アケボノツツジの咲く西赤石山、東赤石山縦走
- GPS
- 08:40
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,543m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:41
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船
下山は、筏津登山口(バスが迎え) |
コース状況/ 危険箇所等 |
通常ルートは急で険しい場所もありますが、ルートははっきりしており問題個所は有りません。前赤石山や八巻山縦走は岩稜でかなり手ごわそうな岩登りを要求されそうでした(今回は通っていません) |
写真
装備
MYアイテム |
ちゃむ
重量:-kg
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感想
GW明け、多くの人が仕事に戻った後、四国の西赤石山、東赤石山の縦走ツアーに参加した。アケボノツツジが見ごろではと期待しての申し込みだった。ツアー登山は二度目で今回もパステルツアーさんのものである。両夜行(船便でゆっくり寝られる)での日帰り登山。登山口まで(から)のバス送迎、温泉付きでただ付いて行けばよいという気楽さが何とも良い。人数が多くて、ペースが合わなかったり勝手気ままな行動が許されないといった点は仕方のないことと諦めさえすればよい。
それでも今回位のレベルのツアー(パステルツアーは登山コースごとにレベルが指定されていてレベル4以上のツアーには参加資格がないと参加できない仕組みになっている)ともなると女性の方が人数も多かったのだが、皆さん山慣れされていて急な登下降が続くルートや岩場や急峻なトラバースなど結構難しい区間が有っても殆ど遅滞することなくスムーズに歩くことができていたので、好天に恵まれたとは言っても、まったく団体登山としての違和感は感じなかった。
さて、登山の方であるが、旧別子銅山遺跡入口でもある日浦の登山口から出発。標高1,300mの銅山越に至るまで立派な石垣や坑道口、空気穴など別子銅山の歴史を感じさせる遺構が残っており往時の繁栄を思い浮かべながら登っていくことになる。作業にも使われた道なのだろう比較的緩やかで登りやすい道である。
本格的な登山道は銅山越えからであるが、この稜線もなだらかで気持ち良い。展望が開けて背後にはチチ山、笹ヶ峰が右手には平家平、冠山、そして左手には瀬戸内海が見下ろせるようになる。徐々に近づいてくる西赤石山の斜面はピンク色が混じってアケボノツツジの期待が膨らんできた。ただ稜線近くのアケボノツツジはあまり多くなく、また時期もやや早い感じで薄ピンクの群れは期待ほどではなかった。それでも青空に浮かぶアケボノツツジのホンワカしたピンクの花はなんとも美しいものだった。
西赤石山の山頂(プレートは2か所にある)からは素晴らしい展望で石鎚山系の山々を隅々まで望めたような感慨になった。
その後。前赤石山、八巻山の両岩峰は南側の斜面をトラバースして赤石山荘へ到着する。前赤石山のトラバースは急峻な岩壁に付けられていて鎖などは設置されていないのでちょっぴり緊張するところもあったが、今回のメンバーでは殆ど遅れる人もなく順調なペースで通過することができた。
山荘から20分ほど進んだ分岐点から最後の東赤坂山へのピストン。ここは、戻ってくるということも有って空身での登山になったので結構な急坂と岩っぽい稜線歩きではあったがあっという間に到着することができた。東赤坂山も山頂標識は2か所あり、手前のプレート場所から三角点のあるピークまでは2,3分ほどある(しかも特に表示もない)ので知っていないと三角点は踏まずに下山してしまうかもしれない。
東赤坂山の三角点からは東側の展望が楽しめ、この日は石鎚山系東端の二ツ岳に加えて遠くに剣山を始めとした山系の山を見渡すことができた。ガイドさんの話ではこの山は天気の悪いことが多くてこれほどの好天に恵まれるのは珍しいことだそうで本当にラッキーだったと思った。
東赤石山の山頂からのゲキ下りは、さすがに膝と太ももに堪えたが、筏津の下山口にはちゃんとバスが待ってくれて温泉まで直行してくれたことはまっことツアーの有り難い点であった。
アケボノツツジも見れたし、最高の天気に恵まれて四国中の山を見渡せて大感激の山行でした。
【2019年の山行18回目】
今回の歩行距離:15.5km 2019年の累積距離:250.2km
今回の累積標高:1,684m 2019年の累積標高:21,599m
私も10日から同じコースを(同じツアー)歩いて来ました。
ヤマレコは詳しく、解りやすく書かれてあるので「そうそう」と頷きながら、読ませて頂きました。此れからの参考にさせて頂きます。
天気に恵まれ、可愛いアケボノツツジにも会え、楽しい縦走でした。
trump-0324さん、こんばんは
そうでしたか。3日後ですから私たちが歩いたときよりアケボノツツジもたくさん花を付けて華やかだったことでしょう。
あのツアーは、私はまだ2回目でしたが、四国や九州に両夜行船便で日帰り登山できるのがお手軽そうなので、これからも利用してみたいと思っています。
またどちらかでお会いできるかもしれませんね。
よろしくお願いします
今年こそは、東赤石山と西赤石山のアケボノツツジと山歩きを楽しみたいと思っている所です。日帰りは厳しいかなと思いますが、早く出発すれば容易なのでしょうか?どこかで宿泊できればいいのですが、2日間かけて楽しむのいいかな?とも、、只今思考中です。
ja6mdpさん、こんにちは
思いもかけないレコにコメントを頂き、ありがとうございます
私は昨年ツアーに参加して縦走させてもらいました。別子銅山跡なども途中見ながらなかなかのロングトレイルでしたが、ご一緒した女性の方々も含めてしっかりと歩かれていました。
途中に赤石山荘も有りました(営業しているかどうかは分かりませんでした)が、8時より前から歩き出せればどちらから登っても十分日帰りはできるのではないでしょうか。ただ、登山口と下山口が離れていますので車を置いた場所への数kmの車道歩きが一寸辛いかもしれませんね。
でも、時期がうまく合ってアケボノツツジが満開だったらそんな疲れはきっと飛んでしまいますよ。
是非、トライして見てください。
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