奥秩父テント泊縦走3泊4日で行く百名山2座一筆書き&分水嶺を訪れる
- GPS
- --:--
- 距離
- 50.7km
- 登り
- 4,619m
- 下り
- 4,055m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:16
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 7:23
- 山行
- 11:59
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 12:40
天候 | 初日:曇り時々雨、二日目以降四日目までは晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:00発〜鴨沢バス停7:34着 所要時間34分 ICカード:627円、現金:630円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目:鴨沢〜雲取山荘迄 危険個所は無し 2日目:雲取山荘〜将監小屋迄 三ツ山周辺 木製の桟道が連続 湿っている桟道は とても滑りやすいので慎重に進む。 巻き道が不明瞭な箇所と倒木が何箇所か有り、原生林、湿った笹の葉が 生い茂っている箇所がいくつもあるため、スパッツ又はレインパンツを 履いていないとパンツが濡れ、登山靴内部に侵入し靴下が濡れる。 3日目:将監小屋〜甲武信小屋迄 将監峠を左折すると、しばらくの間は湿った笹の葉が続くので 2日目同様考慮する。山ノ神土分岐から、同じ等高線の最短ルートは 工事中で侵入できないので唐松尾山を経由するルートとなる。 4日目:甲武信小屋〜西沢渓谷入口迄 徳ちゃん新道の終盤あたり急坂があり、慎重に、その先は滑り易い粘土質 の土で尻もちを付き易いのでご注意を。 |
その他周辺情報 | 西沢渓谷入口からのバスは 山梨市営バス西沢渓谷線に乗車又は山梨交通の窪平・西沢渓谷線に乗車する。 山梨市営バス11時22分発に乗車するなら甲武信小屋を遅くとも7時出発 すれば間に合うが、間に合わないと山梨交通の13時10分発となる。 13時10分発のバスに一番で乗車したが、途中、笛吹の湯に立ち寄った際 学生団体が大量にバス待ちしていたため全員乗りきれなかった。 笛吹の湯に立ち寄る予定だったが、次便に乗れる保証が無いと運転手さんに 言われたので下車するのをやめ、塩山駅から新宿方面の一つ先の駅、勝沼ぶどう郷駅 から徒歩17分のところにあるぶどうの丘温泉 天空の湯に立ち寄った。 タクシーは駅からワンメータ730円。 ぶどうの丘温泉 天空の湯は、露天風呂があって、甲府盆地や南アルプスの眺めが 素晴らしい。中には熱めの湯とぬるめの湯がある。 脱衣室はかなり狭く、ザックを置く場所に苦慮する。 受付の男性が機転を効かせてくれる方で 大きいザックを見て、「荷物を広げるのも大変でしょ! ザックはロッカーの上に 置いてくれればいいですよ」と言ってくれたが、ロッカー上面がとても高く 置けないと判断、邪魔にならないところに置きました。 帰りもタクシーで来た駅まで戻る。 タクシーはセルフ(自分で呼ぶ) お店側では関与しない。 柱に3社の電話番号が記載されており、任意のタクシー会社に連絡 甲州タクシーを選択、10分で来るとの事。10分後無事タクシーが迎えに来たが その前の前に呼んだであろう7-8名のタクシーが来ないで混乱していた。 天空の湯で、タクシーを呼ばず、セルフにしている意味がわかったような気がする。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖フリース
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
折りたたみ傘
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
キッチンペーパー
ポケットティッシュ
ウェットティッシュ
歯ブラシ
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
テント用LEDライト
水筒(ナルゲンボトル他)
シュラフカバー
就寝用マットレス
プラティパスソフトボトル
エマージェンシーシート
フットプリント(グランドシート)
スマホ及びテントライト&GPSウォッチ用大型充電器及びケーブル
|
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備考 | 持っていけば良かったもの:携帯用消臭スプレー、スパッツ |
感想
当初の予定だった奥秩父縦走路分水嶺テント泊 百名山4座一筆書きと題した
今回の旅は雲取山、甲武信ヶ岳で一旦終了にしました。
残りの楽しみは次に取って置き、次は甲武信ヶ岳からスタートして〜金峰山〜瑞牆山の続きをやりたいと思います。二筆書きに変更したいと思います。
無理すれば完歩出来なないこともなかったと思っていますが
今回は勇気を持って下山にしました。
私的にはテント泊は3泊が限界でした。3日も入浴しないと自分の体臭に耐えられなくなり(笑)あと、髭もそれないのも耐えられなかった。
おまけに三連休を全てつぶさず、最後の一日位ゆっくり家で過ごしたいって衝動にかられました。家族の顔も恋しくなりホームシックにかかるもんですね。(笑)
でも、私的にはかなりの達成感を噛みしめています。
「一日目」
は雲取山を目指し鴨沢バス停から登り下山者とは何人か行き違うも、登りは誰もいない一人でした。小雨が降ったり霧雨が舞う山中をひたすら登りこの天気では展望も望めないと判断するや途中の分岐を雲取山荘目指して進みます。テント泊は500円
以外と安いんだなあとお弁当お願いします!って言ったら出来ません。って断られました。雲取山のテント泊は私一人でした。小屋泊は6人、さすがに平日は空いていました。テン場に一人テント泊は恐いもんです。蜂、虻、朝方は、獣の鳴き声、カラスの群れとバラエティーに飛んでました。(´゜ω゜`)
やはり、一人は恐いもんですね。
「二日目」
朝、1時間遅れの6時に出発、また奥秩父縦走路の入り口を間違えたために合わせて2時間のロスをしでかし予定が大幅に狂いました。ここで焦るのが禁物なんですが、気が焦るばかり、大ダルミまでは良かった。
そこからの縦走路は私たったの一人誰ともすれ違いません。
道は狭く、ストックをつきながら、崖っぷちばっかり、手すりのない滑る橋ゲタが20ヵ所以上、ここで落ちても誰にも気がつかれないと何度も思い描くくらい危険なルートでした。また笹の葉が密集するズボンが濡れ靴のなかに入り靴下がびしょ濡れ、足がふやけてしまい、まめができるばかり、予定では雁坂小屋に二泊目だったのですが、遅れで将監小屋にてテント泊することに、ここは平日は無人の小屋でした。
ちょうど水源を守る東京都水道局の方が二人いて、ここは前のご主人が亡くなられてからは土日祝日だけ、管理人が上がって来るのだとか、でも、小屋は避難者のために鍵は開けっ放し、しばらく小屋の中にいると亡くなったご主人らしき、思い出の写真が飾られていました。この方が亡くなったご主人と思い鑑賞にしたってしまいました。
「三日目」
朝、5時頃に二人ずれのトレイルランナーが将監小屋に到着、
何と、奥多摩駅を前夜の8時に出発し甲武信ヶ岳から下山するということでした。
あの狭い超危ない山道を夜通し走り抜くとは恐るべしです。
本当にバリエーションルートって言いたい位一人では危険なルートです。
その二人からちょうど、分水嶺トレイルが実施されている情報を聞きつけ、まさに私の後ろから分水嶺のトップランナーが追いかけてくるかっこうになり、ちょうど笠取山登り口で出くわしました。
朝、3時起き5時出発
どう考えても、地図を何度も見返しても三泊では無理、4泊なら、日本三大峠の
雁坂峠を越えて甲武信小屋までは行かないと瑞牆山までは到達出来ないと考え、
なんとしてもたどり着くために必死に歩きました。
でも、雁坂峠この坂は本当に激坂の連続でした。
高低差もさることながら、登り返しが何回も続き、気絶しそうでした。
雁坂小屋に着くと、分水嶺トレイルランナー向けのドリンク、パンなど豊富に用意されていてかけつけでアクエリとコーラを二本飲み干し(2本で600円、クリームパン200円購入、水代100円、合計900円かかりました。山の上なら安いもんこれで前に進めるなら)二日ぶんの行程を行かなきゃならない。
ここから甲武信小屋まで、夜になるかもしれないと、明るいうちに小屋に着かなきゃ
と、おまけに本日は土曜日なので、テント場は絶対混んでいるだろうと。
昨年、トレランで来たときに一緒に記念撮影してて、次に来るときはテント泊で来るから!って
私なりの約束事をしたので、今回何とか甲武信小屋まではという強い信念を馬力に替える思いが強かったと思います。
途中破風山避難小屋を通過するところで、ここで泊まるか、前に進むか判断を迫られる状況でした。 人家の気配がして中を覗くと、部屋をお掃除している人がいました。 もう、暗くなるかもしれないと考え、すみません私もご一緒してもいいですか?ってたずねると、気持ちよく、どうぞどうぞと言ってくださいました。
甲武信小屋にたどり着かなかったことを悔やむばかりです。
ここの避難小屋に泊まるのでも、マップ上、案内板にも水場まで20分とあるが
誰も管理しているわけではないので、大丈夫なんだろうか?
うーん、水も切れそうだし、どうする。あっそーだ、トイレが無いんだ!
携帯トイレ、携帯手動ウォシュレット買っていたのに持ってこなかった。
穴掘って土に埋めるわけにも行かず、先に進むことにしました。
やはり、私、甲武信に向かいます。って言ったらわかりました!って
じやー、お水を持って行ってくださいって、1リットルを私に分け与えてくれました。何とお礼を申し上げればよいのかと、この方は6リットル汲んできたとは言え
こんなに人にほどこしができるなんて、こんな親切な方、まずいないと思いました。
ここから甲武信小屋まで行程時間は2時間予定時間は18時
ここから木賊山を登らなきゃなりません。必死に歩きました。
まだ、暗くはならなかったけど、17時30分頃到着しました。
甲武信小屋めっちゃ混んでました。
ご主人の徳ちゃん
さすがに私の事は覚えてなかったけど、昨年、一緒に撮った画像を見せると
おー会いに来てくれたのか?って言って、お茶かビールか?って冗談交じりで
声をかけてくれ、お茶を振舞ってくれました。
テン場はいっぱいで、張れるところないなか、平らな鞍部でも、ヘリポートでも
いいぞ!って特別な場所にテンとがはれました。
ご主人徳ちゃんが親子で作道した徳ちゃん新道で下山
約10km 8時に下山開始
2500から1200まで下がるのはけっこうキツイ下りで、12時にバス停に到着しましたが、バスは11時30分に出たばかり、次は13時10分バス路線に温泉は笛吹の湯があるのですが、おふろから、再度乗ろうと思うと始発から乗る人がいる場合は乗れなくなる心配があるので、塩山駅まで行き、勝沼ぶどう郷駅まで乗ってぶどうの丘温泉に入って一人乾杯して帰りました。
終わりです。
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