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Yamareco

記録ID: 205383
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

【甲信越100】唐松尾山・笠取山(多摩川最上流の水源林地帯を歩く)

2012年07月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:05
距離
19.1km
登り
1,423m
下り
1,416m

コースタイム

7:47 三之瀬
7:48 将監登山道入口
9:32-10:02 将監小屋(小屋の玄関で雨宿りと休憩をさせていただきました)
10:12 将監峠
10:31 山の神土
11:34-42 唐松尾山
12:17 2044独標
13:07 笠取山分岐
13:26-29 笠取山三角点
13:35-14:13 笠取山西峰(昼食休憩)
14:35 水干
14:40 多摩川源流
14:55 小さな分水嶺
15:07-10 笠取小屋
15:46 一休坂ベンチ
16:13 作場平口
16:35 中島川口
16:52 三之瀬

■所要時間:9時間5分
■歩行時間:507分(小休止を含む。笠取山西峰での昼食休憩38分を除く。)標準CT(521分)の0.97倍。
■累積標高差(地形図の等高線読み取り):+1,280m,-1,280m
■距離: 19.1km
■行程量:19.1/0.5+1280/50+1280/100=76.6P(★★★)EK38.3
■ラップタイム:6.62分/P(マイペース登高能力:+340m/h、ランク掘
(標準CT:6.80分/P、+331m/h)
■エネルギー定数:507*0.03+1280*0.01+1280*0.6/1000+19.1*0.3=34.508(ルート定数:521*0.03+.....=34.928)
■山のグレーデイング:4B+
■消費カロリー:34.508*(78.0+(11.9+8.5)/2)=3,044kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 曇り一時小雨
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三之瀬 民宿みはらし駐車場(500円)



コース状況/
危険箇所等
(将監峠入口〜将監小屋)
将監小屋までずっと林道歩きです。標高差470m。この先の山の神土に行くには、林道途中から七ツ石尾根を登った方が早いのですが、雨が降り出しそうだったのでそのまま林道を行きました。案の定、雨が降り出したので、ザックカバーをかぶせて、傘をさして歩きました。

(将監小屋〜将監峠)
短い草原の中を登っていきます。

(将監峠〜山の神土)
唐松林の景色が綺麗な道です。

(山の神土〜唐松尾山)
山の斜面を巻くようにして徐々に登っていきますが、土石流跡を高巻きする箇所があります。

(唐松尾山〜2044独標)
唐松尾山から先は国有林の中の道になります。唐松尾山からの下りと、2044独標への登りは、手を使って登り降りする箇所があります。

(2044独標〜笠取山分岐)
なだらかなアップダウンと下りの道です。疎林になって景色が綺麗です。

(笠取山分岐〜笠取山三角点〜笠取山西峰)
手を使って登り降りする箇所が3,4か所あります。

(笠取山西峰〜水干〜源流)
西峰頂上から防火帯の道を下ります。そのあとは、整備された遊歩道が水干と源流に続いています。

(源流〜笠取小屋)
整備された遊歩道が続いています。

(笠取小屋〜作場平口)
一休尾根を下りました。ミズナラの林の中をクマザサの刈り払いがされた道が続いています。

(作場平口〜中島川口〜三之瀬)
最後に舗装された林道歩きが待っています。
将監峠への登山道入口です。民宿みはらしから歩いて1分の所です。
2012年07月08日 07:52撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 7:52
将監峠への登山道入口です。民宿みはらしから歩いて1分の所です。
登山口の近くに生えていたムラサキツユクサ
2012年07月08日 07:51撮影 by  DSC-W530, SONY
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登山口の近くに生えていたムラサキツユクサ
ダート道ですが整備された林道が将監小屋まで続いています。
2012年07月08日 07:57撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 7:57
ダート道ですが整備された林道が将監小屋まで続いています。
昨日からの雨で川が増水していましたが、濁ってはいませんでした。
2012年07月08日 08:14撮影 by  DSC-W530, SONY
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昨日からの雨で川が増水していましたが、濁ってはいませんでした。
ここは山梨県ですが、東京都水道局が多摩川の水源の森林を管理しています。
2012年07月08日 08:34撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 8:34
ここは山梨県ですが、東京都水道局が多摩川の水源の森林を管理しています。
カラマツの林が広がっています。
2012年07月08日 09:06撮影 by  DSC-W530, SONY
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カラマツの林が広がっています。
ダケカンバの林
2012年07月08日 09:28撮影 by  DSC-W530, SONY
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ダケカンバの林
将監小屋へは右の林道、直接に将監峠に行く場合は左の道をたどります。
2012年07月08日 09:32撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 9:32
将監小屋へは右の林道、直接に将監峠に行く場合は左の道をたどります。
将監小屋です。小屋の玄関でしばらく雨宿りをしました。
2012年07月08日 09:37撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 9:37
将監小屋です。小屋の玄関でしばらく雨宿りをしました。
将監峠への登り道から見た将監小屋。
2012年07月08日 10:06撮影 by  DSC-W530, SONY
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将監峠への登り道から見た将監小屋。
将監峠。
2012年07月08日 10:14撮影 by  DSC-W530, SONY
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将監峠。
牛王院平のカラマツ林
2012年07月08日 10:22撮影 by  DSC-W530, SONY
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牛王院平のカラマツ林
整備された道が続きます。
2012年07月08日 10:22撮影 by  DSC-W530, SONY
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整備された道が続きます。
山の神土。3年前に和名倉山に登った時に、七ツ石尾根経由でここに来ましたが、標識が新しくなっていました。
2012年07月08日 10:34撮影 by  DSC-W530, SONY
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山の神土。3年前に和名倉山に登った時に、七ツ石尾根経由でここに来ましたが、標識が新しくなっていました。
山の神土から唐松尾山へ行く道。
2012年07月08日 10:34撮影 by  DSC-W530, SONY
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山の神土から唐松尾山へ行く道。
土石流の跡。元の道が寸断されていて、高巻きをする道がついています。
2012年07月08日 10:41撮影 by  DSC-W530, SONY
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土石流の跡。元の道が寸断されていて、高巻きをする道がついています。
西御殿岩への分岐の標識。時間がなくて西御殿岩には寄らず。
2012年07月08日 11:06撮影 by  DSC-W530, SONY
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西御殿岩への分岐の標識。時間がなくて西御殿岩には寄らず。
唐松尾山への道。そろそろ尾根に出る頃。
2012年07月08日 11:19撮影 by  DSC-W530, SONY
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唐松尾山への道。そろそろ尾根に出る頃。
雨がやみました。
2012年07月08日 11:25撮影 by  DSC-W530, SONY
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雨がやみました。
少し日差しがさして来ました。
2012年07月08日 11:26撮影 by  DSC-W530, SONY
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少し日差しがさして来ました。
唐松尾山手前の登り坂。
2012年07月08日 11:31撮影 by  DSC-W530, SONY
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唐松尾山手前の登り坂。
唐松尾山頂。周辺の眺望はありません。
2012年07月08日 11:44撮影 by  DSC-W530, SONY
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唐松尾山頂。周辺の眺望はありません。
唐松尾山から先は国有林になります。
2012年07月08日 11:46撮影 by  DSC-W530, SONY
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唐松尾山から先は国有林になります。
尾根の道を進みます。
2012年07月08日 11:59撮影 by  DSC-W530, SONY
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尾根の道を進みます。
秩父山地緑の回廊の標識
2012年07月08日 12:39撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 12:39
秩父山地緑の回廊の標識
国有林の中の様子。
2012年07月08日 12:39撮影 by  DSC-W530, SONY
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国有林の中の様子。
尾根から下りてくると、クマザサが茂った疎林に変わります。
2012年07月08日 13:02撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 13:02
尾根から下りてくると、クマザサが茂った疎林に変わります。
2012年07月08日 13:02撮影 by  DSC-W530, SONY
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笠取山分岐。ここで右斜め後方に方向転換して登っていきます。
2012年07月08日 13:10撮影 by  DSC-W530, SONY
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笠取山分岐。ここで右斜め後方に方向転換して登っていきます。
笠取山頂三角点。スペースが狭く、眺望もあまり良くありません。
2012年07月08日 13:28撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 13:28
笠取山頂三角点。スペースが狭く、眺望もあまり良くありません。
笠取山西峰。山梨百名山の標識が立っています。
こちらの方が眺望も良く、広い空地になっています。
2012年07月08日 13:37撮影 by  DSC-W530, SONY
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7/8 13:37
笠取山西峰。山梨百名山の標識が立っています。
こちらの方が眺望も良く、広い空地になっています。
笠取山の西峰で休憩中に一瞬、青空が見えました。
2012年07月08日 13:38撮影 by  DSC-W530, SONY
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7/8 13:38
笠取山の西峰で休憩中に一瞬、青空が見えました。
笠取山からの眺め。
2012年07月08日 13:38撮影 by  DSC-W530, SONY
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笠取山からの眺め。
笠取山西峰から甲武信岳の方向を見たところ。雁峠の向こうに2004メートルのピークが見えただけで、その先は雲に覆われていました。
2012年07月08日 14:00撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:00
笠取山西峰から甲武信岳の方向を見たところ。雁峠の向こうに2004メートルのピークが見えただけで、その先は雲に覆われていました。
笠取山西峰山頂から防火帯の道を下りました。
2012年07月08日 14:17撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:17
笠取山西峰山頂から防火帯の道を下りました。
2012年07月08日 14:20撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:20
水干の説明板
2012年07月08日 14:36撮影 by  DSC-W530, SONY
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水干の説明板
水干の標識
2012年07月08日 14:36撮影 by  DSC-W530, SONY
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水干の標識
水滴がしたたっています。
2012年07月08日 14:37撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:37
水滴がしたたっています。
水干から60m下った所にある、地中から水が流れ出てくる源流部です。
2012年07月08日 14:42撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:42
水干から60m下った所にある、地中から水が流れ出てくる源流部です。
この先、東京湾まで138km。多摩川が流れ下ります。
2012年07月08日 14:42撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:42
この先、東京湾まで138km。多摩川が流れ下ります。
カラマツ林の中に整備された遊歩道。
2012年07月08日 14:48撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:48
カラマツ林の中に整備された遊歩道。
「小さな分水嶺」
3つの一級河川の水系がこの場所で出会います。
三角柱が設置されています。
2012年07月08日 15:00撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 15:00
「小さな分水嶺」
3つの一級河川の水系がこの場所で出会います。
三角柱が設置されています。
左:多摩川 右:荒川
2012年07月08日 14:58撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:58
左:多摩川 右:荒川
左:荒川 右:富士川
2012年07月08日 14:59撮影 by  DSC-W530, SONY
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左:荒川 右:富士川
左:富士川 右:多摩川
2012年07月08日 14:59撮影 by  DSC-W530, SONY
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7/8 14:59
左:富士川 右:多摩川
「小さな分水嶺」説明板。後で地図で調べたら、3水系の分水点は、すべて一級河川の組み合わせで全国36か所、二級河川が一部混じった組み合わせを含めると、全部で64か所ありました。
2012年07月08日 14:59撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 14:59
「小さな分水嶺」説明板。後で地図で調べたら、3水系の分水点は、すべて一級河川の組み合わせで全国36か所、二級河川が一部混じった組み合わせを含めると、全部で64か所ありました。
雁峠への分岐点。
2012年07月08日 15:02撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 15:02
雁峠への分岐点。
一休坂のミズナラ林
2012年07月08日 15:33撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 15:33
一休坂のミズナラ林
クマザサを刈り払いした道が続きます。
2012年07月08日 15:42撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 15:42
クマザサを刈り払いした道が続きます。
カラマツとヒノキの混合林
2012年07月08日 16:06撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 16:06
カラマツとヒノキの混合林
作場平登山口
林道の向かい側にトイレがあります。
2012年07月08日 16:17撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 16:17
作場平登山口
林道の向かい側にトイレがあります。
中島川登山口
舗装された林道をひたすら三之瀬まで歩きました。
2012年07月08日 16:37撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 16:37
中島川登山口
舗装された林道をひたすら三之瀬まで歩きました。
三之瀬、民宿みはらしの駐車場に到着
2012年07月08日 16:55撮影 by  DSC-W530, SONY
7/8 16:55
三之瀬、民宿みはらしの駐車場に到着
撮影機器:

感想

 天気は西から徐々に回復するが雨が残るという天気予報で出かけましたが、案の定、雨に降られてしまいました。この日は歩いていた人は少なく、出会ったのが男性1人と女性5人組だけでした。

 三之瀬の民宿みはらしのおばちゃんには、駐車した者が朝に出たきりでなかなか帰ってこないので心配をかけたかもしれません。民宿のおばちゃん曰く、歩くのが速い人は将監小屋まで1時間10分、2つの山をぐるっと回って5時間程度で帰ってくるらしいですが、こちらはそんなに速く歩けないので、時間のかかる山行になりました。

 また、当初の予定では水干には立ち寄らないことにしていましたが、せっかくここまで来たのだから水干や源流部にも立ち寄りたいと思い、寄り道をしたため、20分ほど余計に時間がかかりました。家に残してきた地図には、この寄り道については線を記入していませんでしたので、ここで遭難すると探してもらえなくなる恐れはありましたが、幸いにも整備された道だったのでその心配はありませんでした。
 
 なお、下山をしても携帯電話が圏外でしたので、家族には、丹波山に出てからの連絡になってしまい、心配をかけたと思います。

 それから、笠取小屋の写真を撮り忘れてしまったのが残念です。

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技術レベル
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体力レベル
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