旭岳からトムラウシ山縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 40.3km
- 登り
- 2,256m
- 下り
- 2,876m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:22
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:43
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
|
その他周辺情報 | トムラウシ温泉東大雪荘は下山後予約がなくても相部屋があって宿泊が可能なようです、登山者には助かります。宿泊者は10時の送迎バスでJR新得駅まで無料なので下山地点としてアクセスは良いと思います。 |
写真
感想
7月20日 北海道遠征、大雪縦走で旭岳からトムラウシ山の計画に参加。旭川から大雪山山荘まで来たが本州の快晴が続く中、北海道はもう一つ天気が思わしくない、縦走が出来るのか悩みながらのエスケープルートも考慮に入れて進むことになった。
7月21日 朝一番のロープウエーには旭岳往復組に混ざって姿見平に到着、周りはガスで外に出ると地元の警察の方が水分補給にドリンクを配っていた、一本いただいて旭岳を目指す。山頂まではガスと風の中日帰りパーティーの最後尾を黙々と登る。
山頂では風が強く休む間もなく北海岳に向かう、下りで雪渓が出てきた下部が見えない、スリップしたらどこまで行くのかなと思いながら少しづつ下る。雪渓を下りきったら上り下りの少ない広い尾根を歩いているような感じ、風が強く強弱があるのでフラフラしながら進む。
途中は吹きっさらしで休むところもないので唯一視界に入る足元に咲く高山植物の写真と道標の写真を撮りながら白雲避難小屋を目指す、12時過ぎに小屋に到着した。今日はこの小屋までを目標に来た。小屋には管理人と時間は早かったがすでに単独でここで数日待機している屋久島から来たという人が奥に一人と、トムラウシまで縦走するというやはり単独の人が一人休んでいた。この荒天で足止め、単独ではきついと思う。
その後は16時ごろまで層雲峡ルートの銀泉台から登って来たという人を含め20人ぐらいになりほぼ埋まった。
外は夕刻には風と雨がさらに強くなった感じ、明日からの天気回復を祈る。
7月22日 今日は昼から天気が回復に向かうとの天気情報に期待して遅めの出発、天気が良くならなければ忠別岳避難小屋に入るつもりで出た。
高根ヶ原は風を遮るものがないのか今日も昨日以上に風が強く少し雨の混ざった突風が吹いた。
それでも時間とともに空は少し明るさを増してきた感じで忠別沼から忠別岳の登りに入るころには雲が切れることもあった。
忠別岳あたりからお花畑は見事でガスが切れた、見渡す限り岩とお花畑が広がっていた、綺麗!!としか言いようがない。次に登る化雲岳も見えるようになったので、この少し先のヒサゴ沼避難小屋まで進むことにした。
高原状の道に花とハイマツ、砂礫の道を進む。化雲岳では岩峰に登ってみたが風が強く早々に下る。少し下って木道を歩きヒサゴ避難小屋に入る。すでに6人チームのガイドパーティーと単独の人が2階に一人休んでいた、今日は天気が悪かったのでその後は人が来なかった。
7月23日 小屋の外が明るくなってきた、外に出てみると青空が広がっていた、ヒサゴ沼の対岸にある尾根が朝の光を浴び少し赤みを帯びていた。
今日は最高の山歩きになりそうな予感、早々に出発し沼にせり出した雪渓を横切り稜線の鞍部を目指す。池と雪渓、青い空やはり山はこれでないとと思いながら雪渓を詰め大きな岩がゴロゴロした間を登る。
この辺りはナキウサギの声がよく聞こえる、休んでいると岩の上に現れたいっときだったがシャッターを押したら写真が撮れた。いつもは動物の写真を撮ろうとすると姿がすでにないときが多いが今回は写っていたいい写真になった。ここからは花と沼、特異な岩を配した日本庭園のような道が続く。
9時30分頃トムラウシの山頂に着いた、雲が上がってきたが十勝岳まで遠望で来た。歩いて来た旭岳もはるか彼方に展望することが出来た。山頂で360度景色を楽しみ今日の下山地トムラウシ温泉までまだ先が長いので下ることにした。
下りはまた花園の道、天空の楽園が続く!、長い下りを降りきって短縮登山口からタクシーで今日の宿泊地トムラウシ温泉東大雪荘に入る、素晴らしい山域だったし温泉もいい湯だった。
北海道の山にトムラウシ山の名前を聞いたのは10年ほど前のツアーで縦走していたパーティーが遭難しツアー登山の弱点がニュースで騒がれた時だと思う、誘ってもらっての縦走だけれど自分の足でここを歩くことが出来た事に感謝します。
花の名前と写真は少しづつ追記したいと思います、名前には自信がありません、難しいですね!!。
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