ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1891007
全員に公開
ハイキング
北陸

強烈藪漕ぎ@三周ヶ岳

2019年06月13日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:30
距離
9.1km
登り
1,053m
下り
1,043m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:45
休憩
0:39
合計
7:24
8:42
117
10:39
10:43
49
12:37
12:56
50
14:34
14:41
82
16:03
16:05
1
16:06
ゴール地点
トチの大木、夜叉ケ池で水飲み休憩、三周ヶ岳で昼食休憩(h)
天候 快晴。気温はそれほど上がらず。藪でなければ絶好の山日和でした。
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
広野ダムから夜叉ヶ池登山口までは舗装されていない道。離合困難です。落石もありました。
夜叉ヶ池登山口に駐車。男女別きれいな水洗トイレあり。トイレの中に登山届けボックスがあります。
コース状況/
危険箇所等
夜叉ヶ池までは普通の登山道。片側切れ落ちている箇所あり。思ったより急登でした。池から三周ヶ岳までは、最強激藪!道は見えているが、左右からササやツゲの木が覆いかぶさり、進みたくても押し戻される感じ。
その他周辺情報 夜叉ケ池登山口から敦賀ICまでの途中に今庄365温泉(入浴料550円)があります(h)
夜叉ケ池登山口には男女別水洗トイレがあります(h)
2019年06月13日 08:28撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 8:28
夜叉ケ池登山口には男女別水洗トイレがあります(h)
登山口駐車場に大きなカツラの木。
登山口駐車場に大きなカツラの木。
樹齢400年
根回り14m、樹高32mのカツラの木に圧倒されました(h)
2019年06月13日 08:29撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 8:29
根回り14m、樹高32mのカツラの木に圧倒されました(h)
枝を広げ、わさわさの葉っぱ。
枝を広げ、わさわさの葉っぱ。
カツラの葉っぱ越しに登山口の鳥居。
カツラの葉っぱ越しに登山口の鳥居。
夜叉ヶ池伝説の地です。
雨乞いのため龍神に娘を嫁がせたのだそう。
夜叉ヶ池伝説の地です。
雨乞いのため龍神に娘を嫁がせたのだそう。
鳥居の先は橋になっています。沢沿いにしばらく登ります。
鳥居の先は橋になっています。沢沿いにしばらく登ります。
夜叉ケ池登山口スタートの表示板です(h)
2019年06月13日 08:38撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 8:38
夜叉ケ池登山口スタートの表示板です(h)
登山口にはクマの出現情報や登山者マナーなど書かれた看板が立っています。三周ヶ岳の藪漕ぎ途中ガサガサした音はクマだった?(h)
2019年06月13日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 8:39
登山口にはクマの出現情報や登山者マナーなど書かれた看板が立っています。三周ヶ岳の藪漕ぎ途中ガサガサした音はクマだった?(h)
ウリノキ。初めて見ました。くるりんが可愛い。
2
ウリノキ。初めて見ました。くるりんが可愛い。
登山道脇にコアジサイがいっぱいです。ボケボケのこの一枚しか撮ってませんでした!
登山道脇にコアジサイがいっぱいです。ボケボケのこの一枚しか撮ってませんでした!
たくさんのコアジサイが優しい香りで優しく出迎えてくれました(h)
2019年06月13日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 8:45
たくさんのコアジサイが優しい香りで優しく出迎えてくれました(h)
トリアシ?ショウマ
1
トリアシ?ショウマ
ササユリがぽつりぽつり
ササユリがぽつりぽつり
わが街のササユリは薄ピンク色ですが、ここのササユリは白いです(h)
2019年06月13日 15:53撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
6/13 15:53
わが街のササユリは薄ピンク色ですが、ここのササユリは白いです(h)
この木の根っこ面白そうなので(h)
2019年06月13日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 8:59
この木の根っこ面白そうなので(h)
木橋を2か所渡ります。
木橋を2か所渡ります。
3段くらいに流れる滝が見えます。
3段くらいに流れる滝が見えます。
大トチの木に立ち寄りました。登山道から少し離れて登ったところにあります。樹齢のところが欠けていますが、これも2〜300年以上でしょうか。
大トチの木に立ち寄りました。登山道から少し離れて登ったところにあります。樹齢のところが欠けていますが、これも2〜300年以上でしょうか。
大きすぎて画面に入りきりません。
大きすぎて画面に入りきりません。
トチの大木、幹廻り7.3m、樹高20m(h)
2019年06月13日 09:19撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 9:19
トチの大木、幹廻り7.3m、樹高20m(h)
ミズタビラコ。キュウリグサと似ていますが、キュウリグサの花の中心は黄色です。
ミズタビラコ。キュウリグサと似ていますが、キュウリグサの花の中心は黄色です。
夜叉ケ池まで2kmの表示が出てから、やっと500m手前までたどり着きました。次は200m、100mの表示が現れた記憶が・・・(h)
2019年06月13日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 10:19
夜叉ケ池まで2kmの表示が出てから、やっと500m手前までたどり着きました。次は200m、100mの表示が現れた記憶が・・・(h)
思いの他、夜叉ヶ池までがっつり登山でした。
思いの他、夜叉ヶ池までがっつり登山でした。
きれいな池です。
2
きれいな池です。
水が澄んでいます。
1
水が澄んでいます。
龍神に嫁いだ娘を祀るため祠を建てたそうですが、今はありません。
龍神に嫁いだ娘を祀るため祠を建てたそうですが、今はありません。
夜叉ケ池の周りの木にはモリアオガエルの卵がぶら下がっています(h)
2019年06月13日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
6/13 10:41
夜叉ケ池の周りの木にはモリアオガエルの卵がぶら下がっています(h)
モリアオガエルが石の上でひなたぼっこ中(h)
2019年06月13日 14:31撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 14:31
モリアオガエルが石の上でひなたぼっこ中(h)
サワフタギ。葉っぱが倒卵形で、毛がないのでタンナサワフタギのようです。
1
サワフタギ。葉っぱが倒卵形で、毛がないのでタンナサワフタギのようです。
池から少し登った鞍部から見た夜叉ケ池(h)
2019年06月13日 10:47撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
6/13 10:47
池から少し登った鞍部から見た夜叉ケ池(h)
池から少し階段を登ったところにイブキトラノオ
1
池から少し階段を登ったところにイブキトラノオ
とげとげアザミ
ニッコウキスゲ、ありました。蕾の方がまだ多いようです。ここから三周ヶ岳に向かいます。
4
ニッコウキスゲ、ありました。蕾の方がまだ多いようです。ここから三周ヶ岳に向かいます。
仲間の一人が登っていた夜叉ケ池山方面です。こちらも藪漕ぎがあったそうです(h)
2019年06月13日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
6/13 10:48
仲間の一人が登っていた夜叉ケ池山方面です。こちらも藪漕ぎがあったそうです(h)
きれいなタニウツギ
きれいなタニウツギ
アカモノ。この時点ですでに藪の洗礼を受けてます。
アカモノ。この時点ですでに藪の洗礼を受けてます。
ドウダンツツジの奥に三周ヶ岳
3
ドウダンツツジの奥に三周ヶ岳
写真を見る限りでは藪漕ぎは想像できませんが(h)
2019年06月13日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 11:29
写真を見る限りでは藪漕ぎは想像できませんが(h)
三周ヶ岳(左奥)まではまだまだ遠いです(h)
2019年06月13日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 10:55
三周ヶ岳(左奥)まではまだまだ遠いです(h)
この辺はマシなササの登山道です。
2019年06月13日 13:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 13:00
この辺はマシなササの登山道です。
サラサドウダン
でっかいキノコ。藪に押し戻されながらひいひいと登ってる最中です。
でっかいキノコ。藪に押し戻されながらひいひいと登ってる最中です。
まだイワカガミが残っていました。
まだイワカガミが残っていました。
このサラサドウダンは色が薄い
このサラサドウダンは色が薄い
激しく藪と格闘し、やっとこさ三周ヶ岳。
2
激しく藪と格闘し、やっとこさ三周ヶ岳。
三周ヶ岳で昼食休憩を終え、再び藪漕ぎに突入です!(h)
2019年06月13日 12:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
6/13 12:59
三周ヶ岳で昼食休憩を終え、再び藪漕ぎに突入です!(h)
とにかく、青空が嬉しい。
1
とにかく、青空が嬉しい。
ウラジロヨウラク
2
ウラジロヨウラク
ホオノキ
帰路大トチの近くの沢でいっぷく。やれやれです。
帰路大トチの近くの沢でいっぷく。やれやれです。
帰りに立ち寄った今庄365温泉やすらぎ550円
2019年06月13日 16:46撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6/13 16:46
帰りに立ち寄った今庄365温泉やすらぎ550円
撮影機器:

感想

一度は行ってみたかった夜叉ケ池、ヤマレコにお薦め登山コース(夜叉ケ池・三周ヶ岳)と紹介され、山仲間からお誘いがあったので参加しました。まず夜叉ケ池登山口に到着すると樹齢400年カツラの大木のお出迎えには驚きました。登山道途中にはトチの大木(幹廻り7.3m、樹齢は葉に隠れて読み取れず)があり、たくさんのコアジサイが優しい香りを放って出迎えてくれました。夜叉ケ池までは川沿い歩きの平坦な歩きと思っていたのに、池まで2kmの標識からは本格的な山登りが続きました。夜叉ケ池周辺は木道歩き、思いのほか水の奇麗なひっそりした池で、モリアオガエルの卵がたくさんぶら下がっていました。夜叉ケ池を見渡せる少し登った尾根筋から藪漕ぎ登山のスタートです。仲間の一人が「以前に三周ヶ岳に登った時は背丈以上のササ藪漕ぎだったので今回は夜叉ケ池山に一人で登ります」と言って別れ、3人で登ることになりました。三周ヶ岳までの登山道はササで覆われて藪漕ぎの連続で、数メートル離れると前の人が見えなくなります。やっと辿り着いた三周ヶ岳山頂は、一等三角点の割には木々で囲まれて展望も悪く、狭くて山頂の表示もありませんでした。こんな藪漕ぎの三周ヶ岳にはもう二度と登りたくない山になりました。

ニッコウキスゲが咲き始めたようなので、以前から行ってみたかった夜叉ヶ池をチョイス。ヤマレコお勧めルートにもなっていたし、三周ヶ岳も登ってみたい。山仲間を誘ってやってきました。
夜叉が池までは散策路かと思っていたのですが、意外とがっつり登山でした。ウリノキやコアジサイがいっぱい咲いていました。道幅も狭いところがあり、お花に見とれていると滑落します。
三周ヶ岳への道は藪とは聞いていましたし、ヤマレコお勧めルートにも書いてありましたが、はるかに想像を超えた激藪でした。確かに足元に道はあるのですが、屈強なササと木々が覆いかぶさり、掻き分けたくても掻き分けられず。思い切り体重をかけて突破しようとしても、跳ね返されてしまいます。ほとほと疲れました。これはお勧めルートではありませんね〜。登山道は常に片側崖でしたし、道迷いしそうな脇道が2〜3箇所ありました。注意が必要です。なんせ、先が見えません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1224人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 東海 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 北陸 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら