荒川三山〜赤石岳〜聖岳（キノコで始まり、キノコで終わる）

2018年08月25日(土) ~ 2018年08月28日(火)

• GPS: 71:00
• 距離: 44.2km
• 登り: 4,550m
• 下り: 4,540m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:11
• 休憩: 0:06
• 合計: 6:17

距離 10.1km 登り 1,646m 下り 167m

9:49 椹島ロッジ
10:00 滝見橋
11:48 小石下
13:55 蕨段
14:07 14:08 見晴岩
15:16 15:20 駒鳥池
15:38 15:39 駒鳥池駐車場
16:06 千枚小屋

2日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:48
• 合計: 9:08

距離 10.4km 登り 1,314m 下り 815m

3:46 千枚小屋
4:32 5:19 千枚岳
6:07 丸山
6:48 悪沢岳
7:45 荒川中岳避難小屋
8:12 8:13 中岳
8:24 8:25 前岳
8:46 8:56 お花畑（荒川前岳南東斜面）
9:26 10:15 荒川小屋
10:58 大聖寺平
12:00 小赤石岳の肩
12:17 小赤石岳
12:32 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:51 赤石岳
12:54 赤石岳避難小屋

3日目

• 山行: 9:06
• 休憩: 0:54
• 合計: 10:00

距離 12.5km 登り 1,122m 下り 1,949m

5:29 赤石岳避難小屋
6:36 6:37 百間平
7:19 7:39 百間洞山の家
8:36 8:37 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
9:02 9:13 中盛丸山
10:08 小兎岳
11:19 11:31 兎岳
11:37 11:40 兎岳・避難小屋
13:36 13:42 聖岳
14:28 小聖岳
15:12 薊畑分岐
15:26 聖平小屋分岐
15:29 聖平小屋

4日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:14

距離 11.1km 登り 442m 下り 1,587m

4:34 聖平小屋
5:26 滝見台
6:02 乗越
6:32 6:35 造林小屋跡
7:04 7:13 聖沢吊橋
8:13 8:14 聖沢登山口
8:41 8:42 牛首峠
8:48 椹島ロッジ

天候

1日目：主にガス・2日目：終日快晴強風・3日目：快晴のち曇り・4日目：曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙第一ダム夏期臨時駐車場
http://www.t-forest.com/alps/

東名高速（新静岡）からのアクセスが、まあ大変です。2時間くらいかかります。
道路の交通状況も天候により閉鎖になる場所もあります。気をつけてください。
個人的に容易だと思ったルートは、東名高速〜県道27号〜189号〜60号だと思います。27号をずっと乗っていても60号にぶつかりますが、悪路なのでおすすめしません。

コース状況／危険箇所等

悪沢岳からの下り、兎岳から聖岳への登り返し、聖平小屋までの途中アクセス。
危険ではないですが、油断していると痛い目に合いそうな箇所が多くあります。
長距離コースなので、集中力をキープしていきたいです。

その他周辺情報

赤石温泉、畑薙第一ダム夏期臨時駐車場からすぐ近く
http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html

写真

8/25 9:46

椹島のキャンプ場。ティピが素敵、中で火を炊いていました。

8/25 10:06

千枚岳登山口、新しい登山口が開通しました。

8/25 10:49

しばらく登って行くとそこは苔の世界。神秘的です。

8/25 10:51

岩にへばりつく苔たち

8/25 10:55

先日の雨にも耐えたキノコたちシリーズ。あまり興味はなかったけど、これだけ種類が豊富だと調べてみることに。
左上から時計回り：ドクベニダケ〜かきしめじ（？）〜カラスダケ〜ドクツルダケ（だと思います。
調べてみるとなかなか面白い。浅知恵なので、間違っているものもあると思うけど。これから調べてみたいです。。

8/25 14:43

ベニテングダケ〜テングダケ（出来立てのもの？）〜マスタケ〜ドクツルダケの芽生えたて（だと思います。マッシュルームみたい）

8/25 15:01

苔が綺麗

8/25 15:27

駒鳥池（周りが苔に覆われています。）
この後、千枚小屋に無事つきました。

8/26 3:51

翌朝、3：30から行動開始。天気も回復して、千枚小屋から富士山が見えます。

8/26 4:42

千枚岳に登頂。風が強い！日の明かりはゆっくりと空を染めていいます。

8/26 5:08

周りの雲がだんだんと染まっていきます。

8/26 5:12

曙の赤石岳と聖岳

8/26 5:09

日が昇りました！

8/26 5:11

朝日と富士

8/26 5:13

千枚岳から悪沢へ向かいます。

8/26 6:39

いきなり悪沢岳登頂。行程が長いので画像の割愛あしからず。

8/26 6:36

荒川三山から塩見・白峰三山を望む

8/26 8:07

富士はくっきり綺麗に写っています。

8/26 8:13

中岳につきました。

8/26 8:25

続いて前岳。一応荒川三山なのでこちらの山もピストンしてみた。

8/26 8:53

荒川小屋に向かう途中の花畑：
いわべんけい・すみれ？・これはなに？・トリカブト

8/26 11:09

山の上はもう紅葉が始まりつつあります。

8/26 11:55

赤石岳に登り始め、歩いて来た道を見返す。天気は上々。でも風が強い、寒い！

8/26 12:02

イワヒバリ

8/26 12:50

そうこうしているうちに、赤石岳に到着。

8/26 13:34

2日目の行程はここで終了。晴天の絶景を見られる赤石避難小屋のビールはとにかく最高です！

8/26 13:37

ずっと見ていられるこの景色。ビールのお代わりが最高回数に達したのは言うまでもありませんw

8/26 18:17

夕焼けの時間です。食事も終えてゆったりとした時間を楽しむことに。赤石岳の隣から月が上がるとの情報が！みんな西より東方向を見ています。

8/26 18:19

荒川三山もしっとりと夕暮れに照らされています。

8/26 18:22

夕暮れ時、赤石岳の影が富士の横をかするように現れたと同時に月もひょっこりとあらわれました。

8/26 18:26

赤石岳の影は消えたものの、月が主張し始めます。綺麗です。

8/26 18:29

明日登る聖岳方面。まだまだ夕日の余韻が残ります。

8/27 3:55

翌朝3：30日の出前。月明かりが強いので、星の光はイマイチなものの、周りの山肌がくっきり見えます。

8/27 4:53

曙と富士。

8/27 4:56

朝日を待ち望む人たち。

8/27 4:58

雲がしっかりと色づいて来ました。

8/27 5:00

日の出を待ち構えるカメラマン。

8/27 5:12

日の出です。雲海がとても綺麗です。

8/27 5:17

日の出とともに、西の空には月が沈みます。

8/27 5:18

そして、赤石岳の影。先日の八ヶ岳の日の出も良かったですが、お日様以外のものに感動したのは初めて。

8/27 6:04

日の出ショーも楽しみ、今回は行程が長いので、管理人さんに挨拶をして早速百間平まで向かいます。まだまだ涼しくて動きやすい。

8/27 7:05

百間洞山手前で雷鳥を発見。

8/27 7:06

2羽いました。成長したての若者でしょうか。

8/27 7:07

私の足元1メートルほどを横切ってハイマツ林で戯れていました。

8/27 8:59

丸山へ到着。赤石避難小屋の管理人さんから教わった赤石岳と富士を撮影！良い画です。

8/27 9:40

こちらも秋が始まりつつあります。

8/27 11:04

兎岳について3日間歩いてきた路を見返す（聖岳だと全部写りきらないので）

8/27 13:00

聖岳に登り始めます。雲も多くなって来たので、ちょっと急足で。

8/27 13:41

くたびれて来たところ、ようやく聖岳に到着です。この後赤石岳が雲に包まれるとほぼ同じタイミングで聖岳もガスに包まれます。疲れもピークに達したので、早速小屋におります。といってもここから800m降る・・・汗

8/27 15:02

茶臼岳は良い眺めです。

8/27 15:09

素敵な花見つけ。他の方の山行記録で拝見して、ぜひ見たいと思っていたら、聖平小屋付近で見つけ。

8/27 17:35

聖平小屋に到着。空いています。フルーツポンチ最高！

8/28 7:13

翌朝、早めのバスに乗るために4:30に出発。1000mの下りは大変でしたが、どうにか吊橋までおりて来て、

8/28 7:35

最後にタマゴダケ発見。タマゴダケだと思います。

撮影機器：

Canon EOS M3 Canon

装備

個人装備

バッグパック 手袋 レインジャケット ミッドレイヤー ファーストレイヤー 帽子(1) サングラス(1) 非常用具(1) アミノ酸(2) ストックポール(2) テント 着替え（日数+１） テント予備道具 非常食(1) 携帯電話(1) 時計(1) 水 食事（日数分） コンパクトテーブル ファーストエイド(1) GPS(1) 地図(1) コンパス(1) カメラ(1) 調理器具

備考

うっかりiphoneのケーブルが入ったケースを車に置いて来てしまった。荷物の再確認は必要

感想

azshi75

チャレンジして見たい荒川三山に行って来ました。計画するにあたって、せっかく南アルプスの最奥地に行くのであれば、できるだけ多くの峰に到達したいとの思いで、聖岳まで行くルートを選択。
大変な行程ではありましたが、とても価値のある4日間の山登りとなりました！

不覚にもスマホのケーブルを車に置き忘れ、それを初日のテント内で発覚。目覚ましなどもスマホで統一しているので、かなり考えました。
電源を落として、必要な時だけ使おうとか・・・
苦肉の策で、近くの方々にiphoneユーザがいるか聞き回り、少しの時間でもケーブルを借りれないかお願い。心優しい若い青年、お姉さんや山小屋スタッフの方に助けられました。
本当にありがとうございます。
今後荷物を再検討することも考えなくてはならないと痛感しました。