日本最後の秘境と最奥の温泉巡り(折立〜薬師・水晶・鷲羽〜新穂高)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 64.7km
- 登り
- 5,063m
- 下り
- 5,311m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:15
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 10:35
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:30
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 9:35
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス
復 濃飛バス 新穂高ロープウェイ13:46 平湯温泉14:28 890円 名鉄バス 平湯バスターミナル16:55 名鉄バスセンター21:20 5,900円 |
その他周辺情報 | ホテル穂高 日帰り入浴 800円(毎日アルペン号割引600円) |
写真
装備
個人装備 |
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
目薬
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感想
【はじめに】
▶誰もが憧れる日本最後の秘境と言われる雲ノ平と、日本一遠い(日本最奥の)温泉と称する高天原温泉を巡りながら、薬師岳、水晶岳、鷲羽岳の日本百名山3座をセットで縦走する欲張りプランを組んでみました。
▶毎日アルペン号で折立から入って、新穂高へ抜け平湯から名鉄高速バスで帰るパターンが料金的にも安く、日程的にもロスがない最適プランと考えました。
▶盆休みで山小屋は激混み覚悟でしたが、案の定泊まったどの小屋も2つのふとんに3人と予想通りの展開となりました。
▶ 一方台風10号の接近で天気が心配されましたが、4日間ほとんど晴れてくれて天候に恵まれたことを感謝しています。
【1日目】
▶計画で薬師岳を入れるか迷いました。最初の太郎平小屋到着が早ければ決行しようと折立から飛ばしました。10時30分には小屋泊の受付も済ませ、アタックザックで薬師岳に。15時前には太郎平小屋でゆったりしていましたから、初日からよく頑張りました。
【2日目】
▶雲ノ平では、午前中の天気が安定した中で景色を楽しみたいと出発から急ぎます。4時間ちょっとで雲ノ平山荘まで到着できました。計画では祖父岳は入っていませんでしたが欲張って足を延ばすことに。スイス庭園も寄って、山頂からは360度の大展望。
▶雲ノ平山荘まで戻って高天原温泉へ。夕方雨予報で、雨の中の露天風呂は避けたかったのでペースは早め。その日は終日晴れて露天では至福の時を過ごすことができました。ランプの宿の高天原山荘。電気なしで薄暗かったものの、奥地に来たことを実感できました。
【3日目】
▶太郎平小屋で登山届を出したときに、「3日目の行程が厳しいかも、早出早着を心掛けて」と言われたことが頭にあり、この日も朝食食べてすぐ出発です。
▶下方に岩苔小谷の沢音を聞きながら水晶岳の山腹を上がっていきます。沢に合流するとお花畑が見事。岩苔乗越に登りつめる手前で雷鳥ひなが突然現れお出迎え。母鳥とひな2匹がクークー鳴いて連れ添っていました。
▶ワレモ北分岐でザックをデポして水晶岳へ。烏帽子岳・野口五郎岳の裏銀座、燕岳から常念岳の表銀座、北は先週縦走した後立山連峰、薬師岳から見れなかった立山、剱岳、雲の上からかすかに富士山も見ることができて大絶景を満喫しました。
ザックを回収して鷲羽岳へ。ここでも大絶景。中でも鷲羽池と槍・穂高のコラボが絵になりました。
▶三俣山荘に下って12時半。宿の受付をすると混雑予想に、今からなら双六小屋までと勧められパスすることに。
▶三俣蓮華岳では黒部五郎岳は雲の中、槍の穂先と目指す双六岳への稜線もガスが立ちこめ残念なことに。
▶とりあえず双六小屋には15時前についてこの日の長丁場を終了しました。
【4日目】
▶前日の眺望ゼロのリベンジとして、ご来光を見るために3時半に早起きして双六岳山頂へ。満天の星空に期待が高まります。日の出30分前からスタンバイ。360度の大展望にリベンジ成功。燕岳方面から昇る朝日に染まる山頂。早起きした甲斐がありました。
▶この日は新穂高に下りるだけですが、見所は槍・穂高の姿を映し出す鏡池。雲がかからないうちにと急ぎます。途中、弓折乗越が鏡平山荘に下りていく分岐であることを見逃し、気づけば弓折岳まで来てしまう。急いで戻って鏡平山荘そして鏡池へ。白い雲がかかって青空が消されるものの、槍穂の稜線はバッチリと写真に収めることができました。名物天然氷のかき氷もおいしかった。
▶後は急ぐ必要もなくのんびり下山。12時40分ごろ新穂高に無事到着。ホテル穂高で日帰り入浴。最後の汗を流して帰宅の途に着きました。
【最後に】
▶迷ったけど小屋泊正解でした。テント担ぐ体力はなかったかな。
▶反省は、全日程急ぐあまり、余裕を持てなかったこと。もう少し景色や風情を味わうことができたと思います。
▶とにかく疲れたけど北アルプスの醍醐味がたっぷり詰まった濃密の4日間でした。
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