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Yamareco

記録ID: 1566493
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳〜南岳〜北穂高岳〜涸沢岳〜奥穂高岳(新穂高温泉より周回)

2018年08月22日(水) ~ 2018年08月23日(木)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
18:47
距離
31.0km
登り
3,245m
下り
3,235m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:51
休憩
0:50
合計
11:41
2:39
2:39
12
2:51
2:51
26
3:17
3:18
35
3:53
3:54
49
4:43
4:43
3
4:46
4:46
50
5:36
5:37
70
6:47
6:47
53
7:40
7:41
10
7:51
7:52
28
8:20
8:23
41
9:04
9:06
8
9:14
9:15
11
9:26
9:27
26
9:53
9:54
43
10:37
10:37
13
10:50
10:51
7
10:58
11:26
77
12:43
12:44
70
13:54
13:54
7
14:01
14:01
1
14:02
14:02
5
14:07
14:14
0
2日目
山行
6:20
休憩
0:41
合計
7:01
5:51
79
7:10
7:18
16
7:34
7:35
24
7:59
8:10
28
8:38
8:46
125
10:51
10:53
36
11:29
11:29
31
12:00
12:01
24
12:25
12:26
12
12:38
12:47
5
12:52
ゴール地点
天候 1日目:晴れ
2日目:下山まで快晴(午後は台風の影響により悪化)
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉登山者用駐車場(第3駐車場)利用
前日20:00着で8割程度の埋まり具合でした。
コース状況/
危険箇所等
【新穂高温泉〜槍平小屋】
前半は広い林道歩き、その後はいくつかの谷を越えながらの山道です。
暗い時間の谷渡りでは対岸のピンクが見つけにくいです(特に滝谷)。昨年の反省から今回はヘッドランプのほかに遠方も照らせる小型ハンドライトを携行、大いに役に立ちました。

【槍平小屋〜槍ヶ岳】
千丈分岐点までは林道歩き、そこからは視界が開けます。分岐点から飛騨乗越までは標高差400m、ガレ道を九十九折を繰り返して登っていきます。

【槍ヶ岳(穂先登頂)】
多くの方のレコにあるとおりです。今回は渋滞もせずすんなり登ることができました。下っている途中、男性お二人が下りルートを登ってきました。「上り」「下り」は確認しましょう(ペンキで明確に示されています)。

【槍ヶ岳〜南岳】
飛騨乗越まで下がると大喰岳まで登り返します。中岳手前には一部クサリ、ハシゴあり。その後はなだらかな稜線を進みます。危険個所は特になし。

【南岳〜北穂高岳(大キレット)】
標高差約300mの岩稜帯を下り、途中のアップダウンを経て、やがて登り返します。クサリやハシゴも多々ありますが、むしろそれらがない場所での通過に神経を使います。確実なホールド、ボディーバランスの技術、経験が必要です。今回逆方向とのすれ違いは1ヶ所だけでしたが、混雑時はすれ違いも気を使いそうです。

【北穂高岳〜穂高岳山荘】
涸沢岳までは大キレット同等の難易度です。険しい岩稜帯をときにハシゴやクサリも使いながら慎重に進んでいきます。今回は天候に恵まれましたが雨天時や強風時はかなり難易度が上がると思いました。涸沢岳から山荘まではなだらかなガレ道を下ります。

【穂高岳山荘〜奥穂高岳】
始めにクサリやハシゴあり、その後は岩稜やガレ道です。危険個所はありません。

【穂高岳山荘〜荷継沢】
石だらけのカールを下ります。ところどころに白ペンキや黄ペンキがありますので極力これらを追った方が良いです(コースを外れると石が崩れ、落石が発生しやすくなります)。下部はガレが小さくなり、一層崩れやすくなっています。スリップ、転倒注意です(私は一度転びました)。

【荷継沢〜重太郎橋】
初めは林の中、それまでのガレガレ道から離れて少しほっとできます。鉱石沢を対岸に渡ると右手の崖沿いを進みます。ロープやクサリもありますが、道幅が狭いので足元注意です。

【重太郎橋〜新穂高温泉】
橋を渡ると二つの沢を渡り(ともに対岸にピンクあり)林道に入ります。ここからは歩きやすい山道、やがて白出沢出合を経て新穂高温泉へ戻ります。
その他周辺情報 「大キレット」のバッジは南岳小屋に売っているそうです。
南岳から通過してきて北穂高小屋に着いた青年たちがそう告げられて落ち込んでいました(笑)。
予約できる山小屋
槍平小屋
【1日目】
午前2時半に新穂高温泉を出発、槍平小屋あたりで明るくなってきました。
2018年08月22日 05:26撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 5:26
【1日目】
午前2時半に新穂高温泉を出発、槍平小屋あたりで明るくなってきました。
朝陽を受けて輝く西穂高岳。きれいな青空に期待も高まります。
2018年08月22日 05:39撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
8/22 5:39
朝陽を受けて輝く西穂高岳。きれいな青空に期待も高まります。
サラシナショウマ
槍平小屋の周りにたくさん咲いていました。
2018年08月22日 05:18撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 5:18
サラシナショウマ
槍平小屋の周りにたくさん咲いていました。
シシウド
2018年08月22日 05:39撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 5:39
シシウド
ミソガワソウ
2018年08月22日 05:53撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 5:53
ミソガワソウ
ノアザミ
2018年08月22日 06:02撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:02
ノアザミ
カニコウモリ
2018年08月22日 06:08撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:08
カニコウモリ
サンカヨウ
2018年08月22日 06:09撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:09
サンカヨウ
2018年08月22日 06:10撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:10
標高を上げるにつれて、穂高の姿も見えてきます。
2018年08月22日 06:19撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
8/22 6:19
標高を上げるにつれて、穂高の姿も見えてきます。
これはゴゼンタチバナの実?
2018年08月22日 06:24撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:24
これはゴゼンタチバナの実?
こちらは焼岳?朝陽に輝いています。
2018年08月22日 06:26撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/22 6:26
こちらは焼岳?朝陽に輝いています。
オヤマリンドウ
2018年08月22日 06:28撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:28
オヤマリンドウ
ナナカマド
赤い実が鮮やかです。
2018年08月22日 06:34撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:34
ナナカマド
赤い実が鮮やかです。
アキノキリンソウ
2018年08月22日 06:37撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:37
アキノキリンソウ
ウメバチソウ
最近登る山では毎回見られます。
2018年08月22日 06:39撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:39
ウメバチソウ
最近登る山では毎回見られます。
千丈分岐点あたりでこんな感じでした。ガスが切れることを願いながら九十九折を登っていきます。
2018年08月22日 06:46撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:46
千丈分岐点あたりでこんな感じでした。ガスが切れることを願いながら九十九折を登っていきます。
笠ヶ岳も微妙なガスのかかり具合
2018年08月22日 06:46撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:46
笠ヶ岳も微妙なガスのかかり具合
トリカブト
2018年08月22日 06:59撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 6:59
トリカブト
チングルマの花穂
風になびいていました。
2018年08月22日 07:04撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 7:04
チングルマの花穂
風になびいていました。
ウサギキク
2018年08月22日 07:09撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 7:09
ウサギキク
おっ、ガスが切れてきましたよ。
2018年08月22日 07:28撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 7:28
おっ、ガスが切れてきましたよ。
谷底に流れたガスに陽が当たって、三重くらいの虹の輪ができてる。これは何という現象でしょう?人の影が入らないから「ブロッケン」とは言わないのかな?
2018年08月22日 07:33撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 7:33
谷底に流れたガスに陽が当たって、三重くらいの虹の輪ができてる。これは何という現象でしょう?人の影が入らないから「ブロッケン」とは言わないのかな?
稜線に出ると、すっきり晴れて迎えてくれました。ありがとう。
2018年08月22日 07:49撮影 by  Canon IXY 120, Canon
5
8/22 7:49
稜線に出ると、すっきり晴れて迎えてくれました。ありがとう。
空いていたので早速穂先へ。
2018年08月22日 08:09撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
8/22 8:09
空いていたので早速穂先へ。
昨年に続いて2度目の登頂。山頂にいらっしゃった方に撮っていただきました。ありがとうございました。
2018年08月22日 08:11撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8
8/22 8:11
昨年に続いて2度目の登頂。山頂にいらっしゃった方に撮っていただきました。ありがとうございました。
そしてここからは未知のルート、この先進んでいく穂高連峰です。
2018年08月22日 08:14撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 8:14
そしてここからは未知のルート、この先進んでいく穂高連峰です。
登頂後に山荘前のテーブルで一休み。隣のテーブルにいらっしゃった横浜の女性(松本市ご出身)と長野県の学校登山や屋久島の話で盛り上がり、おいしいコーヒーまでご馳走になってしまいました。ありがとうございました。
2018年08月22日 08:38撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/22 8:38
登頂後に山荘前のテーブルで一休み。隣のテーブルにいらっしゃった横浜の女性(松本市ご出身)と長野県の学校登山や屋久島の話で盛り上がり、おいしいコーヒーまでご馳走になってしまいました。ありがとうございました。
大喰岳(3,101m)
2018年08月22日 09:27撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 9:27
大喰岳(3,101m)
フデリンドウ
2018年08月22日 09:30撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 9:30
フデリンドウ
2018年08月22日 09:30撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 9:30
イワツメクサ
今夜お世話になる北穂高小屋のトレードマークですね。岩陰で一生懸命咲いているその姿には「健気(けなげ)」という言葉が浮かびます。
2018年08月22日 09:40撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 9:40
イワツメクサ
今夜お世話になる北穂高小屋のトレードマークですね。岩陰で一生懸命咲いているその姿には「健気(けなげ)」という言葉が浮かびます。
天然クーラー。あの上渡ったら涼しいだろうなぁ。
2018年08月22日 09:43撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 9:43
天然クーラー。あの上渡ったら涼しいだろうなぁ。
中岳(3,094m)
2018年08月22日 09:54撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 9:54
中岳(3,094m)
ここから南岳山頂まで稜線を辿っていきます。
2018年08月22日 10:25撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 10:25
ここから南岳山頂まで稜線を辿っていきます。
南岳(3032.7m)登頂
2018年08月22日 10:51撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 10:51
南岳(3032.7m)登頂
下ったところに南岳小屋
2018年08月22日 10:57撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 10:57
下ったところに南岳小屋
ビーフカレー(1,000円)と缶コーラ(300円)なり
2018年08月22日 11:21撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 11:21
ビーフカレー(1,000円)と缶コーラ(300円)なり
いよいよ大キレットに向かいます。3日前にも滑落事故があったばかり、気を引き締めます。
2018年08月22日 11:33撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 11:33
いよいよ大キレットに向かいます。3日前にも滑落事故があったばかり、気を引き締めます。
まずはグングン下ります。
2018年08月22日 11:35撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 11:35
まずはグングン下ります。
さらに下って一気に標高を下げます。
2018年08月22日 11:39撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 11:39
さらに下って一気に標高を下げます。
こんなハシゴも下って(下った後に撮影)
2018年08月22日 11:55撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 11:55
こんなハシゴも下って(下った後に撮影)
進む稜線が目の前に現れました。手前が長谷川ピーク、奥が北穂高岳ですね。
2018年08月22日 12:13撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 12:13
進む稜線が目の前に現れました。手前が長谷川ピーク、奥が北穂高岳ですね。
長谷川ピークを越えたあたり
2018年08月22日 12:43撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
8/22 12:43
長谷川ピークを越えたあたり
緊張するリッジが続きます。
2018年08月22日 12:47撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 12:47
緊張するリッジが続きます。
切れ落ちた壁を下ると
2018年08月22日 12:59撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 12:59
切れ落ちた壁を下ると
ここで一息つけます。
2018年08月22日 13:01撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 13:01
ここで一息つけます。
目の前には再び岩稜の壁。さあ頑張って登りましょう。
2018年08月22日 13:01撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 13:01
目の前には再び岩稜の壁。さあ頑張って登りましょう。
途中、来た道を振り返って。長谷川ピークのピーク感がすごい!
2018年08月22日 13:07撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 13:07
途中、来た道を振り返って。長谷川ピークのピーク感がすごい!
自分も本当にあそこ越えてきたの??と信じられないような気になりました。
2018年08月22日 13:09撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 13:09
自分も本当にあそこ越えてきたの??と信じられないような気になりました。
飛騨泣き
手がかり、足がかりはしっかりあるのでそれほど難しくは感じませんでした。
2018年08月22日 13:26撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/22 13:26
飛騨泣き
手がかり、足がかりはしっかりあるのでそれほど難しくは感じませんでした。
クサリや足場に頼り切るほどの傾斜ではありませんが、とにかく慎重に。
2018年08月22日 13:30撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 13:30
クサリや足場に頼り切るほどの傾斜ではありませんが、とにかく慎重に。
ここは急登。クサリを掴みながら、全身を使って登ります。
2018年08月22日 13:35撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/22 13:35
ここは急登。クサリを掴みながら、全身を使って登ります。
笠ヶ岳もガスが切れて姿を現してくれました。
2018年08月22日 13:37撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 13:37
笠ヶ岳もガスが切れて姿を現してくれました。
北穂高岳山頂まで、あと一息。
2018年08月22日 13:43撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 13:43
北穂高岳山頂まで、あと一息。
ふむふむ、あと200m巻いていけばいいのね・・・(と、一旦勇気付けられる)
2018年08月22日 13:49撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 13:49
ふむふむ、あと200m巻いていけばいいのね・・・(と、一旦勇気付けられる)
って、登るんじゃん!!(笑)
2018年08月22日 13:50撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/22 13:50
って、登るんじゃん!!(笑)
トウヤクリンドウに励まされ・・・
2018年08月22日 14:03撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 14:03
トウヤクリンドウに励まされ・・・
登頂です。本当にうれしい!
ここまでの充実感と無事に着けた安堵感が一気に押し寄せてきました。
2018年08月22日 14:08撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 14:08
登頂です。本当にうれしい!
ここまでの充実感と無事に着けた安堵感が一気に押し寄せてきました。
右手は明日向かう奥穂高岳、吊尾根を挟んで左が前穂高岳
2018年08月22日 14:14撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/22 14:14
右手は明日向かう奥穂高岳、吊尾根を挟んで左が前穂高岳
初めての山小屋泊です。
スタッフの気持ちのいい対応、おいしい食事、いい時間を過ごさせてもらいました。
2018年08月22日 14:26撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/22 14:26
初めての山小屋泊です。
スタッフの気持ちのいい対応、おいしい食事、いい時間を過ごさせてもらいました。
二人用のスペースですが、今日は余裕があったので一人で使わせてもらいました。
2018年08月22日 14:28撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/22 14:28
二人用のスペースですが、今日は余裕があったので一人で使わせてもらいました。
絶景の展望テラス。おいしいお酒を飲みながら、大阪から来られたご家族(小5の男の子が大キレットを渡ってきた!)や新潟から10年ぶりに北穂に登って来られた大先輩たちと楽しく話をさせていただきました。
2018年08月22日 14:26撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/22 14:26
絶景の展望テラス。おいしいお酒を飲みながら、大阪から来られたご家族(小5の男の子が大キレットを渡ってきた!)や新潟から10年ぶりに北穂に登って来られた大先輩たちと楽しく話をさせていただきました。
この日仕事帰りの奥さんが撮って送ってくれた槍・穂高。この稜線を歩いたんだなぁとしみじみ。
4
この日仕事帰りの奥さんが撮って送ってくれた槍・穂高。この稜線を歩いたんだなぁとしみじみ。
【2日目】
日の出前。普段諏訪湖畔から穂高が見えているということは、ここから諏訪湖が見えるんですね。右手は富士山。
2018年08月23日 04:59撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/23 4:59
【2日目】
日の出前。普段諏訪湖畔から穂高が見えているということは、ここから諏訪湖が見えるんですね。右手は富士山。
東から陽が昇ります。常念岳のシルエットがかっこいい。
2018年08月23日 05:10撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/23 5:10
東から陽が昇ります。常念岳のシルエットがかっこいい。
槍ヶ岳のモルゲンロート!
山泊でないと会えない景色ですね。
2018年08月23日 05:12撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 5:12
槍ヶ岳のモルゲンロート!
山泊でないと会えない景色ですね。
すっかり陽は登りました。さあ、出発しましょう。
2018年08月23日 05:50撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 5:50
すっかり陽は登りました。さあ、出発しましょう。
今日はこの稜線を進みます。天気が良くてうれしい!
2018年08月23日 05:53撮影 by  Canon IXY 120, Canon
3
8/23 5:53
今日はこの稜線を進みます。天気が良くてうれしい!
次回は涸沢方面からのアプローチも検討してみようかな。
2018年08月23日 05:59撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 5:59
次回は涸沢方面からのアプローチも検討してみようかな。
今日も険しい岩稜帯。朝一番なので集中力はOK、慎重に進みます。
2018年08月23日 06:15撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 6:15
今日も険しい岩稜帯。朝一番なので集中力はOK、慎重に進みます。
ここは一気に下ります。
2018年08月23日 06:19撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 6:19
ここは一気に下ります。
次第に山が近付いてきます。
2018年08月23日 06:37撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 6:37
次第に山が近付いてきます。
その脇には前穂高岳
2峰、3峰、4峰、5峰と流れるような傾斜が美しいですね。
2018年08月23日 06:37撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
8/23 6:37
その脇には前穂高岳
2峰、3峰、4峰、5峰と流れるような傾斜が美しいですね。
最低コル
2018年08月23日 06:44撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 6:44
最低コル
さぁ涸沢岳まで、ピークを目指して登っていきます。
2018年08月23日 06:50撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 6:50
さぁ涸沢岳まで、ピークを目指して登っていきます。
クサリも連続しますが、確実に。
2018年08月23日 06:58撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 6:58
クサリも連続しますが、確実に。
昨日歩いてきた槍ヶ岳から南岳、大キレット。そして今日歩いてきた北穂高岳からここまでの稜線を一望。
2018年08月23日 07:11撮影 by  Canon IXY 120, Canon
3
8/23 7:11
昨日歩いてきた槍ヶ岳から南岳、大キレット。そして今日歩いてきた北穂高岳からここまでの稜線を一望。
涸沢岳(3,110m)登頂です。
2018年08月23日 07:23撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 7:23
涸沢岳(3,110m)登頂です。
目の前には奥穂高岳。
2018年08月23日 07:24撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 7:24
目の前には奥穂高岳。
穂高岳山荘
2018年08月23日 07:36撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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穂高岳山荘
奥穂高岳へ登っている途中に振り返って。今日歩いてきた稜線を一望、奥に槍ヶ岳。思わず笑顔になってしまいます。
2018年08月23日 07:48撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 7:48
奥穂高岳へ登っている途中に振り返って。今日歩いてきた稜線を一望、奥に槍ヶ岳。思わず笑顔になってしまいます。
奥穂高岳山頂が近づいてきました。山頂の祠も見えています。
2018年08月23日 07:57撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 7:57
奥穂高岳山頂が近づいてきました。山頂の祠も見えています。
奥穂高岳(3,190m)登頂です。
2018年08月23日 08:01撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 8:01
奥穂高岳(3,190m)登頂です。
ここまで歩いた稜線、奥は黒部、立山方面でしょうか。
2018年08月23日 08:02撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 8:02
ここまで歩いた稜線、奥は黒部、立山方面でしょうか。
笠ヶ岳と抜戸岳もくっきり。
2018年08月23日 08:02撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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笠ヶ岳と抜戸岳もくっきり。
山頂にいらっしゃったご家族に撮っていただきました。ありがとうございました。
2018年08月23日 08:05撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 8:05
山頂にいらっしゃったご家族に撮っていただきました。ありがとうございました。
ここから先は熟練さんだけの聖域。見ているだけで迫力が伝わってきます。
2018年08月23日 08:18撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 8:18
ここから先は熟練さんだけの聖域。見ているだけで迫力が伝わってきます。
山荘に戻ったらヘリが飛んできました。
2018年08月23日 08:44撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 8:44
山荘に戻ったらヘリが飛んできました。
白出沢を下っていきます。コースを外れるとガラガラなので、慎重に。
2018年08月23日 08:50撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 8:50
白出沢を下っていきます。コースを外れるとガラガラなので、慎重に。
「アビナイヨ」表示
思わず笑顔になりますね。
2018年08月23日 09:25撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 9:25
「アビナイヨ」表示
思わず笑顔になりますね。
雪渓の残り
ちょうど脇を歩いているときに、大きな音を立てて一部が崩れ落ちました。
2018年08月23日 09:36撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 9:36
雪渓の残り
ちょうど脇を歩いているときに、大きな音を立てて一部が崩れ落ちました。
正面に笠ヶ岳
それにしても「笠新道」って尋常じゃない道ですね。いつか歩いてみたいとは思っていますが・・・(もともとM体質(笑))
2018年08月23日 09:55撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 9:55
正面に笠ヶ岳
それにしても「笠新道」って尋常じゃない道ですね。いつか歩いてみたいとは思っていますが・・・(もともとM体質(笑))
荷継沢近辺は表示明快。ここから見えている林の中に入っていきます。
2018年08月23日 10:11撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 10:11
荷継沢近辺は表示明快。ここから見えている林の中に入っていきます。
シシウド、イブキトラノオ、アザミ・・・ひとときの花々に癒されます。
2018年08月23日 10:13撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 10:13
シシウド、イブキトラノオ、アザミ・・・ひとときの花々に癒されます。
白出大滝
水の流れが涼しそうです。
2018年08月23日 10:41撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 10:41
白出大滝
水の流れが涼しそうです。
このあたりは崖沿いの狭い道を進みます。
2018年08月23日 10:44撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 10:44
このあたりは崖沿いの狭い道を進みます。
重太郎橋
2018年08月23日 10:53撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 10:53
重太郎橋
ここからは林の中を下ります。ガレガレ、ザレザレから離れて安心して歩けます。
2018年08月23日 11:23撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 11:23
ここからは林の中を下ります。ガレガレ、ザレザレから離れて安心して歩けます。
白出沢出合
重太郎橋からCTで1時間30分だったので頑張って速足で進んだら40分弱で着いてしまいました。
2018年08月23日 11:31撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 11:31
白出沢出合
重太郎橋からCTで1時間30分だったので頑張って速足で進んだら40分弱で着いてしまいました。
白出沢出合ではこんなきれいなアジサイが迎えてくれました。
2018年08月23日 11:31撮影 by  Canon IXY 120, Canon
8/23 11:31
白出沢出合ではこんなきれいなアジサイが迎えてくれました。
新穂高温泉へ戻る途中ではアサギマダラに会えました。
2018年08月23日 11:43撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 11:43
新穂高温泉へ戻る途中ではアサギマダラに会えました。
ここで下山届を提出。
本当にいい山行でした。出会えた方々、お世話になった方々、ありがとうございました。
2018年08月23日 12:53撮影 by  Canon IXY 120, Canon
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8/23 12:53
ここで下山届を提出。
本当にいい山行でした。出会えた方々、お世話になった方々、ありがとうございました。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

当初は2泊3日で笠ヶ岳〜双六岳〜槍ヶ岳〜南岳〜北穂高岳〜奥穂高岳の周回を検討していました。しかし連日のように発生する台風の影響で好天が長く続かない。計画を縮小し、1泊2日で槍ヶ岳から奥穂高岳まで歩いてみました。

お盆を過ぎた平日だったからなのか、直前まで台風に左右された天候の影響なのか、山は空いていました。槍の穂先も渋滞することなく登頂。計画より1時間ほど早いペースで南岳に着きます。
初日の核心部はここからの大キレット。3日前にも滑落事故があったばかりと聞いていたので、より慎重にと気を引き締めます。坂道をグングン下っていくと左手に現れる岩壁、その迫力に圧倒されます。クサリやハシゴを使って鞍部まで下ると、その先は気の抜けない岩稜帯が続きます。クサリやハシゴがある場所よりも、むしろそれらがない場所での技術や経験が重要だと感じました。長谷川ピークは通過している時は夢中でしたが、後から振り返ると「本当に越えてきたの?」と信じられないような存在感と高度感でした。

翌日は北穂高岳から涸沢岳、奥穂高岳を目指します。ヤマレコ内でいただいていたアドバイスや他の方のレコで「大キレットと同等以上に難しい」とあったので慎重に入りましたが、個人的にはそれほど苦労しませんでした。おそらく朝一番で体力、集中力ともいい状態だったからだろと思います。難しいポイントを歩くには当然技術や体力も必要ですが、「集中力」もとても大事だと実感しました。

台風の影響で午後からは天気が崩れそうな予報だったので昼には下山しましたが、この1泊2日でも充分に「槍・穂高」を堪能しました。ますます山が好きになりました。出会った方々、お世話になった方々、本当にありがとうございました。

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コメント

いい山行でしたね!
dove0903さん、好天に恵まれて素晴らしいキレット歩きでしたね! 私も大キレット特に楽しかった記憶が今でも強く残っていて、また近々行きたいなと思っているところです。そして流石の俊足! 白出沢のガレ場で疲れてからの後半でCT50%以下をたたき出すとは、本当に恐れ入ります(≧∀≦) お疲れさまでした〜!
2018/8/24 12:11
Re: いい山行でしたね!
harubo33さん、メッセージありがとうございます。
大キレット、そして涸沢岳までの稜線は緊張しつつも、岩稜帯を楽しむことができました。好天に恵まれ、またすれ違いも少なく、穂高デビューとしたら大いに恵まれたかと思っています。
それにしてもあのコース・・・凍結した岩を進むなど、僕には考えられません。本当に脱帽です。今後もいろいろ参考にさせてください。
2018/8/24 12:40
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