石狩岳・音更山
- GPS
- 08:09
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,507m
- 下り
- 1,506m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:07
天候 | ガス・強風→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ユニ石狩岳の登山口は2kmほど手前にあります。駐車スペースは2〜3台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山口〜尾根取付き スタートからしばらくは沢の左岸を辿ります。この辺りはしっかり刈り払いされてます。 3kmほど進むと渡渉地点が現れ、右岸へ渡り沢に沿ってさらに400mほど進むと、 取付きとなります。尾根へは北側から回り込んで乗る形になります。 ●尾根取付き〜シュナイダーコース分岐 取付きから稜線の分岐まで高低差およそ800mほど。 取付きからしばらくは尾根に乗るために九十九折に山腹を進んで行き、 1080m付近で尾根に乗ります。 前半は藪漕ぎというほどではありませんが腰の高さくらいまで笹が登山道を 覆っているところがけっこうあり足元が見えづらいです。 後半は岩場が所々にあります。稜線に出るとほぼ同時に森林限界を超えます。 ●シュナイダーコース分岐〜石狩岳 ハイマツ帯の明瞭な登山道を高低差200mほど登ります。 頂上標が立っているのは標高1966mの北峰。南峰が1967mで最高点となります。 この日は8月中旬にも関わらず、激さむで山頂付近のハイマツ帯は霧氷ができてました。 ●シュナイダーコース分岐〜音更山 分岐から小ピークを2つ通過(どちらも山頂は巻きます)後に、 音更山への登りになります。 山頂手前からは岩ゴロのルートとなり、ルートが分かりにくくなります (この日はガスっていたため特にそう感じたのかな)。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 道の駅士幌温泉(500円) |
写真
感想
↓前日の記録はこちら。
http://yamare.co/1554805
8月15日〜17日までは悪天のため山は諦めて暇つぶし的に観光&移動。
行動録として。
【8月15日】
道の駅さるふつ公園で朝を迎え、ホタテづくしのお昼ゴハン。
せっかくなので日本最北端の宗谷岬へ立ち寄り、
その後は、238号でオホーツク海沿いに東に進みます。
途中のエサヌカ線はどこまでも続く直線。異様なまでの開放感。
その後、クッチャロ湖で足湯しながら本日の寝床と夜ゴハンを検討した結果、
北見で焼肉を食べることに。
夕方、翌日以降の天気予報を確認すると、
大雨と低温注意報が出ていて旭岳なんて雪予報じゃありませんか。
もう、ちょっとどうなっているのか分かんない。
【8月16日】
本日も天気は絶望的。これまでは予報が変わった場合に備えてなんとなく
十勝・日高からあまり離れないように意識していましたが、釧路方面に向かうことに。
そういえば…屈斜路湖畔には温泉がたくさんあったことを思い出し
(学生時代に入ったっけな)、コタンの湯と池の湯で野湯をエンジョイ。
どーせ濡れるんだから雨の日は温泉がサイコー。
その後、釧路湿原を散策(こんな雨の中、歩いてるのはもちろんボクたちだけ)。
夜は釧路で海の幸。この日は道の駅しらぬか恋問へ。
【8月17日】
18日土曜日の遠征最終日になってようやくの晴れ予報。
帰りの飛行機は遅めの時間、早出すれば日帰りでどこか登れそう。
ということで、石狩岳に登ることにします。
夕方には新千歳に戻る必要があるため、ユニ石狩岳を絡めた周回コースは断念して、
石狩岳と音更山のピストンとします。
途中、帯広でお昼ゴハンにジンギスカンを食べてから、
上士幌で食料などを調達して登山口に入りました。
【8月18日】
朝4時半前に出発。
稜線はガスっていますが、晴れ予報を信じてスタート。
3時間ほどでシュナイダー分岐に到着し稜線に乗ると、
まっすぐ立てないほどの強風&ガス。体感はマイナス。
石狩岳の山頂ではブロッケンが見られたので、晴れるのは時間の問題でしたが、
「その時」がなかなかやってきません。
音更山への登りでは風の強さが一層増して、ヨロけながら山頂に到着。
予定よりも早く歩けていたので途中までは周回も考えていましたが、
そんなアタマも吹っ飛んでソッコー下山開始。
すると、なんということでしょう。
覆っていたガスが徐々に取れ、緑のビロードに覆われた石狩岳の全貌が見え始めたのです。
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今回の北海道遠征。1週間滞在して登った山は3座だけ。
そして、テント泊はゼロ。準備したテント泊装備が泣いてるぜ
(帰ってからの後片付けはラクで良かったんだけどね←負け惜しみ)。
今回の本命は日高のあの山だったのですが、絶対に晴れの山頂を踏みたい!
ということで、次回への宿題としました。
雨も多かったけど、朝起きてから、行き当たりバッタリでその日の計画を立てたり、
途中から急に予定変更をしたり…なんだかんだ楽しかったなぁ。
山登りをする夏休みのはずが、
2座のみ登っただけで、気づけば最終日。
寒いし雨だし、もう全てをキャンセルして帰るか、
それで、アルプスに行くか、なんてことも考えました。
でも、めったにできない観光に、北海道グルメ、
意外にも快適すぎる車中泊のおかげで(毎日よく寝たし)、
とても充実した毎日を過ごすことができました。
前日まで雨がふったり止んだりでしたが、
当日になって、ようやく山の神様が機嫌をなおしてくれたようです。
風はすごいし、気温も低く樹氷ができるほどだったけど、
最後に見せてくれた石狩岳の姿は本当に美しかった。
なんというエンディングでしょうか。
帰りの空港では、danyamaと機嫌よく「なんだかんだ楽しかったね〜」と
ビールをぐびぐび。気持ちよーく酔っ払いました。
ところが、いざチェックインしようとしたら「お財布がない!」。
てか、バッグごとどこかに忘れてしまった!
大パニックで広い空港内をあっち行ったりこっち行ったり駆けずり回るはめに。
一気に酔いが覚めました、、笑
おかげで、どっと疲れが出たのか、
無事乗れた飛行機では座った瞬間に、意識をなくす…。
最後のさいごまで、ピリリと楽しい一週間、
まるで夢のように過ぎ去りました。
おしまい。
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