。中大日岳で劔岳の眺望に別れを告げ、大日小屋から急坂を下り続け、途中、沢で火照る体を冷やし、大日平の花畑を楽しみに下り続けること2時間、山荘付近まで来ると笹原の中にニッコウキスゲ・花がヒゲと化したチングルマ・ワタスゲを楽しむことが出来ました。15時22分山荘到着。更湯ですが、湯船に浸かりシャワーを浴びて汗を流しました。山荘は、とても空いており、個室で過ごしました。部屋からは、夜景を見ることができました。三日目は、称名滝展望台に向けて下山しました。30分ほど薬師ヶ岳や鍬崎山・大日岳を眺めながら木道を歩き、五葉松の大木まで来ました。このあたりからは、急坂を下り続けました。牛の首を過ぎたあたりから称名滝展望台を眺めたり、滝の音を聴きながらの下山でした。山荘を出発して2時間で大日岳登山口まで到着。昨夜、馬場島荘に宿泊した劔岳登山グループと合流し、称名滝を見学しました。9時30分駐車場を出発、神岡道の駅で食事をとり、炎天下の昭和には14時45分に戻って来ました。予想外の暑さに苦労しましたが、花と緑と青空と山容をたっぷり味わうことのできた、素晴らしい3日間でした。
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