薬師岳・黒部五郎岳
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- GPS
- 15:56
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 2,987m
- 下り
- 2,966m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:29
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:58
- 山行
- 1:52
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
料金所脇に駐車場があり仮眠できますが、起きたら数台の車がゲートに並んでた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
その他周辺情報 | 下山後の入浴は立山グリーンパーク吉峰 https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 食事は富山ブラック大喜 http://www.nisicho-taiki.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ヘッドランプ
GPS
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
テント
ポール
シュラフ
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感想
《1日目》
大阪を前日20時に出て2時頃に有峰林道亀谷料金所に到着、横に駐車場があったので開門まで少し仮眠。目覚めたらゲートに3台ほど車が並んでおり、慌てて列に加わりました。おかげで折立駐車場の良い場所に車を停められ、スムーズな登山開始となりました。
ここ最近は日帰りの軽装だったので、久しぶりのテント泊装備は足にきましたが、快晴の天気に後押しされサクサクと太郎坂を登っていきました。三角点を超えてからは10月とは思えないほどの暑さでした、でも登山道がきっちり整備されており、ストレスを感じないまま太郎平小屋に到着。
テント場の受付を済ませてから薬師峠まで移動、設営と昼食後に登山再開。
自分の思い込みで、薬師峠から山頂まではのんびり稜線歩きのイメージでしたが、いきなりの岩場急登、沢の水で凍った石で足を滑らせあっけなく転倒、気を引き締めていかないと。
薬師平まで出てしまえば後はイメージ通り、壮大な薬師カールを眺めながらの稜線歩きを楽しみました。薬師岳小屋からはザレ場がスタート、以前の岩手山や甲斐駒ヶ岳でも感じましたが、自分は砂場が苦手なんだとぼやきながら歩を進め、360度パノラマの薬師岳到着。秋の登山は天気がやっぱり重要ですね!雨は雨で楽しめるといっても、やっぱり快晴が一番素晴らしい。
しばらく山頂で至福のひと時を過ごした後は、さっさとテント場まで下山。途中、薬師岳で100名山という方とすれ違い、一瞬、戻って一緒に祝ってあげようとも思いましたが、ビール渇望欲が上回りました。
テント場には、私ともう一張のみで寂しいテント場でしたが、薬師沢の冷たい水で冷やしたビールを飲んで、夕暮れまでのんびりと過ごしました。
日が暮れると状況は一変、とにかく寒い。星を眺めながらビールって悠長なこと言ってられないくらい寒かった。小説で読んだようにザックに足を突っ込んで眠りにつきました。
《2日目》
初ソロテントでの朝、食事を作りながら、もう一泊または小屋泊に変更しようか考えていたのですが、とりあえず撤収して後で判断しようと決めテントを片付け始めました(この時点で小屋泊は決定的!)。
太郎平小屋までザックを担いであがり、サブザックで黒部五郎岳に向け出発。今日も昨日と変わらず快晴です。
ゆるやかに太郎山を登っていき、少し下ってから北ノ俣岳への登りがスタート。ハイマツ帯に突入していかにも雷鳥がいそうな場所が続きます。ザックのこすれる音が雷鳥の鳴き声に聞こえて何度も振り返るが、結局この旅で雷鳥に出会うことはありませんでした。
赤木岳のプチ岩場を超えると、少し下って中俣乗越へ。ここまで約2時間で今日初めて人と出会った(小屋番さんを除く)。その方は2時に折立を出て、黒部五郎を往復し帰るのだそうだ、贅沢・・・。
そんなこんなで黒部五郎の登りがスタート、遠くから見えていたイメージでは急登が続くなぁて感じでしたが、意外とあっさり頂上に到着しました。頂上では昨日、薬師岳で一緒になった方と再会、しばらく山のお話を聞かせていただきました。昼食とティータイムの後は、雷鳥を探しながらゆっくりと太郎平小屋へ。このまま下山も考えましたが、この天気・この景色を捨てて帰るのはもったいないと小屋で宿泊手続き。やっぱりテント泊は無しだった。
さあ、ビールでも飲んでゆっくり過ごそうとしてたら、南の方角から雲が湧いてきた!夕方には雲がすっぽり包み込み、夕暮れ時をまったりと楽しむことはできませんでした。
《3日目》
3時頃から雨が屋根をたたく音が続き、小屋泊でよかったと自分に言い聞かせ、再度就寝。朝食後、霧雨の中を予定より早く下山開始しました。
人生初めてのソロテント泊、緊張と寒さで夜眠れずに連泊できなかったのは残念です。でも、そんなことはどうでもいいぐらい素晴らしい景色、こんな一人旅を許してくれた家族に感謝し、次の山旅を計画する所存です。
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