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Yamareco

記録ID: 1606605
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

谷川岳,雲の旅

2018年10月07日(日) ~ 2018年10月08日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:24
距離
21.5km
登り
2,008m
下り
1,856m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:44
休憩
0:45
合計
6:29
距離 12.9km 登り 1,637m 下り 341m
5:02
13
5:15
5:18
50
6:46
6:52
22
7:14
7:21
61
8:22
8:37
16
8:53
9:03
2
9:05
41
9:46
9:49
24
10:13
67
11:20
11:21
10
2日目
山行
5:05
休憩
0:38
合計
5:43
距離 8.6km 登り 370m 下り 1,515m
4:53
5:04
21
5:25
17
5:42
59
6:47
6:51
14
7:23
7:30
18
7:48
7:55
26
8:21
8:22
19
9:55
9:56
25
10:23
ゴール地点
全線よく手入れされた道が続く。
天候 曇り後暴風雨後曇りで,最後にちょっとだけ晴れ
(◞‿◟)
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR上越線土樽駅より,谷川の稜線を巡って土合の谷川ベースプラザへ。土合駅にはしばらく電車がないので,そこからはバスで水上駅まで移動して戻る。
コース状況/
危険箇所等
よく整備された登山道。蓬新道も稜線の道も笹が刈られて手入れが行き届いていた。雨が降っていたので滑って滑って💦蛇紋岩の岩場は雨でなくてもよく滑るので恐ろしい!日本三大急登の西黒尾根を下る予定だったが,安全を考え田尻尾根を下りた。
その他周辺情報 縦走路には要所毎に避難小屋あり。今回はスタート地点の土樽の駅,茂倉岳避難小屋に宿をお借りする。駅舎には大量のカメムシがいて匂いにやられた。水上に温泉あり。
土樽駅に最終で到着。今夜は駅泊。駅舎内は大量発生したカメムシだらけ!臭いのが嫌でホームのかげで寝た💤深夜の駅で寝っ転がる図。
土樽駅に最終で到着。今夜は駅泊。駅舎内は大量発生したカメムシだらけ!臭いのが嫌でホームのかげで寝た💤深夜の駅で寝っ転がる図。
翌朝,土樽駅から蓬峠をめざす。昨日の夜は星も出てたし,今日はよさそうと思っていた。最初の水場で水分補給。林道をしばらく歩く。分かれ道の道標。
翌朝,土樽駅から蓬峠をめざす。昨日の夜は星も出てたし,今日はよさそうと思っていた。最初の水場で水分補給。林道をしばらく歩く。分かれ道の道標。
こんな渓流がいっぱい!いいねえ。
こんな渓流がいっぱい!いいねえ。
モルゲンな谷川稜線。期待する(後で涙...)。
モルゲンな谷川稜線。期待する(後で涙...)。
隊長の指南で慣れない私にも優しい蓬新道を行く。谷川はどこも急登なのでこのルートはありがたい。
隊長の指南で慣れない私にも優しい蓬新道を行く。谷川はどこも急登なのでこのルートはありがたい。
だんだん曇り空。上の方はガスってるが,このときは稜線が見えた。
だんだん曇り空。上の方はガスってるが,このときは稜線が見えた。
アキノキリンソウ,ダイモンジソウはもう終わりかけ。ちょっと広い中の休処。雨がパラパラ降ってきた。
アキノキリンソウ,ダイモンジソウはもう終わりかけ。ちょっと広い中の休処。雨がパラパラ降ってきた。
ウメバチソウが道々開く。
ウメバチソウが道々開く。
最後の水場。今日泊まる茂倉岳避難小屋までの最後の水場。しっかり補給。それにしてもここまでに水場が多い。
最後の水場。今日泊まる茂倉岳避難小屋までの最後の水場。しっかり補給。それにしてもここまでに水場が多い。
シラタマノキ?アカモノに似てるけど,アカモノは今実をつけてるもんな。コゴメグサもあった。カメラのレンズが曇る〜。
蓬峠に登りつめた先に蓬小屋。風下で雨対策のみし武能岳に急ぐ。稜線は風が強い。
シラタマノキ?アカモノに似てるけど,アカモノは今実をつけてるもんな。コゴメグサもあった。カメラのレンズが曇る〜。
蓬峠に登りつめた先に蓬小屋。風下で雨対策のみし武能岳に急ぐ。稜線は風が強い。
ここから,ザ・タニガワの稜線歩きのはずだったのが,横殴りの雨の中を進む雨の旅に。昨日,駅泊は全くへっちゃらだったが,標高1700mの風は冷たい。
ここから,ザ・タニガワの稜線歩きのはずだったのが,横殴りの雨の中を進む雨の旅に。昨日,駅泊は全くへっちゃらだったが,標高1700mの風は冷たい。
武能岳に到着。360度の大展望と聞いていたが,叶わず。
武能岳に到着。360度の大展望と聞いていたが,叶わず。
すてきな三角形の稜線があるのはわかるが...。ず〜っと白い世界。道々の紅葉も見事なはず。雨の下ではパッとせず。
すてきな三角形の稜線があるのはわかるが...。ず〜っと白い世界。道々の紅葉も見事なはず。雨の下ではパッとせず。
タテヤマウツボグサがところどころ。隊長曰く,この稜線は8月は花の回廊だと。珍しい高山植物の宝庫。
2
タテヤマウツボグサがところどころ。隊長曰く,この稜線は8月は花の回廊だと。珍しい高山植物の宝庫。
こーんなピークが次々続く。谷川岳まで連なる美しい稜線だろうな。(妄想)
こーんなピークが次々続く。谷川岳まで連なる美しい稜線だろうな。(妄想)
右側の新潟側は笹原で緩やか,左の群馬側は切れ落ち具合がすごい!
右側の新潟側は笹原で緩やか,左の群馬側は切れ落ち具合がすごい!
台風並みの暴雨風の中を茂倉岳へ。誰もいない白い山頂。ささっと通過。
台風並みの暴雨風の中を茂倉岳へ。誰もいない白い山頂。ささっと通過。
三角の稜線を歩む我が隊長と副隊長。
三角の稜線を歩む我が隊長と副隊長。
雨に濡れたナナカマドの実。太陽が当たると美しいだろうに。
雨に濡れたナナカマドの実。太陽が当たると美しいだろうに。
今日は早々に茂倉岳直下の避難小屋に。立派な小屋です。水場も近くて超便利。
今日は早々に茂倉岳直下の避難小屋に。立派な小屋です。水場も近くて超便利。
夜中に起きてみると,満点の星。星明かりに大雲海も見えた。これは明日に超期待!写真で撮れないのが残念。
夜中に起きてみると,満点の星。星明かりに大雲海も見えた。これは明日に超期待!写真で撮れないのが残念。
で,朝起きてみると小屋のまわりはガッスガス。夜の間に雲が上がってきた。それでも空を見上げれば星が見えた。再び茂倉岳山頂を目指す。
1
で,朝起きてみると小屋のまわりはガッスガス。夜の間に雲が上がってきた。それでも空を見上げれば星が見えた。再び茂倉岳山頂を目指す。
山頂は雲の中。雲が一瞬とぶと大雲海が眼下に見えた。今日は好天が期待できるか?期待。
山頂は雲の中。雲が一瞬とぶと大雲海が眼下に見えた。今日は好天が期待できるか?期待。
茂倉岳からしばらく南へ。一ノ倉岳へ。カマボコ型避難小屋を覗こうとしたら,中にお泊りの方がおられました。失礼致しました!
茂倉岳からしばらく南へ。一ノ倉岳へ。カマボコ型避難小屋を覗こうとしたら,中にお泊りの方がおられました。失礼致しました!
一ノ倉沢上部のノゾキ。ガスで高度感はない。
一ノ倉沢上部のノゾキ。ガスで高度感はない。
切れ落ちた崖がガスの中に消える。断崖絶壁800mの一ノ倉沢の直上。ノゾキでなくてものけぞるところばかり。クライマーの登るポイントか,コンクリートにマーキングしてあった。こんなとこからひょっこり出てきたら,きっと驚く。
切れ落ちた崖がガスの中に消える。断崖絶壁800mの一ノ倉沢の直上。ノゾキでなくてものけぞるところばかり。クライマーの登るポイントか,コンクリートにマーキングしてあった。こんなとこからひょっこり出てきたら,きっと驚く。
なかなかガスはとれない。道々の真っ赤なツツジの葉。鮮やかさはイマイチ。
なかなかガスはとれない。道々の真っ赤なツツジの葉。鮮やかさはイマイチ。
てくてく歩いて谷川岳オキノ耳まで来ました。ここまではほとんど人にすれ違わず。ガスガス。
てくてく歩いて谷川岳オキノ耳まで来ました。ここまではほとんど人にすれ違わず。ガスガス。
「な〜んですか〜?」
「な〜んですか〜?」
オキノ耳からトマノ耳へ。やっぱり何にも見えず。百名山をひとつゲット。
オキノ耳からトマノ耳へ。やっぱり何にも見えず。百名山をひとつゲット。
「な〜んですか〜?」
「な〜んですか〜?」
トマノ耳からは谷川岳には珍しい階段の道。肩の小屋のケルンにて。
トマノ耳からは谷川岳には珍しい階段の道。肩の小屋のケルンにて。
西黒尾根下りは雨上がりで変更。蛇紋岩のツルツルはちょっと怖い。隊長初の天神尾根を降りることになった。高度が下がるとガスもとれてきた。
西黒尾根下りは雨上がりで変更。蛇紋岩のツルツルはちょっと怖い。隊長初の天神尾根を降りることになった。高度が下がるとガスもとれてきた。
山肌は見事な紅葉。雨も止み昨日よりずいぶん明るい。
山肌は見事な紅葉。雨も止み昨日よりずいぶん明るい。
天神尾根。紅葉は見頃♪。今まで見えなかった景色。山頂×だったけど,やっと会えたよ谷川岳。
天神尾根。紅葉は見頃♪。今まで見えなかった景色。山頂×だったけど,やっと会えたよ谷川岳。
青い空や太陽もちょっとだけ。
1
青い空や太陽もちょっとだけ。
明るいだけで山が華やかに。
明るいだけで山が華やかに。
秋をいろどる♩かえでやつたは♪懐かしい歌が聞こえてくる。
秋をいろどる♩かえでやつたは♪懐かしい歌が聞こえてくる。
天神尾根。はじめは人もまばらだったが...。ロープウェイが運んできたハイカーが山ほどスライドし大渋滞。副隊長,「道々,1年分のあいさつをした」と驚くほど。
天神尾根。はじめは人もまばらだったが...。ロープウェイが運んできたハイカーが山ほどスライドし大渋滞。副隊長,「道々,1年分のあいさつをした」と驚くほど。
最後は天神尾根の喧騒を逃れ,田尻新道を下りる。人の波がパタッとなくなり静かな山歩きに。紅葉のトンネルが見事なすばらしい道。
最後は天神尾根の喧騒を逃れ,田尻新道を下りる。人の波がパタッとなくなり静かな山歩きに。紅葉のトンネルが見事なすばらしい道。
西黒尾根が沢の反対に続く。朝日岳に続く白毛門,笠ヶ岳と馬蹄の反対側の山が見えるようになった。急登は堪えるだろうが,ぜひたずねてみたい道。
西黒尾根が沢の反対に続く。朝日岳に続く白毛門,笠ヶ岳と馬蹄の反対側の山が見えるようになった。急登は堪えるだろうが,ぜひたずねてみたい道。
田尻尾根を下る途中でごはんタイム。険しい沢を従えた山体を最後にやっと見ることができた。
田尻尾根を下る途中でごはんタイム。険しい沢を従えた山体を最後にやっと見ることができた。
田尻新道を下りきって林道へ。
田尻新道を下りきって林道へ。
白毛門をバックにロープウェイがスルスル上っていく。天神尾根の人の多さに納得。天下の百名山は人気ぶりも半端ない。
雨の谷川雲の旅,青空の稜線はまたいつか...。
白毛門をバックにロープウェイがスルスル上っていく。天神尾根の人の多さに納得。天下の百名山は人気ぶりも半端ない。
雨の谷川雲の旅,青空の稜線はまたいつか...。

感想

関東在住の隊長,副隊長に導かれ,秋の谷川岳に行ってきた。今回は雨やガスにやられっぱなしの山旅だった。あちらの山の深さやスケールにいつも圧倒される。いつかリベンジ!を果たそう。

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