燕岳〜大天井岳〜常念岳
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,437m
- 下り
- 2,554m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 6:41
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:40
天候 | 1日目;曇り 2日目;霧雨 3日目;曇り時々霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り)常念岳登山口〜(タクシー)〜常念坊♨〜(バス)〜JR穂高駅 |
写真
実はエピソードとして、親鳥はもう1羽いた大人の雷鳥を追い払ったのち、慌てて子供たちの所に戻ってきたという一部始終を見ることが出来ました。
天気悪い甲斐がありました!
感想
<0日目>
前泊は中房温泉へ夕方着。登山者用と一般観光客用と建物は分かれてますが、沢山ある温泉を満喫。私は行けませんでしたが、焼山で砂を掘って卵などを入れ、地熱で蒸したのを食べられるそうです。楽しそう!プール温泉やら足湯やら色々ありました。キュウリは無料で水に浸かっておりました。
<1日目>
3回目の燕岳。合戦尾根は歩きやすくまたベンチが丁度いい間隔にあり、北アルプス三大急登とは名ばかりでそんなに大変な印象はありません。合戦小屋ではお決まりのスイカを。汗だくで登ってきたので甘くて水分たっぷりのスイカ、めちゃ美味しかったです。生き返る。更に温かいコーンスープ、コーンの粒も大きく、少し冷えた体を温めてくれて至福でした。燕山荘に着くまではガスガスで眺望全くきかず、槍ヶ岳はもとより燕岳も見えないのでは?と期待薄で登っていましたが、下山すれ違いの方がサプライズがあるから頑張ってと。燕山荘到着、おお〜!目の前には北アルプスの絶景が!まさかこんなに見られるとは思っていなかったので思わず歓声があがります。稜線の向こうは雲が切れていたとは。そして勿論燕岳もばっちり見え、こうなれば3回目だけど登りましょう。雷鳥にも会えたしコマクサは沢山咲いてるし、ざ・つばくろを堪能しました。3日間で眺望良かったのはこの日だけでしたが梅雨の最中、1日でもこの景色を見ることが出来て良かったです。
<2日目>
今回の山行は燕岳から餓鬼岳へという計画でしたが、天気予報が芳しくなく、登山当初から餓鬼岳は危ぶまれておりました。で、朝起きてガスガスの霧雨。誰も行ったことがなく、道も結構大変な様子、また展望期待できずということで、残念ながら餓鬼岳は断念という判断になりました。そのため中房温泉へ無念の下山と一旦なったのですが、少し下りたところで雨もやんで来てうっすら青空、そして槍の穂先も見えてき、餓鬼岳は無理でも逆の表銀座であれば行けるのではという話になり、急きょ計画変更、折角下りてきた道を再度登り返して再び燕山荘から仕切り直しの出立となりました。こんなこともあるのですな。そして私は初めての表銀座!餓鬼岳は残念でしたがこっちはこっちで今回まさか行けるとは、ラッキー☆
大パノラマどころではなかったというかほんとに展望ゼロでしたが、その代わり大量の雷鳥に遭うことが出来て楽しかったです。雷鳥の親は子どもをお腹の下に入れて保護してあげるんですね。初めて見て皆興奮でした。人間より雷鳥の方が多い道でした。道中は距離も長く結構ばてましたが、大天荘から大天井岳へ登頂、そして無事常念小屋に着くことが出来ました。常念小屋は100周年とのこと。
<3日目>
雨だったら常念岳はやめる、降っていなければ景色見えなくても登る、としていて、朝起きるとガスガスなものの殆ど降ってはいなさそう。私以外は全員常念岳に登ったことがありましたが、4人でアタックすることに。荷物を小屋にデポして登れるのは有難かった。結構急な登りで岩ゴロゴロのガレ場をジグザグ登りです。途中開けたところが頂上かと思いきや、さらに上に頂がぼんやり浮かんでいます。最後のひと踏ん張りでガレ場を上がり、常念岳登頂!万歳です。本当は槍穂の絶景があるそうですがそれはまた次回機会があれば。それでも一瞬青空がのぞき、穂高ぽい山肌がちらりと見ることが出来ました。いやー良かった。下山中にも子どもをお腹に抱いた雷鳥がおりました。
下山は一の沢へ。常念小屋から3時間後にタクシーを予約しました。沢の雪渓がまだ残っていたり、雨で水量が増えていたりしましたが、ひたすら下りる。早いペースの下山に頑張ってついていき、無事ゴール!いやいや下り疲れました。皆様お疲れさまでした!温泉につかり、穂高駅で蕎麦を食べ、充実の山行が終了しました。色々ありましたが燕岳、大天井岳、常念岳と3ピーク踏めたし、大勢でワイワイ苦楽を共にし、楽しい山行でした。
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