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Yamareco

記録ID: 2007322
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳、前穂高岳

2019年09月06日(金) ~ 2019年09月07日(土)
 - 拍手
GPS
32:50
距離
24.4km
登り
1,971m
下り
1,959m

コースタイム

1日目
山行
8:12
休憩
1:15
合計
9:27
5:20
5
6:00
5
6:45
6:50
12
徳沢園
7:41
7:57
50
8:47
8:50
55
9:45
41
10:26
11:00
5
11:05
5
11:10
50
12:00
36
12:36
12:53
109
2日目
山行
7:00
休憩
1:41
合計
8:41
5:24
40
6:04
6:21
8
6:29
68
7:37
7:45
28
8:13
8:27
28
8:55
9:10
38
9:48
27
岳沢大パノラマ
10:15
53
カモシカの立場
11:08
11:55
81
13:16
33
風穴
14:05
0
14:05
ゴール地点
天候 6日:ガスのち快晴のちガス
7日:快晴
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
さわやか信州号 新宿⇄上高地 \15200
コース状況/
危険箇所等
オール夏道。奥穂高岳でクマの目撃あり。涸沢に降りていったらしい。土曜日は登山者が多く、紀美子平が混雑。
朝の河童橋はまだ霧
2019年09月06日 05:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 5:20
朝の河童橋はまだ霧
徐々に晴れて
2019年09月06日 05:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 5:54
徐々に晴れて
明神岳も綺麗に見えるように
2019年09月06日 06:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 6:35
明神岳も綺麗に見えるように
横尾から見る屏風岩も美しい
2019年09月06日 07:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 7:53
横尾から見る屏風岩も美しい
屏風岩
2019年09月06日 08:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 8:14
屏風岩
屏風岩2
2019年09月06日 08:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 8:39
屏風岩2
キキョウ科の一種かな
2019年09月06日 08:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 8:41
キキョウ科の一種かな
本谷橋。ごうごうと流れる川
2019年09月06日 08:49撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 8:49
本谷橋。ごうごうと流れる川
隣にも橋を建設中のようです。暑い中お疲れ様です。
2019年09月06日 08:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 8:48
隣にも橋を建設中のようです。暑い中お疲れ様です。
Sガレを超えると穂高岳山荘も見えてきた
2019年09月06日 09:58撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 9:58
Sガレを超えると穂高岳山荘も見えてきた
涸沢ヒュッテ到着。ここまできつかった
2019年09月06日 10:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/6 10:26
涸沢ヒュッテ到着。ここまできつかった
涸沢カールはうっすら紅葉していた
2019年09月06日 10:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 10:33
涸沢カールはうっすら紅葉していた
前穂方面も
2019年09月06日 10:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 10:34
前穂方面も
屏風岩の頭。ヒュッテより250m以上高い
2019年09月06日 10:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 10:34
屏風岩の頭。ヒュッテより250m以上高い
涸沢岳から北穂(右)
2019年09月06日 10:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 10:35
涸沢岳から北穂(右)
ヒュッテではおでんをいただきました。本当に美味しかった。からしも付けられる
2019年09月06日 10:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/6 10:40
ヒュッテではおでんをいただきました。本当に美味しかった。からしも付けられる
大天井岳の辺りは少し赤みがかっているのが印象的
2019年09月06日 10:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 10:40
大天井岳の辺りは少し赤みがかっているのが印象的
テントは20張程
2019年09月06日 10:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 10:46
テントは20張程
これぞカールという地形
2019年09月06日 11:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 11:02
これぞカールという地形
登山道を横切るキセキレイ
2019年09月06日 11:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 11:09
登山道を横切るキセキレイ
常念岳
2019年09月06日 11:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 11:43
常念岳
ザイテングラードから見るカールの紅葉
2019年09月06日 13:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 13:02
ザイテングラードから見るカールの紅葉
ザイテンから涸沢を見下ろす
2019年09月06日 13:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 13:12
ザイテンから涸沢を見下ろす
小屋まで20分。てことは40分かかるかな
2019年09月06日 13:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/6 13:59
小屋まで20分。てことは40分かかるかな
山荘到着。ガスが登ってきた
2019年09月06日 14:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 14:42
山荘到着。ガスが登ってきた
奥穂に行く人たち。
2019年09月06日 16:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 16:48
奥穂に行く人たち。
晴れ間が出てジャンダルムも見えた
2019年09月06日 16:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/6 16:51
晴れ間が出てジャンダルムも見えた
奥穂高方面
2019年09月06日 17:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 17:39
奥穂高方面
穂高岳の右に三日月
2019年09月06日 18:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 18:18
穂高岳の右に三日月
夕暮れに一杯
2019年09月06日 18:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/6 18:22
夕暮れに一杯
この時期でもオリオン座が見える
2
この時期でもオリオン座が見える
星空が綺麗。写真は難しかったけど
2019年09月07日 03:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 3:57
星空が綺麗。写真は難しかったけど
だんだん日が昇ってきた
2019年09月07日 04:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 4:56
だんだん日が昇ってきた
2019年09月07日 05:00撮影 by  iPhone 8, Apple
9/7 5:00
2019年09月07日 05:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:02
涸沢と朝日
2019年09月07日 05:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:03
涸沢と朝日
たくさん人が集まってきた
2019年09月07日 05:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:08
たくさん人が集まってきた
ちょっと上から失礼して撮ってみた
2019年09月07日 05:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 5:14
ちょっと上から失礼して撮ってみた
八ヶ岳の方からいよいよ日の出
2019年09月07日 05:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 5:20
八ヶ岳の方からいよいよ日の出
2019年09月07日 05:21撮影 by  iPhone 8, Apple
9/7 5:21
5:22日の出
2019年09月07日 05:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 5:22
5:22日の出
こちらも朝日に照らされる
2019年09月07日 05:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 5:24
こちらも朝日に照らされる
奥穂も
2019年09月07日 05:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:24
奥穂も
笠ヶ岳は山頂だけ照らされる
2019年09月07日 05:32撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:32
笠ヶ岳は山頂だけ照らされる
涸沢岳、槍、北穂
2019年09月07日 05:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:36
涸沢岳、槍、北穂
槍ヶ岳
2019年09月07日 05:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 5:41
槍ヶ岳
この時間はコントラストが出て綺麗
2019年09月07日 05:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 5:43
この時間はコントラストが出て綺麗
穂高岳山荘と槍
2019年09月07日 05:47撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:47
穂高岳山荘と槍
遠くにはなんと富士山まで
2019年09月07日 05:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 5:48
遠くにはなんと富士山まで
奥穂の山頂が見えた
2019年09月07日 05:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:50
奥穂の山頂が見えた
ジャンダルム様
2019年09月07日 05:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 5:50
ジャンダルム様
槍ヶ岳
2019年09月07日 05:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 5:52
槍ヶ岳
馬の背、ロバの耳、ジャンダルム
2019年09月07日 06:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 6:00
馬の背、ロバの耳、ジャンダルム
富士山
2019年09月07日 06:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 6:08
富士山
奥穂山頂到着
2019年09月07日 06:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 6:13
奥穂山頂到着
前穂と富士山
2019年09月07日 06:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 6:16
前穂と富士山
笠ヶ岳
2019年09月07日 06:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 6:18
笠ヶ岳
槍ヶ岳への稜線
2019年09月07日 06:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 6:22
槍ヶ岳への稜線
少しアップで
2019年09月07日 06:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 6:22
少しアップで
反対側からのジャンダルム
2019年09月07日 06:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 6:24
反対側からのジャンダルム
2か月前に上った西穂高岳
2019年09月07日 06:29撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 6:29
2か月前に上った西穂高岳
同じくらいの高さから
2019年09月07日 07:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 7:18
同じくらいの高さから
奇岩と焼岳
2019年09月07日 07:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
9/7 7:24
奇岩と焼岳
メスの雷鳥。晴れててもいるもんですね
2019年09月07日 07:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
2
9/7 7:34
メスの雷鳥。晴れててもいるもんですね
紀美子平。登りは丁寧に印が付いている
2019年09月07日 07:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 7:37
紀美子平。登りは丁寧に印が付いている
前穂高岳到着
2019年09月07日 08:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 8:14
前穂高岳到着
槍ヶ岳
2019年09月07日 08:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 8:14
槍ヶ岳
富士山
2019年09月07日 08:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 8:15
富士山
奥穂と涸沢岳、穂高岳山荘も
2019年09月07日 08:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 8:20
奥穂と涸沢岳、穂高岳山荘も
前穂高岳からも周囲の山は一望できる
2019年09月07日 08:23撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 8:23
前穂高岳からも周囲の山は一望できる
岳沢小屋。これ見えてからがめっさ長いんだよね
2019年09月07日 08:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 8:24
岳沢小屋。これ見えてからがめっさ長いんだよね
北岳の八本歯を思わせるようなこの小ピークが好き
2019年09月07日 09:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 9:39
北岳の八本歯を思わせるようなこの小ピークが好き
岳沢パノラマ。この辺りはどこでも景色が良いんだけど、岳沢の絶景はここが一番かも
2019年09月07日 09:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 9:48
岳沢パノラマ。この辺りはどこでも景色が良いんだけど、岳沢の絶景はここが一番かも
カモシカの立場。自分には立てそうもない
2019年09月07日 10:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 10:15
カモシカの立場。自分には立てそうもない
岳沢小屋。体力を使い果たした。
2019年09月07日 11:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
9/7 11:08
岳沢小屋。体力を使い果たした。
風穴からはヒューっと冷たい風が気持ちいい
2019年09月07日 13:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 13:16
風穴からはヒューっと冷たい風が気持ちいい
林道を抜けて河童橋へ
2019年09月07日 13:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
9/7 13:54
林道を抜けて河童橋へ
河童橋から穂高。こんなに綺麗に見えたのは初めて
2019年09月07日 14:07撮影 by  iPhone 8, Apple
1
9/7 14:07
河童橋から穂高。こんなに綺麗に見えたのは初めて
あそこから降りてきたと思うと感慨深い
2019年09月07日 14:07撮影 by  iPhone 8, Apple
9/7 14:07
あそこから降りてきたと思うと感慨深い

装備

個人装備
調理器具 ライター ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 ナイフ カメラ テント テントマット ヘルメット
共同装備
調理器具 ライター ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 ナイフ カメラ テント テントマット ヘルメット

感想

初めてのテント泊登山。
有休を取ってバスの予約をすると、運のいいことにてんきとくらすでは晴れの予報が出ていました。
着いてみると、しばらくはガス、路面は朝露で濡れており、予想と違うながらもこの後晴れると信じて平坦な林道を歩きます。
やっぱりエキスパートの集まる山域だけあって、少し早めに歩いているのにどんどん抜かれていく。

テント泊装備は11kg。
一般的には軽い方かもしれないが自分にとっては未知の領域。
平坦な道ですら辛くなるのではないかと心配していましたがそこまでではなかった、というのが印象です。

ただ本谷橋を過ぎて傾斜が急になっていくと途端に息が上がりペースが遅くなりました。
涸沢ヒュッテまでが遠くて遠くて…
もう今日は涸沢で泊まろうと一時は本気で考えた程でした。

でも涸沢の景色を見て思いました。
こんな快晴の天気で穂高を満喫しないのはもったいないと。
今回ももったいないオバケが自分に付きまといます。

涸沢から見る穂高岳山荘はとんでもなく高い位置にありました。
たとえ空身でも登れなさそうに思えましたが、時間はあるしゆっくりでもいいから登ろうと決意しいざ出発!

もう、涸沢小屋までのわずかな傾斜で疲労困憊ですよ。
テント泊の受付に何度行こうと思ったことか。

ちょっと歩いては休み、ちょっと歩いては休みを繰り返してようやくザイテングラードの取り付きに到着。
大体半分くらいと言ったところでしょうか。
もうここでテント張っていいですかね?(一瞬でバレそう)

ここからは三点支持で行かなければならない箇所が続きます。
特別危険と感じる場所はなかったですが、涸沢カールの急な斜面に盛り上がった岩場にいるという状況と、もう後戻りできない状況を考えた時に言いようのない恐怖を感じたような気がします。
穂高を舐めてはいけないですね。

虫の息で穂高岳山荘に到着すると、もう辺り一面ガスに覆われてました。
テントを張れる場所は少なく、平日だったから良かったものの、休日なら満杯になるかどうか賭けかもしれません。

初めてのテント泊はバーナーで汁物などを作って食べたり、山荘で食べたり飲んだり、星空を眺めたり、それはそれは楽しい時間でした。
いつのまにか疲れはなくなり明日の山行にも期待が持てる感じです。
この疲れは食べ物の問題なのか高度順応の問題なのか元々の体力の問題なのか。おそらく全部でしょうけどね。
どうしたら疲れずに山歩きできるのか、皆さんどんなトレーニングや行動食をしてるのか気になるところです。山荘でもテント場でもやたらジャンダルム行くと言ってた人が多かったような。

そういえば山荘にいた時、山岳救助隊の方がいらしてました。
奥穂高岳の方で滑落があったようで。
翌日お世話にならないようにしなければ。

翌日日の出の後登山開始。
(涸沢岳も行きたかったが時間と体力の関係でパスしました。)
最初の登りは一歩間違えれば滑落なので緊張しました。
でも昨日と同じ装備なのに体が軽くて、今回の山行で初めて楽しめているという感覚になりました。
途中ずっと見える景色も素晴らしくて、笠ヶ岳や、槍への稜線はもちろん、北、中央、南アルプス、八ヶ岳、富士山等、この私(?)に見えない山などないと言わんばかりの光景でした。
あんまり立ち止まってパシャパシャやれる場所ではないかもしれませんが、もう二度と見れないかもしれないと思うとここでももったいないオバケが発動しカメラ小僧になりました。

奥穂山頂では祠でのちょっとした写真行列になっていました。あそこに登るのはちょっとだけ怖かったけど、絵になる(今で言うバエる)んですよね。制覇した感が気に入ってます。

後、山頂でちょっとしたクマ騒ぎがありました。
すぐ近くまで来たとの事。
実際に目にする事はなかったが、どうやってあんな急斜面を登って来るのか気になります。
ここ最近、この辺りでずっと目撃情報が出ている気がしますが、被害が出たり駆除しない所をみると、大人しい種類なのですかね。知らないけど。

奥穂からの吊尾根は基本的に岳沢側を巻いていく感じでした。ところどころ急な所はあるけれど「恐怖」より「楽しい」が勝つ感じでした。
ジャンダルム〜西穂高岳の稜線が一番間近で見られる場所かもしれません。

紀美子平では、前穂高岳の往復点の為、ザックをデポして行きました。
ここでは同じ様にデポする方や弁当などを食べる方などで凄く賑わっていました。
前穂は急斜面なので落石が起きたら紀美子平って結構危ない箇所ではある気がします。往復時は慎重に。

前穂までの道は一番岩登りという言葉が当てはまりそうな地形でした。
30分程の短い時間ではありますが、身軽なせいか楽だし、ルートファインディングや手足の置き方など考えながら登る楽しみがあります。
ただ細かい石がゴロゴロしているので落石には特に注意が必要になります。
景色も奥穂同様素晴らしかったです。

重太郎新道からはちょうど上高地や岳沢小屋から登って来る人たちと重なる時間帯なのですれ違い待ちが多かった印象です。
森林限界が早めに来るので、今回のような夏場の晴天では登りにはキツイのではと感じました。
当初はこのルートから穂高岳山荘に行こうとも考えていましたが、自分としてはやめて正解だったかも。
岳沢小屋が見えてからなかなか着かないのもこの登山道の特徴かと思います。
ここに着く頃には疲れ果てて、有料の水をガブ飲みでした。
あと自分も含め、オランジーナ買う人の多い事。あの微炭酸はたまらないですよね。

岳沢小屋から上高地へ降りる時、一度道を間違え、分岐で沢の方を降りてしまうと言うミスをしました。何人か同じ間違えをしていたので注意が必要と思います。
最終的には合流すると思いますが結構歩きにくい所なので戻って正解でした。
分岐に目印やロープが欲しいところです。
おかげで温泉の時間に間に合わず、汗の臭いをバスや電車に充満させてしまいました。
唯一の苦い思い出。
帰るまでが登山と痛感しました。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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