北アルプスは別格だった。絶好の天気に恵まれて北ア縦走(白馬岳〜不帰瞼〜唐松岳)

2018年07月14日(土) ~ 2018年07月16日(月)

• GPS: 39:43
• 距離: 21.7km
• 登り: 2,541m
• 下り: 1,871m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:13
• 合計: 7:10

6:50 栂池パノラマウェイ 自然園駅
7:50 7:50 栂池ヒュッテ
7:50 7:50 栂池山荘
7:50 7:50 天狗原/白馬岳神社
9:55 9:55 乗鞍岳
10:27 10:40 白馬大池山荘
12:12 12:12 小蓮華山
14:00 宿泊地

2日目

• 山行: 10:51
• 休憩: 1:08
• 合計: 11:59

4:00 白馬岳
4:00 4:00 白馬山荘
6:02 6:02 鑓ヶ岳
6:47 7:10 天狗山荘
9:10 9:10 不帰嶮（不帰一峰）
10:10 10:10 不帰嶮（不帰二峰北峰）
10:27 10:27 不帰嶮（不帰二峰南峰）
11:27 11:27 唐松岳
11:45 12:30 唐松岳頂上山荘
14:51 14:51 遠見尾根分岐
14:55 13:51 五竜山荘
14:55 宿泊地

3日目

• 山行: 2:56
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:56

5:15 宿泊地
5:15 5:15 五竜山荘
8:11 地蔵の頭

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・練馬IC〜栂池高原中央駐車場まで渋滞なしで所要時間3時間
・駐車場の混雑状況は5:40着で7割程度、駐車料\500/日
・トイレは中央駐車場内にあり、最寄りのコンビニは白馬駅
・ゴンドラ・ロープウェイの運行時間は季節によって変わるのでHPで確認すること　http://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html
・マイカー利用の方で入山口と下山口が異なる場合、入山口に戻って車をピックアップする必要があるが鉄道とバスは本数が極めて少ないので余裕を持って行動するようにしたい。
※五竜とおみのエスカルプラザ1Fフロントでは交通案内サービスがあるので利用したい

コース状況／危険箇所等

・コースは全般によく整備されている。今回、縦走路から白馬鑓温泉へのルートは通行止めとなっている。山小屋でコースの最新の状況を入手すること
・天狗の大下りと唐松岳頂上山荘から大黒岳へはどちらも下り始めからしばらくの間が傾斜もあり危険
・不帰瞼を含めてルートを外さないことと三点支持を守ること

その他周辺情報

入浴は、白馬駅近くにある山ヤ御用達の白馬ロイヤルホテルの日帰り温泉を利用\650

写真

8/9 9:01

2年前、不帰瞼を断念したときいっしょに下山した「クレ」さん。遠見尾根、大遠見山手前の池塘付近

7/14 6:30

栂池高原ゴンドラリフト乗り場に待つ100人ほどの登山者、左の建物の先にある夏山相談所に登山届を提出

7/14 7:24

ゴンドラリフトからロープウェイに乗り換える。建屋が「動くハウルの城」のように感じる

7/14 8:55

天狗原より乗鞍岳方面を臨む、正面の雪渓を登る。今年は雪が少ないとのこと

7/14 8:55

樹林帯を登り見晴らしの良い天狗原に到着

7/14 9:08

天狗原の池塘がとても美しい

7/14 9:51

雪田の中間点から天狗原を臨む、この上部にやや傾斜のある雪渓を登る

7/14 9:57

なだらかな乗鞍山頂付近を行く

7/14 10:02

乗鞍岳に到着、正面に小蓮華岳への登路が見える

7/14 10:07

白馬大池と白馬大池山荘が見えてきた。

7/14 10:08

乗鞍岳より小蓮華岳方面を臨む

7/14 10:30

白馬大池山荘に到着、池の水は雪渓の溶水で冷たくてきれいだ

7/14 10:57

白馬大池を左手に見ながら雷鳥坂に向かう

7/14 11:25

白馬岳に向かう登路

7/14 11:31

船越ノ頭

7/14 11:32

小蓮華山への登路、絶景を満喫しながら

7/14 12:14

高山植物に癒される

7/14 12:19

小蓮華山より白馬岳を臨む

7/14 12:19

小蓮華山より白馬大池を振り返る

7/14 12:31

子連れの雷鳥さんこんにちは

7/14 12:33

ピーカンの縦走路を行く

7/14 12:53

三国境を目指して

7/14 13:04

三国境に到着

7/14 13:04

三国境より栂海新道方面(左から鉢ヶ岳、朝日岳、雪倉岳)を臨む、いつか行くぞ〜！

7/14 13:24

白馬岳山頂へ向かう登路

7/14 13:24

旭岳が見えてきた

7/14 13:35

高山植物と雪渓

7/14 13:49

名物方位盤？

7/14 13:50

白馬岳頂上より白馬鑓方面を臨む

7/14 13:51

白馬山頂に到着〜

7/14 13:55

白馬山荘へ向かう

7/14 14:55

白馬山荘レストランより杓子岳、鑓ヶ岳を臨む

7/14 15:16

白馬山荘前より白馬岳を臨む、ピーカン〜♪

7/14 18:12

白馬鑓ヶ岳の遥か彼方に槍ヶ岳が見える

7/14 18:13

剣岳を臨む

7/15 4:25

早朝出発、杓子岳へ向かい最低鞍部より白馬岳を振り返る

7/15 4:44

最低鞍部より杓子岳への登路

7/15 4:48

ご来光〜

7/15 5:48

鑓ヶ岳への登路

7/15 6:02

鑓ヶ岳に到着

7/15 6:02

鑓ヶ岳より

7/15 6:14

鑓ヶ岳の下りで見かけたコマクサ、荒涼としたガレ場の中で花を咲かせていた

7/15 6:29

天狗山荘への道、白馬鑓温泉へは通行止めとのこと

7/15 6:47

天狗山荘に到着

7/15 7:29

天狗の頭より唐松方面を臨む

7/15 7:44

不帰瞼を目指す

7/15 8:06

ここより不帰の大下り、入る前にメットをかぶり、ポールをしまい、グローブをはめる

7/15 9:10

不帰一峰頭

7/15 9:11

不帰二峰北峰の迫力がすばらしい。先行する登山者によりルートを確認できる

7/15 9:47

二峰北峰正面の核心部から鉄の橋を渡り左に回り込んだところから天狗の大下り、一峰の頭を振り返る

7/15 10:11

二峰北峰に到着、正面に不帰三峰と唐松岳を臨む

7/15 10:19

不帰三峰に向かう

7/15 10:27

不帰三峰に到着

7/15 11:26

唐松岳山頂より唐松岳頂上山荘

7/15 11:26

唐松岳山頂より五竜岳を臨む

7/15 11:27

唐松岳山頂より剣岳、立山方面を臨む

7/15 11:28

唐松岳山頂に到着〜

7/15 11:28

唐松岳山頂より不帰瞼、鑓ヶ岳、白馬岳を振り返る

7/15 12:38

唐松岳頂上山荘を出発、大黒岳、五竜岳を臨む

7/15 13:48

大黒岳を通過

7/15 14:51

遠見尾根の分岐に到着

7/15 14:51

五竜山荘は目の前、今回もお世話になります〜

7/15 15:42

五竜山荘に到着、小屋付近はテント村が出現！

7/16 4:31

五竜山荘から遠見尾根を臨む

7/16 4:32

五竜岳を臨む、登山者の懐電の明かりが山頂まで見える

7/16 4:33

小屋の人にお願いして五竜山荘前で記念撮影

7/16 5:19

あさぼらけ

7/16 5:20

白岳より白馬岳方面を臨む

7/16 6:00

遠見尾根に入り振り返る。中央に五竜山荘、左端は五竜岳

7/16 6:20

西遠見山過ぎた先にある池塘は雪に覆われていた

7/16 7:40

二ノ背髪を通過

7/16 7:58

見返り坂

7/16 8:11

地蔵の頭に到着、テレキャビンを使ってエスカルプラザまで下りる

7/16 13:19

白馬駅近くの白馬ロイヤルホテルで汗を流す。ここも山やの風呂屋ですね

撮影機器：

COOLPIX S7000 ニコン

ASUS ZenFone 5 16GB SIMフリー ASUS

装備

備考

帽子、サングラスと日焼け止めは必携

感想

mount_advance

五竜遠見尾根の分岐に到着したとき2年越しの目標がやっと達成したことを実感した。
2年前の8月に扇沢から入り、爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜不帰瞼〜白馬岳を縦走する計画だった。
結果は、2日目にバテバテになってしまい冷池山荘〜五竜岳山荘までの歩行に12時間も掛ったために3日目に遠見尾根より敗退した。一緒に下山した山小屋で同室となったクレさんは「お互い敗残兵だな」と言っていた。
今回はそのリベンジ、昨年は週末の好天を狙っていたが訪れることなく断念した。難所の不帰瞼の通過には好天が条件と判断していたが、不帰瞼は短い区間だったけれど気分良くぐいぐいと登れて久々にクライミングってこんな感じだったなと懐かしく思った。難しいと言うより物足りなく呆気なかったというのが素直な感想だ。

百名山を目指す者にとって唐松岳や不帰キレットは対象外となるが、北アルプスの主脈縦走は20歳のときに初めて北アに入ったときからの目標だった。
これで北アルプスの主脈縦走(剣岳〜立山〜薬師〜三俣蓮華〜槍〜奥穂〜西穂、燕〜大天井〜槍〜三俣蓮華〜野口五郎〜鹿島槍〜五竜〜白馬)と
三大キレット(大キレット/八方キレット/不帰キレット)は、完了した。
北アの残る課題は、常念岳、笠ヶ岳、焼岳、乗鞍岳となる。

クレさん、俺は不帰キレットを登ってきたぞ！！
「雲ノ平でまた会おう」それが君との約束だ