中央アルプスは厳しかった( ;∀;)(越百山–空木岳–宝剣岳‐木曽駒ケ岳)

2019年08月11日(日) ~ 2019年08月14日(水)

• GPS: 31:10
• 距離: 35.8km
• 登り: 3,840m
• 下り: 3,735m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:45

11:11 伊奈川ダム入り口
11:47 11:48 伊奈川ダム上駐車場
11:51 12:03 ランチ
12:46 12:46 福栃平(南駒-越百分岐)
13:56 13:57 下のコル(四合目)
14:15 14:15 上のコル
15:42 15:55 上の水場
16:56 越百小屋

2日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:01

6:26 越百小屋
7:13 7:27 越百山
8:41 8:45 仙涯嶺
10:32 10:41 南駒ヶ岳
11:22 11:22 赤梛岳
12:50 13:01 空木岳
14:37 14:48 木曽殿山荘
15:00 15:15 木曽義仲の力水
15:27 木曽殿山荘

3日目

• 山行: 9:28
• 休憩: 1:16
• 合計: 10:44

5:36 宿泊地
6:04 6:06 東川岳
7:31 7:32 熊沢岳
9:16 9:23 檜尾岳
9:25 9:55 道迷い
11:27 11:28 濁沢大峰
12:50 12:50 島田娘
13:03 13:04 極楽平
13:17 13:17 サギダルの頭
13:25 13:28 三ノ沢分岐
14:05 14:13 宝剣岳
14:30 14:52 宝剣山荘
14:53 14:54 天狗荘
15:34 15:34 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
16:03 16:03 分岐
16:20 玉乃窪山荘

4日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:02
• 合計: 5:07

5:46 玉乃窪山荘
6:37 6:37 8合目
8:44 8:45 金懸小屋
10:19 10:20 敬神ノ滝小屋
10:53 ダム入り口

天候

8/11　晴→13:00〜16:00土砂降り→雨→16:30曇り
8/12　晴→曇り
8/13　晴→曇り→小雨→曇→17:30大雨のち　曇りと強風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

◇行き
10日　福岡天神20:40ー7:30(予定7:50)名古屋 （西鉄夜行バス 11500円）
11日　名古屋8:15ー中津川9:32 jr快速 10:00ー大桑10:34 jr普通(1940円)
　　　※中津川以降ICカード不可(-_-;)
　　　 大桑ー伊那川ダム （5400円　南木曽タクシー）

◇帰り　（下山道　当日、福島B→上松Aコースに変更）
14日　下山口ーJR上松　10分（2100円　おんたけタクシー）
　　　※上松駅は、特急は止まらない。しかも、2〜3時間に1本程度！！
　　　　タクシー代高くなっても、木曽福島駅に行くべき！
　　　JR上松11:56−中津川12:54　13:06−14:01名古屋　特急しなの※座れず
　　　　次の快速(始発)で行ったほうが座れ安いし、30分遅れるだけでした( ;∀;)
　　　　名古屋14:01ー博多17:33　のぞみ自由席
　　　　（上松から博多18960円）※名古屋から座れた(^^)v　

その他周辺情報

◇山小屋
11日　越百山荘　1泊2食　9000円　弁当1000円
　　　※水は、すべて自分で用意（購入可）
　　　　上の水場から1時間（途中で汲んでくる）　
　　　冷えてないビール　500と600円　酒600円　豆から挽いたコーヒー500円
　　　更衣室なし、乾燥室なし
　　　この日は、布団1枚に一人。（布団の上にシュラフ＋毛布でした）
　　　予約なしでは、泊まれません。
12日　木曽殿山荘　1泊2食　9000円　弁当1000円
　　　※水は、すべて自分で用意（購入可）
　　　　木曾義仲の水まで、11分。
　　　冷えてないビール、缶酎ハイ　500円
　　　更衣室なし、乾燥室ーあったが、暖房入れてない。
　　　この日は、布団2枚に3人。（敷布団は薄い）
　　　予約なしでは、絶対に泊まれません。
13日　玉乃窪山荘　1泊2食　7000円　弁当700円
　　　水ー無料
　　　冷えたビールなど　600円
　　　シャワー‼　500円（宿泊者のみ）ドライヤーあり。
　　　更衣室あり、乾燥室はないですが、靴を乾かせてもらえます。
　　　この日は、宿泊者3名のみで、大部屋使い放題〜。

写真

8/11 11:01

伊那川ダムへの入り口。ここまで、タクシー。

8/11 11:10

豚コレラウィルス防除

8/11 11:14

トンネルは、涼しかった〜

8/11 11:20

コバルトブルーの伊那川ダムに着きました。

8/11 11:23

昨年の川の崩壊で、道は崩れていました。

8/11 11:39

崩壊後

8/11 11:41

橋の手前が無くなっています。

8/11 11:46

南駒ケ岳（北沢尾根）と越百山（遠見尾根）の分岐

8/11 12:21

キバナヤマオダマキ

8/11 12:46

初めは、すごい急登。

8/11 14:35

晴れていたのに、大雨が〜

8/11 14:47

道は、もっと大きな流れになっていきました。全身（靴下も）、びしょびしょ( ;∀;)

8/11 15:37

上の水場へ、ここから1〜2分。

8/11 16:10

ゴゼンタチバナ

8/11 16:53

やっと越百小屋が〜。

8/11 17:31

越百小屋夕食。この日は、小屋のご主人が不在のためか、天ぷらでなく、カレーとおでんでした。

8/11 18:16

おしゃれな越百小屋。

8/11 18:41

トイレは、この夏新しくなったばかり。今まで行った山小屋で1番きれい。

8/11 18:42

トイレは、土足厳禁。

8/12 4:56

越百小屋の朝食。ホテルのようなプレート。お味噌汁とマイタケ？の炊き込みご飯が薄味で、とてもおいしかったです。特別にコーヒーを頂き（コーヒーは夜だけ）、ゆっくり過ごし、遅めの出発。

8/12 6:24

小屋出てすぐの、崩壊したところ。

8/12 6:56

モミジカラマツ

8/12 7:03

越百小屋が見えます。

8/12 7:13

越百山山頂。来てよかった〜。

8/12 7:22

満面の笑顔(^^)v

8/12 7:35

左の山が南駒ケ岳、右がこれから行く仙涯嶺。

8/12 8:23

小さな岩山を巻いていきます。

8/12 8:27

8/12 8:45

振り返って、仙涯嶺を見る。

8/12 8:58

左が空木岳

8/12 8:58

ミヤマダイコンソウ？

8/12 9:12

ヒメウスユキソウが、あちこちに咲いてました。

8/12 9:12

ヒメウスユキソウ

8/12 9:14

途中の尾根。

8/12 9:23

後ろは仙涯嶺

8/12 9:33

ヤマハハコ（山母子）

8/12 9:34

サクライウズ（桜井鳥頭）

8/12 9:54

南駒ケ岳が正面に。

8/12 9:57

キバナシャクナゲが、少しだけ残ってました。

8/12 10:03

越百小屋のお弁当。おにぎりは、おいしい梅干しと、混ぜご飯。

8/12 10:30

南駒ケ岳山頂。晴れて嬉しいです。

8/12 10:41

2つ目の高い山が、これから行く空木岳。

8/12 12:33

途中は巻く。

8/12 12:44

空木岳は、もう少し。

8/12 12:46

タカネツメクサ（高嶺爪草）

8/12 12:55

空木岳山頂。喜びのポーズ(^^;　ガスって、残念！

8/12 13:11

反対側からだと、難しいところが1か所。

8/12 13:24

結構な傾斜

8/12 13:29

鎖、足場に感謝。

8/12 13:35

右の尖がってるのが、空木岳。

8/12 14:34

やっと、木曽殿山荘。

8/12 14:57

水場まで11分かかりました。帰り道が遠かったー。

8/12 15:00

木曾義仲の水は、おいしかった。

8/12 15:21

サクライウズ。水場のまわりは、お花畑。

8/12 17:04

木曽殿山荘の夕食。食べかけですいません。炊き込みご飯、おでんは、私には塩辛かった。白いご飯ならよかったのに。松茸の味お吸い物かな？

8/13 5:41

午前中は晴の予報。台風10号は、まだみたい。

8/13 6:02

東川岳山頂。左は、御嶽山。

8/13 6:09

左から4つの目が、宝剣岳。今日は、あの先まで本当に行けるかしら？

8/13 6:16

1番近くに見えた御嶽山。

8/13 6:28

下の町まで、見渡せる〜。

8/13 6:34

これから、アップダウンが続く(-_-)

8/13 7:26

結構、登ってきました。

8/13 7:36

熊沢岳山頂

8/13 7:45

遠くの左から3つ目が、宝剣岳。そこまで尾根、どんだけ〜！

8/13 8:11

ザックを下に渡して、やっと降りれました( ;∀;)

8/13 8:45

ムカゴトラノオ

8/13 8:47

ハクサンイチゲ

8/13 8:47

チングルマは、ここだけでした。

8/13 8:50

ツマトリソウ

8/13 9:02

8/13 9:11

チョウノスケソウ（黄色）　開花後

8/13 9:14

檜尾岳山頂。ここから．．．

8/13 9:29

しだいに藪漕ぎになり、GPSを見ると少し道がずれてました。引き返し、30分ロス。藪の中でスマホとナイフを拾う。

8/13 9:57

藪をでたら、サル達が50頭ほど。

8/13 9:59

サルは人馴れしてます。

8/13 10:00

親子ずれが多かったです。癒されました♡

8/13 10:05

こちらは、若いサル？

8/13 10:19

カワラナデシコ？

8/13 10:41

また、尾根を越えていきます。

8/13 11:08

きついです。

8/13 11:54

左手に、でっかい三ノ沢岳

8/13 12:18

左が、島田娘。

8/13 12:22

絶滅危惧植物と教わりましたが、名前がわからない

8/13 12:49

左手に、宝剣岳。ここまで、超きついー！

8/13 12:59

千畳敷が眼下に。

8/13 13:20

ついに、宝剣岳。しかし、この体力で登れるのか。

8/13 13:30

上から見ると、恐いが、

8/13 13:30

並行にみると、大したことない。」

8/13 13:35

右が、宝剣岳山頂

8/13 13:37

鎖がしっかりあります。

8/13 13:40

慎重に、登ります。

8/13 13:53

イワギキョウ

8/13 14:00

はみだし岩にて。

8/13 14:06

山頂の岩上。降りるのは、手掛かりがなく、怖かったとのこと。

8/13 14:09

降ります。早く宝剣山荘で、冷たいものか飲みたい。

8/13 14:16

あせらず、気を付けて。

8/13 14:22

予定より1時間半遅れ。お昼は2時までで、何も食べられず(*_*;
降りると、雨が降ってきました。宝剣岳でなくよかったー

8/13 14:54

木曽駒ケ岳に行こうとするも、私の足が進まず。
もどり、中岳は巻道を行きました。

8/13 15:19

巻道は、結構、険しい道でした。

8/13 15:22

巻道は、景色もよかったです。

8/13 15:35

木曽駒ケ岳下で、連合いは山頂へ、私は巻道へ。

8/13 15:39

8/13 15:46

木曽駒ケ岳山頂の祠。

8/13 16:02

眼下に、玉ノ窪山荘と、私？一緒になりました。

8/13 16:07

ヒメウスユキソウは、あちこちに。

8/13 16:16

玉ノ窪山荘。到着すると、お茶と梅酒の梅を頂きました。シャワーを浴びると、疲れが取れたよう。親戚の家のような居心地の良さでした。

8/14 4:58

玉ノ窪山荘朝食。鮎の甘露煮、油揚げといんげんの炒め煮、もやしのナムル、大根の酢の物、煮豆など。

8/14 5:44

昨夜から暴風でしたが、風が弱まり、大丈夫でした。

8/14 5:44

昨晩シャワーを浴びたので、温泉に入らず帰ることになり、上松Aコースを小屋の方に進められ、コース変更。

8/14 6:02

シナノオトギリ（信濃弟切）

8/14 6:09

昨晩の雨で、草木は濡れ、スパッツもビシャビシャに。

8/14 6:16

辛うじて、渡れました。

8/14 6:37

8合目分岐。

8/14 6:39

最後の御嶽山。

8/14 7:07

7合目半！

8/14 8:06

このあたりには、ギンリョウソウが。

8/14 8:41

金懸避難小屋。外にトイレあり。

8/14 8:57

コウモリソウの開花。たくさんありました。

8/14 10:16

やっと、3合目敬神の滝に。

8/14 10:32

そのあと、林道歩き30分。

8/14 10:40

ダムにでてきました。車道にでて、タクシーを呼びました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

ベス

初めての中央アルプスは、厳しかった。
花崗岩峰のアップダウンがあることはわかっていたつもりでしたが、福岡の宗像四塚往復より、ザックが重かった分＋空気が薄かった分、きつかったです。

台風10号で、最終決定は当日の朝。※夜出発でしたので。
初日は、越百山へは、想定外の大雨で、累積標高＋1680mは、きつかった。
越百小屋では、7時ごろまで、皆さんとおしゃべりで、8時前に就寝。

2日目は、まだ濡れたウエア、靴でしたが、快晴で、気分はウキウキ。
距離は短かったのですが、結構なアップダウン。
小屋では、福岡の方等とお話をして、8時に就寝。

3日目は、朝3時半に起き、外にでると星がとってもきれい。今まで1番、星がよく見えました。
5時の朝食後、急いで出発しましたが、遅い方でした。この小屋に泊まるほとんどの人が、空木岳に行き、私たちのような逆コースは、ほとんどいません。

この日が本番と思って気合を入れましたが、思った以上に体に堪えました(^^;
なんとか宝剣岳は登れましたが、中岳への登りは、足がなかなか進まず、一旦戻り巻道へ、また、木曽駒ケ岳も私だけ巻道で進みました。

4日目は、あとは降りるだけと思ってましたが、高度差1790mは、足に来ました。

玉ノ窪山荘で、トランスジャパンの合同練習会に参加されている方にお会いしました。上高地から出発され、ここにきて雨と風で、小屋に避難されたとのこと。
すごい大会に参加される方のお話が聞け、感激でした。

中央アルプスは、避難小屋は充実してるうようですが、営業小屋は少ないです。
北アルプスの営業小屋とは明らかに違います。ビール等も冷えていません。
生半可な山塊ではありませんでした。

※途中で藪で拾ったスマホとナイフは、電話登録にお母さまの電話が入っていましたので、小屋や駅から何回か連絡しました。しかし繋がらず、福岡に戻り、翌朝警察に届けました。そのあと、連絡が取れ本人から電話を頂きましたが、もういらないとの事。警察に届けを出したので、その故ご自分でご連絡くださいとお願いしました。なお、警察は着払いで送ってくれるそうです。勝手にいろいろ心配し、疲れました(-_-)