丹沢主稜縦走（ヤビツ峠〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ケ岳〜檜洞丸〜犬越路〜西丹沢VC）

2019年01月21日(月) ~ 2019年01月22日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,350m
• 下り: 2,554m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 1:25
• 合計: 9:00

6:20 ヤビツ峠
6:30 6:35 富士見橋
7:40 二ノ塔
7:55 8:20 三ノ塔
8:25 三ノ塔地蔵菩薩
8:45 烏尾山荘
8:45 烏尾山
9:15 行者ヶ岳
9:35 政次郎ノ頭
10:00 10:05 新大日茶屋
10:15 木ノ又小屋
10:45 11:25 塔ノ岳
12:15 竜ヶ馬場
12:40 丹沢山
13:40 13:50 不動ノ峰休憩所
14:00 不動ノ峰
14:10 棚沢ノ頭
14:30 鬼ヶ岩
15:00 蛭ヶ岳
15:20 蛭ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:35

10:00 蛭ヶ岳山荘
8:50 臼ヶ岳
9:15 神ノ川乗越
9:50 金山谷乗越
10:40 青ヶ岳山荘
10:50 檜洞丸
11:44 熊笹ノ峰
13:30 14:10 犬越路
15:20 用木沢出合
15:30 ツツジ新道入口
15:40 16:25 西丹沢ビジターセンター
16:25 ゴール地点

天候

21・22日共に晴れ　気温　最低−8度（山小屋温度計）　最高10度（秦野市）
風：少しある印象：体感5〜10m/s？

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

自宅〜ヤビツ峠〜富士見橋まで：車
西丹沢VC（ビジターセンター）〜新松田：バス　新松田〜自宅：電車

コース状況／危険箇所等

東丹沢の、表尾根（ヤビツ峠〜塔ノ岳）と丹沢山・蛭ヶ岳までは概ね整備され歩きやすい印象。西丹沢方面、蛭ケ岳〜檜洞丸〜犬越路方面は、ヤセ尾根・急斜面の場面が多くなり、難易度が上がる印象です。

その他周辺情報

水場４箇所は確認していません。小屋の方も知らないそうなので、凍結している可能性が高いかと・・：富士見橋（護摩屋敷の水）・塔ノ岳（不動の清水）・不動ﾉ峰休憩舎・神ノ川乗越

写真

1/21 6:32

0630　ヤビツ峠〜富士見橋までは舗装された車道。なのでここ富士見橋までは車で、ここからスタート。水場はわからなかった。トイレは残念ながら凍結中

1/21 6:33

白い看板の下に見えるこの、黄色の看板は、遭難など、緊急時の連絡先（警察・消防署）番号。この先も、各所にある事が凄い。

1/21 6:51

林道っぽい所から、割とすぐ登山口へ。登山届出したかったけど、ヤビツ峠の所しかないのね。

1/21 7:04

0700　日の出。朝から登る事が出来てよかった。木々が赤く染まり幻想的に。暑くなってきた。心拍80前後でゆっくり歩いてるんだけど、それでも汗をかく。しかし、この定期的な地鳴りはなんだろ。高速道路の振動かなぁ。

1/21 7:37

0740　二ノ塔　ベンチがあるけど、すぐ三ノ塔なのでここは素通り。

1/21 7:41

表尾根というだけあって、尾根沿いの景色が抜群。こっからでも富士山見える。

1/21 7:55

0755　三ノ塔　ここはとっても広い。休憩所は春まで修理中のため立ってない。が、その分360度の視界が楽しめる展望。小休憩

1/21 7:56

右端の上に小屋が見える。確認すると、あそこが塔ノ岳。という事は、手前が大倉尾根かな。周りの尾根沿いもくっきりはっきり見える。自分がこれから進む尾根道も。経路が分かりやすい。

1/21 7:57

振り返れば太陽が昇ってきている。向こうは都会の先は海か！？右下のはトイレだが、ここも残念ながら冬季閉鎖中。

1/21 7:58

これだけ澄んでると気持ちいい。

1/21 8:22

休憩終わって出発。少し進むと北側。日陰でちょいと寒い。

1/21 8:22

お地蔵様がここで守っている。だれかあったかくしてくれたんですね。こういうの、ほっこりします。

1/21 8:36

すこし傾斜が急な下り。

1/21 8:45

0845　鳥尾山荘へ。週末営業ときいている。かわいい小屋なのに残念。

1/21 8:48

ここのトイレは使えそう。鳥尾山はすぐ横なのだけど、割とそこも展望がある。ここでようやく1人すれ違う。

1/21 9:12

0915　行者ヶ岳　ちょい寒い。展望あんまりない

1/21 9:17

ヤセ尾根

1/21 9:25

下りの鎖。ちょっとだけ急。

1/21 9:30

登り。塔ノ岳までかなりの割合で木道。ハイキング気分。長いけど、こういう安全道だからこそ、歩き自体を楽しみ、周りの景色を楽しむくらいの余裕を持ちやすいのかも。

1/21 10:00

1000　新大日茶屋　休憩ベンチもあるけど、ここの茶屋は壊れかけてたからやってないんだよね、きっと。

1/21 10:10

　ようやく雪がチラホラ。ここらへんから、ぽちぽち人とすれ違う様になる。

1/21 10:18

1015　木ノ又小屋　平日はやってるんだろうか。。見た目、新居みたい

1/21 10:20

　とっとこ歩くよ。のんびりと。

1/21 10:22

木の又大日

1/21 10:46

見えてきたよ！塔ノ岳だ！そして尊仏山荘だ！　かなり広い山頂なので大勢来ても大丈夫。ベンチで休憩し軽食とる。山荘でトイレを借りる。猫が居ると聞いたのだが・・居なかったなぁ。

1/21 10:48

目立たないけど、この石標もあるんだよ

1/21 10:48

1045　富士山と塔ノ岳　さすがに塔ノ岳は人が常に居る。5.6人はベース居たかな　主に大倉尾根から来てる印象。よし、まだ疲れてない。

1/21 11:35

11：25　塔ノ岳からすぐ先の道。木道とこの道なんだけど、この5〜10分ぐらいは日陰のため、凍結しててちょっと滑った。1回こけた。でも、ここから先はむしろ日向でぬかるみ道になったので、軽アイゼンは結局使わず。

1/21 11:56

日高

1/21 11:59

ここもこれから行く道がはっきり見える。

1/21 12:13

1215　　竜ヶ馬場　なだらかにたどり着く。ベンチもある。このとき風なくて日差しがあったかく、汗をかく。

1/21 12:28

木道とっとこ。膝を痛めないような、衝撃を与えない様な歩き方を今回は気にしてみる。コースタイムを縮める事は考えず。お陰でとってもゆっくり。

1/21 12:41

ソーラーパネルが見えたと思ったら、その先が丹沢山だった。ここもまた、広いね〜〜。

1/21 12:42

1240　丹沢山　奥手に観音様と富士山が居る。

1/21 12:48

みやま山荘　評判どおり綺麗そう。

1/21 12:54

外の温度計は−2度を示しています。

1/21 13:09

トイレと小休憩後、さて行こう。これから歩く道が見通せる。

1/21 13:16

ちらっと雪が残ってて、下り・傾斜がややあるとちょっと構える。

1/21 13:25

塔ノ岳〜丹沢山も人が少なかったが、丹沢山から先の道は、さらに人が通らず。。1人ぐらいしかすれ違わず。。晴れてて日差しがあるから、顔がほてってきた。日焼け止め持ってくるんだった。

1/21 13:40

1340　不動ノ峰休憩所　ここら辺手前ぐらいから、疲れてきてしまって「お腹すいた」と思ってたので、渡りに船。心拍100前後。小休憩。チョコ羊羹食べて復活。水場はチェックしなかった。。

1/21 13:55

前を見える尾根筋の先に、蛭が岳山荘が見える。

1/21 14:00

1400　不動ノ峰

1/21 14:06

1/21 14:12

1410　棚沢ノ頭

1/21 14:29

1430　でっかな岩だな、と思ったらここか鬼ケ岳だった　ここからの眺めが良い。直線の先が本日のゴールだ。

1/21 14:32

後ろ振り返るとこんな感じにそびえている岩。でも、ここ直下に近い感じで降りてくんだよね・・クサリもあり。

1/21 14:37

整備が行き届いてるなぁ、と思うのは、こういう木道を削ってる心遣い。多分すべらないように、とっかかりつくってくれてるんだと思う。凄い。

1/21 15:01

そしてついた先に・・

1/21 15:01

15：00　蛭ケ岳山荘

1/21 15:08

先に頂上を拝むが、残念ながら富士山がやや雲の中・・でも、蛭ケ岳も、塔ノ岳ぐらい、かなり頂上が広い場所です。

1/21 15:09

空綺麗

1/21 15:17

1520　　蛭ケ岳山荘さん　横手の方が正面玄関でした。

1/21 15:21

中は、こじんまり。　ちゃんと中に自炊部屋があって、ホッ。自炊は、今回のトライの1つ。

1/21 15:31

意外と広いお部屋。2Fもあるそうで。。

1/21 16:52

16：52　日の入り時

1/21 16:53

写真に撮りきれない程の綺麗さ

1/21 16:55

1/21 17:03

1/21 17:06

月が太陽に染まって、ブラッドムーン。そして満月。

1/21 17:11

気温は−7度。夜中1：30に外に出たのですが、その時も−8度と大して変わらず。

1/21 17:22

実は小屋越しの窓でも見れる富士山。素晴らしい。

1/21 17:24

宴会の前哨。まさかここから、盛り上がりを見せるとは。

1/22 6:04

自炊小屋から夜景が見えるのだけれど、これがまた凄く綺麗で。。いや、私のスマホでは、写真に取れない程見事でした。

1/22 6:39

1月22日　眠れないかと思ったお布団も、毛布3枚がけくらいでポッカポカで寝れました。　朝、日の出前の富士山と月。

1/22 6:45

06：50　皆で、日の出を拝む

1/22 6:50

1/22 6:58

　すっかり日があがると小屋も日差しを浴びて、くっきり見える。

1/22 7:32

0730　さて、のんびり暖をとった後、蛭ケ岳を出発！　富士山を正面に、下っていく。いやー、いい天気。

1/22 7:35

木道なんだけど、フンが大量に落ちている。鹿とかかな。

1/22 7:36

木道の後、急な下り。道幅が狭く、切り立っているので落ちない様要注意。ここからの雪道を最初は期待してたんだけど、がらっと難易度が変わったので、ここは正直雪道でなくて良かった。。

1/22 8:48

0850　臼ケ岳到着　　　

1/22 8:54

ここからは木道の下り　危険な所は鎖とか木道があるのはもちろん、こういう緩やかな所でも木道あるのが、整備された山なんだなぁ、という印象を受ける。植生保護なのもあるんだろうけど。

1/22 9:17

0915　神ノ川乗越　ここから主に登り

1/22 9:33

　途中、トレランの人とすれ違う。この道をトレランとは恐れ入ります。凄い。

1/22 9:37

ここでなんと、鹿の親子3匹を見かけます。鹿？カモシカ？多分鹿。子供は気づいてこっちを見てる。

1/22 9:47

　鉄の桟道をとおり、鉄の梯子を下り・登った先が・・

1/22 9:49

0950　金山谷乗越

1/22 10:01

　鹿とか野生の動物が食べたのか。木の皮が剥けているー。

1/22 10:33

フー。後ろは開けてるので、蛭ケ岳や塔ノ岳が見えるのはいいんだけど、登りで段々と疲れてくる。。

1/22 10:34

　足が進まなくなってきた頃・・・やったー！と思った瞬間。

1/22 10:36

を。見えてきた。青ケ岳山荘

1/22 10:39

1040　青ケ岳山荘　休める！と思ったが、準備中の札・・あけてみればよかったんだけど、、、

1/22 10:41

脇のトイレは使えそう

1/22 10:47

1050　仕方ないので頑張って、檜洞丸へ到着。ここも少しは広い場所。3人ぐらい居たので、ここらへんコースも人気なのだろう。　小休憩

1/22 10:48

1/22 11:00

1/22 11:09

元気を復活させて、さて行くぞ。木道。とっとこ。

1/22 11:12

雲で隠れちゃってるけど、左手に富士山も見えるし、展望が良い。

1/22 11:12

これ下るのか。。

1/22 11:38

1/22 11:44

熊笹ノ峰（矢田尾根分岐、神ノ川行き）　名前のとおり、笹が多い道　

1/22 11:56

実はちょいちょい展望よし

1/22 12:01

道狭いなぁ・・

1/22 12:22

それだけじゃなく、急降下。梯子。これ雪降ったら滑るよ・・

1/22 12:27

鎖　鎖部分は、岩のでっぱりちゃんとみてればボルダリング的に降りれます。鎖に頼りすぎずに、足元を見たほうが安全な気がする。でもこれ雪の時、道からすべって落ちちゃ良そうで怖い。

1/22 13:13

道幅狭いとこだけでなく、こんな開けたとこもあるんです。

1/22 13:20

斜面に石が落ちていく音がする。。聞いてると不思議な気分。

1/22 13:25

　見えてきたよ！結構長かった。犬越路の非難小屋

1/22 13:28

1330　犬越路　後ろを振り返ると素敵な道が見える

1/22 13:29

犬越路避難小屋　右の扉の方がトイレです

1/22 13:31

かなり綺麗で、ほこりっぽくもない　
天気は良いけど、風が結構あるのでここで休憩することに

1/22 13:41

14：10まで昼食　テルモスのお湯がぬるいので再沸騰させる　ベーグルパン＋コーヒー・ミルクティー＋ドライフルーツミックス

1/22 13:27

14：10　　大室山は早くつけば考えたけど。このまま帰ることに。

1/22 14:31

沢はスリップしやすい＋テープが無いと、右側か左側の川床に行けばいいかわかりにくいので注意
沢登に行くような感じの人が居た。いろんな楽しみ方があるもんです

1/22 14:56

沢の果てにポツンと標識が

1/22 15:14

緑の橋を渡って、ほどよいとこで車道に出る

1/22 15:18

1520　用木沢出合

1/22 15:23

キャンプのコテージ群を眺めながら車道を下る

1/22 15:32

小屋に、ヤギとアヒルらしきもの。そして手間に野生のアライグマ！？狸？すぐ逃げてった

1/22 15:37

ツツジ新道入り口との合流　檜洞丸から、こっちに直接来てもよかったのか。。うーむ。ま、いいか。

1/22 15:44

15：40　西丹沢ビジターセンター（VC）　バスに乗り遅れたので、こちらで少し時間をもたせる事に

1/22 15:56

中は綺麗で、火山岩の説明とかが本物付きであって、面白かった
館の方がすごく親切で、また来たい、と思う程。

1/22 15:44

16：25　発　バス停

1/22 16:46

相模湖を通るので、じっと見つめる

1/22 17:38

17：36　暗くなったころに新松田に。

撮影機器：

WAS-LX2J HUAWEI

感想

clambon

初めての丹沢ですが、流石有名なだけあって、よく整備されてた、歩きやすい登山道でした。雪山登山のつもりだったのですが、最近の天気で、登山道にほぼ雪はなく、その分歩き方とコンパスの使い方等を練習しながらのんびりハイキング気分で歩けました。今回、親指が痛くなかったので、ちょっとは歩き方改善したのでしょうか。

　蛭ヶ岳の夜景・富士山の眺めがとにかく綺麗で、本当に素晴らしい景色を長時間、堪能できました。山荘の方に感謝です。冬は気温が低い分、景色が澄んでて遠くまで見通しやすいのが、より美しさが増して綺麗に見えます。
　また、蛭ヶ岳をはさんで、がらっと登山道の難易度が変わったのはちょっと驚きましたが、その分楽しめました。ただ、ヤセた道・急勾配が多いので、雪山になると私はまだまだこっちは難しいなぁ、と思いました。いろんなルートがあるので、今後も別ルートで楽しみたいと思えた、楽しい2日間でした。
　

コメント

jacdtiger

地鳴りの正体
地鳴りの正体は、富士山麓の自衛隊演習場での砲撃訓練の音がはるばる丹沢まで響いて来ているんです。地鳴りの正体は、ズバリ大砲の発射音。

clambon

Re: 地鳴りの正体
コメント、ありがとうございます。最初地震かと思ったのですが、短時間で何回も起きるもので、、、そんなに響いてくるんですね。知らなかったです。モヤモヤがスッキリしました。教えて頂き、ありがとうございます！