三頭山(笹尾根、浅間尾根ロングトレイル)
- GPS
- 11:03
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 1,991m
コースタイム
0:00 0:00 0706 上川乗バス停(入山)
0:53 0:53 0759〜0807 浅間峠
1:30 0:37 0840 日原峠
1:45 0:15 0855〜0901 土俵岳
2:10 0:25 0926 小棡峠(こゆずりとうげ)
2:30 0:20 0946〜0957 丸山
2:40 0:10 1007 笛吹峠(うずしきとうげ)
3:10 0:30 1037 上平峠(数馬峠・南)
4:01 0:31 1108 西原峠
4:04 0:03 1111〜1122 槇寄山
5:02 0:58 1220 三頭大滝分岐
5:17 0:15 1235 大沢山(大沢峠)
5:26 0:09 1244 ムシカリ峠
5:35 0:09 1253〜1257 三頭山西峰
5:41 0:06 1303 三頭山中央峰
5:43 0:02 1305〜1406 三頭山東峰(昼食)
6:12 0:29 1435 鞘口峠(さいくちとうげ)
6:22 0:10 1445 都民の森駐車場
6:48 0:26 1511〜1518 浅間尾根駐車場
6:58 0:10 1528 御林山(おはやしやま)
7:13 0:15 1543 藤原峠(数馬峠・北)
7:51 0:38 1621 一本松(一本杉)
(踏み跡偵察、ロス10分)
8:19 0:28 1649〜1655 人里峠(へんぼりとうげ)
8:41 0:22 1717〜1719 浅間嶺
(ルート誤り、ロス10分)
(1758 ヘッドライト装着)
9:29 0:48 1807 上川乗バス停(下山)
天候 | 14時まで 晴時々曇(雲量は4〜8) 14時から 曇のち雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお、檜原村にはコンビニは1軒もない。 檜原街道沿いは、戸倉交差点(武蔵五日市駅から5分程度)のセブンイレブンが最後。 http://g.co/maps/c252r 駐車場は1日500円。定数は5台。(ロープで駐車スペースを区切ってある) 駐車場内の料金ポストに備え付けてある封筒と鉛筆で、 車両ナンバーを記入して料金を入れ、ポストに投函する。 (詳細は写真にて) 釣り銭はないので、あらかじめ500円を用意しておく。 なお、上川乗バス停近辺には、自動販売機がない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【気温】 上川乗 7時 氷点下1度 都民の森 14時45分 0度 【雪質】 朝方は堅めの締まった積雪で、とても歩きやすかった。 10時ごろから稜線上の積雪が溶けはじめ、ややベタ雪。 陽が当たらない部分は、堅めの締まった積雪で、 グリップがよく効き、歩きやすい。 場所によっては、凍結部位あり、積雪部を踏めば特に問題なし。 滑り止めは用意しましたが(6本刃軽アイゼン)、使用しませんでした。 ところどころ、凍結していましたが、脇の積雪部を歩けば回避できました。 積雪量は、三頭山付近で50cm程度ですが、 全ルート、みなさんのトレースがありましたので、ラッセルはありませんでした。 ありがとうございます。 1.上川乗バス停〜浅間峠 バス停から登山口までの約300mは舗装路の上り坂。積雪、凍結ありません。 登山口から中間の社までは木段多し。積雪、凍結ありません。 社からは積雪がちらほら。早朝であれば、よく締まっているので、 よほど不安でなければ、滑り止めは不要と思われます。 2.笹尾根(浅間峠→土俵岳→丸山→笛吹峠→上平峠→西原峠→槇寄山) 細かいアップダウンが延々と続きながら、少しずつ標高を上げます。 急激な登りも少しありますが、長続きしません。 体力的には、あまり大したことはありません。 ただし、上平峠付近からトレースの幅が狭くなり、 片側が切り立っているところがあるので、スリップや踏み外しに注意が必要です。 なお、丸山山頂付近と、笛吹峠から笛吹集落へ下山するルートは、 木材伐採作業のため、長期間にわたって(平成27年までとのこと・・・)通行止です。 (標識が出ており、現場には立入禁止のテープが張ってあります) 3.槇寄山〜大沢山〜三頭山(西峰) しばらくは相変わらず緩やかなアップダウンですが、 途中から急登が現れます。岩や木の根の段差もあちこちにあり、 かなりの体力を消耗します。この部分が今回のルートの核心部です。 大沢山を過ぎると、いったん下り、鞍部(ムシカリ峠)の手前に三頭山避難小屋があります。 そこを過ぎると、三頭山の西峰に向かって登ります。(標高差約130m) 大した距離ではありませんが、消耗した状態での登りなので、結構堪えます。 なお、木段ですが、段差が少ないので、案外登りやすいです。 大沢山と三頭山の標高差が40m程度しかないので、 後ろを振り返って大沢山よりも高い位置までくれば、もうひと踏ん張りです。 なお、三頭山頂はケータイ電波が入ります(DoCoMo) 4.三頭山(西峰)〜鞘口峠〜都民の森 三頭山は、その名の通り、西峰(1524.5m)、中央峰(1531m)、東峰(1527.5m)の 3つのピークがあります。 西峰と中央峰は200m程度離れていますが、中央峰と東峰は目と鼻の先です。 西峰が一番広い山頂で、景色もよいです。 中央峰は、ただの通過点のような趣で、展望なし(三頭山の最高標高点なのに・・・)。 東峰も狭くて展望がありませんが、すぐ先の展望台からは、 他のふたつの奥多摩三山(御前山、大岳山)がきれいに見えます。 東峰からは、北斜面を延々と下ります。木段があちこちにありますが、 雪に埋まっていくことが多く、その雪がよく締まっていて、下りやすいです。 途中で何本も遊歩道との分岐にぶつかりますが、 「コマドリの路」「探索の路」と登山道の3本に分岐する箇所は、 登山道があまり踏まれていないうえにルートがかなり狭く、斜面が切り立っているので、 かなり微妙なトラバースを強いられました。 ちょっと遠回りですが「探索の路」方面へ進み、 そのまま「探索の路」との分岐を曲がらずに直進して、 反対側から巻いたほうがよいようです(踏み跡もこちらのほうが多いです)。 あとは、遊歩道に惑わされずに、ひたすら登山道を鞘口峠へ向かいます。 (これが都民の森への最短ルートです) 鞘口峠からは、道標に従って都民の森方面へ下ります。 都民の森駐車場までは、普通に歩いて15分〜20分程度です。 都民の森駐車場は、ケータイ電波が入ります(DoCoMo)。 5.都民の森駐車場〜浅間尾根駐車場 舗装路(奥多摩周遊道路)を奥多摩湖方面へ登ります。 最初、崖崩れの保全工事をしているため、片側1車線規制されています。 車道が狭いので、歩道を歩きます。 ただし、積雪があり、トレースもほとんどないので、歩きにくいです。 車線規制が終わったら、車やバイクに気を付けながら、車道を歩きます。 奥多摩周遊道路は、無茶な走行をするバイクが多く(特に土日)、 通行量の少なさに反比例して、歩行者にとってはかなり危険な道路なので、 気を付けて歩きましょう。 途中の数馬駐車場の手前から、数馬駐車場を突っ切っていくらかショートカットできます。 浅間尾根駐車場までは、普通に歩いて40分程度です。 駐車場の直前のところから、浅間尾根に入れます。(道標が出ています) 6.浅間尾根(浅間尾根駐車場→浅間嶺) 基本的には緩やかな下りの尾根です。登りはほとんどありません。 途中の山頂(御林山、一本松)も、巻き道で巻くことができます。 藤原峠までは、うっすらと積雪がありますが、 笹尾根と同じように、よくグリップが効くので、 雪道の歩行に慣れている場合は、滑り止めは必要ないと思われます。 藤原峠からは積雪が減ります。ところどころ凍結していますが、 神経質になるほどではありません。 一本松の山頂に登る場合、山頂から目立つ踏み跡が左前に延びていますが、 これを進むと別のところに下山してしまいます。(写真参照) 山頂の右側の樹林帯にもう1本踏み跡がありますので、そこから下りるのが正です。 また、山頂からの道と巻き道が合流するところで、 左へ折り返す明瞭な踏み跡以外に、正面にもう1本微妙な踏み跡らしきところが見えます。 正面へ進んでしまわないように注意してください。 (怪しかったので偵察してみましたが、人間の踏み跡と、動物の踏み跡がありました) 浅間嶺の手前に、浅間神社の広い休憩所(屋根つき)があります。 ここにはトイレもあります。 正面の道へ進むと、別のルートに進んでしまいます。 上川乗方面は、トイレの裏です。 また、浅間嶺に登るのも、トイレの裏からです。(休憩所から5〜10分) 25000分の1の地形図(猪丸)だと、浅間嶺を越えて上川乗へ下りるルートが記載されていますが、 浅間神社の本社の位置に浅間嶺と表記されているため、 これに惑わされて浅間嶺を越えると、別のルートに進んでしまいます。 上川乗へ下りる場合は、浅間嶺から再び休憩所へ引き返します。 なお、「山と高原地図 奥多摩(2012年版)」も同様に、 浅間嶺が浅間神社本社の位置に表記されています。 (いずれも写真で解説しています) 7.浅間嶺〜上川乗バス停 樹林帯の下りです。尾根歩きから一転、下りが長く(3km程度)続くので、 膝や足首にダメージを負わないよう、慎重に下りましょう。 ものすごく急というわけではありませんが、それなりの斜度があります。 【温泉】 ・数馬の湯 http://www.kazumanoyu.com/ ※数馬バス停から徒歩15分程度 3/10に改装オープンしたばかり 平日19時(最終受付18時)、土休日20時まで(最終受付19時) 700円 月曜定休 ・瀬音の湯 http://www.seotonoyu.jp/ ※武蔵五日市駅から車で約10分 10時〜22時(最終受付21時) 3時間800円 無休(施設メインテナンス等で時折臨時休業有) ・つるつる温泉 http://www.gws.ne.jp/home/onsen/ 10時〜20時(最終受付19時) 3時間800円 火曜定休 ※武蔵五日市駅から車で約15分、駅から無料送迎バスもあり |
写真
感想
さて、先週の雲取山は25年ぶりでしたが、
今回の三頭山は実に28年ぶりです。
ぼくにとって初めて触れた雪山が三頭山。
小学2年生の春、父に連れられて、数馬から登ったのですが、
フツーのローカットの運動靴で登るなどという、
今では到底考えられない軽装でした。
槇寄山から大沢山に上がる途中で、雪に隠れていた岩に、
スネをイヤというほどぶつけ、現在でもその傷が残るという、
曰くつき?の山なわけですが、雲取山に続いて、
ぼくの山の原点らしきものを引き続き探りつつ、
今回も山メシのネタを考えるなど、豊富な脳内メニューを用意してトライしました。
ルートは上川乗を基点にして、往路は笹尾根、復路は浅間尾根を縦走します。
笹尾根は、厳密に言うと、高尾山口から三頭山までの全部をさすのですが、
高尾山口から浅間峠までは昨年6月にすでに縦走したので、
今回のルートは、その続きという意味合いもあります。
(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-127930.html)
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さて、今回の山行でも、雲取山のほうとうに続き、
三頭山で何か食のネタはないかとしばし思索するも、
結局ご当所食べ物がどうのこうの、ということは考えつかず、
(一応、「三頭だんご」という団子が名物らしいですが)
思い余ってダジャレに走るという暴挙に。
みとーさん、みーとそーす、みーとぼーる・・・
申し訳ありません、先に謝っておきます。
(詳しくは、写真をご参照ください)
そんなおふざけ登山の中でも、忘れてはならないのは、膝の術部の回復加減です。
今回は、29km弱というロングトレイルですが、
完歩するだけではなく、時間制限も設けました。
1.14時までに三頭山を踏めなかったら、都民の森に下山して帰る
2.17時までに人里峠(へんぼりとうげ)まで達さなかったら、
最寄りの下山ルートで檜原街道に降りて帰る
まず、「ムリはしない」ということが大前提でこの時間制限を設けたわけですが、
設ける以上は、やはりクリアしなければ気が済まないのが、
山を愛好する人間のサガかもしれません。
・・・にも関わらず、今回もちょっと寝坊してしまいました。
4時20分に掛けたアラームが鳴ったはずなのに、気づかず爆睡。
目覚めたら4時50分でした。
慌てて支度をして出発するも、スタート地点の上川乗バス停には、
予定よりも30分以上も遅れ、7時前に到着、スタートは7時過ぎ。
いきなり30分以上のハンディを背負うことになってしまいました。
(遅くスタートしても、日没時間の関係上、上記の時間制限に変更はない)
とは言え、ここ4回の山行が続けて曇天だったのとは打って変わり、
今回はちょっと雲が多いですが、晴。
それだけで気分は盛り上がるものです。
陽に焼けましたし、締まった雪のきゅきゅっという感触も、思う存分味わいましたし、
本当に久しぶりの、雪山らしい雪山を堪能しました。
平日だけに、往来者は少なく、すれ違ったのは中高年のグループが数組、
中高年のご夫婦が2組、あとは単独行者が5人程度でした。
さて、三頭山には13時前に登頂、無事に第1の関門はクリアしたのですが、
山メシネタに気合いを入れ過ぎたせいか、昼飯をのんびり食ってしまい、
三頭山を発ったのが14時過ぎ。こりゃ、やばい。
もともと、往路の笹尾根はある程度の時間がかかることはわかっており、
逆に復路の浅間尾根は、緩やかな下り中心で、地形図を確認する限りでは、
アップダウンもほとんどなかったので、
脚のテストを兼ねて、浅間尾根で一気にスピードアップするつもりでした。
フツーに歩いていたら、まず第2の関門がアウトになってしまうので、
三頭山からは基本的にランに近い速度でぶっ飛ばしました。
もちろん、危険なところや急なところは、スピードダウンしましたけれど。
都民の森駐車場まで40分程度で達したので、可能性が見えてきました。
浅間尾根の入り口にあたる浅間尾根駐車場は、
奥多摩周遊道路の上にあるので、坂を延々と登らないといけませんが、
舗装路ですので、大したことはありません。
浅間尾根駐車場をスタートしたのが15時18分。1時間42分以内に人里峠まで達するか!?
・・・歩き出したら、地形図で見た以上の緩やかな下りで、
アップダウンらしきものはほとんどなく、地面も柔らかくて、
トレイルランにはうってつけのルート。
ガイドマップでは、浅間尾根駐車場から人里峠まで2時間45分とありますが、
これなら何とかなりそうです。
そしてガンガンぶっ飛ばしつつも、ピークは巻かずにきちんと踏みます。
巻くと、何だか自分に負けたような気持ちになってしまいます。
時折、木々の隙間から御前山や大岳山が見えるので、それで心を癒しつつ、
ドンドコドンドコ進みます。
一本松という小ピークを越え、巻き道と合流したところで、
怪しげな踏み跡を見つけました。
正規のルートは明瞭なのですが、別にちょっとした踏み跡が。
この時点で第2関門クリアの目処が立ったので、その踏み跡をちょっと偵察。
3分ばかり急な尾根線を下って位置を確認すると、ウギャー!進路が南になってる!
東に進まなくてはならないはずなので、明らかに間違ったルートです。
林道関係者が通ったのかな・・・。
ヒーヒー言いながら登り返し、また浅間尾根を進みます。
ず〜っと似たり寄ったりの光景にいい加減にうんざりしたころ、
やっと人里峠に到着。16時49分でした。(結構ギリギリ)
これで何とか完歩の目処が立ったので、少しペースダウン。
膝は割と大丈夫でしたが、右のアキレス腱が少し痛くなってきました。
最後、浅間嶺の位置が、25000分の1の地形図と違っていたために、
ルートを誤ってしまうというトラブルに見舞われたり、雪が降り出したりしましたが、
どうにかこうにか完全に暗くなってしまう前に上川乗へ下山。
残り800mあたりで、手元が見えづらくなったので、ヘッドライトを使用しました。
往路はネタ満載、復路は自分との闘い、という、
ある意味自分らしいロングトレイル、膝は最後まで問題なかったし、
この長距離を完歩できたことは、今後の本格復帰への大きな自信となりました。
翌日は、久しぶりの筋肉痛に襲われましたが、心地よい痛みです。
・・・さて、楽しみにしていた下山後の温泉ですが、
1.瀬音の湯はこの日に限って設備メインテナンスで臨時休業!
2.数馬の湯は18時が最終受付なので、時間切れ!
3.つるつる温泉は湯質が好みじゃない!
という理由で、結局は入れ(り)ませんでした・・・。
瀬音の湯、すごくいいって聞くから、行きたいんだけどなあ。
コメント
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ルートを登録する
こんにちは。
新緑と紅葉の素晴らしい2本のルートを積雪期に繋げた豪華コースですね。
別々にしか歩いたことがありませんが、素晴らしいと思います。
若いとき思いついて、やってみたかったようなコースです。ainakaren
こんばんは。
楽しい山行、よかったですね。
>そしてガンガンぶっ飛ばしつつも、ピークは巻かずにきちんと踏みます。
>巻くと、何だか自分に負けたような気持ちになってしまいます。
あはは。わかります、わかります。
私の場合は、負けっぱなしで「巻く」こと多数ですけどね
えっと、下山後(もしくは行動終了後)のアイシングは重要です。
今回motchさんのやられた方法はもちろん、下山後の温泉でも、いきなりお湯に浸からずに
まず水で患部(膝)を冷やすのが効果的です。
冷やす時間は長いほうがいいのですが、風邪をひいても困りますしね、ほどほどに。
春の訪れとともに本格復帰の扉が目前ではないでしょうか?
これからもレコ、楽しみにしています
ainakarenさん、こんばんは。
コメントいただき、ありがとうございます。
笹尾根に比べると、今ひとつ地味な浅間尾根、
この時期は往来者もほとんどなく、静かでした。
(実際、浅間尾根では誰にも会いませんでした)
しかしながら、おっしゃるように新緑や紅葉の季節には、
素晴らしい顔を見せてくれるのだろうと想像を至らせました。
数か月したら、再度辿ってみたいものです。
ricalonさん、こんばんは。
やっと晴れました。
特に雨男のつもりはないのですが、
ここまで曇天が続くとは思いませんでした。
どの山においても、
「巻いたって変わらんだろう。登ったところで、また下りるんだから」
と言う第一の自分と、
「踏める山は、やっぱり踏まないと。何で山にきて楽しようと考えるんだ」
と言う第二の自分が闘っているのですが、
葛藤しつつも結局は第二の自分の勝率が高めですね(笑)。
負けず嫌いな兆候があるので。
北アの双六岳や大天井岳あたりは、そうしたジレンマが大きい山の代表ですが、
山容が大きければ大きいほど、葛藤も大きくなります
でもやっぱり登るんですけどね(笑)
印象に残る敗退は、剣山荘から劔御前小屋へのルートにおける、劔御前でした。
登ろう、登ろうと思っていましたが、劔登頂後でかなりの体力を消耗していたので、
とても登る気力が湧かず、また、時間もなかったので、
尻尾を巻いて、山腹を巻きました。
アイシングの効果は、おっしゃるように抜群ですね。
今まで、こうしたメインテナンスを怠ってきた自分がそら恐ろしくなりました。
よくそんないい加減な状態で山やってたな、と。
今後も長く楽しく山を歩き続けるためにも、
きちんとメインテナンスをし続けていきたいですね
昔のように、体力と筋力に任せてガンガン登るわけにもいかないですから。
おはようございます。
おせっかいながら山行中のアイシングについて。
縦走中、その日の行動が終了(テント設営後)したら
アイシングをします。
雪渓等から雪がとれる場合は雪をビニール袋(台所用の薄手のものを2枚重ね)に入れる。
雪がない場合はプラティパス等に入れた水でOK。
この時、和手ぬぐいで縛って患部に固定すると、両手が空いて便利です。
(和手ぬぐいはスグレモノで、1本で何役もこなせる山の優秀アイテムです)
もしCW-Xのようなサポートタイツを履いている場合は、30分程それを脱がずに
(その時間を利用して)アイシングします。
最後に軽くストレッチまですれば、カンペキです。
誰しもどこか故障(違和感)を感じないと、メンテまで思い至らないですよね。
私もテント張ったら即ビールのクチですから
でも早い(お若い)時期に、その重要性が認識できたんですから、ヨカッタんですよ。
motchさんのように外科的処置を施されている場合、再発が心配ですもんね。
山行中の「よい習慣」になることを願っています。
ricalonさん、こんばんは。
実に不思議なもので、ワンゲルに所属していた時は、
「身体のメインテナンス」については、何も教わりませんでしたし、
自身で考えることもしませんでした。
この時すでに、膝には不安を抱えていたにもかかわらず、
千代の富士ばりに、周りの筋力を強化することで補おうとばかり考え、
診察を受けることや、メインテナンスを施すことなどについて、
まるで頓着がなかったのです。
ワンゲルでは、テン張り訓練とか、歩荷訓練とか、出発訓練とか、
それはそれはいろんな訓練をし、
その中で、非科学的な側面(主に精神面)についての重要性を学びましたけれども、
こうした科学的な側面について考えなかったというのは、
ある意味、山に対して不遜であったなあなどと省みます。
今は雪があるからいいけれども、夏は少ないからどうしようかな〜、
などと考えていたところでのアドヴァイス、ありがたく頂戴いたします。
ちなみに、プラティパスの製造元の会社とわたしは、
特に親戚関係ではありません(笑)
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