鈴鹿縦走(藤原岳→御在所岳)


- GPS
- 20:34
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 3,332m
- 下り
- 3,079m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 10:10
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 10:14
天候 | 5/3 晴れ(雲多め) 5/4 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
御在所ロープウェイ前より 三重交通路線バス 湯の山温泉・御在所ロープウェイ前→近鉄湯の山温泉 近鉄 湯の山温泉→近鉄四日市→近鉄富田 三岐鉄道 近鉄富田→西藤原 以上の経路で車を回収。 三岐鉄道の乗り継ぎが悪く、約2時間半かかりました |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所 藤原岳南斜面下り・・・急坂+滑りやすい路面でスリップ注意(私も尻餅をついて序盤だというのにグローブやタイツが泥々に) 石榑峠→三池岳・・・所々ざれた急斜面がある。疲労や夕暮れに近づく時間帯の通過で、精神的にも厳しかった。 根の平峠→P1041登り・・・かなり急な斜面。スリップや落石には注意。 御在所表道下り・・・鈴鹿スカイラインに出合うまで、足元不安定なざれた急坂。最終盤で踏ん張りがきかず、きつかった。 全体を通して、急なアップダウンを繰り返すので、体力の消耗が激しいのと、特に下り局面で滑りやすく危険な箇所が多い。 登山ポスト・・・藤原岳大貝戸道登山口 トイレ・・・藤原岳登山口駐車場、観光駐車場、藤原山荘前、御在所山頂一帯 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は定番の阿下喜温泉あじさいの湯 祝日価格大人650円 モンベルカード提示でタオルプレゼントの特典に後で気づいた! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
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備考 | 水 飲料用約2L 調理用1.5L持参したが、やや不足。二日目は途中沢水を補給し、昼食用の水を確保。 岩場や急斜面が多いと思い、ストックを持参しなかったが、テン泊装備では、あれば楽だったなという局面が多かった。 |
感想
このコースを歩いて、まず第一の感想は「とてもしんどかった」が正直なところ。
鈴鹿のアップダウンの激しい稜線をテント担いで歩くのがしんどいのは、想像に難くないのですが、実際体験すると本当に何度心折れそうになったことか。
特に藤原の激下りの後の銚子への登り返しや、日暮れに向かう時間帯の三池までの登ったり下ったりの繰り返しは、参りました。
でもそれ以上に、素晴らしい風景に感動し、可憐に咲く花達に癒され、鈴鹿の一番おいしいところを満喫することができた二日間でした。
藤原の足元に咲く小さな花々、竜の雄大な姿、八風峠からの夜景、八風→釈迦の絶景のスカイライン、長い距離だけあって次々と違った良さを味わいます。
そして、最後にご褒美が待っていました。根ノ平峠から激坂を登りきると、山肌がピンク色に染まっています。アカヤシオが見頃を迎えていました。これはまさに絶句・・・。
国見名物の巨石に腰掛け、ピンクの壁紙を眼下に、歩いてきた藤原からの稜線を眺めると疲れも忘れ、達成感で一杯満たされました。
反省も多々あり。
まずストック置いてきたのは、痛かったかなと思いました。急な上り下りや岩場の局面が多く、かえって邪魔になるかと敢えて持たなかったのですが、ここストックの補助があれば楽やったなという場面もたくさんありました。
あとは水管理。稜線縦走で、懸念はしていたのですが、一日目の夕食段階でやや不足気味を感じ、二日目は不安を抱えたままスタート。途中何度か沢に近づく箇所があったので、そこで昼食の調理用の水を汲んで何とかクリア。御在所に着いて、お茶を購入しゴクゴク飲める有難さを、実感しました。
最後に御在所の山頂に到達し、ほっとしたのか左膝付近に痛みが出てしまい、表道の下りは大変つらい道のりでした。
振り返ると、テント場がある山域以外での宿泊登山は、単独では初めてだったので、非常に良い経験を積めました。天候にも恵まれ、何度も心折れそうになりながらも、ほぼ計画通り下山できたのは良かった。この経験をまた次に繋げたいと思います。
道中は、もう二度とこんなことするもんかと思ったものですが、こうなったら鈴鹿南部も繋げないかんなとか考えてしまっています。
収穫もたくさんあった令和初登山でした。(後で気づいた。)
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