ワリモ沢遡行、高天原温泉入湯、裏銀座縦走など
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- GPS
- 41:26
- 距離
- 46.8km
- 登り
- 3,191m
- 下り
- 3,140m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 9:32
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 11:34
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 3:17
- 合計
- 11:50
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 8:19
天候 | 8/11 曇時々晴 8/12 曇後晴、夕方 曇り時々雨 8/13 雨時々曇 8/14 am晴時々曇、pm曇時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
様々な状況 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉 七倉山荘 夕飯 ひさりな食堂 http://www.hisarina.com/ |
写真
的なシーン。
装備
個人装備 |
前爪ありアイゼン(1)
バイルとか金槌(1)
ネオプレーンのズボンとか上半身のんとか(1)
米4合
捨て縄(1)
ツェルト(1)
行動食
昼ごはん
朝ごはんのオカズ
晩飯の蛋白質
下降器
ビレイ具
ハーネス
ガチャ類
|
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共同装備 |
40m9mm?ロープ(1)
40m8mmロープ(1)
登山用ストーブ(1)
AMラジオ(1)
ジャンピング(1)
キリ(2)
ボルト(4)
農ポリ(1)
4合炊き飯盒
フライパン(1)
鍋
干野菜(1)
登山用ガス缶(1)
鋸
|
感想
大自然の中で命を見つめ直し、命を礼賛する素晴らしい旅だった。
【メシのこと】
4日間を通じて一番旨くて染み渡ったのは
担いでいったコメでもミソでもパスタでもなく
ずぶ濡れで震えながら飛び込んだ水晶小屋のカップヌードルだった。
あれは元気出た。
疲労が溜まっていたのか3日目の朝から米がつらくなっていた。
2日目から少々食が細くなってバテ気味だったのもある。
糖質の補給も要研究。
もともと亀足だが、今回はそれに加えて立ち止まることが多く難儀した。
手早く味の濃いもの、喉を通りやすいもの、カロリーの高いもの、出来るだけ軽く。
ちょっと研究したい。できれば出来合いのものではなく自前で作れるもの。
【ルートのこと】
ワリモ北分岐〜烏帽子小屋までの稜線歩きは、初めての縦走らしい縦走だった。
なんというか、「稜線文化」みたいな雰囲気が良い意味でカルチャーショックだった。なにそれ。よーわからんけど。
風雨に晒されたりしたが、霧にけぶり、風雨に鳴く山もまた良し。
【足回りのこと】
地下足袋。普段から沢のアプローチや四季を通じての低山歩きに使っているが
無雪期であればどこでもそのまま(沢・クライミング以外)使えることが確認できたし
4日間の連続長距離使用でも足(脚でなく)の疲労はほとんど感じなかった。
土踏まずのアーチを支える地下足袋用のインソールを仕込んで臨んだのが奏功したと思う。極めてポテンシャル高い。その代りかなり意識的に脚の大きい筋肉を使うが
慣れているので苦はなかった。
今回沢中で使ったフェルト草鞋など、アプリケーションの幅も意外にある。
ワリモには魚が見当たらず釣りはアテが外れたが、それは仕方ないことで
そんなことを含めても思い出に強く残る良い旅でした。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
●sakanaya39さんの今回の山行ブログ記事(2018/8/19 08:02追記)
https://ameblo.jp/sakanaya39/entry-12398257812.html
●tommy72さんのfacebookのアルバム(2018/8/19 08:22追記)
https://www.facebook.com/tommy72redhot/media_set?set=a.2061707150570051&type=3
※facebookへログイン後、上記URLにアクセスすると、観れる、かも、説。
●発端など
・2015年の お盆の沢旅の計画ルート(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-698236.html)は、南中川谷を詰め、貧乏沢おりて、湯俣からワリモ沢を詰め上がり、高天原温泉に浸かってから下山、だったが、俺の膝の調子が悪かったので、湯俣からワリモ沢は詰めずに弥助沢を詰め、高天原温泉には寄らずに、奥ノ廊下下降後、薬師沢小屋から登山道で折立に下山した。なので、ワリモ沢(メインは大滝)と高天原温泉には行きたいな思てた。
・その後、マニアックな沢登り等のブログ、6月なんよ の記事にコメントしてたのを きっかけとして、ブログ主のsakanaya39さんと、「ワリモ沢、その内、いきましょか。」という話になった。多分、2015年後半〜2016年頃かな。
・2016年は お盆から仕事で米へ3ヶ月出張、2017年は米に のべ9ヶ月出張に行ってたので、行けずじまいやった。
・2018年の今年は、お盆休みの時期は日本に居る可能性が出てきた。
・GW明けの鳥海山で採ってきた蕗で、Instagramに蕗味噌写真投稿時、「欲しい」的なコメントがあり、直接会って、物々交換した際、tommy72さんと「お盆、一緒にワリモ沢いきましょか」ゆう話になった。
・いきなり何泊もする沢登りに行くのはリスキーやろ、ゆうことで、3人で6/23に顔合わせ目的で比良に沢登りに行った(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1504700.html)。sakanaya39さんは予想外に巨体で、膝が痛いとかで、自分も膝を痛めたことがあるので、長期の山行で大丈夫なん?と かなり不安になる。
・その後、梅田の鳥貴族で打ち合わせし、メールでヤリトリを重ね、「高天原温泉に浸かった後は、上ノ廊下下降後、針ノ木谷から七倉山荘に登山道下山。但し、sakanaya39さんの膝などの調子わるければ そっから裏銀座で登山道下山。」ということになった。
・出発数日前にtommy72さんのお友達のAokiさんも高天原温泉まで同行することになった。
・よねちゃんとは、「集中山行しよや。もし来れたら高天原温泉で会おう。」と言っていて、日程も伝えてたが、その後、音沙汰はなく、多分、現地には来なかったんやと思う。w
●8/10(金)
・関西→七倉山荘前P
JR京都駅21:30集合で、sakanaya39さんのジムニーシエラにtommy72さんと計3人乗ってGo。tommy72さんが身体の大きい人は無理でっせ、と自己犠牲の塊で後ろの狭いところに乗ってくれて、京都の下道も名神も中央道も お盆のせいか結構 車が多かったが、夜中2時半には安曇野ICを降りてスグのコンビニに。3:15頃には七倉山荘前Pに着き、車の横にコーナンのテントを張って前泊。
●8/11(土)
・5時頃〜6時頃
起床。名古屋から電車で来た七倉山荘前泊のAokiさんと初顔合わせ。俺が荷物のパッキングに手間どってしまったが、タクシーに乗り込んで6時頃には出発した。
・6:15〜6:45
高瀬ダム堰堤に着くが、タクシー降りたところでパッキングの続き+写真撮影も入れて、30分ほどして ようやく出発。
・6:45〜
トンネルから歩き始める。sakanaya39さんのペースが早い。東京電力作業員軍団が10人くらい、釣り師数人グループ、沢屋3人グループが居た。旧ドリカム構成の沢屋3人グループと会話、樅沢遡行とのこと。俺らが「ワリモ沢詰めた後、上ノ廊下を下降する。」というと、「そのルートも思いついてたけど、ほんまにやる人おるんや」みたいなリアクション。なるべく歩道を通ったが、崩壊箇所が結構多かった。途中から川原にブル道があったが、沢靴なら ずっとブル道を辿ったほうが早かったかもしれない。
・晴嵐荘
ガッシリ体形でよく日焼けした小屋番さんが出迎えてくれる。荷物をおろし、今回の裏ミッションである、「通過する全ての小屋でビールを買って飲む」の第一弾、ビールを買うと、賞味期限切れだとかで300円だったので大変お得。ワリモ沢を詰めるというと、去年か一昨年から行方不明の人の遺体とか遺留品とか もしあったら連絡してくれ、とのこと。あと、その人の捜索隊が最近はいったが、ワリモ沢の途中で それ以上すすむの無理、とピストンで帰ってきた、という話が心に刺さった。小屋の少し下流側に、掘られた露天風呂があり、着衣のまま浸からせてもらった。すごく気持ちよかった。晴嵐荘前の吊り橋は橋脚を残しつつも ほぼ全壊状態やった。
・晴嵐荘→ワリモ沢出合
晴嵐荘に別れを告げ、東京電力の取水堰の上流側から、本日初の渡渉。左岸から右岸へ。この時、Aokiさんが渡渉に時間がかかることが判明。その後はtommy72さんがサポートしたり、sakanaya39さんが激を飛ばし(?)たり、数回スクラムしたりもして、Aokiさんの渡渉をサポート。「流されたとしても適切に対処すれば死ぬことはない。ケツ打つくらい。」等と何度か渡渉にまつわるetcをAokiさんに説明したが、以後の緊張度合いから察するに全く納得していなかった模様w
噴湯丘は1個だけ かろうじて残っていた。前回よねちゃん一家とウチの娘らと来た時は、2〜3個あった気がするので、その後の出水で破壊されたか。今年の7月の大雨の時かな?
川で沸いてる お湯を触ったり、噴湯丘で写真を撮ったりした後、遡行再開。途中、3人組の一人の後ろ姿が見えたが、またすぐに見えなくなる。その後、二人組の釣り師っぽい人が来て、tommy72さんの財布を晴嵐荘に届けた旨を聞く。この人たちは弥助沢予定やったか、でも硫黄沢出合より上流の湯俣川本流がナルくなるところで今夜泊まりたいとのことで、あっという間に見えなくなる。
その後も数えきれないくらいの渡渉を繰り返し、晴天のもと、ワリモ沢出合に着いた。Aokiさんの渡渉速度や、グループとして皆、荷物が重たかったこともあり、スピードとしては比較的ゆっくりめやったかもしれんが、渡渉自体に苦労することはなかったし、2015年お盆に来た時よりも水が少なめということもあり、特に苦も無くワリモ沢出合に着いた。
・ワリモ沢 出合→標高1830m泊地
ワリモ沢出合からはsakanaya39さんとtommy72さんの二人でテンカラ釣り開始。なので のんびり。ワリモ沢と湯俣川本流の水量比は ほぼ1:1。とはいえ、水は少なくなり、渡渉とゆうほどの渡渉もなく、時にはシャワークライミングや、天然ウォータースライダーを楽しみ、両岸崩壊地だらけのゴーロ帯を過ぎると、やがて川原になる。一度、標高1800m付近で「ここで寝ようか」という話が出たが、落石のリスクを考慮したのか、sakanaya39さんが「もう少しいこ、あの見えてる樹林帯あたり」というので、標高1830m付近で、片岸に低木帯のある川原で泊とした。振り返ると槍の穂先が見える場所であり、なにかとてもラッキーな気がした。
tommy72さんがガムテで一気に火を焚火を点け、農ポリと呼ぶ厚手のビニールシートで寝場所を作り、あとフライパンで何かしたり、テキパキと色々やってくれはった。薪を集め、飯盒で ごはんを炊き、ビールのおすそ分けをもらい、焼酎を呑み、20時か21時には寝たんやったか。上の長袖を着替えて、ユニクロの薄手ダウンを着て、長ズボンは遡行時のそのままでシュラフカバーで寝た。下はボロボロになって銀が半分以上とれてる銀マット。上はクリアな農ポリ、壁は無し。朝方 さむくなってきて、下の長ズボンも替えがあったから履き替えたらよかったと後悔。お尻が冷たくなっていた。夜中、雨が5分ほどパラついたが、農ポリのおかげで濡れることはなかった。
●8/12(日)
・ワリモ沢 標高1830m→大滝下
朝飯は、tommy72さんがチャーハンを作ってくれる。撤収して遡行開始。少し登った、ある二又で、ガサガサっと音がしたので見上げると、デカい熊が逃げていくとこやった。ほんの20〜30mほど先にいた。2mほどの滝を越えてスグでの遭遇。向こうもビックリしたとは思うが、こちらは滅茶苦茶びっくりした。あんなデカいのに向かってこられたら終わりや。川原の所々に熊の糞があり、生息地であることを示している。
地形図を観察し、ヤマレコMapでも確認し、各二又で慎重に選択。谷がグーっと曲がるところがあり、遠目にワリモ大滝が見えてきてテンションが上がる。キレイな双耳峰も見えてきて写真を撮ったが、あれは、ワリモ岳と その北の2841mピークやったんかな。
傾斜のキツい川原を歩いていくと、また谷がグーっと左にカーブし、ワリモ沢大滝と思しきデカい滝までスグのところに来る。ここは標高2210mの二又。左又は鷲羽池の東の2813mピークすぐ東のコルに詰め上げる。右又はスグに大滝。滝の写真を撮った後、左岸側を少し登ったりもしてルートを観察する。水流のスグ左岸側はモンキークライムで登れそうだが、4人分の重荷の荷揚げがキツ過ぎる。低木に引っかかったりしたら目も当てられない。そんなシーンが目に浮かんで却下。左岸側、だいぶ離れると樹林帯を登ることもできそう。右岸側はどうかというと、大滝の前衛滝の横くらいにルンゼが走っている。CSに見える大岩もあるが、全体的斜度を左岸側と比べると、緩めなので、こっちにしよう。降りて、3人に「右岸にルンゼあるから そこから巻きましょう」と伝え、登り始める。
・大滝の巻き am 8:56〜10:46
最初、数歩の岩盤をトラバース気味に登るところは重荷を背負ってどうかとも思ったがロープは出さずに全員通過。その後、水がチョロチョロのルンゼを詰め上がる。時々、落石を起こしてしまうが、大事には至らなかった。大き目のCS1つあったが、問題なし。
滝下の水流から右岸ルンゼを標高差120m上がったところで上部はザレとなり、それまで滝方向の立っていた斜度がだいぶ緩くなってきたので、落ち口に向かってトラバースを開始。雪国の斜面にしては藪は薄い。木の枝は斜め下向きで、うざい限りだが、以前、白山別山の谷で味わった藪漕ぎに比べれば屁でもない。なるべくバンド的になってる、藪の薄そうなところを狙って進んでいく。途中、急に斜度がきつくなってる箇所があり、腕力でなんとか2mほど上がってトラバース続行。同じ箇所でtommy72さんも苦労したようで、俺が先行している間に、一旦、懸垂下降で降りて、その後、また上がってきたとのこと。先行し過ぎてて すみませんでした。で、後続と笛で合図をとりながら比較的歩き易いそうなところを降り気味にトラバースしていくと、水音が近づき、おそらく大滝の上だろうと思われる沢筋が見えてきた。手頃な木があったので、そこに懸垂下降用のロープをセットする。7〜8mも降りれば、斜度緩めの草付き斜面なので、あとはロープなしで降りれるだろうと予測。tommy72さんが追いついたので段取りを伝えて懸垂開始。降りてみると、ロープなしで行けるだろうと思ってた斜面でもロープが欲しくなり、tommy72さんに懸垂2ピッチするから、次降りる人はロープ持ってきて、と伝えて、すこし下に生えてた大木の根元で一休み。一休みしながら草つき斜面を眺めてると、やっぱりロープなしで行けそうに見えてきたので、「やっぱロープなしで降ります」と降り始める。この時、既に懸垂下降中やったtommy72さんの起こした落石が俺の足首にヒットして痛かった。大事には至らなかったがtommy72さんの懸垂が終わるまで待つべきやった。
沢床に降り立ち、ザックを置いて後続を待つ。
・10:46 大滝上→ 14:30 登山道(岩苔乗越付近)
大滝の落ち口で写真を撮ったりした後、遡行再開。特に、sakanaya39さん、tommy72さんのペースが落ち始め、計画書に書いてた時間行程との乖離が気になったが、まぁ今日中に高天原温泉に着ければいいか、と思い直す。しばらく急斜面の川原歩きを続けていると、大き目の浮石に乗ってしまい、ゴロンと動いてドスンとケツから1mほど落ちて、皆に心配をかけた。やがて雪渓が出てきて、「そうこなくっちゃ」と前爪ありアイゼンを沢靴に装着。sakanaya39さんだけは「ナシで行けるぅ」と着けてなかった。で、歩き出すと、問題発覚。靴擦れが痛い。痛過ぎる。めちゃ痛い。アイゼンの留め具みたいなのが沢靴を外から押して、特に踵、左の踵がめちゃ痛かった。が、外すわけにもいかず、そのままいく。しばらくいくと、一旦、雪が切れる。雪渓の先の岩に降り易くするため、大き目の石で邪魔な雪の端っこを破壊してから降り、アイゼンを外して進み、また雪が出てきたのでアイゼン装着。で、また雪渓歩き、アイゼン外して、もっかい着けて雪渓歩き、としているぐらいの時、標高50m以上下を登っていたtommy72さんから「こっちと違うんかー」と、もう少し左岸側を指される。地形図を見て、ヤマレコマップも見て確認するが、その指してる方角だと、水晶小屋に近い側の尾根に出そうだったので、「こっちでいいと思います」と そのまま行かせてもらう。が、標高2630mの二又、左又のほうが雪が上までしっかり詰まっていて、右又も割と上まで雪がついてるが、最後の稜線に抜ける部分が嫌らしというか、無理かもみたいな感じで、あっちのほうが楽そうやなと、左岸側のナルい尾根状地形を斜上トラバースで乗越して、より広い沢に出ると、上部は癒し渓草花畑で、尾根に出るとこも比較的楽そうやった。実はtommy72さんは この広い沢のほうを指して「こっちと違うかー」と言ってたのだった。これは俺の注意力不足による選択失敗。ま、でも、そんなに苦労せず楽ルートに復帰できたからいっか?!
アイゼン着けてないから、靴擦れの痛みとはおさらばなのだが、そんなに登り易い斜面ではなく、滑落の心配をすることはなかったが、喘登で 途中、四つん這いになったりしながらも14:30に ようやく、尾根に到達。登山道がトラバり出すところから10m登山道を外れた尾根上やった。上を見上げて登ってる最中は、登山者が のべ10〜20人くらいは見えて、結構多いんやなぁと思ったが、詰め上がった瞬間は誰も居なかった。その内、何人かの登山者が通過して、「沢ですかー?」と声をかけてくれていた。登山道に詰め上がる少し手前がザレていたので、疲れてそうな後続の役に立つかもということで、せっかく持っていた40mロープをフィックスして垂らしておいた。
ドコモのエリアマップでは裏銀座の登山道などが圏内になっているので、スマホの機内モードをやめてみると、電波が入った!こんな山奥で!感動した!で、家族に無事を連絡する。LINEの音声通話がかかってきたが、家族の声は聞こえなかった。圏内とはいえ、そんなに安定して強い電波があるわけではなく、もしくは、お盆で登山者が多いため電波が混んでいるのか、よく知らないが、文字情報以外は、あまり送受信できなかった。
まず、Aokiさん、そして、tommy72さんが尾根に着いた。詰め上がったtommy72さんの開口一番「詰める前に詰むかと思った」という言葉が印象に残る。呑む前に飲む!詰める前に詰む!んで、最後にsakanaya39さんが15:00に這い上がってきて、ワリモ沢遡行ミッションは無事完了。
・15:09 ワリモ沢詰め上がり地点→ 17:55 高天原山荘
ザックの荷物を整理して登山道を降り始める。曇っていた空が15:30頃から晴れてきて山や谷の景色がよくなった代わりに、暑いし、ブヨブト虻蠅などブンブンうるさいし、んもー、となった。が、そんなことよりなにより、一番こまったのは、靴擦れ。特に左踵の痛みがひどい。普通の速さで歩けなかったが、下りはまだマシで、下りから登りに変わる瞬間が一番痛く、普通の登りがその次に痛かった、だらだら下ってる分にはさほど痛くなかったが、大きく足をあげないといけないシーンや、足をのせた岩が動いたり、地面がズズっとなったり、ようは、靴の中で足がずれるシーンでは、痛みがビビビーと走った。虻がウザかったが、途中、座って、ロキソニンを2錠のんだ。が、効き始めるまで時間がかかった。
途中、二人組の関西弁のトレラン装束の人が追い越していく際、「沢屋はみませんでした?三人ほど居るんですけど」と聞くが「沢屋は見なかった」と即答。んーー、もしかして、sakanaya39さんが「これ以上あるくの無理ー」と、岩苔小谷のどこかでビバークすることにしたのかな、などという考えがよぎり、待つべか、どうすべかと迷ったりもしたが、結局そのまま高天原山荘を目指した。靴擦れの痛みをこらえながら ゆっくり歩いていると、高天原山荘が見えたあたりでtommy72さんが追いついてきて、一安心。sakanaya39も その内、来るやろと楽観することにする。
・高天原山荘泊
予定では、温泉の少し下の、岩苔小谷のとある二又で谷中泊の予定だったが、山荘でビールを、えーっと、4人で、2l+2l+500ml×2=5l 飲み、、、時折きつめの夕立が繰り返す、、、山荘の小屋番からは「どこに泊まるんやーーー、計画書は出してるんかーーー、」と言われる、、、という状況下、tommy72さんの「ここに泊まりましょか」のツルの一声で小屋泊決定。銭にモノゆわせて、ベチョベチョにオサラバし、乾いた布団で寝ることを選んだ。山荘の宿泊数は満員には程遠く、空きスペースが目立ったが、俺ら4人に割り当てられたスペースは3畳分。敷布団かけ布団3枚で、毛布は4枚。隣の人(Aokiさんと思っていたが、実はtommy72さんやった)とぶつかって寝返りが打ちにくく、途中から熟睡できなかったが、それでも、以前、お盆に泊まったギューギューの薬師岳山荘と比べると、桁違いに快適やった。
●8/13(月)
・高天原山荘→高天原温泉→高天原山荘
sakanaya39さんに「上ノ廊下下降いけるか?」と確認すると、「登山道でないと歩けない。裏銀座で。」という。sakanaya39さんとは別行動にして、上ノ廊下下降するかという考えが頭をよぎるが、tommy72さんが引き戻してくれた(気がする)。この時点で背負ってきてた泳ぎ道具やウェア類は筋トレグッズに確定。小屋にザックを置いて、山荘のスリッパを履いて温泉へ向かう。結構な下り坂。やはり靴擦れが痛い。これ、また戻ってこなあかんのか、、、と憂鬱な思いになりつつ、痛い、痛い、とブツブツ言いながら歩いてると、その内、温泉に。Aokiさん、tommy72さんと3人で男湯に浸かる。浸かってから、ここには、男湯、女湯、混浴、の3つがあることが分かった。混浴は柵も何もないが湯舟は立派。きちんとメンテされていることが分かる。この湯に浸かっている時、Aokiさんに「今日はどないすんの?」と訊いたが、何か迷ってるようで、一緒に裏銀座いくとも、当初ゆってた通り、新穂高に登山道下山するのかも決めてないようやった。
しばらく温泉を堪能したので、今回の二つ目の「高天原温泉入湯ミッション」もコンプリート。晴々とした気持ちで山荘へ戻る。しかし、やはり登りのほうが靴擦れ箇所が痛い。
sakanaya39さんが炊いてくれた飯をラウンジで食い、ロキソニンを1錠のんで、パッキングして出発。昨夕の雨の時、開けてたザックに雨が入ってしまったようで、防水バッグの下のほうに入れてた、シュラフカバー、ツェルト、エマージェンシーシートなどがズブ濡れになってたのがショックやった。
俺がパッキングを終える頃には、Aokiさんは決心がついていて、「雲の平にいきます」とのことで、ここで別れることになった。今までオオキニ。
・高天原山荘→岩苔乗越
降ったり止んだりという天気。でも、晴れてるよりは涼しくて歩き易かった。寒くて合羽の上を着た。靴擦れの痛みが激しいので、ロキソニン2錠追加。昨日とは違い、今日は、ロキソニン以外にも靴擦れ対策をしている。要は、靴下に穴が開いてる箇所が、靴擦れを起こしているのだ。右足、左足の両方とも親指の外側と踵。なかでも左踵が一番ひどい。皮膚と靴の内側が直接すれるから痛いのだ、ということで、今朝、パッキングしてる最中に破れたエマージェンシーシート(薄い、金色銀色の薄い銀紙みたいな保温シート)の一部で踵を覆ってから靴下を履いた。それもあって、すこしはマシ。で、時間が経つにつれ、痛いとはいえ、だいぶマシになってきた。ロキソニンが効き始めるまで、30分〜1時間はかかるっぽい。
歩き易いペースは人それぞれ違う。sakanaya39さんにはsakanaya39さんのペースがあり、俺には俺のペースがある。でも離れ過ぎると色々とアレなので、「先行したとしても岩苔乗越の手前らへんの寒なさそうなとこで待っときます」という、チーム内ルールを設定した。山荘でゆっくり寝れたせいか、靴擦れの割にはいいペースで登れた。昨夜や今朝は、高天原山荘から見える、読売新道の尾根を見上げて、「あんなとこまで絶対のぼられへんわー」と半分本気で思っていたのだが、「なんとかなるもんやな」と自分に感心した。
岩苔乗越の少し手前で、樹林帯を抜け、ハイマツの中を道がトラバースしていくところでは、雨がキツくなりズブ濡れになる。この少し前、樹林帯を出る手前やったか、合羽の長ズボンも履いていた、と思う。ここいらで休憩していた時、tommy72さんが追いついてきて、「次は水晶小屋をランデブーポイントに。sakanaya39さんにも伝えて。」と言い残して先行させてもらう。sakanaya39さんの姿は この時はまだ見えてなかった。あと、エスケープルートとして、裏銀座下山になっていたが、tommy72さんから「sakanaya39さんと話して竹村新道にしよかゆうとるんです」と聞き、そのほうが登山道区間が短くなるし、アップダウンもマシっぽいし、高瀬ダムまでのCTも2時間も変わらんし、ということで、じゃー竹村新道で降りましょう。湯俣岳手前のコルでビバークしましょう。ということにする。
・11:56 岩苔乗越 → 12:59 水晶小屋
岩苔乗越からはスレ違う登山者が急増する。俺が背負ってる装備のせいか、スレ違いざまに「黒部源流を遡行してきたとか?」と聞かれたりして、しんどいし、単に「違います」とだけ返事したりしたこともあった。これがtommy72さんなら「ワリモ沢を遡行してきましたー。」と言ってるところだろう。無愛想でスミマセンでした。
ガスってて遠くにあるであろう雄大な景色はあまり見えないが、登山道を視認するのに困るほどではなく、リスクを感じることはなかった。が、常に左から叩きつけてくる雨風のため、止まると寒いな、と思った。合羽の上のチャックは一番上まで閉めていた。
途中、スレ違った、でかい一眼レフを持った単独登山女子に「あそこに雷鳥が居ます。親子で居ます。」とヒソヒソ声で教えてもらう。単に「そーなんや、教えてくれはって有難うございます。」と普通のリアクションしか出来なかった自分の不甲斐なさはさておき、雷鳥親子の写真を撮って、また、歩き続ける。ワリモ北分岐から先はアップダウンも少なく、歩き易い道で、靴擦れの足には随分と優しい感じ。これなら明日には下山できるかなと思った。
水晶小屋の手前くらいから風雨が強まってきた。小屋の戸を開けると…、ババゴミ。リアルばばごみ。この風雨のため、一日の行程の途中に水晶小屋があった登山者は、もともとの予定を縮めて、みな、この小屋に泊まることにした様子。それにしてもスゴイね。お盆、かきいれ時やねぇ。
500円のカップヌードルをテーブルで食ってると、横の夫婦が関西人っぽくて、すこし話した。通ってきたルートを訊かれたので地図を使って伝えると、「マイナーやなぁ」と一蹴w この夫婦の奥さんの見解では、こんなに水晶小屋が混んでるのは、伊藤なんとかさんが最近テレビで取材されたから、とのこと。んーーそーいえば、俺、その番組、観てなかったなぁ。っつか、普段、殆どテレビ観ないからアレやけど。
20分遅れでtommy72さんが着き、彼もカップヌードルを食す。350ml缶ビールを一缶かって二人で分けた。sakanaya39さんは俺から34分遅れで着いたが、カロリーメイトしか食ってなかった。sakanaya39さんのペースを少しでもあげるため、大き目の片手鍋などは俺がココから背負った。
・13:59 水晶小屋 → 17:30 野口五郎小屋
水晶小屋を発つと、スレ違う登山者は居なくなった。皆、水晶小屋で寝ることにしたからやろうな。なので、強風と雨の中とはいえ、静かな山旅を楽しむことが出来た。遠くの景色は時々しか見えなかったが、近くの岩々した景色も素晴らしかった。ロキソニンはよく効いてくれ、靴擦れの痛みをあまり感じずに、歩くことが出来ていた。が、やはり、下りから登りに転ずる場面などでは かなり痛かった。東沢乗越に着いたくらいのころやったと思うが、ガスが切れて、東沢谷や、裏銀座稜線、硫黄尾根方面の斜面などが見える時間も出てきて、感動。登山道歩きも悪くはない。そして、竹村新道方面の南真砂岳も見えてきた。真砂分岐手前のコルで漫画地図(昭文社の山と高原地図 2005年 剱・立山)を拡げて ゆってたビバーク予定コルまでの時間を計算する。湯俣岳まででCT 2:40。sakanaya39さんがCT×1.5くらいの時間でいけるとして、コルまでCT2:30とすると、3:45。sakanaya39さんが16:00に真砂分岐に着いたとしても、19:30は過ぎる、確実に。スマホでチェックしたimocの3時間降雨予報では、今日月曜21時〜火曜15時までは降らない予報とはいえ、19:30過ぎてからビバーク準備とか無理ゲーっしょ。コルで少し降りて水汲む前提で、水晶小屋では水こーてへんかったし。ってことで、漫画地図上で他の寝床を探すと野口五郎小屋なら、野口五郎岳までがCT 0:30で、小屋も+10分とか15分で行けそうやん。これらの考えを追いついてきたtommy72さんやsakanaya39さんに伝えて、賛意を得、野口五郎小屋を目指す。
アップダウンはさほど激しくないし、水晶小屋から真砂分岐のような大きい岩々の上を歩くこともないので、比較的歩き易いはずなのだが、一日の疲れがたまってきたのか、それともロキソニンが切れてきたのか、痛みもひどく、足はあがらず、しょうもないところで躓いて、それでまた痛なったりして、ペースは落ちまくりだったが、真砂分岐から1時間弱でtommy72さんと一緒に野口五郎小屋に着き、sakanaya39さんも40分遅れの18:10に着いた。
・野口五郎小屋泊
テン場がある、と思い込んでいたが、ここにはなく、なけなしの六千円をはたいて、もう一泊、小屋泊することにした。
自炊場所という、土間だが、屋根と壁に囲まれたテーブル付のスペースがあり、そこで着替えたり、夕飯のスパゲティをゆがいたりした。tommy72さんやsakanaya39さんは中に入っても震えが しばらく止まらない様子で、なんだか低体温症一歩手前ぐらいやったのかもという感じやった。スパゲティをすべてゆがいて食った。荷物を減らすため、米を炊いてしまいたかったが、tommy72さんが「麺は食えても米は食えない」というので、やめにした。それでもなんやかんや食って腹いっぱいになった。sakanaya39さんが、裏ミッション「どの小屋でもビールを買う」を忘れてなかったようで、買ってきておごってくれた。また、tommy72さんからはウイスキーをもらったりして、酔うまで呑んだ。
「長野山岳パトロール」とプリントされた赤い長袖Tシャツ(?)の、お兄さんが居て、五郎小屋についた瞬間から、色々と親切に暖かい言葉をかけてくれていた。どうも、色んな人に、山歩きに関するアドバイスを授けているようやった。この暖かい言葉に関して思うところが それなりにあったがココでは割愛する。
乾燥室があり、ある程度のスペースが空いていたが、俺はシュラフカバーとツェルトのみを干した。長袖上着やズボンが自炊室にかけたままになっていたが、取りに戻るの邪魔臭いし、まぁ乾くかなと放置した。
寝るスペースはガラガラと言ってもいいほどで寝返り打ち放題やった。寝てる間、頭痛があった。風邪をひいたのか、それとも軽めの高山病なのか。ひどくならんかったらええけど、と思いながら横になっていた。
●8/14(火)
・野口五郎小屋→烏帽子小屋
朝飯は小屋の五百円のカップヌードル。排便もバッチリ済ませた。ロキソニンは最初から3錠のんだ。自炊室にかけていた、長袖と長ズボンは冷たくなっており、やっぱ乾燥室に干しゃーよかったかと思うが後の祭り。「泊まりのカヤックで朝に濡れたウェットスーツ着るよりはマシ」と自分に言い聞かせつつ、着替えてパッキングして出発。赤い指導員さんのアドバイスに従い、sakanaya39さんの片手鍋は俺が、9mm40mロープはtommy72さんが背負うことにした。
毎度のことだが、俺のパッキングが遅いこともあり、sakanaya39さんが11分、tommy72さんが8分、それぞれ俺より先行して小屋を発った。
出だし、靴擦れが痛んだが、30分後にはだいぶマシになった。でも3錠まとめては、多かったのかも、時々、ほっぺたがプルプルした。
天気は晴れ、遠くの山並みまで見えて、もちろん近くの谷も見渡せて、絶景。
三ツ岳手前で、稜線コースと お花畑コースに分かれるのだが、地形図を見ると お花畑コースのほうが楽っぽかったっし、先行するtommy72さんは稜線コースをとっていたが、早く追いつきたかったので お花畑コースへ。この時、sakanaya39さんが どっちを選んだかはわからなかった。が、お花畑を選んだおかげで、sakanaya39さんtommy72さんに追いつけた。sakanaya39さんは「だまされたー」とぼやいていた。このあたりから何度かガスったりもしたが、スグに晴れて、絶景を撮ったりしながら進んだ。アップダウンはなくなり、ほぼダウンになっていた。スレ違う山ガールに関して、sakanaya39さんにネタを提供することになってしもたのも この区間。人の体形は見下ろした時と、横から見た時とで異なる、というか、都合のよいように脳味噌の中で補間されたものが見える、ということを改めて学習した。見たいものが見える、というこっちゃ。
ここらのダウンに慣れ過ぎたせいか、烏帽子テン場を通る登りの区間が大そう堪えた。
・烏帽子小屋→高瀬ダム
キーボードタイプにも疲れてきた。端折ってしまいそうだが、箇条書きで以下を。
・野口五郎小屋の赤い指導員と また会って、ヒアリングしてもらって、少し話した。タクシー情報なども教えてもらった。親切な人や。
・350ml缶ビール1缶を買って、tommy72さん、sakanaya39さんとわけっこした。缶ビールを飲んでた時に赤指導員から お声がけがあり、視線が一瞬気になった。w
・伊藤新道を登ってココまで来た、というカップルと話した。女子のほうの明るく朗らか路線に圧倒されてしもたが、tommy72さんは その裏に別のモノを的確に視てたようだった。が、詳細はwebで。勉強になったのは、「荷物を減らすために小屋泊にしました」というところ。確かに、荷物かるそう。っつか、俺らが重た過ぎやねんけど、まぁ、小屋泊前提遡行もアリかな、と思った。
・ブナ立尾根は激坂と聞いていたが、まぁ、でも、そないゆうほどでもなかった。キッチリとメンテされたイイ道やった。スレ違う登山者は少なかったし、追い越していく登山者も10人も居なかった。スレ違った中で、1人、Dr.スランプ アラレちゃんのような眼鏡をかけた単独登山女子が階段が続く区間に居た。俺はスレ違い時に挨拶しただけだったが、sakanaya39さんは色々喋ってたようで、なんとタイ人とのことだった。ザックは持ってはったけど、かなり軽装やったし、烏帽子小屋まで辿り着いたかどうか、sakanaya39さんは下山後の翌日も まだ気にしていた。
・13:30頃から断続的に雨が降り始めた。
・高瀬ダム堰堤で尾西のドライカレーを作って食べて待ってた。14分後にtommy72さんが、57分後にsakanaya39さんが着いた。色々ラッキーが重なり、sakanaya39さんが着いてスグに、ハイエースハイルーフロング?のタクシーに乗れて、あっと言う間に七倉山荘前に着いた。
・自分の靴擦れのことや、sakanaya39さんの体調のこともあり、ヘリ下山の可能性も頭をよぎっていたが、なんとか自力下山できて、もちろん、それはよかったのだが、なんだか、あっけない幕切れやった。そういえば、二泊以上の沢登りをした時の最終日は、いつも このような、なんだか寂しい気持ちになっとったなと思いだした。
●下山後
・七倉山荘前でロキソニンの効き目が切れたらしく、びっこをひきながら入湯。その後、ひさりな食堂で 安曇野在住の渓流釣師家族とプチオフ会。からの道の駅 今井恵みの里 で花火大会鑑賞からのテン泊。からの朝5時起床。からの下道帰還始め→R19→恵那→日吉ハイランド付近→R22→大垣西ICから高速〜京都東まで高速→京都駅八条口解散。車内に臭い服わすれてしまい、sakanaya39さんにはお手数おかけしてしまい すみません。洗濯までしてもろて郵送してもらってしまい、ほんま すんません。
●写真
帰宅後、防水デジカメのSDカードからPCのUSBドライブに写真と動画のファイルを移動したが、そのUSBドライブを別PCに移すと、ファイルは消えていて、え˝ーーーって感じで、なんかググったりして、復旧ソフトインストールして、SDカード内のデータの ほぼすべてを復旧できたようだが、多くのファイルのEXIF情報が消えていたり、3種類ずつの解像度のファイルが出来ていたり、、、とややこしいことになってしまってるので、ちょっとずつ手作業で不要ファイルを消したりしている。なので、おいおい写真をアップしていくつもり。スマホで撮ってたやつは全部はいってるはず。
思い出に残るエエ旅でした。ありがとうございます。
落石ごめんなさい。気ぃ付きませんでした。
落石は私が不用意にフォールラインに入ってしまったから、なので自責っす。釣果なしだったのがざんねんでしたね。tommy72さんも、この記録上で感想かけまっせー。
おそまつながら、毎度の赤裸々日記でした。
烏帽子小屋で、お話しをさせて頂いたカップルの片割れです(*^_^*)
実際には、野口五郎小屋で待っておられたchukiさんと後から来られたtommy72さんには、お会いしていますね。
(野口五郎小屋の写真でタバコ吸ってるの僕です(^^;))
みなさんの、沢登りでの超ストイックなお話し(炭水化物は摂らず、夏はマヨネーズ、冬はラード!とか)にも感銘を受けましたが、沢靴にアイゼンという、僕にとっては衝撃的な組み合わせにもビックリしました(*≧∀≦)
また、ガムテープが着火に有効というのも、今度試してみたいと思います。
さすが、歴戦の沢屋さん達ですね!
あの格好で、『普段は、オートキャンパーです。』とか言われても〜!!( *´艸`)
下山中、ブナ立尾根でお見かけした、岩の上であぐらをかいたsakanayaさんの風格に、僕の相方も、『仙人みたい!!』と申しておりました( ・`д・´)
あのフローティングベストは、上ノ廊下を流れて下山用でしたか!?
お名前、間違っていたら、ごめんなさい。
とても個性的で、楽しい方達のパーティーでしたので、思わず話し掛けさせて頂きました。
ワリモ沢、機会があれば行ってみたいと思います。
関西のみなさんという事なので、再びお会いする機会は無いかもしれませんが、みなさんとお会い出来たのも、いい思い出です。
思い出に残るひとときをありがとうございましたm(__)m
コメント有難うございます。これで、ユーチューバーへの一歩を踏み出せそうですw
一言だけ、スンマセン。ワリモ沢、行くのはいいですが登山道まで詰め上がるおつもりでしたら、伊藤新道の百倍は大変やと思といたほうがいいです。Good luck!
えっ!? やっぱり、ワリモ沢は大変なんですね!?
何級くらいなんですか?…と聞くのはやめておきます。
栗城氏の事故についてもブログを読ませていただいて、大変、感銘を受けました。
たしかに、仰るとおりだと思います。
ユーチューバーになるんですか〜?(^-^;
ぜひ、番組登録させてください(((*≧艸≦)
ブログ?栗城?なんやったかな?って思いましたけど
私のプロフィール欄から辿れるようになってるんすね。
酔っ払いの戯言ですので こっぱずかしいですが
感銘を受けて下さったんでしたら有難うございます。w
自分で読み返してみても、なんか、「こいつ何いいたいんやろな」って部分がありましたw
「ワリモ沢を詰め上がるのは、伊藤新道で稜線に抜ける よりは大変」
ということに関して、ですが
真面目に もう少し どの程度大変なのかを書いてみます。
偉そうに聞こえたら すみません。そんな資格が無いのはわかってるつもりですが、
もし何かの参考になれば、幸いです。
今回の私たちのワリモ沢のルート取りは、
一般的な、谷中泊の雪国の沢登り、
と言えると思ってます。
soyano999さんが、谷中一泊以上の装備を持って、
50m以上の滝もあって、雪渓も出てきたりすることのあるような、
雪国の沢で沢登りをしたことがあるのなら、
ワリモ沢が特別「大変な沢」ということには
ならないだろうと予想します。
私の雪国泊まりの沢経験で きつさを ざっくり比較してみると、以下の度合いです。
きつい > ”白山別山カラスノ谷 とか 南中川谷(中房温泉→大天井岳の切通岩)” > ワリモ沢 > 湯俣川弥助沢 > やさしい
もちろん、天候や水量、残雪の具合などによって きつさが入れ替わる可能性はあります。
他人の書いた過去の記録だったり、人との出会い含め、何らかの きっかけから、どこかに行く計画を立て、現場状況に対応しながら実行していく という意味では、伊藤新道を辿っていかれたことと同じだろうと思います。
野口五郎小屋の排便のくだりで思い出しましたが、
二日目の朝に大キジしてから帰宅まで脱糞しませんでした。体内再利用するほど使いきった感じ。まさにエコ沢旅。
牛の反芻胃を超えましたね!w
無理め無理めの行動が潜在能力を開花させた!
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