薬師岳〜黒部五郎岳〜鷲羽岳〜水晶岳・北アルプス堪能の縦走コース♪

2018年07月13日(金) ~ 2018年07月16日(月)

• GPS: 76:46
• 距離: 58.8km
• 登り: 4,493m
• 下り: 4,740m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 2:27
• 合計: 10:24

8:12 折立
8:16 8:21 十三重之塔 慰霊碑
9:13 9:17 太郎坂(アラレちゃん)
9:56 10:03 青淵三角点(青淵山)
10:20 10:20 積雪深計測ポール
11:44 12:09 五光岩ベンチ
12:32 12:32 太郎兵衛平
13:00 13:22 太郎平小屋
13:42 14:27 薬師峠
14:27 14:27 薬師峠キャンプ場
14:54 14:54 薬師平
15:28 15:44 薬師岳山荘
16:21 16:21 薬師岳避難小屋跡
16:37 16:50 薬師岳
17:04 17:04 薬師岳避難小屋跡
17:29 17:39 薬師岳山荘
18:08 18:08 薬師平
18:36 18:36 薬師峠
18:36 薬師峠キャンプ場

2日目

• 山行: 9:35
• 休憩: 0:54
• 合計: 10:29

5:46 薬師峠キャンプ場
5:46 5:46 薬師峠
6:07 6:21 太郎平小屋
6:31 6:36 太郎山
8:27 8:27 神岡新道分岐
8:34 8:36 北ノ俣岳
9:24 9:24 赤木岳
10:18 10:18 中俣乗越
12:43 13:09 黒部五郎の肩
13:22 13:28 黒部五郎岳
13:55 13:56 黒部五郎の肩
16:15 16:15 黒部五郎小舎
16:15 黒部五郎小舎キャンプ場

3日目

• 山行: 10:24
• 休憩: 1:54
• 合計: 12:18

2:43 黒部五郎小舎キャンプ場
2:43 2:43 黒部五郎小舎
4:26 4:35 三俣蓮華岳巻道分岐
5:24 5:42 三俣蓮華岳
5:57 5:57 三俣峠
5:57 5:57 三俣蓮華岳キャンプ場
7:32 7:35 三俣山荘
8:38 8:53 鷲羽岳
9:22 9:25 ワリモ岳
9:43 9:43 ワリモ北分岐
10:15 10:33 水晶小屋
11:08 11:22 水晶岳
11:58 12:28 水晶小屋
13:06 13:08 ワリモ北分岐
13:18 13:18 岩苔乗越
14:11 14:12 黒部川水源地標
14:59 15:00 三俣山荘
15:01 三俣蓮華岳キャンプ場

4日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 1:34
• 合計: 9:44

3:12 三俣蓮華岳キャンプ場
4:20 4:27 三俣峠
6:01 6:01 双六岳中道分岐
6:20 6:58 双六小屋
7:06 7:06 双六池
7:40 7:40 くろゆりベンチ
7:53 7:56 花見平
8:09 8:14 弓折乗越
8:49 9:01 鏡平山荘
9:05 9:06 鏡池
9:40 9:41 シシウドヶ原
9:59 9:59 イタドリが原
10:16 10:16 チボ岩
10:37 10:38 秩父沢出合
11:17 11:17 小池新道入口
11:34 11:54 わさび平小屋
12:07 12:08 笠新道登山口
12:18 12:18 中崎橋
12:31 12:31 お助け風穴
12:44 12:48 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:55 12:56 新穂高温泉駅
12:56 ゴール地点

天候

ほぼ毎日快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

12日夜
大宮駅西口→富山駅北口
20:40発→05:00
https://vipliner.biz/search_bus/m_spotsearch.php?area=2_dn

13日
富山駅前→折立
05:30→07:30
https://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741

16日
新穂高→平湯温泉
14:55発→15:28着
https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/shinhotaka-line/#timetable

平湯温泉→バスタ新宿
16:00発→20:30着
https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/shinjuku/#timetable

(参考)
https://tozanguchi.net/shinhodakaonsen_tokyo/

その他周辺情報

(風呂)
平湯温泉ターミナル内にあります。
レスト＆スパ アルプス街道
https://www.nouhibus.co.jp/alps/spa/

写真

7/13 5:16

【1日目・7/13】
早朝5時、富山駅到着。
早速乗り換えます。

7/13 5:16

折立ゆきのバス。
折立へは有峰ダムのある林道から入っていく。

7/13 7:54

折立に到着！

7/13 8:12

薬師岳登山口

7/13 8:21

太郎坂

7/13 10:18

テント等を担いでの重装備。
総重量23キロ(´д｀|||)

7/13 8:52

樹林帯に囲まれる序盤は勾配もきつく、急坂と平坦な場所を細かく繰り返しながら標高を上げていく。

7/13 9:14

噂のアラレちゃんに出逢えました♪
「大好き薬師岳、太郎を愛する会」と書かれています。

7/13 9:24

7/13 10:07

7/13 10:11

岩の登山道をひたすら登る。

7/13 10:17

7/13 11:34

ヘリが近付いてきました。
乗組員が手を振っていました。
頑張れよ〜って合図かな？

7/13 11:46

五光岩ベンチ
薬師岳はまだ遠い。

7/13 12:32

太郎平小屋は木道の先。

7/13 12:56

ついに太郎平小屋が見えてきた！

7/13 13:13

太郎平小屋到着！
ここでテン泊手続を済ませます。(薬師峠キャンプ場)

7/13 13:35

薬師峠の手前で一気に下りると、テン場が見える。

7/13 14:26

水場

7/13 14:31

ここでテント設営。
設営後、薬師岳へGo！！

7/13 14:50

雪解け水が流れて沢のようになっている岩の急坂をマーキングに沿って登っていく。

7/13 15:27

薬師岳山荘
完全にガスってきましたな。

7/13 16:43

薬師岳三角点

7/13 16:52

とりあえず、登頂記念写真を！
薬師岳ネチ(^^ゞ

7/13 16:53

もうひとつの標識

7/13 16:57

下山開始

7/13 17:14

戻る薬師岳山荘が見えてきた頃、

7/13 17:10

薬師岳方面を振り向くと
何と晴れてきた！！！！！

7/13 17:24

ほんと、
タイミングって難しい(>_<)

7/13 17:26

薬師岳山荘到着。
しゃーないから、キンキンに冷えたビールを飲んで薬師岳を眺めるとします！

7/13 17:53

7/13 17:57

7/13 18:13

18時を過ぎてるのにまだ明るい！

7/13 18:19

7/13 18:30

7/13 18:29

薬師峠へ下る

7/13 18:32

薬師峠キャンプ場GOAL!!

7/13 19:30

テン場からのアーベントロート

7/14 0:18

ドシローの星空写真��
んー、星空写真って意外と難しいな。

7/14 0:23

ドシローの星空写真��

7/14 0:38

ドシローの星空写真��
ちと、イマイチかな？

7/14 5:56

【2日目・7/14】
テン場付近
槍ヶ岳のトンガリを横目に見ながら、木道を進みます。

7/14 5:56

本日は黒部五郎岳を目指します(^^)b

7/14 6:06

やはり、総重量23キロのザックは重い！！
コツコツと一歩ずつ前進あるのみ〜！

7/14 6:21

7/14 6:23

分岐点
↖️雲ノ平 ↗️黒部五郎岳
我々は黒部五郎岳の方へ。

7/14 6:33

ちと、太郎山へ寄り道。

7/14 6:41

標高 2,373m
美しい風景が一望できた。

7/14 6:58

序盤はなだらかな木道が続く。

7/14 8:39

北ノ俣岳山頂
標高 2661m

7/14 9:37

黒部五郎岳方面
げっ、これを登るのかΣ(゜Д゜ υ)

7/14 10:25

7/14 10:25

7/14 11:36

アップダウンを繰り返しながらの稜線をひた走る。

7/14 11:51

五郎岳までの急登だが、
これが半端なくヤバい。
わずか2km足らずの距離で400mの標高をあがる(*_*)

7/14 11:57

しかも足場がガレ場の不安定。

7/14 13:26

ついに黒部五郎岳踏破！
人名が由来なのかなと思うんですが、そうでもないです。
用語で大きな岩がごろごろとしている場所のことを「ゴーロ」と言うのですが、それに「五郎」という字を当てはめたとされています。
黒部にある五郎というわけですね！

7/14 13:37

大きなカールを抱くような山容

7/14 13:40

黒部五郎岳ネチ(^^ゞ

7/14 13:43

なんて美しい景色なんだ！！

7/14 13:26

山頂から見えた黒部五郎小舎。
近いようで遠い！

7/14 13:56

黒部五郎岳の肩までの斜面に残る雪渓

7/14 15:17

雄大なカールが美しい！

7/14 16:16

黒部五郎小舎到着！
2日目は一日中重装備での黒部五郎岳登山、かなりクタクタでした。

7/15 2:45

【3日目・7/15】
早朝3時前に出発。
三俣蓮華岳に向かいます。

7/15 3:53

空をゆっくりと染め上げる朝日を眺めながら一歩ずつ前進。

7/15 4:18

ヘッドライトを点けながら慎重に進みます。

7/15 4:30

三俣山荘経由の巻道がありますが、雪渓が残ってるためアイゼンとピッケルが必要。
なので頂上の方へ迂回します。

7/15 4:46

モルゲンロートの笠ヶ岳

7/15 4:47

こっちはモルゲンロートの白山

7/15 4:56

ご来光！！

7/15 5:27

よしっ、三俣蓮華岳が見えてきた！

7/15 5:30

300名山・三俣蓮華岳山頂到着！
標高 2841m

7/15 5:34

三俣蓮華岳は名前どおりに富山県、岐阜県、長野県の3県を分ける山である。

7/15 5:41

展望が豪華すぎる三俣蓮華！

7/15 5:54

名峰揃いの展望、美しい稜線、贅沢な眺めを堪能できますぜ(^o^)

7/15 7:30

三俣山荘キャンプ場
ここでテント設営。

7/15 7:28

三俣山荘でテン泊手続きを済ませます。

7/15 7:42

さあ出発！！

7/15 7:28

槍さ〜まをズーム！

7/15 7:33

山荘のバックが鷲羽岳。
いきなり、急登ですね(^_^;)

7/15 7:55

快適な登り。
テントなどを置いて軽装備に！

7/15 8:37

岩が多く意外と急登続き。

7/15 8:48

鷲羽岳山頂到着！
標高 2924m

7/15 8:54

ここもやりました。
鷲羽岳ネチ(^^ゞ

7/15 8:50

南側の中腹に火口湖の鷲羽池があり、槍ヶ岳と見事にマッチして、絵のように美しい。

7/15 8:57

人生最高の山だ、これは♪(笑)

7/15 9:09

さぁ〜、次は水晶岳へ(^^)b

7/15 9:31

ワリモ岳頂上
標高 2888m

7/15 9:32

せっかくなので、登ってみました(^^;

7/15 9:34

ワリモ岳を通過して水晶岳へ！

7/15 12:36

水晶小屋到着！

7/15 10:42

小屋から山頂へ！
最初は穏やかな稜線歩き。

7/15 10:41

ここが水晶岳山頂だよ〜！
なーんてね(笑)

7/15 10:54

ハシゴや鎖もありました。

7/15 10:58

ガレ場も結構多し。
テント装備を担いで歩き続けられる気がしません。

7/15 11:20

水晶岳山頂到着！
標高 2986m

7/15 11:20

北アルプス最深部、水晶岳にやってきました♪
やったぜぃ〜＼(^o^)／

7/15 11:10

スケールが違います！
北アルプスの奥地に伸びる稜線を一望♪
奥に見えるのは黒部ダム。

7/15 11:22

名残惜しいけど、下山しまーす！

7/15 11:29

これって、水晶かな？
水晶岳の名は水晶が採取されることからきていますが…

7/15 12:11

水晶小屋名物・力汁(ちからじる)
1000円

7/15 12:11

お餅が2個、ゴボウやニンジンなどの根菜が入った味噌仕立て。
豚の代わりお餅が入った豚汁風味噌汁で美味しかったです

7/15 13:17

岩苔乗越分岐点
帰りは黒部源流に下っていくということに。

7/15 13:07

眼下に広がる雲ノ平

7/15 12:43

7/15 13:14

7/15 13:22

ここが黒部源流の起点かな？

7/15 13:24

途中の水場。
沢の水はもちろん冷たくて美味しい♪

7/15 14:27

水が豊富で登山道にも水があふれている。

7/15 14:28

黒部源流の碑
ホント、北アルプスの奥深くまでやってきました。

7/15 15:19

無事にテン場に到着！

7/15 15:21

三俣山荘キャンプ場から仰ぐ鷲羽の姿は雄々しく、美しい♪

7/15 15:45

鷲羽岳をよーく見ますと！
鷲が両羽を広げたような形をしてますね。

7/15 15:45

わかります？
鷲っぽい形が何となく…
特に鷲の顔と両羽。

7/15 17:49

三俣山荘の名物・ジビエシチュー
2600円

7/15 17:43

肉は思っていたより柔らかくて美味しく頂きました。

7/16 1:06

ドシローの星空写真��
星の鷲羽岳♪
左下の方に流れ星が見えました(≧▽≦)

7/16 1:13

ドシローの星空写真��
鷲羽岳とテントのコラボ♪

7/16 4:17

【4日目・7/16】
本日は最終日、何としても下界へと戻らなくてはなりません。

7/16 4:32

三俣峠分岐点
ここで苦渋の決断！
勾配度の高い登山道を登って双六岳へ行くか、
巻き道ルートで早めに下山するか、かなり迷いました。
本日も33度を越える酷暑、重装備であること、帰りのバス時間に間に合うか心配。
とゆーことで巻き道を選択(^-^)

7/16 5:24

巻き道には、沢山の雪渓が残っていました。

7/16 6:08

双六岳
機会あれば登りに行きまーす♪

7/16 6:24

双六小屋
ここで朝食を♪

7/16 7:03

おっ、双六小屋のテン場は池も近くていいロケーションですね！

7/16 8:14

酷暑の中、雪があるのは実に有難い。
雪で頭を冷やします(^^)

7/16 8:14

鏡平小屋が見えてきた

7/16 8:48

鏡平小屋到着！

7/16 10:43

チチブ沢
あまりにも暑すぎるので熱中症にならないよう、沢水を身体にぶっかけます(^^;

7/16 11:26

登山道を過ぎたら今度は林道歩き。
「わさび平小屋についたらビールを飲むぞ！」ということを励みに、歩いてきているようなところがあるかも…(^^;

7/16 11:39

わさび平小屋到着！

7/16 11:42

7/16 11:46

待ってました！！
乾杯(^_^)／□☆□＼(^_^)

7/16 12:07

しかし、これで終わりではありません。
新穂高まで長〜い林道歩きが待っています。

7/16 12:53

ようやくゲート到着！

7/16 12:58

GOAL＼(^o^)／
最終地点・新穂高に着いたど〜！

7/16 15:30

路線バスに乗り、
新穂高→平湯温泉へ
そこで4日ぶりの入浴( ´∀｀)

7/16 15:47

風呂上がりにビールを飲みたいとこだが、ここは敢えてガマン。

7/16 15:50

バスタ新宿ゆきのバスがやってきました。

7/16 15:54

乗車後、すかさずビールを♪
オツマミはA4等級の飛騨牛串焼き。
注文してから炭火で焼いてくれます。
ちょっと塩味が強めですが、ビールに合います。

7/16 15:54

飛騨牛コロッケもウマイ(^o^)

撮影機器：

D5200 ニコン

PowerShot G3 X CANON

サイバーショット DSC-RX100M6 SONY

感想

🌰栗ちゃん

黒部五郎岳や鷲羽岳や水晶岳は北アルプスの奥深くに位置する山で、縦走でしか訪れることができません。
アクセスしにくい山、また携帯の電波も届かないからこそ、静かな山行や北アルプスの豊かな自然が楽しめる場所でもありました。
下山時はなんと気温30度、いや、33度超えの猛暑、、、
勘弁してくれと思う程、顔や頭から多量の汗が噴き出してしまい、所々にある沢水を浴び、何とか体力維持することができました。
百名山のみならず、周辺の山々を巡って北アルプスをたっぷり堪能できる、感慨深い縦走となりました。