記録ID: 1878438
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
越後駒ケ岳・銀山平から。この季節は微妙かも。
2019年06月01日(土) ~
2019年06月02日(日)



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 29:06
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,517m
- 下り
- 1,504m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:30
距離 9.2km
登り 1,268m
下り 161m
2日目
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:23
距離 10.3km
登り 249m
下り 1,340m
累積標高 1,500m
天候 | 1日目:晴れ時々曇り、稜線はガス 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〇銀山平〜道行山 少々ワイルドなルート。この季節は雪渓が微妙に残っていてルーファイ能力がそれなりに必要。迷うとひどい藪漕ぎを強いられる。積雪地の藪は枝が横に生えているので、ザックを背負って突破するには非常なエネルギーが必要。道が見つからないときに安易に藪に突っ込まないこと。 〇道行山〜小倉山 登山道としての整備はしっかりされているが、雪渓の残りが登山道を塞いでいるので、ルート選択は慎重に。小倉山への最後の雪渓は急傾斜なので、特にルートの判断を慎重に。 〇小倉山〜越後駒ケ岳 駒の湯方面からの登山者も合流し、比較的ルートは判断しやすい。途中3〜4か所、急傾斜の雪渓を登る場面があるので、12本アイゼン・ピッケル推奨。特に小屋直下は、本当に壁のような傾斜です。 ◇駒の小屋 宿泊は協力金2000円、テントは500円(5張程度のスペース)。 |
その他周辺情報 | 銀山平 白銀の湯 650円 https://www.iine-uonuma.jp/stay/higaeri_onsen/spa_shirogane.html |
写真
銀山平の通行止めゲートの駐車スペース。7〜8台置けます。今回5台目。
トイレは冬季閉鎖中。シルバーロードの出口の先、橋を渡ったところと銀山平の温泉の所に公衆トイレあります。
登山ポスト無し。
トイレは冬季閉鎖中。シルバーロードの出口の先、橋を渡ったところと銀山平の温泉の所に公衆トイレあります。
登山ポスト無し。
沢の所の雪渓が微妙で、アイゼン・ピッケルが必要そうだったので、高巻きしようとしました。
しかし、50mほど行くと、雪山特有の横に伸びる枝の濃い藪に拒絶されて、撤退します。ロスタイム30分。
安易な藪漕ぎはダメってことですね。
しかし、50mほど行くと、雪山特有の横に伸びる枝の濃い藪に拒絶されて、撤退します。ロスタイム30分。
安易な藪漕ぎはダメってことですね。
で、落ちたらヤバそうな雪渓をアイゼン・ピッケルで慎重に通過します。(慣れてる人ならツボ足でも行けるかも・・)
しかし、ここの雪渓は沢を渡るのですが、スノーブリッジに穴が開き始めていて、これから数週間は微妙な状況になると思います。行かれる方は十分気を付けてください。
しかし、ここの雪渓は沢を渡るのですが、スノーブリッジに穴が開き始めていて、これから数週間は微妙な状況になると思います。行かれる方は十分気を付けてください。
感想
夏に北部白山避難小屋泊縦走を画策していて、そのために自炊とシュラフの予行演習が必要ということで、素泊まりの避難小屋泊ではあるものの、週末は管理人さんがいる越後駒ケ岳の駒の小屋へ行ってきました。
シュラフや自炊道具、食材など、重さもさることながら、やはり嵩張りますね。今回の試行でもう一回り大きなザックが必要だということが判明し、とりあえず目標達成です。
さて、越後駒ケ岳はとても素晴らしい山でした。ただ、この季節は予想していたより難しい要素があるコースでした。道行山までに道迷いして藪漕ぎする人は結構いるようだと、小屋の管理人の人も言ってました。私も若干ですが今回藪漕ぎして、その険しさは実感しました。ちなみに、藪漕ぎの最中に丸めた大きな銀マット(5枚目の写真に写ってる)を藪の中で紛失するという大失敗。後続の方が後に登山道から発見していただき、所在は明らかになったのですが、下山時にはすでに無くなっていました。きっと下山の方が発見し、山のゴミとしてピックアップしていただけたのだと思います。感謝。
もう一つついでに・・
今回、相方は下山の際に何度も「靴下の感触が変」、「ちょっと靴が強く当たる」とか、何度も違和感を訴え、そのたびに靴を履きなおしたりしたのですが、帰宅してから原因判明。なんと、靴の中敷きを2枚入れていたのです!!そりゃ違和感ありますわ(笑)
ちなみに、前回の沢入山の時、別の登山靴ですが、中敷きを入れるの忘れていたのに、何の問題もなく下山した前科があるのでした(笑)
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Kazucchiさん Sさん こんばんは(^^)
予行演習も兼ねてという事でしたが、自炊セットとシャラフと雪山装備、その他色々と重くて大変でしたね。女性は特に大変だと思います。
しかもSさん、中敷き2枚重ねてたのでは足痛かったのではないですか?
お二人共お肉好きなんですね(^^)お肉良く食べる人は長生きするんですよね〜(^.^)
越後駒ヶ岳はこの時期ルーファイ大変なんですよね。
なので私は絶対ソロでは行けないなと思っている越駒です(笑)
この時期はルーファイなど難しいかもしれませんが、お花達とゼブラ模様の景色が堪能できて良いなぁと思いました!いつかは行ってみたいです(^^)
そしていつも思いますが、Kazucchiさんのレコってホント詳しく書かれているので参考になります。そうそうトイレの写真も!自転車で漕ぐシステムだなんて!面白いですね♪
moontopaz さん、こんばんは〜
雪山装備とお食事セットに、お酒。今回、水があることは分っていたので、重さは会津駒ヶ岳の時より大分軽かったです。でも、シュラフはやっぱり大きいです。銀マットも。今回みたいに山行中に紛失しないよう、がっちり固定する方法も考えないといけません。まぁ、そういうの、考えるのが楽しいんですけどね。
靴の中敷き・・これはこれまで使っていた登山靴はソールの張替えもしていたのですが、4年も酷使していると水が染み込むようになり、全く同じモデルを買ったのです。その際、もともと入っている中敷きを外さないでいつもの中敷きを挿入してしまったためでした。多分痛かったでしょう(苦笑)
越後駒ケ岳の残雪期は尾瀬から入れないし、福島からだと新潟から回り込まないといけないので、遠いですよね。でも良い所なので、チャンスがあったら行ってみてください。うちは来年、駒の湯前泊で駒の湯のコースから行きたいと相方が申しております。無邪気にに無茶振りするので困っております(笑)
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