乗鞍岳 〜コマクサと星空と雷鳥〜
- GPS
- 06:35
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 457m
- 下り
- 437m
コースタイム
- 山行
- 2:22
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 3:57
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 3:58
天候 | 1日目 晴れ☀️ 時々 曇り☁️ 2日目 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三本滝はマイカーで行ける一番上の駐車場で、乗り遅れてもバスを追い越して三本滝で待っていれば間に合いました。 |
写真
感想
この時期高山ではコマクサが咲き乱れ、星空とさらに雷鳥まで見られる所を探し、乗鞍岳に行くことにしました。
乗鞍岳山頂で宿泊ができる施設は3ヶ所で、4日前に空いていたのが肩の小屋しかなかったので、ここに泊って星空の写真を撮りに行きました。
同行した山ガールが登りのバスに酔ってしまい、乗鞍バスターミナル2Fの無料休憩所でしばらく休憩してからスタートしました。
始めはお花畑をぐるっと回り、山レコで雷鳥の目撃情報もあったので、念入りに見て回ったのですが現れず、ガッカリしながら富士見岳に向かいました。
富士見岳ではガレ場に沢山のコマクサが咲いていて、とても感動しました。コマクサは富士見岳だけではなく、周囲の山々にも沢山咲いていましたが、日中は日差しが強く気温が高いため、ちょっとシワシワになっていました。翌朝朝露の滴を纏った姿の方がキレイでしたので、写真を撮るなら朝の方が良いと思います。
初日は午後から雷雨の予報が出ていて、14時頃肩の小屋に着いたので、これから剣ヶ峰に登っても途中で雷雨にあったら隠れるところもなく危険と判断し、小屋でゆっくり過ごすことにしました。この小屋には何とお風呂があり、石鹸やシャンプーは使えませんが湯舟につかることができました。ただ皆汚れを落とさず入るため、湯舟はアカが浮きまくってました。まあ〜これも仕方ないのかな?
夕方遠くで雷が鳴っていましたが、小屋には雨が降らず曇りがち、夜の星空は見られないかなと思いながら寝ました。夜中目が覚め空を眺めると星が沢山出ていたので、急きょ星空撮影会となり1時間くらい撮影していました。星は肉眼で見るよりも写真の方が沢山見えるのですね。
翌日4時に剣ヶ峰に出発する予定でしたが20分程遅れてしまいヘッデンを付けて出発しましたが、途中で日の出を見てから山頂に着きました。頂上小屋には話好きの小屋番さんがいて、楽しいお話を沢山聞かせて頂きました。
下山途中ガスが出てきて自分の影がそのガスに写り、えっこれってブロッケンでは?初めて見ました。
下山は7時の朝食に間に合い、朝食後に9時のバスに間に合うように出発しました。
途中でお花畑に人が集まっているのを見て、もしや雷鳥でもいるのか?と思って寄っていると、いました!ライチョウのメスが岩の上で周囲を警戒していました。ヒナの姿は見えませんでしたが、多分下にヒナがいたので警戒していたものと思われました。
コマクサ・星空・雷鳥と、今回の山行では見たいものがすべて見られた、記憶の残る山行でした。
私も行きましたが、星空は最高でした。ご来光はいまいちでしたらが、雷鳥が現れラッキーでした。細かくレポートされてますので、色々思い出し又行きたくなりました。
コメントありがとうございます
私が就職したての頃、何十年も前の話ですが、その頃はまだマイカーでバスターミナルまで登ることができました。その時は背の低いハイマツにビックリしたのを覚えています。
花とか雷鳥とかには一切興味がなく、唯々友達とはしゃいでいました。
年をとると自然のものに興味が湧いてきて、高山植物や雷鳥などの動物、夜空の星空など写真で撮りたくなって今回乗鞍にきたのですが、やはり良い所ですね。
肩の小屋も古さが目立ちますが何か味があり、和む宿だったので、今度は是非1泊で行ってみてはどうでしょうか?
kitsunai
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