剱岳, 立山, 奥大日岳
- GPS
- 29:29
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 3,527m
- 下り
- 3,491m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 3:09
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 3:35
- 合計
- 8:42
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 7:01
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 5:58
- 山行
- 0:40
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 0:42
天候 | 10快晴, 11快晴, 12晴れのち曇りのち夕立, 13快晴 日没ごろ雨, 14快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
扇沢第4駐車場 8/10 3時40分ごろ、無料駐車場満車、第3第4駐車場もほぼ満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
剱沢小屋から剣山荘の間にある雪渓は、未明は固くなっており注意が必要 滑り止めなしでも行けました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
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感想
初日、未明の扇沢に到着、予想通り無料駐車場は満車の為止めれず、有料駐車場に向かうこととなりましたが、それでも満車に近い状態でまさに盆休みといった感じでした。扇沢は標高が高い為気温がそこまで高くなく、車中で仮眠をするには問題ありませんでした。
夜が明け、2便のトロリーバスに乗り扇沢を出発、まだ早い時間な為観光客は少なかったですが、それでも室堂までは全て満員でした。
室堂に降り立つと快晴、剣岳から立山三山までくっきりと眺められ、剣沢に向けて出発。雷鳥沢を越え剣御前の登りに差し掛かると、さすがにテン泊装備では非常にキツい登りでした(今回で一番きつかったかも)。
剣御前の分岐を剣沢に向けう瞬間は、いよいよだなと感じました。昼過ぎには剣沢のテン場に到着。日が出ている時間はテントの中が灼熱で昼寝できない程。
翌朝は4時前に出発、まだ暗闇の中をヘッデンを照らしてスタート。剣沢小屋横の雪渓は、まだ日が当たっていないため固くなっており、滑り止め付けずに渡れましたが非常に神経を使う箇所でした。
剱山荘に差し掛かる当りで空が白んできて、後ろ立山連峰のシルエットがとても美しかったです。
剱岳の登りは、一般登山者の最難関と呼ばれるだけあって、非常にタフな登山道でした。ただ、カニのタテバイヨコバイはしっかりとしたルートができてるだけあって、そこまで難所には感じませんでした、むしろ前剱のほうが、急登・浮石が続いており難所に感じました。また、ちょっと休めるような場所が無い為、途中にあるいくつかのピークまでは追い立てられるように登っていかなければならないのがキツかったです。
カニのタテバイを越えると、山頂に近づいていき、最後の登りを終えると素晴らしい景色の山頂にたどりつきました。
山頂に辿り着いた時の達成感はこれまでのどの山よりも感じることができました。
7時を過ぎたあたりで混雑し始めたため下山を開始。途中、登り側はとても渋滞しており、早く出発したことに安堵。
剣沢についた後は、余韻に浸りながらテントを片付け、快晴の劔岳を背に雷鳥沢に向けて出発しました。雷鳥沢のテン場も大混雑していました。
3日目は立山三山の縦走、一昨年も訪れており、その時は雷鳥沢から反時計回りだったので、今回は剣御前から回る時計回りで登ってきました。
途中、剣御前までの登り途中で雷鳥をみかけたり、前日とは違った山行となっていきました。
大汝山までは天気も良く、前日登った剣岳や後立山連峰の眺めが素晴らしく、後立山連峰にかかる雲海がとても美しいものでした。
雄山からは雲も出始め、山頂でのお祓いを受けると直ぐに下山の途につきました。
一の越までの下りは大混雑で混沌とした状態になっていました。登りと下りが分かれているため、下りは渋滞とはなりませんでしたが、登りのほうが大混雑で、さすが盆休みといった雰囲気。一の越からは舗装路をのんびりと室堂まで降り、室堂駅で蕎麦を食べ雷鳥沢のテン場に戻りました。夕方、この旅で初めての夕立にあいました。
4日目はペースを落として、奥大日岳に登山。登山道にコレといった難所もなく、天気も良かった為ハイキング気分で前3日とは違った気楽な山旅を楽しめました。また、剱岳を違う角度から眺めることや、室堂の切れっ端・阿弥陀原の眺めなど、また違った景色を楽しめました。雷鳥沢に戻った後、ガス缶が切れそうになってきたため、念の為室堂まで行き、ノースフェースで購入し、昼食を食べて雷鳥沢へ戻りました。この日の日没ごろ、少し雨が降りました。
5日目は雷鳥沢を遅めにスタートし、室堂に戻るだけでした。快晴であったが台風の影響か風が強い日でした。
もう一泊しようかなとも思いましたが、扇沢⇔室堂の往復券がこの日が期限だった為、やむなく帰路につき、室堂からは今回の山旅で登った山々を眺めて、旅の締めくくりとなりました。
今回の山旅は天候にも恵まれたため、立山をアルペンルート往復券のリミット(5日間)まで満喫することができました。念願の剱岳に登頂をすることができ、雷鳥沢のテン場でゆっくりと過ごし良い山旅となりました。
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