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Yamareco

記録ID: 1957887
全員に公開
ハイキング
飯豊山

飯豊大日岳〜御西岳〜飯豊本山、灼熱の雲上トレック

2019年08月03日(土) ~ 2019年08月04日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
41:21
距離
33.3km
登り
2,463m
下り
2,484m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:30
休憩
1:26
合計
11:56
4:27
158
スタート地点
7:05
7:06
22
7:28
7:33
14
7:47
7:47
52
8:39
8:42
14
8:56
8:57
11
11:12
11:13
30
11:43
11:43
17
12:00
12:02
6
12:08
12:49
91
14:20
14:21
19
14:40
14:41
10
14:51
14:53
24
15:17
15:18
47
16:05
16:06
13
16:19
16:22
1
16:23
2日目
山行
17:04
休憩
1:02
合計
18:06
3:43
14
3:57
3:57
19
4:16
4:18
22
4:40
4:40
20
5:00
5:00
20
5:20
5:21
20
5:41
5:42
8
5:50
5:58
35
6:33
6:34
74
7:48
8:02
51
8:53
8:54
46
9:40
9:57
10
10:07
10:07
18
10:25
10:25
19
10:44
10:47
20
11:07
11:12
25
11:37
11:37
22
11:59
11:59
37
12:36
12:39
18
12:57
12:59
19
13:18
13:20
10
13:30
13:30
37
14:07
14:07
30
14:37
14:37
249
18:46
18:46
22
19:08
19:10
19
19:29
19:29
140
21:49
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川入ショート
コース状況/
危険箇所等
行動時間 12時間+18時間
標高範囲 700m〜2100m
気温 日中灼熱地獄
山で会った人 1日に100人
ハイマツ 1700mから切り合せの先
スマホカウント 15000歩11キロ + 50000歩37キロ
熊対策 います スプレーと笛
虫対策 蚊取り線香持参
雰囲気
登山道様子 OK
トラブル 小屋のオヤジがこわ
満足度 80%
鬱蒼のブナの中いく
2019年08月03日 05:02撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 5:02
鬱蒼のブナの中いく
オヤジに抜かれ
2019年08月03日 06:15撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 6:15
オヤジに抜かれ
三国の頂上に小屋
2019年08月03日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 7:27
三国の頂上に小屋
向かっていく
2019年08月03日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
8/3 8:26
向かっていく
三国小屋
2019年08月03日 09:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 9:07
三国小屋
いつもここから見える盆の大日岳
2019年08月03日 09:16撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
8/3 9:16
いつもここから見える盆の大日岳
ミヤマクルマバナ 飯豊特有らしい
2019年08月03日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 9:30
ミヤマクルマバナ 飯豊特有らしい
ニッコウキスゲだけはすぐわかる
2019年08月03日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 10:12
ニッコウキスゲだけはすぐわかる
切り合せの向こう
2019年08月03日 11:40撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 11:40
切り合せの向こう
マツムシソウでした
2019年08月03日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 12:03
マツムシソウでした
切り合せ
2019年08月03日 12:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 12:22
切り合せ
その向こうでようやくハイマツ 1700m
2019年08月03日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 12:55
その向こうでようやくハイマツ 1700m
チングルマでした
2019年08月03日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 13:27
チングルマでした
連邦ガスってきたが
2019年08月03日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 14:20
連邦ガスってきたが
クルマユリちゃんも分かる
2019年08月03日 14:47撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
8/3 14:47
クルマユリちゃんも分かる
あの前坂の向こうが小屋だが
2019年08月03日 15:06撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 15:06
あの前坂の向こうが小屋だが
ついに一王子
2019年08月03日 16:04撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 16:04
ついに一王子
本山小屋
2019年08月03日 16:15撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 16:15
本山小屋
夜明けは次の日
2019年08月03日 19:14撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/3 19:14
夜明けは次の日
頂上もひっそりで
2019年08月04日 04:14撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
8/4 4:14
頂上もひっそりで
御西の方へ、頂上人影
2019年08月04日 04:17撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 4:17
御西の方へ、頂上人影
雲上のトレック 灼熱の始まり 目指す三角は大日岳 手前平坦が御西
2019年08月04日 04:41撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
8/4 4:41
雲上のトレック 灼熱の始まり 目指す三角は大日岳 手前平坦が御西
御西の異様なニッコウキスゲの大群落
2019年08月04日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
8/4 5:22
御西の異様なニッコウキスゲの大群落
平坦な御西岳山頂付近
2019年08月04日 05:41撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 5:41
平坦な御西岳山頂付近
小屋
2019年08月04日 05:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 5:59
小屋
なお先に行くことに 手前三角大日岳 左オンベ松の牛首
この雪渓の下水場は冷えていた
2019年08月04日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
8/4 6:03
なお先に行くことに 手前三角大日岳 左オンベ松の牛首
この雪渓の下水場は冷えていた
ハクサンシャジン
2019年08月04日 06:18撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 6:18
ハクサンシャジン
まだ午前6時過ぎ 変な影
2019年08月04日 06:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 6:33
まだ午前6時過ぎ 変な影
主稜線の左北股、右烏帽子
2019年08月04日 06:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 6:33
主稜線の左北股、右烏帽子
目の前のトンボ
2019年08月04日 06:53撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 6:53
目の前のトンボ
まもなく
2019年08月04日 07:31撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 7:31
まもなく
標識頂上
2019年08月04日 07:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 7:48
標識頂上
ここ
2019年08月04日 07:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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8/4 7:50
ここ
オヤジ
2019年08月04日 07:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
8/4 7:50
オヤジ
オンベ松の牛首
2019年08月04日 07:58撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 7:58
オンベ松の牛首
文平の池
2019年08月04日 08:53撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8/4 8:53
文平の池
撮影機器:

感想

グレートサミッツ国内編 NO273
飯豊連峰(飯豊山〜御西岳〜大日岳)灼熱の雲上トレック
 何度も日帰り入山したが、未だ到達できない連峰の三山。梅雨明けだからテント持ってその気で行く。川入のショートカットから(地元の民宿に泊まると、登っていいよとか)、2時間で稜線、さらに2時間で三国小屋。でも下の林道で見かけたあの図太い大タヌキは、きっと熊でしたね。(帰りにも遭遇した人とすれ違い)。
 早くも三国のオヤジに脅かされた。「CCレモンかな、コーラかな」と迷っていたら「遊んでいないでさっさと決めなよ」。そういう地域ですよ。飲み終えたボトル出すと「別途100円」。
 さっさと出て頑張って切り合せへ。ここのただ水は6月に来た時も満水で、この無謀親切ぶりがいいです。ビールで乾杯。
 ただ強烈に暑くなってきた。6月に来た時の草履塚が、最高到達だったから、せめてそこまではと思ったが、もうバテバテ。坂が上れなくて、止まって寝転ぶ。脱水ですかね、けっこう水飲んでるけれど。切り合わせで2リットルくみ上げたのも、また重くてね。
 ヘトヘトで本山小屋のテント場へ。ここでもビールとか、1人千円支払ってツェルト張る。風でバタバタうるさかったけど。トイレまで10分も遠いけど。明日はどこへいくか。
 隣のテントの明かりで、3時に起床。日の出は4時過ぎだけど、まあ飯でも食うか。しかし食欲ゼロで、優雅にコーヒー(ドリップ)とパン。お湯を入れるだけのカップ飯を昨夜食べたが、まずくて残した。
 暗い中ライト付けて、薄手ダウン(こんなもん、持ってるよ)、水、間食他で、徒歩20分の本山頂上目指す。数人動き出したり、遠くから迫ってくるライトもあって、夜明け前って案外好きだ。頂上で開放して日の出撮ってるのがいて、その脇から「御西岳へいくか」と、急に本気を出す。
 まだ涼しい。雲上トレックとはまさにこういうことか。北岳〜農鳥岳くらいの楽しみがある。ここから大日まで行くとして往復8時間。朝4時に出て、戻ってくるのが昼って、ホンマか。
 しかし徐々に暑くなって、灼熱砂漠のような様相に。日陰がない。飴しゃぶりながらじゃないと、口が乾いてどうしようもない。その飴も甘ったるくて。水も案外がぶがぶ飲む。御西までの平原には、ニッコウキスゲが異常に咲き乱れていた。この辺りハイマツ上部(1700m〜)につき、鹿がいないから食い荒らされないか。6時過ぎで早くもトンボが相当数吹きあがってきて、ために虫がゼロとは大歓迎(トンボも虫の仲間か)。水のせいで、尾西の有料トイレで老廃物を撤去してから、一層快適になってきた。戻ってくる客人も多く(誰もが大日などは往復だ)。3時間半で往復できるよとか、楽しいこと言ってくれるわけで、しかも今日も快晴だから、もういくっきゃない。二度と来ないが。
 朝っぱらから千鳥足で、向こうに北股岳、手前に烏帽子。大日が目の前に大きく。花見しながらテレテレ歩いていく。大日の直下まで来て、案外急だなあと。見かけは三山の中でも盆のように丸くて、それは三国辺りからもよく見えるわけだ。ガサゴソとようやく登り着いて、ああついに大日に。私オンベ松か牛首まで登ったこともあるんですけど(熱心だ)。すぐ向こうに低いけど西大日岳らしいが、どうやって行ったらいいんだ。後続に二人いたけど、その辺りから引き返したそうで、残念。少しいて下ろう。ここから2時間でまた御西。小屋の手前で雪渓への踏み跡があって、ああこちら側の水場。残雪豊富でその下のキンキン水が流れて、汲んだついでにがぶ飲み。これで一気にダウン。がぶ飲みはダメだと、高校時代の元兵隊の軍国教師に散々言われたの思い出して、やっぱり適度が大事か。
 小屋前のベンチのおばちゃんは、その雪融け水場のキンキン水で、1時間も休憩して大満足とは、その余裕が大事なのだ。(真夏の水分は、やっぱりぬるま湯をちょっとずつ何度も飲むみたい)。またドリンクチューブでも使うか。
 ダウンしながら、本山への少しの登り返しも相当にちんたらムードで、ようやく戻った。小屋でやっぱりビールにして、ほとんど少ないテント場で、潰したテント撤収しながら、青森もおばさん二人と雑談して、日帰りがすっ飛んで戻るところ、ちんたら下山開始。下りはそれでもいいのだが、草履塚程度の登り返しが全くダメで、ダウン長時間の休憩とか。切り合せで四川風のカップ麺食ったら、こんな辛いもん食べられるわけなくて大残しに大失敗。再度コーヒー飲み始めようだが、靴でこぼして、残りパンもまずい。仕方なく出る、15時。
 この時間でも数人に抜かれるが、途中で昼寝するが、まだ暑い。三国には17時半で「宿泊施設には16時半までに到着するように」と書いてある小屋に「ジュースください」とは言い憎くて我慢して無視。テラスで客がビールのんで「今から下るの」の独り言。ええ19時まで明るいですからとは、思っただけ。田舎の山小屋は地獄並みに相変わらず怖いよ。
 1時間で岩稜下って、分岐まで来た。遅いすれ違いに「地蔵の下りにクマがいた」とまた言われて、でも彼今から登って、どうするんだろう。大声と笛で、叫びながらようやく巻き道の水場に。ここで長居してやっぱり冷え水飲んでしまって、暗くなってライト。
 少し先の小屋跡に19時。あと2時間で下れる安心感でショートへ。途中で何度も昼寝(夜寝)しながら、フラフラで確かに2時間後に下山してクルマへ。ああ大バテだったけど、御西、大日の夢にうなされる数日が続きそうだ。真夏の熱波では、水飲料には要注意。怖いオヤジも覚悟で。しかも坂下ICまで真っ暗な山都の町通過とか、ファミマもあるが、どうにも違和感で、コーラとアイスクリームで帰途へ。

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