裏銀座縦走 水晶・鷲羽・黒部五郎 七倉↑折立↓

2018年08月06日(月) ~ 2018年08月08日(水)

• GPS: 55:10
• 距離: 50.6km
• 登り: 4,289m
• 下り: 3,991m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:58
• 休憩: 0:16
• 合計: 9:14

距離 17.7km 登り 2,370m 下り 564m

4:31 七倉山荘
4:32 七倉登山口
5:30 高瀬ダム濁沢登山口
5:52 5:55 ブナ立尾根取付
6:23 6:24 権太落し
7:47 三角点
9:00 9:03 烏帽子小屋
9:27 9:28 前烏帽子岳
9:36 烏帽子岳山頂分岐
9:50 9:56 烏帽子岳
10:25 10:26 烏帽子岳山頂分岐
10:40 前烏帽子岳
11:05 11:06 烏帽子小屋
11:11 烏帽子ひょうたん池
13:45 野口五郎小屋

2日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:06

距離 14.3km 登り 964m 下り 1,475m

3:47 宿泊地
4:02 野口五郎岳
4:43 真砂岳
5:06 真砂岳分岐
6:04 6:05 東沢乗越
6:39 6:47 水晶小屋
7:24 7:37 水晶岳
8:16 8:27 水晶小屋
8:57 ワリモ北分岐
9:23 9:27 ワリモ岳
9:50 10:31 鷲羽岳
11:23 11:26 三俣山荘
12:03 三俣峠
12:27 12:30 三俣蓮華岳
12:55 12:56 三俣蓮華岳巻道分岐
13:53 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 0:26
• 合計: 8:02

距離 18.6km 登り 953m 下り 1,943m

3:38 宿泊地
5:21 5:22 黒部五郎の肩
6:47 6:49 黒部五郎岳
7:02 7:03 黒部五郎の肩
7:54 中俣乗越
8:28 赤木岳
8:52 9:07 北ノ俣岳
9:11 9:12 神岡新道分岐
9:58 9:59 太郎山
10:02 10:03 太郎平小屋
10:14 10:15 太郎兵衛平
10:26 五光岩ベンチ
10:57 10:58 積雪深計測ポール
11:05 11:06 青淵三角点(青淵山)
11:20 太郎坂(アラレちゃん)
11:39 11:40 十三重之塔 慰霊碑
11:40 ゴール地点

天候

6日　晴れのち曇り
7日　曇り時々晴れ
8日　晴れ（早朝時ガス）

アクセス

利用交通機関：

バス

行　新宿から毎日アルペン号で七倉ダムまで。
帰　毎日アルペン号・折立発新宿まで。

コース状況／危険箇所等

烏帽子岳への登下降は岩場で鎖場あり。
縦走コースは特に危険個所はありませんが、岩場もあり慎重に。

その他周辺情報

アルペン号途中下車で亀谷温泉白樺ハイツ。入力料610円。

写真

8/6 4:29

バスの畿機内トラブルで、途中バスを乗り換えたため予定より30分ほど遅れて到着。
高瀬だむまではタクシーで行けるようですが、早朝のため七倉ダムから歩きます。

8/6 4:45

明るくなってきました。

8/6 5:09

高瀬ダムへのジグザグの登り。

8/6 5:30

高瀬ダム

8/6 5:36

8/6 5:48

裏銀座登山口。ブナ立尾根の取り付きです。

8/6 8:30

流石に日本三大急登の1つだけあってきついですね。
数字看板が12からあり、ほぼ100m登るにつれ1つずつ減っていきます。
今回のブナ立尾根で日本三大急登制覇です。

8/6 8:55

ブナ立尾根の途中の開けた場所から、針ノ木、蓮華方面。左端には立山が少しだけ見えます。

8/6 8:58

烏帽子小屋到着です。ブナ立尾根の登りでちょうど3時間。ハイペースで登ってきましたが、この後の縦走では疲れが出てペースダウンです。
少し休憩を取り、烏帽子岳に向かいます。
登りは急登で暑かったので、のどが渇き2ℓ摂取しました。
水は1ℓ200円です。2ℓ補充しました。

8/6 8:58

烏帽子小屋から赤牛岳。バックに薬師岳。

8/6 9:15

ニセ烏帽子岳。

8/6 9:23

雷鳥の親子。ひなも大分成長しています。

8/6 9:26

ニセ烏帽子山頂からの烏帽子岳。

8/6 9:27

三ツ岳。

8/6 9:27

水晶岳。

8/6 9:28

立山・剱は雲が多いです。

8/6 9:39

8/6 9:57

烏帽子岳山頂から登ってきた高瀬ダム方面。

8/6 9:58

立山・剱方面はどんどん雲が掛かってきてもうすぐ見えなくなりそうです。

8/6 9:58

針ノ木・蓮華

8/6 9:58

正面に水晶、左に三ツ岳、右に赤牛岳。

8/6 11:31

烏帽子小屋を超えこれから向かう稜線。

8/6 12:32

8/6 12:34

野口五郎岳が見えて来ました。

8/6 12:47

水晶岳。この付近では一際目立ちます。

8/6 13:08

左に野口五郎岳、右に水晶岳。

8/6 13:08

歩いてきた三ツ岳を振り返る。

8/6 13:46

野口五郎小屋到着です。

8/6 18:34

小屋から野口五郎山頂です。小屋で一休みして山頂に行く予定でしたが、疲れていて、どうせ明日登るのでパスしました。

8/6 18:35

8/7 4:18

2日目。野口五郎岳山頂です。
山頂から日の出を見る予定で待機していたのですが、ガスが取れそうもないので日の出は諦めて先に進みます。

8/7 5:08

水晶方面。山頂付近はガスで見えません。

8/7 5:11

槍方面。こちらも山頂付近はガスで見えません。

8/7 5:17

野口五郎岳。あそこから稜線を歩いてきました。

8/7 5:21

8/7 6:06

東沢乗越から山頂はガスが掛かっていますが鷲羽岳とワリモ岳。
東沢乗越は野口五郎岳と水晶岳の縦走路での一番の鞍部になります。

8/7 6:20

ガスが取れて水晶岳が見えて来ました。

8/7 6:44

水晶小屋からの水晶岳。

8/7 6:56

8/7 7:20

水晶岳山頂到着です。三角点は北峰にあるので北峰に向かいます。今回の登山の最高地点です。

8/7 7:29

水晶岳北峰三角点です。こちらの標高は2978m。水晶岳最高点の南峰より8m低いです。

8/7 7:29

北峰から南峰。

8/7 7:40

再び南峰に戻って、山頂からの鷲羽岳。

8/7 7:40

三俣蓮華岳は雲の中。手前右側は祖父岳

8/7 7:41

雲の平。

8/7 7:41

薬師岳。こちらも山頂は雲の中。

8/7 7:41

赤牛岳。奥は立山・剱方面。こちらも雲の中。

8/7 7:41

中央に昨日登った烏帽子岳。

8/7 7:42

野口五郎岳。

8/7 7:42

槍方面は雲の中。
手前に水晶小屋。

8/7 7:51

8/7 7:51

水晶岳山頂を振り返る。

8/7 8:13

あの稜線を超えて次は鷲羽岳です。

8/7 8:37

祖父岳と雲の平。

8/7 8:41

8/7 8:48

薬師岳も雲が取れました。
薬師岳は大きいです。

8/7 8:48

左に水晶岳。歩いてきた稜線。

8/7 8:49

8/7 9:02

ワリモ岳への登り。

8/7 9:02

8/7 9:21

ワリモ岳山頂からの鷲羽岳

8/7 9:21

黒部源流。

8/7 9:22

表銀座方面。こちらは雲が多いです。

8/7 9:56

鷲羽岳山頂到着です。

8/7 10:14

鷲羽岳山頂からの薬師岳。

8/7 10:14

水晶岳。

8/7 10:14

野口五郎岳。

8/7 10:15

表銀座。大天井と右側に常念岳が見えています。

8/7 10:15

明日登る黒部五郎岳。こちらも雲が多いです。

8/7 10:16

一瞬だけ雲が取れて槍ヶ岳が見えました。やはり槍が見えると登山者から声が上がります。
槍が見えるとの見えないのでは、全然違いますね。
鷲羽岳山頂滞在時で槍が見えたのはこの時だけでした。

8/7 10:27

鷲羽池。

8/7 10:29

水晶〜野口五郎までのパノラマ。
歩いてきた稜線。

8/7 10:31

少し広範囲で薬師〜野口五郎までのパノラマ。

8/7 10:36

鷲羽岳山頂を振り返る。

8/7 10:44

黒部五郎岳。雲が取れて来ました。

8/7 10:59

次に向かう三俣蓮華岳と三俣山荘

8/7 10:59

鷲羽岳への登り。登りはかなり急坂です。

8/7 11:19

暑いので大量に水分を摂取します。
ここまでで朝から2.5ℓ摂取しました。
三俣山荘で500cc飲んで、さらに水を2ℓ補充します。
三俣山荘は水は無料です。

8/7 11:26

山荘からの鷲羽岳。

8/7 11:51

完全に雲は取れませんが、槍が見えるようになりました。

8/7 12:02

8/7 12:02

8/7 12:14

三俣蓮華岳山頂到着です。

8/7 12:14

三俣蓮華岳山頂からの槍ヶ岳。
槍ヶ岳はカッコいいです。
東洋のマッターホルンと呼ばれていますが、マッターホルンと同尺度での比較の写真を見たことがあるのですが、マッターホルンの大きさにビックリしました。
ここからの直線距離で槍ヶ岳まで7.6kmほど。槍ヶ岳に登った時以外では一番近い距離から槍ヶ岳を見ましたが、この距離からでも思いの外、穂先は小さいなあと感じました。

8/7 12:18

山頂からの鷲羽岳。写真等で一番見るアングルですが、やはりこのアングルから見る鷲羽岳はカッコいいです。

8/7 12:19

8/7 12:20

薬師岳〜鷲羽岳のパノラマ。

8/7 12:56

8/7 12:58

8/7 12:58

雲の平山荘。

8/7 13:07

黒部五郎岳。

8/7 13:16

8/7 13:34

本日の宿泊地、黒部五郎山荘が見えて来ました。
見えてきたのですがここからが長かった。中々着かず、しかも急坂で足にかなり負担が来ました。

8/7 13:54

やっと黒部五郎山荘に到着です。

8/8 4:35

3日目。
黒部五郎岳岳に向け出発です。
途中ルートを間違えて沢に入ってしまいました。暗いうえに、沢がルートっぽくなっていたので気づかずにかなり進んでしまい、かなり時間をロスしました。滑って靴の中はビチョビチョになるわで参りました。幸いズボンは防水なので水が染みることはなく助かりました。

8/8 4:54

カール地形。

8/8 4:54

8/8 5:11

山頂が見えます。

8/8 5:11

8/8 5:11

8/8 5:11

穂高方面。東側はガスが出て来ました。

8/8 5:15

稜線に出ました。
薬師岳。

8/8 5:16

北ノ俣岳。

8/8 5:16

北西、富山方面。雲海です。

8/8 5:20

風がこちらに向かって吹いているので、雲がどんどんこちらに流れてきます。

8/8 5:20

もうすぐ山頂です。山頂に日が当たっています。
雲がどんどんこちらに流れてきます。

8/8 5:31

槍ヶ岳。

8/8 5:31

黒部五郎岳山頂到着です。

8/8 5:48

薬師岳

8/8 5:48

笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山

8/8 5:49

西側方面は雲海。

8/8 5:49

北ノ俣岳。

8/8 6:07

雲に覆われて何も見えなくなりました。
折立11：45発の毎日アルペン号に乗るので、もう時間的にリミットなので下りようと思っていたところ、ガスが取れ始めました。

8/8 6:15

ガスが取れて笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山

8/8 6:20

後立山連峰。

8/8 6:20

穂高連峰。

8/8 6:23

カールを見下ろす。

8/8 6:23

白馬岳。

8/8 6:29

槍だけは雲が完全に取れません。
昨日もそうでしたが、今回は槍ヶ岳には嫌われました。

8/8 6:30

水晶〜穂高連峰までのパノラマ。

8/8 6:34

北ノ俣岳から鷲羽岳のパノラマ。

8/8 6:34

槍・穂から御嶽山のパノラマ。

8/8 6:43

剱・立山

8/8 6:44

剱岳

8/8 6:45

立山

8/8 6:46

奥穂高岳とジャンダルム

8/8 6:47

槍・穂
槍ヶ岳だけ雲が掛かっています。

8/8 6:48

乗鞍岳

8/8 6:53

黒部五郎山荘

8/8 6:55

水晶岳。

8/8 6:55

ワリモ岳と鷲羽岳

8/8 6:56

剱岳と立山。
雲が取れたので山頂滞在時間が予定を超えてしまいました。さすがにもう下りないと11：45までに折立に間に合いません。
折立に向けて下山開始です。折立までハイスピードで下山します。

8/8 7:04

槍ヶ岳。小槍も確認出来ます。
写真を撮っている余裕はないのですが、天気が回復したのでついつい取ってしまいます。

8/8 7:05

鷲羽岳

8/8 7:05

水晶岳

8/8 7:05

薬師岳

8/8 7:06

北穂〜ジャンダルム

8/8 7:06

西穂

8/8 7:06

黒部五郎小屋

8/8 7:07

8/8 7:07

これから向かう北ノ俣岳への稜線

8/8 7:08

黒部五郎岳山頂を振り返る。

8/8 7:28

北ノ股岳への稜線。傾斜が緩いので小走り状態で進みます。

8/8 7:42

黒部五郎岳を振り返る。

8/8 7:42

8/8 7:42

8/8 8:32

8/8 8:32

8/8 8:32

8/8 8:32

8/8 8:52

北ノ股岳山頂到着です。
黒部五郎岳山頂からここまで。2時間弱で到着。

8/8 8:55

北ノ股岳山頂から大日岳・剱岳方面。

8/8 8:56

薬師岳

8/8 8:56

赤牛岳

8/8 8:56

水晶岳

8/8 8:56

鷲羽岳

8/8 8:56

三俣蓮華岳

8/8 8:56

黒部五郎岳

8/8 8:56

笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山

8/8 8:56

白山

8/8 9:00

剱岳。

8/8 9:05

大日連山。
左下に太郎平小屋が見えます。

8/8 9:05

白山

8/8 9:20

北ノ股岳山頂を振り返る。

8/8 9:38

木道があると助かります。かなりスピードを上げられます。

8/8 9:38

8/8 9:38

青空に緑が冴えます。
ゆっくりと景色を堪能しながら下りたいのですが、バスの時間が迫っており先を急ぎます。

8/8 10:03

太郎平小屋まで来ました。
バスのリミットまで1時間40分です。ここから折立までの標準タイムは3時間10分です。間に合うかどうか・・・

8/8 10:24

剱岳が見えるとついつい足が止まって写真を撮ってしまいます。
写真を撮っている余裕はないのですが・・・

8/8 10:24

8/8 10:59

8/8 11:04

ここが剱岳が見える最後のポイント。
これ以降は写真は一切取らず、折立目指してハイスピードで下ります。なんとか11：40に到着して11：45発のバスに間に合いました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

iPhone 8 Plus Apple

装備

個人装備

長袖アンダーシャツ Tシャツ フルネイパーカ ズボン キャップ ソックス
靴 タオル ウエットティッシュ ヘッドランプ 地図（GPS） 携帯 カメラ 充電器 着替え ザック 行動食 飲料

感想

kimkimkimkim

仕事の関係で2連泊以上の登山は出来ないのですが、会社が夏休みの時期の年1回だけ連泊登山が出来ます。

今回はどのコースにしようかいろいろ考えて、今回のコースに1日足して薬師岳小屋に宿泊して、薬師岳に登って折立まで下山するコースを計画していましたが、台風の接近により1日短縮して、今回のコースになりました。

3週間前の乗鞍岳登山後、すぐに足を怪我してこれが以外にも重傷だったので
今回の登山にもかなり影響しました。

今回のコースで一番問題だったのは、折立のバスが11：45発なので黒部五郎岳山頂を6：00頃下山開始すれば大丈夫だろうと考えていました。

これはあくまで黒部五郎岳が晴れているか、天候が悪くて景色が見えないかの計画だったのですが、実際は山頂到着後すぐにガスって景色が見えなくなり、下山開始しようと思っていたところ、急速にガスが取れ、展望良好になったため予定より1時間遅い7時頃下山開始して、とにかく急いで下山しなければならなくなりました。

幸いバス出発時間の5分前に到着して何とか間に合いましたが、ちょっと今回の計画には無理があったので、次回以降の反省点にしようと思います。

登山のほうは1日目のブナ立尾根は流石に日本三大急登だけあってきつかったですね。しかも12番の水場で水を摂取する予定でいたのですが、水場が見つからずブナ立尾根を登りきる手前で、水がなくなってしまって大変でした。一応2ℓ用意はしていたのですが、暑くて水分を大量に欲してしまい、足りなくなりました。

ブナ立尾根を登り切った後は稜線歩きなので天候にも恵まれ満足のいくものでした。