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Yamareco

記録ID: 2026301
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 北鎌尾根 上高地〜水俣乗越 周遊

2019年09月14日(土) ~ 2019年09月16日(月)
 - 拍手
arisakayy その他1人
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
29:03
距離
45.2km
登り
2,952m
下り
2,945m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:07
休憩
1:09
合計
9:16
距離 20.4km 登り 1,168m 下り 849m
6:35
6:36
10
7:17
7:24
4
8:08
8:10
12
9:00
9:14
33
9:47
9
9:56
9:57
7
10:04
32
10:36
10:49
22
11:54
12:04
82
13:26
13:47
120
2日目
山行
8:59
休憩
1:40
合計
10:39
距離 4.8km 登り 1,516m 下り 346m
4:27
152
6:59
7:19
175
10:14
11:34
212
15:06
3日目
山行
6:21
休憩
0:48
合計
7:09
距離 20.0km 登り 287m 下り 1,769m
7:03
12
7:15
7:34
44
8:18
8:20
3
8:23
8:25
40
9:29
9:30
37
10:22
21
10:43
10:44
6
10:50
10:51
7
10:58
10:59
32
11:31
11:46
39
12:37
12:38
38
13:20
13:25
40
14:05
6
14:12
ゴール地点
天候 初日&2日目 快晴 3日目 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡駐車場に3日間停車
上高地往復バス利用
コース状況/
危険箇所等
水俣乗越からの下りは落石注意、北鎌沢上部まで水場あり
独標、他ピークはほぼトラバース道を利用しロープ使用無し
悪天時はルートファインディング、スリップ注意など難易度が数段高いだろう
その他周辺情報 松本市内 おきな堂にて夕食 雰囲気がよく美味しい洋食屋さん
出発はここから
癒されます
ババ平キャンプ場
槍沢ヒュッテから約30分の登り
ババ平キャンプ場
槍沢ヒュッテから約30分の登り
右折して水俣乗越へ向かいます
右折して水俣乗越へ向かいます
登ります
水俣乗越を超えて天上沢側へ下ります
ガレた沢下りずに右手側のツヅラ折の踏み跡を下ります
1
水俣乗越を超えて天上沢側へ下ります
ガレた沢下りずに右手側のツヅラ折の踏み跡を下ります
ガレの下りの終盤は落石注意地帯
声掛け合って安全確保します
ガレの下りの終盤は落石注意地帯
声掛け合って安全確保します
北鎌沢手前に幕営
比較的平らな場所で石をどけて、砂の水平出しをして快適な寝床を確保 二人でツエルト使用
1
北鎌沢手前に幕営
比較的平らな場所で石をどけて、砂の水平出しをして快適な寝床を確保 二人でツエルト使用
二日目 北鎌沢を登ります
二日目 北鎌沢を登ります
間もなく乗越し
乗越しから独標が見えます
乗越しから独標が見えます
北鎌乗越しを振り返る
ゴツゴツしてます
北鎌乗越しを振り返る
ゴツゴツしてます
独標が近づきます
独標が近づきます
独標トラバース入口手前
独標トラバース入口手前
トラバース道へ進む
トラバース道へ進む
逆コの字
足場を選べば難なく通過できます
逆コの字
足場を選べば難なく通過できます
独標に向かって3級程度の岩場を登ります
独標に向かって3級程度の岩場を登ります
三俣蓮華、鷲羽岳方面
三俣蓮華、鷲羽岳方面
独標から槍ヶ岳
振返り
右奥は常念岳
振返り
右奥は常念岳
槍ヶ岳が近づきます
槍ヶ岳が近づきます
稜線は時にヤセ尾根
稜線は時にヤセ尾根
独標を振り返ります
独標を振り返ります
稜線通しに登るパーティーも
トラバース道経由がそれほど速いわけでもありませんが、稜線ルートは懸垂などしておりロープ必携そうです
稜線通しに登るパーティーも
トラバース道経由がそれほど速いわけでもありませんが、稜線ルートは懸垂などしておりロープ必携そうです
P15が雲海に浮かぶ
P15が雲海に浮かぶ
夕暮れ時は雲海が低くなりました
1
夕暮れ時は雲海が低くなりました
良い眺め
夕暮れにて2日目終了
1
夕暮れにて2日目終了
良い眺め
3日目朝は、ガスの中で湿っています
3日目朝は、ガスの中で湿っています
槍ヶ岳へ向けて登ります
槍ヶ岳へ向けて登ります
カニのハサミでは
ここからルートは右折して間もなく山頂へ
カニのハサミでは
ここからルートは右折して間もなく山頂へ
最後の登り
祠の裏側に飛び出します
1
祠の裏側に飛び出します
山頂にて記念撮影
2
山頂にて記念撮影
リング状に虹が出ました
1
リング状に虹が出ました
穂高方面が幻想的な景色となってます
3
穂高方面が幻想的な景色となってます
肩から振返り
ガスの槍ヶ岳
肩から振返り
ガスの槍ヶ岳
槍沢を下り始めると快晴に
1
槍沢を下り始めると快晴に
槍沢ヒュッテ通過
本日も賑わっています
槍沢ヒュッテ通過
本日も賑わっています
徳沢園
昼時のせいか賑わっています
徳沢園
昼時のせいか賑わっています
上高地に戻ってきました
上高地に戻ってきました
到着です

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 ハイドレーション 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ シェラフ ヘルメット 携帯トイレ ハーネス 確保器 ヌンチャク カラビナ
共同装備
ツェルト ガスカートリッジ コンロ テントマット ロープ
備考 岩場以外の歩行時間が多く、ストック役立つ

感想

2年前のGWに槍ヶ岳から北鎌尾根を眺めて、ここを登りたいと思いました。
パートナーを得られたので、天気の良い連休にいざ出発。
Dat1
沢渡駐車場に夜中に着いた時は半分以上空いていた駐車場は、夜明け前に続々と車がやってきて、5時にはほぼ満車。上高地行きのバスチケットを買う行列は30分待ちで第二便で上高地入り。タクシーも考えたが、台数が少ないようでバス待ちの間に来る気配なし。
上高地は早朝にもかかわらず登山者と観光客で結構な賑わい。荷物軽量化のおかげか、早足で明神、徳沢、横尾を過ぎて予定通りの時間配分で大曲着。水沢乗越しへの登りは標高差450mを1.5hはなかなかこたえる。天上沢の下りは、傾斜がきつい尾根側に踏み跡があり、尾根から沢筋に下りる地点はガレが激しく落石注意地点。
乗越しから2時間で北鎌沢出合に到着するが、平らな場所が少なくまじめに整地してツエルトを設営した。大小点在して20張り程度ありそうでちょっとしたテン場の様相。河原に水は無く、北鎌沢を5分程度登って水を確保し、明るいうちに早茹でパスタ、マッシュポテトなど簡単な夕食を摂りゆっくりする。ガスが下がって星空はのぞめなかったが、夜半に満月が浮かび明るい夜に熟睡した。
Day2
長い1日を想定して、3時起き。周囲のテントもチラホラ明かり点いている。ヘッデンで北鎌沢を登り始め、次第に空が明るく白み始める。北鎌のコルまで標高差600mを2時間半で登る。2級程度の水量が少ない沢登りの感じ。水量により変わるかもしれないのが、水は何度か枯れ、結局コルの直前まで摂れる様子。槍ヶ岳まで抜けない場合に備えて、4L/人以上担ぐことにする。
コルからは、大天井、常念側の山々がよく見えて十分展望を楽しんでから快晴で暑く、ノースリーブ、ズボン裾をまくし上げ、岩場以外はヘルメット解除で涼を取りながらヤセ尾根を進む。やがて正面に独標が見え出し、近ずくに従いその姿は大きくなる。直登ルートを単独で登る姿が見えるが、概ね皆トラバース道へ右折していく。トラバース道は明瞭な踏み跡で危なげなくトラバースすると3級程度の岩場を超えて独標に到着する。岩場に踏み跡らしきところはあるが、ルート判断を誤るとガレたり、切り立ったりしているので慎重にルートを読むのが安全につながる。
独標は360度の展望で非常に眺めが良い。槍、小槍、孫槍側もよく見えており、天気の良さに感謝しながら先に進む。そういえば、単独で歩いている方が何人もいる。今回の山行でピークを巻くトラバース道を的確に進んでいればロープを使うことがないことが分かったが、天候不良で視界が無いときはルートミスのリスクが高そうなので、懸垂用の補助ロープは持った方が良いだろう。
夕方前に北鎌平に到着。電波が入り、翌日の天気予報は好転して晴れ。水も十分にあるのでここでビバークとして、朝露で濡れたツエルトや荷物を乾かし、昼寝を楽しむ。日暮れ近くは雲海が広がり、独標が島のように見える。景色を堪能しながら昨日と同じ夕飯を摂りゆっくり過ごす。
Day3
ガスの中にいるようで、槍ヶ岳山頂は見えず、湿った岩場を登る。巨石の中を登りやすいところを見つけ縫うように進む。上部はスリングなど垂れていてルート判断の助けになる。1時間程度で祠裏から槍ヶ岳山頂に到着。山荘側から登ってきた登山者で賑わっており、山頂写真は順番待ち。ガスが穂高方面の稜線を超える眺めが幻想的。ガスの上がり下がりでブロッケン現象も見える。30分程度景色を眺めて、槍ヶ岳山荘に下る。ハーネス、ヘルメットをパックして下り始めると、程なくガスが晴れて快晴に。ババ平、横尾、徳沢と下るに従い人出が多くなり、曇り空の上高地に到着。待ち時間無くバスに乗り沢渡到着。

大満足の山行となりました。

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