蓮華岳・針ノ木岳

2018年08月06日(月) ~ 2018年08月07日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,388m
• 下り: 2,391m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:24
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:40

6:12 扇沢駅
7:11 7:15 大沢小屋
9:45 10:20 針ノ木小屋
11:15 11:52 蓮華岳
0:50 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 1:19
• 合計: 11:16

6:18 針ノ木小屋
7:10 7:14 針ノ木岳
7:50 8:20 針ノ木小屋
10:05 10:08 針ノ木谷出合
10:30 10:42 船窪岳分岐
13:14 0:00 黒部湖 避難小屋
13:50 14:20 平ノ渡場(黒部川対岸連絡船)
14:25 0:00 平ノ渡場(対岸)
17:14 0:00 ロッジくろよん
17:31 0:00 黒部湖駅
17:33 0:00 黒部ダム
17:34 ゴール地点

天候

初日は☀のち⛅/二日目は☀

アクセス

利用交通機関：

バス

さわやか信州号で扇沢にダイレクトイン！

写真

8/6 5:57

意外にも4列シートだったさわやか信州号で扇沢到着。
始発を待つ人がそれなりにいた。

8/6 6:13

関門で登山届ついでに厳しめのチェックがあった(^_^;)
『ん！？雪渓に行くのに持ち物にアイゼンないけど！？』
「もうだいぶ暑いしキックステップで行けると思って持って来てません(・・;)」
『ふ〜ん…。行ってよし！』

8/6 6:42

いい天気！正面は針ノ木岳かな(*^^*)

8/6 7:10

ひと踏ん張りで大沢小屋到着。

8/6 7:15

小屋横の百瀬慎太郎のレリーフ。貼り紙には針ノ木小屋はポンプの故障で食事と水の提供はできないと書いてあった。

8/6 7:35

左岸をへつりながら雪渓の残ってるとこまでは夏道

8/6 7:47

雪渓はだいぶ溶けてる感じ

8/6 8:36

傾斜のきついところもあり、冷たく涼しい沢のほとりで休憩

8/6 9:21

最後のつづら折りがとてもきつい(;´д｀)

8/6 9:42

雪渓方面を振り返る

8/6 9:43

標識見えた！あと少し！
到着目前でヘリが飛んでいった。ポンプの故障が直ったとのこと。

8/6 9:46

針ノ木小屋到着。右から赤牛、水晶、左端には槍ヶ岳

8/6 9:52

小屋で売ってるお土産用のミニ背負子(1500円)とほのぼのした絵

8/6 10:20

休憩してる間にガスがとれた(*^^*)

8/6 10:24

ザックをデポして手ぶらで蓮華岳に向かう。反対には針ノ木岳とスバリ岳

8/6 10:42

あれがニセピーク？

8/6 10:52

まだまだ元気なコマクサも見れた(*^^*)

8/6 10:53

ニセピークを越え、蓮華岳へ向かう

8/6 11:03

右側には三角形の七倉岳、向こうに槍ヶ岳

8/6 11:13

若一王子神社奥宮の祠の手前のガレには一面にコマクサが咲いていた

8/6 11:14

山頂まであと少し

8/6 11:17

三角点より蓮華岳山頂を振り返る

8/6 11:51

山頂看板

8/6 11:42

イワベンケイ(つぼみ)と小さなコマクサ

8/6 11:28

船窪小屋を目指す人。キツそうなアップダウンがある稜線…(゜゜;)

8/6 12:22

帰り道、振り返って蓮華岳

8/6 12:30

明日はここを降りていく。
向こうには七倉、船窪、不動、烏帽子の稜線

8/6 12:56

「山を想えば人恋し 人を想えば山恋し」

8/6 15:20

テント泊は久しぶり。
疲れたのでお昼寝、3時半に起きるがガスがとれないし、小降りの雨もあり、針ノ木岳は明日にすることに。

8/6 19:12

七倉方面はガスまみれ

8/6 19:14

夕焼けで雲が赤い

8/6 19:24

…と思っていたら完全に日没してもまだ赤い…ん！？そんなばかな…(・・;)

8/6 19:27

なんと！雷雲！(・・;)
何回も光ってまるで花火。
こんな雷雲は初めて見た。
さいわいこっちにはこなかった。
そして、この日はシュラフなしではなかなか寒い夜を過ごした(^_^;)

8/7 6:15

翌日も天気よさげ(*^^*)

8/7 6:22

今日も手ぶらで針ノ木岳に向かう(^.^)

8/7 6:32

左が針ノ木、右がスバリ岳
あの鞍部に登り詰めたのか…
そういえばきつかったような…

8/7 6:44

子供雷鳥発見！(^.^)

8/7 6:46

ひなが3匹。もう幼稚園ぐらいな感じ(^_^)

8/7 6:47

母親が見守っているけど、人慣れしてる

8/7 7:21

ここまで来たらあと少し

8/7 6:56

七倉岳がかっこよい！

8/7 7:04

気持ちよい稜線

8/7 7:10

到着。 7年振り2度目！
今回は最高の天気！(*^^*)

8/7 7:12

三角点と右に劔岳、その左に立山三山。直後に山頂はガスにまかれたのですぐ下山。
黒部ダムを見忘れる(@_@)

8/7 7:36

帰り道。山頂方面はガスガス

8/7 7:38

向こうには蓮華岳

8/7 8:09

心配された天気は午後もよいらしい。

8/7 8:20

覚悟を決めて針ノ木谷に下りることにした。

8/7 8:29

振り返って針ノ木小屋

8/7 8:56

草は生い茂り時々チクッとやられる。
アザミ嫌い！(>_<)

8/7 9:02

ヤマホタルブクロが咲き乱れる

8/7 9:07

トリカブトも咲き乱れ

8/7 9:18

暑さにやられかけるが、約1時間で沢に合流

8/7 9:23

清冽な水で生き返る(*^^*)

8/7 9:37

気持ちよい沢歩き＼(^o^)／

8/7 9:42

懸垂下降気味にそれなりに危ないところも少々…(@_@)

8/7 9:51

水線通しだったり、巻いたり。

8/7 10:05

針ノ木本谷出合に到着

8/7 10:06

まだ1.5kmですか…(^_^;)

8/7 10:17

ここは水線通しであってるのかな？

8/7 10:19

あってるらしい(^^ゞ

8/7 10:39

船窪出合に到着。乗越に行くにはここからけっこうな急登な感じだけど、沢は傾斜がゆるんできた。

8/7 10:32

厳しい場所にはアンバランスなかわいらしい道標

8/7 10:40

先はまだまだ遠い

8/7 10:41

平。結局、沢靴は使わず。

8/7 10:48

マーキングやケルンが随所にあり、かなりの安心感

8/7 11:02

巻き道から滝が見える…(*^^*)

8/7 10:59

…よそ見歩きでものの見事にヘッスラ。ザックが重すぎて頭にのしかかり、額までこすり、ダメージをくらう。痛〜(;´д｀)

8/7 11:09

シナノナデシコ。多分、初めて見た(^_^)

8/7 11:13

アサギマダラもたくさん翔んでいた

8/7 11:21

長時間、大高巻き中。ガレバを何度か通過。まさかこんなに長い高巻きとは！(@_@)
「み、みずを〜(;´д｀)」

8/7 11:26

五色ケ原方面かな？

8/7 11:35

大高巻きは長くつらい

8/7 12:41

飛び石伝いに渡渉

8/13 21:52

高巻きで懲りたので、常に新鮮な冷たい沢の水をストック(^^)d

8/7 12:43

南沢出合

8/7 12:51

最後の渡渉ポイントだけ簡単な渡渉なのに梯子がある。
結局、船窪出合いから8ケ所ほど渡渉したかな？

8/7 12:58

歩きやすいところに来てゴールも近い

8/7 13:07

…と思いきやまだまだアップダウンがある(;´д｀)

8/7 13:10

下の廊下チックなところもある

8/7 13:14

吹き抜けの避難小屋。建て直されたらしい

8/7 13:15

苦節5時間ようやく黒部ダムが見えた〜(ToT)

8/7 13:17

針ノ木谷も黒部ダムに流れ込んで終了

8/7 13:29

平の渡しを目指して歩く

8/7 13:33

久しぶりの看板

8/7 13:34

旧船着き場

8/7 13:36

壊れている…

8/7 13:39

ようやく平の渡しに到着

8/7 13:50

向こうから見えなかったら迎えの船が来ないらしいので、灼熱の湖畔に下りておくことにした(^_^;)

8/7 13:56

すっかり疲労困憊

8/7 14:09

来た！(^^)d

8/7 14:10

微妙な乗り場

8/7 14:20

出航！貸し切り状態(^_^;)
10時20分は5人いたみたい。

8/7 14:21

しばしの癒しの時間

8/7 14:22

2001年にガルベに乗船して以来のダム遊覧

8/7 14:25

5分で到着(^_^;)
ここからダムの取水坑まではたった7分で着くとか(゜゜;)
(それ、のせて欲しい〜(;´д｀)

8/7 14:28

疲れた足にこれはきつい(>_<)

8/7 14:31

ダム沿いの歩道。長くつらいらしい(;´д｀)

8/7 15:05

遠くからなんか音がきこえると思ったら草刈り中…

8/7 15:05

くそ暑い中、本当にご苦労様です_(._.)_

8/7 15:13

ガルベは3往復ほどすれ違う。
金ならいくらでも？払うからのせてくれ〜(;´д｀)

8/7 15:25

草刈りの人たちが接岸してる船？
(待ったらのせてくれるかな…(゜゜;)＼(-_-;))

8/7 15:29

ここで1人だけすれ違った。

8/7 16:29

ロッジくろよんが見えるがホッとするのは早い。入り江にそってかなりの遠回りが待っている(;´д｀)

8/7 17:14

見えてから45分ぐらいで到着。
もう、へとへと。

8/7 17:21

ガスガスのダム本体が見えてきた

8/7 17:26

なんか最終案内っぽいアナウンスが聞こえる…。予定外の行程なので最終トロリーバスの時間は調べてなかったけど、そろそろな気もする(・・;)

8/7 17:31

黒部湖駅通過。誰もいない。ヤバい(;゜0゜)
渾身の力をふりしぼってダッシュ！(17時31分)

8/7 17:33

誰もいないダムをラストスパート?(17時33分)

8/7 17:39

17時35分が最終だったらしく間に合わず…(ToT)
『どうするつもり？もうないよ』「ここでテントかロッジくろよんに戻るかどうしよう…」
『ヘルメットあるならのせてやるよ！なければダメ！』
「あります！！(^o^)」
親切な建設会社の社長のトラックにのせてもらえた。

8/7 17:57

破砕帯のトンネルをトロリーバス以外で初めて通過。雨の扇沢に出てきた(^^ゞ

8/7 18:26

I建設の社長は取引先だと言って宿まで手配してくれた(ToT)

8/7 18:38

長野放送では山の天気予報もやっている(@_@)

8/7 20:58

社長オススメの店で焼き肉。
おいしかった〜！(*^^*)

撮影機器：

SO-02G Sony

装備

備考

荷物が重すぎたのと、台風接近で計画が大幅に崩れた(・・;)

感想

sumitako

少しづつ、達成に近づいている300名山。北アルプスの未踏の蓮華岳と赤牛岳を登るため4連休を取ってきた。
コースは扇沢から入り針ノ木谷を下りて、読売新道から赤牛岳に登り、高天原温泉で宿泊。赤木沢を経由し、黒部五郎小屋でテント、新穂高を目指す真夏の北アルプスを存分に満喫するプラン(*^^*)
沢装備一式、3泊の食料、テン泊装備と重量がかさみ、けっこうな重荷となった(^_^;)
針ノ木峠へのつづら折りでギブアップ寸前。
やっとの思いで着いたが、しばらくベンチでへたりこんでから、手ぶらで蓮華岳へ。
そのまま針ノ木岳ピストン&古道を下山だったけど、疲れたしガスガスなのでテントを張ることにした。
翌日の天候はいまいちらしく、明後日は台風も接近するとの予報。ひょっとしたらこれだけの装備でそのまま扇沢なんて…(・・;)
しかし、翌日はいい天気。針ノ木岳ピストンにまずは向かう。2011年の5月に登り途中でアイゼンが壊れ、片効きのままマヤクボ沢をつめ、稜線ではみぞれ混じりの吹雪の中、かろうじて登頂し、相方は新品のマムートの合羽をアイゼンで破るハプニング。景色もくそもなかった。今回は存分に景色も見えて、子連れの雷鳥にも会えた。
天候の良さ、もしかしたら装備？に後押しされて針ノ木谷へ。
沢に合流してからはわりと本格的な沢下り(・・;)
本谷出合までは水線通しがほとんどだったけど、沢靴は使わずそのままおりた。
何回か不安なところもあったが無事、船窪出合まで来れた。
大高巻きは長く、予想外に沢を離れ、アップダウンもあり暑さと重荷でへろへろ。さらに、大転倒してケガしてしまう(ToT)
何回かある渡渉は浸水するほどではなく石伝いになんとかいけた。
本当は奥黒部ヒュッテに向かうつもりだったが、残ってる行程は天候不良では苦行になってしまうし、折立エスケープも魅力がない。残念ながらここで黒部ダムに下山することにした(´・д・)
平の渡しからは長くつらい、本当につらい歩きだった。下の廊下に似た感じで終始右岸沿いを行くが、下の廊下は変化に富み楽しいがこっちは消化試合的でほんとしんどかった。
楽しみと言えば何回か横切る沢の水のみ。
こっちにくる可能性はなかったので最終トロリーバスの時間は記憶を辿るしかなく最後はドタバタしたけど、結局は間に合わなかった(@_@)
赤木沢のために用意していたヘルメットのおかげで親切な土建屋さんのトラックに乗り込むことができ、無事に信濃大町まで帰ることができた(^^ゞ
しかし、赤牛岳をふもとまで行きながら残してしまった(・・;)
ダム湖畔歩道は二度と歩きたくないけど、読売新道から行きたい。うーん…(;゜0゜)