念願の親子三代で立山キャンプ縦走。最高の思い出つくれました!


- GPS
- 27:25
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 11:27
天候 | [1日目]快晴 [2日目]山上は快晴、麓は雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立山〜美女平;ケーブルカー約7分乗車 美女平〜室堂;大型バス約40分乗車 往復4,310円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●室堂〜みくりが池〜雷鳥荘〜雷鳥沢キャンプ場; 少し下りもありながらの、石畳ルート。観光客用という感じです。 雷鳥荘からキャンプ場へは急斜面の下り階段になっています。 ●雷鳥沢キャンプ場〜剱御前小舎; 急斜面の石ゴロゴロの道です。 ガレているところもありますが、しっかりしています。 ●剱御前小舎〜別山〜別山北峰; 一瞬、下へ降りそうになりますが、「雄山→」に従って山の方へ向かいましょう。 別山南峰までは普通の斜度です。さらにほぼ平坦にあるいて北峰。 ●別山南峰〜真砂岳(巻き道); まず岩場を200mほど下ります。幼児は勢い余って転倒する恐れあり。 その後は緩やかな稜線歩きから、途中で巻き道へ進めます。 少々ガレたトラバースになるので、幼児は注意。 ハイマツの藪漕ぎのようなところもあり。 ●真砂岳〜富士ノ折立; 急峻にそびえたつ姿に圧倒されますが、斜度としては見た目ほどではありません。 少々の岩場になっていますが、幼児でもクリア可能。 富士ノ折立のピークに立たずとも、巻き道を行くことも可能です。 ●富士ノ折立〜大汝山(立山)〜雄山; 斜度はほとんどないですが、大岩に足を取られないよう注意。 雄山山頂へ行くには、登拝料を支払う必要があります。(御祈祷もいただけます) ●雄山〜一の越山荘; ガレた急斜面下りです。一気に標高が落ちます。落石に注意。 ●一の越山荘〜雷鳥沢キャンプ場; 室堂方面と雷鳥沢方面との分岐点が下り側ではわかりにくく、見逃しました。 河原を歩く感じで少々気を使います。 室堂経由で安定した道を行った方が早くて良いかも知れません。 ★雷鳥沢キャンプ場はテント500円/1人、水は豊富です。(ただし塩素消毒済み) ペグは刺さりにくいですが、半分くらいは刺さります。 ●イオンモバイル(docomo電波)状況; 室堂から上は、ほぼ全域でよく繋がりますが、バス内では圏外が多いです。 |
その他周辺情報 | ●下山後のお風呂;「よしみね ゆ〜ランド」 https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 大人610円 (中学生以上)小人310円 (3歳以上小学生まで) JAFまたはモンベルで10%割引あり。 リンスインシャンプー、ボディソープあり、ドライヤーあり、鍵付きロッカーあり |
写真
装備
個人装備 |
GPS(1)
ストーブ・ライター(1)
レインスーツ(1)
携帯電話(2)
ツエルト
エマージェンシーシート(1)
救急セット(1)
防寒着
着替え(1)
デジカメ(2)
携行食(2)
地図
コンパス(1)
ドリンク(2)
ヘッドランプ(1)
テントセット(1)
シュラフ(2)
予備電池(2)
サブザック(1)
ヘルメット(1)
スパッツ(1)
子供用着替え
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感想
3連休。前々から母と妹と、息子くん連れて山でキャンプしようと計画。
本来、白山でテントの予定だったが、南竜が当面テント禁止・・となると、立山か。
エスケープ豊富な立山。春に行ったときと同じコースをぐるり縦走の計画。
念願だった母孫キャンプは、北アルプス縦走のおまけ付きに。天気も良さそうでワクワク。
さすがに秋の快晴予報の3連休中日。激混みを予測し、前夜入り。
それでも駅近の駐車場は満車状態・・先が思いやられるが、なんとか空きを見つけて車中泊。
翌朝。4:45起床。
ケーブルカーの券を求め4:50に行くと既に長い列・・5:10販売開始ならそんなもんか。。
始発2本目となる6:10発をゲット。無事に乗り込みます。ここで母妹の2人とも合流。
息子くんは、ハニカミながら、おばあちゃんとお姉ちゃんとの山行に嬉しそう。
まだ早朝で車中目を閉じる二人にちょっかいを出しながら。
ケーブルカー、バスと乗り継ぎ、7:10頃に室堂へ。
展望台からは予想以上のキラキラの青空に無風の大絶景。
今日もいい日になりそう。半袖でも暑いくらいです。
まずはハイキングコースを、みくりが池〜地獄谷展望台を経て、雷鳥沢キャンプ場へ。
テン場はなかなかの混み具合だが、広々スペースなので良い場所を選んでテント設営。
「サクちゃんは緑?」いつもと違い、2張のテントに息子くんも大興奮です。
まぁ、今日もこれからどんだけ歩くのか全く理解してないんだが。。
テント設営後、9:15。剱御前側から周回山行開始です。
まずあの見えている小舎を目指して。
最標高差は600mほどだが、急登と高度順応からか、なかなか疲れます。
息子くんも、「あと何分ー?」とイヤイヤの始まり。。
表情見ると、一人だけ息すら切れてないんですがね。。
やはりメンタル面だけか。お菓子を入れながらノンビリ。
少し秋めいた草紅葉の間を登り続け、振り返ると富山市街方面は真っ白な雲海に。
空の青と雲の白。上がるほど輝く絶景にテンション上がります。
息子くんも、すれ違うハイカーさん、おばあちゃんやお姉ちゃんに励まされながら一歩一歩。
最後は九九を一の段からゆっくり言ったり、しりとりをしながら11:30。剱御前小舎へ。
皆で眺めたかった剱岳をバックに大休憩。ホント疲れも吹き飛びます。風も心地よい。
写真撮ったり、おにぎりを食べたり。30分もノンビリしてしまいました。。
しっかり休憩したら、登りをイヤがる息子くんの手を引っ張り、別山へ。
前回訪れなかった北峰からは、剱岳の全貌がバーン。こちらで昼食にします。
絶景に囲まれて皆で食べるお昼ご飯はホント最高。ここで下山しちゃっても良いくらい。。
30分ほど昼食したら、次へ。はっきり見えている雄山の奥社は近いような遠いような・・
すでに大半登りあげているので、息子くんも超・元気。
特に下りは大得意。皆を引っ張って駆け下りていきます。
躓きかけてもナイスなバランス。こっちがハラハラです。
別山から離れれば離れるほど辺りはまさに360°の大絶景に。
振り返れば剱岳。北西の富山市街側は飛び込みたくなるような雲海。
反対側には白馬三山。目の前には雄山。上空はキラキラの青空・・
これだけ清々しい空気の中でこんだけの景色はなかなかないでしょう。
単調な登りが続くと息子くんの機嫌を損ねるので真砂岳は巻道を通ると、それが大正解。
少しザレたトラバースになるが、冒険のような道とハイマツのトンネルが楽しかったよう。
おしゃべりも快調に。
真砂を巻いたら、あとは富士折立〜大汝をクリアするだけです。
富士折立は急峻な見た目よりも実際歩くと比較的緩やか。
しかもアスレチックのような岩場となると、ますますやる気もアップ。
途中ootoさんとの久しぶりの遭遇もあり、すれ違う方々からの声かけにも励まされました。
15:20 お香の漂う東南アジアチックな避難小屋でコーラを飲んだら、最高峰の大汝山へ。
いつか息子くんと来たかった立山最高峰。息子くんにとっては百名山7座目。
よく歩ききりました。皆で写真撮影し、16:09雄山へ。
山頂でのご祈祷はこの日最後だったようで、この後の安全も含めて皆でご祈祷頂きました。
一瞬だけの富士山、雲海から頭だけ出した白山を有り難く拝んだら、あとはもう降りるだけ。
16:35下山開始。得意の下りを大いに楽しみ、一の越山荘からは槍ヶ岳の絶景も拝んで。
もう見たかったものは全て見ました。
ノンビリしすぎてテン場へは日没後の帰還でしたが、予定の行程をコンプリート。
ケロッと「ラーメン食べたい!」と話す姿は山歩きの後とは思えません。ホントスゴイ。。
ご飯を食べてお菓子を食べておしゃべりしたあとは20時過ぎにお先に就寝。
僕らも残りの時間をまったりとおしゃべりできて、キャンプを満喫できました。
翌朝。
あとはテントをたたんで室堂から帰るだけ。
相変わらず「あと何分ー?」が始まるが、、全く問題なく。
帰りの渋滞だけは誤算でしたが、、全体としては本当に素晴らしい山行となりました。
ずっと前から、「いつか山でキャンプしたいね」と願い続けた親孫三代テント山行。
こんな大快晴の日に、北アルプス縦走まで達成できて。よく頑張った息子くんにも感謝です。
次はどこへ行こうか?また立山なら浄土山や大日岳も行きたいね。
もうどこでも行けそうで、今後もさらに楽しみです。
相変わらずカッコいいですねー!何時もFBで拝見してる息子さんにも会えて嬉しかったです。
またいつか同行していただける事を期待してます。
おはようございます!
こちらも久しぶりに会えて嬉しかったです!(FBやヤマレコでよく見ているので久しぶりという感じが全くなかったですが。。。)
Y森さんとはよくニアミスで結局会えていないのですが、、今回は縦走逆回りでバッチリ会えて良かったです!
最近軟弱ですが、、ぜひまた山スキーご一緒しましょう!
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