南アルプス縦走 椹島-赤石岳-悪沢岳-鳥倉


- GPS
- 74:12
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 4,139m
- 下り
- 3,590m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:01
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 8:15
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 8:21
- 山行
- 2:07
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:14
天候 | 曇り・晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
鳥倉駐車場より 北部タクシーにて伊那大島駅12000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前岳から高山裏への稜線の移動は左に崖で危険 高山裏から小河内までも左側に崖がある場所が多数 |
その他周辺情報 | 飯田駅徒歩15分ほどの天空の城にて日帰り温泉入浴 タオル込1000円 |
写真
感想
椹島から三伏峠まで3泊4日で縦走しました。
南アルプスの南部はアクセスが悪い事で有名で、
特にシーズンも後半に入った9月中旬は、畑薙ダムまでマイカー以外で入るには
週末の毎日アルペン号か井川地区のバスしかありません。
上記二つは非常に使うのが難しいので今回は
大井川鉄道の千頭駅からタクシーで乗り付ける方法を選びました。
ちなみに静岡駅からタクシーを予約し2万円で行く方法もありました。
東海フォレストの送迎バス12:30発には自分を含めて4名でした。
椹島は空いていて個室に泊まりました。
椹島は電気も来ており、コンセントも使えます。
トイレもウォッシュレット付きです。
初日は赤石岳避難小屋を目指し2000mの標高差を一気に登ります。
赤石小屋以降は少し動くとすぐ息が切れるようになりのろのろと登ります。
道も沢をまたぐようになり悪くなってきます。
北沢の現頭部で翌日に備え水をたくさん取っておきます。
稜線に出ると風速10mを超える風とガスが襲ってきました。
赤石岳頂上まであと少しです。
赤石岳避難小屋はアットホームな小屋で、
管理人お二人の暖かいトークがとても楽しい所でした。
二日目は中岳避難小屋を目指します。
日の出を小赤石岳で見届け荒川小屋へ下ります。
荒川小屋は水が豊富なのでそこで水を補給していきます。
荒川小屋から中岳へはジグザグに登っていきます。
後半はザレ気味のところを登ります。
中岳避難小屋で休憩後、悪沢岳へ登ります。
途中岩場もありますが、危ない所は少ないです。
360度の大パノラマで、塩見岳や遠くには仙丈や間ノ岳なども見えます。
中岳避難小屋では優しい管理人さんと山談義で盛り上がりました。
この日は自分を含めてお客は2人でした。
三日目は三伏峠を目指します。
前岳をえてからしばらく稜線を移動しますが、
ここが今回一番怖かった所でした。
50cmほどの幅の道を歩かなくてはいけないのですが、
左側が完全に崩壊していて落ちたら間違いなく死にます。
慎重に乗り切り500mほど下ります。
この下りもざれていてなかなか大変です。
高山裏へは細い道をトラバース気味に歩きます。
途中の水場で水を補給します。
高山裏避難小屋から先は樹林帯を歩きます。
左側が崩壊しているところを歩く事が多く、
そこも危ない所です。
何度もアップダウンがあり、遠くに見える小河内岳に行ける気がしません。
途中瀬戸沢ノ頭おひとりとすれ違いましたが、
この後は烏帽子岳まで誰とも会いませんでした。
小河内岳はきれいな頂上で、すぐ下に避難小屋が見えます。
ぜひ一度泊まってみたいロケーションの場所です。
小河内岳を越えてからも前小河内、烏帽子岳と地図で見るのと
実際に見るのとではスケールが違う山を越えていきます。疲れます。
何とか三伏峠小屋に着きました。この日の宿泊者は4名でした。
天気が悪くなる情報もあり、小屋の方からの午後は雨との助言もあり
本来は北岳まで縦走する予定でしたが鳥倉へ降りる事にしました
実際7:30には雨が降ってきましたので、無理に塩見岳に登らず
良かったと思います。
3連休に絡んでいる事もあり人がたくさんいるかと思いましたが
非常に静かな山行となりました。
南アルプスは初めてでしたが、静けさと、雄大さと、暖かい山小屋と。
大変好きになりました。
また来たいし、きっと来ると思います。
ありがとうございました。
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