笠ヶ岳(笠新道)〜双六小屋(北アルプス縦走その1)

2019年07月28日(日) ~ 2019年07月29日(月)

• GPS: 18:25
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,626m
• 下り: 1,199m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:18
• 休憩: 0:56
• 合計: 10:14

5:39 新穂高温泉無料駐車場
5:48 5:48 新穂高温泉バス停
5:49 5:49 新穂高登山指導センター
6:01 6:07 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:25 6:32 お助け風穴
6:52 6:52 中崎橋
7:06 7:13 笠新道登山口
12:26 13:02 杓子平
14:42 14:42 笠新道分岐
14:49 14:49 分岐指導標（仮称）
14:51 14:51 笠新道分岐
15:34 15:34 抜戸岩
15:57 宿泊地

2日目

• 山行: 7:07
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:59

5:00 笠ヶ岳山荘
5:15 5:26 笠ヶ岳
5:37 5:53 笠ヶ岳山荘
6:25 6:25 抜戸岩
7:12 7:12 笠新道分岐
7:23 7:23 分岐指導標（仮称）
7:30 7:30 抜戸岳
8:41 8:42 秩父平
10:08 10:09 大ノマ岳
10:34 10:47 大ノマ乗越
11:18 11:24 弓折岳(分岐)
11:32 11:33 弓折岳
11:38 11:40 弓折乗越
11:59 11:59 花見平
12:16 12:19 くろゆりベンチ
12:55 12:55 双六池
13:01 双六小屋

天候

28日 曇り時々雨
29日 曇り時々雨後曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

笠新道は雨のため、滑りやすい箇所あり

写真

7/28 5:56

新穂高温泉 深山荘近くの駐車場から出発

7/28 5:58

左俣林道を歩く。今にも降りそうな空模様だが、登山者は多い。

7/28 6:02

笠新道入口を目指しレッツゴー

7/28 6:31

林道傍の傍には多くの高山植物が見られる。
ゴゼンタチバナ

7/28 6:45

この道、その昔はわさび平小屋あたりまで車の往来可だったという。

シモツケソウ

7/28 6:46

川の流れる音を聞きながら進む。

7/28 6:46

クガイソウ

7/28 6:49

ノリウツギ

7/28 6:49

ヒヨドリソウ

7/28 6:50

この白い花は初めて目にするもの。
調べて見るとオオヤマレンゲ

7/28 6:50

蕾も可愛らしい

7/28 6:50

花の形はタイサンボクを小さくした感じ

7/28 7:03

ヤマホタルブクロ

7/28 7:06

7/28 7:06

ここが笠新道の入口、
多くの人はわさび平小屋方面へ進む。こちらを登る人はあまりいなかった。

7/28 7:06

苔むして滑りやすい。

7/28 8:21

この花が沢山あったが、名前がわからない。

7/28 8:23

急坂が続く。

7/28 8:29

あれ、誰かに倒されてしまったかヒメサユリ？

7/28 8:47

ブナの森

7/28 8:52

あら。ニッコウキスゲが。でも、葉っぱが違う。よく見ると根元にニッコウキスゲの葉発見。

7/28 9:10

ひえー、まだ1800m。まだ、1000m以上ある。

7/28 9:21

空はどんより。眺望なし。

7/28 9:23

森を抜けると、ありゃ、ヒメサユリ。
福島の方々としばしヒメサユリ談義。

7/28 9:23

オヤマボクチのかな？

7/28 9:24

シモツケソウのピンクが草むらでキラリ。

7/28 9:27

ニッコウキスゲも沢山

7/28 9:28

7/28 10:03

ツリガネニンジン

7/28 10:04

オトギリソウ

7/28 10:06

ゴゼンタチバナ

7/28 10:19

またまた、ヒメサユリ

7/28 10:19

7/28 10:44

ハクサンシャクナゲも見頃。

7/28 10:47

ピンクが混じるのもある。

7/28 10:50

ウラジロヨウラク

7/28 11:30

キヌガサソウ、花の終わりはピンクになるのかな。

7/28 11:31

ベニバナイチゴ

7/28 11:37

ツマトリソウ

7/28 11:43

ヒョウタンボクかな。

7/28 12:00

ハクサンフウロ

7/28 12:06

7/28 12:08

ミヤマダイコンソウ

7/28 12:20

杓子平までもう少し。

7/28 12:20

7/28 12:21

ダイモンジソウ

7/28 12:21

ここにもニッコウキスゲ

7/28 12:21

トモエシオガマ

7/28 12:22

アカモノ

7/28 12:24

7/28 12:28

ハクサンフウロ咲き競う。

7/28 12:40

杓子平着。ここでランチタイム。

7/28 13:04

笠新道の分岐まで、チングルマは敷き詰めるように。

7/28 13:31

シナノキンバイ

7/28 13:33

コバイケイソウとハクサンイチゲのコラボ。

7/28 14:16

コイワカガミが色を添える。

7/28 14:20

ベニバナイチゴ

7/28 14:41

分岐まで来た。後少し。

7/28 14:51

7/28 15:12

霧が少し晴れて、先行く稜線がみえる。

7/28 15:32

ゴールはどこだ？

7/28 17:25

小屋に着いたのは16時くらいだったろうか。フラフラ。小屋前のベンチに倒れこむ。
夕食後、外に出ると笠ヶ岳が見えた。

7/28 17:25

あっという間に霧の中。登頂は明朝に。

7/29 5:00

今朝は御来光は望めない。

7/29 5:16

山荘から15分で山頂。
残念ながら、視界は無い。
ここで76歳の女性と会う。ここが百座目。
拍手。
彼女の姿に勇気をもらう。
私もいつか百名山完登できるかも。

7/29 5:57

まだ、1日は始まったばかり。先が長い。急いで下山。山荘下の雪渓を注意深く下る。2年前雪渓で骨折したので、ちょっとトラウマに。

7/29 6:05

笠ヶ岳山荘の優しさを感じるサヨナラの言葉。
昨日はこの辺りフラフラで写真を撮る余裕もなかったけ。

7/29 6:09

ハクサンシャクナゲはここでも。ハイマツの中で競い合う。

7/29 6:23

7/29 6:23

7/29 6:29

この岩の下部を通る。

7/29 6:51

タカネアオヤギソウかしら？

7/29 6:51

チングルマが風車になってしまっている。

7/29 7:55

チシマギキョウ

7/29 8:10

双六小屋を目指す

7/29 8:18

コバイケイソウの大群落

7/29 8:20

7/29 8:28

秩父平はすごい。あっちもこっちもコバイケイソウの大群落。

7/29 8:33

7/29 8:33

今年はコバイケイソウの当たり年だ。

7/29 8:33

7/29 8:36

アオノツガザクラ

7/29 9:11

タカネヤハズハハコ

7/29 9:18

ハクサンチドリとチングルマ

7/29 9:21

ウサギギク

7/29 10:31

霧はなかなか晴れてくれない。

7/29 10:45

大ノマ乗越

7/29 10:52

ミヤマキンポウゲ

7/29 10:53

ハクサンフウロ

7/29 10:55

クルマユリ

7/29 10:58

またまたコバイケイソウの群落

7/29 10:59

7/29 10:59

7/29 11:00

青空が見えた。

7/29 11:06

オタカラコウ

7/29 11:18

山並みが見えてきた。

7/29 11:19

弓折岳

7/29 11:30

ミヤマリンドウ

7/29 11:33

クロユリ見つけた。

7/29 11:38

双六小屋までもう一息

7/29 11:56

人だかりができていた。近づいて見ると、みんなライチョウ鑑賞。

7/29 11:56

7/29 11:56

赤ちゃんライチョウは草むらに入ってしまい捉えられない。

7/29 11:58

7/29 12:12

7/29 12:16

ミヤマセンキュウかしら？

7/29 12:16

ミヤマリンドウ

7/29 12:25

ハクサンイチゲ

7/29 12:30

キヌガサソウ

7/29 12:35

7/29 12:57

草むらにクロユリが沢山

7/29 12:57

7/29 13:15

夏空そして山々

7/29 13:15

双六小屋から

7/29 16:53

7/29 18:29

双六池

7/29 18:30

クロユリ勢揃い

7/29 18:35

いい光景、やっとこんな山並みに出会えた。

7/29 18:42

夕暮れ

7/29 18:52

イワツメクサ

7/29 18:55

夕焼けだ、明日はいい天気かな。

7/29 18:56

7/29 18:57

7/29 19:01

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

akagi27

28日は、長い長いキツイキツイ笠新道に参った。雨具を着ているので、内からも外からも濡れてしまった。だが、花々が咲き乱れ、それを見ながら元気をもらい進んだ。笠ヶ岳山荘近くまでくると、岩岩岩。小屋まですぐと書かれているが、いったいどこが。テン場は見えてきたが、肝心の小屋が見えない。テン泊の女性に「小屋は後どれくらい」と尋ねると、「5分かなあ」その5分が遠かった。到着した時は、山荘前の大きなベンチに倒れ込みしばらく起き上がれなかった。
山荘のスタッフはとても優しくて親切。
倒れ込んだ私を見ていたのか、ザックを部屋前まで運んでくれたり、食事の変更などもすぐに対応してくれたりした。携帯が通じネットが見られるだけでなく、コンセントもあり充電もできた。

29日は、本当は三俣山荘まで行くつもりだったのに、15kgのザックが私の心を揺るがせた。
双六小屋のところでへたり込んでしまった。
もう歩きたくない。
計画を再設定する。ここをベースに黒部五郎岳と鷲羽岳・水晶岳を登ろう。ここに3泊と決めた。
距離は長くなるが、アタックザックでトライすることに。