チロロ岳・チロロ西峰 (ヒダカキンバイソウが満開)
- GPS
- 11:53
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 2,084m
- 下り
- 2,076m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
曲り沢は前日までの雨で水量大。滑落に注意が必要でした |
その他周辺情報 | 下山後はひだか高原荘で日帰り温泉。500円 |
写真
感想
雨の十勝幌尻岳の翌日の7月28日も相棒のTigersbanとチロロ岳とチロロ西峰を登りました。
皆さまご存知のように、パンケヌーシ林道ゲートで車両通行止めのため、
かつての登山口の曲り沢入口までは片側11キロメートルもあります。
その区間を折り畳み自転車で進みました。
沢登りを終えた先はヒダカキンバイソウをはじめとする立派なお花畑で感動しました。
ヒグマの掘り返しの跡もたくさんありましたが・・・
また、チロロ西峰での多種多様なお花畑は圧巻でした。
チロロ西峰のかんらん岩ではナキウサギの鳴き声が聞こえました。
以下は個人的な備忘録です。
手元のガイドブックには「登山靴よりも沢靴の方が有利だろう」と記されています。
相棒は沢靴とトレランシューズを活用しました。
私はトレランシューズとマリンシューズで登りました。沢靴を使わないのは男気です。
思っていたよりも水量が多く、曲り沢での遡行は避けられませんでした。
トレランシューズでは底が滑って危険でしたのですぐにマリンシューズに換えました。
この日は登山靴でも厳しかったと思います。
帰宅後に気象庁のデータを見てみると、前日の日高の降水量は16.5个如∩亜稿は9.5个任靴拭
前日の十勝幌尻岳でも山麓よりも標高を上げると降水量が増えましたので、
おそらく日高の観測地点よりも登山ルートの方が降水量は多かったものと思われます。
マリンシューズはトレランシューズよりは多少はましでしたが、
それでもゴム底でしたので限界はあり、滑ってなかなか進めず相棒の足手まといになりました。
加えて、沢登りスタイルの女の子を含むパーティーに簡単に追い抜かれるぶざまなものでした。
コースタイムを大幅に超えるものでした。
濡れた大きな岩を乗り越える際には、生まれたての仔馬のようにプルプルと震えながら、
手袋の摩擦力も使って四つん這いで苦しみながら登りました。
他の方々は軽やかに岩を乗り越えてました。
これ以上、ワイルド山行のために相棒に迷惑をかけてはいけないと思い、
自分だけリタイヤするつもりで相棒に「ダメだ! 滑る! すっごい滑るよ!」と泣きを入れました。
ところがリタイヤを告げようとする直前に奇跡が起こりました。
靴の上に靴下を履くテクニックを思い出しました。
確か昔レンタルDVDで観たベア・グリルスの「MAN vs. WILD」でこのようなアドバイスがあったと思います。
二ノ沢でマリンシューズの上に靴下を履くと、
苔で滑る岩との摩擦力がアップして歩きやすくなりました。
マリンシューズが簡易的ながらも沢シューズにグレードアップしました。
(昨年のカムエクの時に気が付いていれば良かったです)
その後は沢パーティーを一気に追い抜いて山頂に至りました。
ちなみに相棒のドコモ回線も私のワイモバイル回線も山頂であってもケータイ圏外でした。
万が一、ヒグマに襲われた際には戦って勝利する必要があります。
総時間11時間53分。距離37.73km。平均速度3.2km/h (FieldAccessによる計測。自転車区間を含む)
総重量68圈B僚58kg。身長172cm。平均心拍数は不明(心拍計は途中で電池切れ)。
消費カロリーは不明。
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