白山(御前峰〜南竜テント泊〜別山)
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- GPS
- 29:37
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,198m
- 下り
- 2,623m
コースタイム
(8:00市ノ瀬〜シャトルバス)- 8:30別当出合 - (砂防新道) - 9:00中飯場 - 10:20甚之助避難小屋 - 10:40南竜分岐 - 11:20南竜ヶ馬場野営場(テント設営)12:25 - (トンビ岩コース) - 13:20トンビ岩 - 13:35白山室堂13:55 - 14:30御前峰山頂 - 14:55油ヶ池 - 15:05翠ヶ池 - 15:15血ノ池 - 15:45白山室堂 - (エコーライン)- 16:45南竜ヶ馬場野営場
【2日目】
6:45南竜ヶ馬場野営場 - 7:10油坂 - 7:45油坂の頭 - 7:55天池 - 9:10別山9:20 - 9:30御舎利山 - 10:30チブリ尾根避難小屋 - (忘れ物1km登り返し><) - 12:45水場 - 13:30猿壁登山口 - 14:00市ノ瀬
天候 | ガス時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りはチブリ尾根経由で市ノ瀬まで下山。 市ノ瀬の駐車場は無料。 2012年の場合7月14日から市ノ瀬〜別当出合マイカー規制。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■別当出合〜南竜ヶ馬場 特に危険個所なし。連休のせいか人が多く、なかなか自分のペースで登れません。 南竜ヶ馬場はNTTdocomoの電波が弱いながらも入ります。 ■トンビ岩コース 途中雪渓があります。 自分はアイゼンなしで登りましたが雪が締まっているので軽アイゼンがあった方がよさそうです。 ■室堂〜御前峰 特に危険個所なし。 ■御前峰〜お池巡りコース ガスと残雪のせいでコースがわかりにくいです。 途中千蛇ヶ池周辺で少し迷いました。 ■エコーライン 特に危険個所なし。 ■別山・市ノ瀬道 油坂に雪渓がありますが、ここもノーアイゼンでいけます。 チブリ尾根はぬかるんでいましたが、雪はありません。 人が少なく、花も多いのでゆっくり散策するのに適したコースだと思います。 |
写真
感想
連休ということで、どこへいっても混みそうだったので地元の白山に行くことにしました。
ずっとやりたいと思っていた南竜テン泊と別山&チブリ尾根に挑戦です。
市ノ瀬に着くと、雨だというのにすごい人。シャトルバスにも列がついていました。
別当出合でバスを降りると早速洗礼のドシャ降り・・・10分ほど待っていたら収まってきたのでザックカバーとカッパを着て出発。
空いてると思っていた白山でしたが、団体登山者も多く、砂防新道は一時行列になることも。なかなか自分のペースで登らせてもらえません。
中飯場で休憩している人もざっと50人くらいいたと思います。
南竜分岐からは自分は南竜に向かうのに対して、ほとんどの登山者は黒ボコ岩を目指すため極端に人が少なくなります。
花も段々多くなり、目を楽しませてくれます。
南竜ヶ馬場野営場で幕営する前に南竜山荘で受付。1張300円という格安価格。
早速野営場で設営をします。
昼頃はまだテントも少なく、好きな場所を選ぶことができました。
昼食をとってから室堂を目指す予定で、バーナーに火をつけます…が、着火できません。点火装置が壊れた模様。こういうときに限ってライターを忘れて来てる…
仕方なしにカロリーメイトでエネルギーを補給し、室堂に出発。
途中南竜山荘でライターを売っているか聞きましたが、ないとのこと。
しかし気の良い山荘のお兄さんが自分の?ライターをくれました。ありがとうございました。
室堂へのルートとして歩いたことがない「トンビ岩コース」を選択。
トンビ岩コースは残雪が多く、道もわかりにくかったのですが、テン泊軽量化のためにアイゼンも持ち合わせていなかったので、キックステップでがんばります。
本当は軽アイゼンくらいあった方が楽だったんですけどね。
このコースも空いていて、自分の他には1人だけでした。
室堂に着くと、ここもすごい人・・・
ビジターセンター内をうろうろしていると、コーヒーのいい香りが・・・
ついつい500円で買ってしまいました。うまかったけど、高いですね。
山頂方面はガスっていましたが、せっかくなので御前峰登頂&お池巡り。
御前峰までの道にはすっかり雪はなくなり、歩きやすい夏道になっていました。
しかし視界はやはりゼロ、風も一時20mを超える強さ。
速攻で写真だけ撮って、油ヶ池方面へ下ります。
池周辺も雪はだいぶなくなってきましたが、紺屋ヶ池はまだまだ雪の中。
翠ヶ池に至ってはガスで全く拝むことができませんでした。ざんねん。
その代わり血ノ池はガスの中で幻想的な雰囲気を醸し出していました。
室堂に向かって下山していたところ、千蛇ヶ池あたりで道を見失ってしまいました。
千蛇ヶ池の周りはまだ雪が多く、夏道もところどころしかない上にガスで周りも見えずにしばらくうろうろと彷徨ってしまいました。
GPSを頼りになんとなく歩いているうちにかろうじて夏道発見。助かりました。
室堂から南竜まではエコーラインで下山。
時間も遅くなってきたせいか人はほとんどいませんでした。
エコーラインも上部は木道で歩きやすかったです。
さて、南竜でテント泊。
さすがに夕方にもなるとかなりテン場も埋まってきていました。
ここには炊事場、トイレもあってかなり環境としてはいいと思います。
水は有料ってところが多いですからね。
夕食はアルファ米とフリーズドライのマーボーなす丼に加えてカップヌードルまで食べてしまいました。
夜はそこそこ寒く、気温も10℃くらいでした。
最初はシュラフカバーだけで寝ていましたが寒かったのでフリースを着た状態でシュラフに潜りました。
まあ春先よりだいぶ温かいんですけどね。
翌朝、テントに当たる雨の音で目が覚めます。
結構降っていました。しかも風も強い。
天気予報は晴れのはずだったのに…
NTTdocomoの電波は辛うじて入るので、スマホで天気予報をチェック。
石川県全体では晴れになっていますが、ピンポイントで白山周辺だけ雨マーク。
残念です。
それでも雨が止んだところを見計らってテントを撤収。別山に向かって歩き出します。
油坂には残雪がありますが、トンビ岩の雪渓と比べると大したことはありません。
アイゼンは不要だと思います。
別山へのルートもガスのために視界はほとんどなし。
ただし別山ルートは花がとても多く、また、登山者も少ないためゆっくりと散策できます。
尾根を歩いている時の気温はだいたい15℃くらい。歩きやすい気候です。
別山についてもやはり視界はなく、待っていても晴れそうにないので仕方なくチブリ尾根を下り始めます。
30分くらい下るとガスが晴れ、チブリ尾根避難小屋や別当出合が見えてきました。
しかし、別山方面は相変わらずガス・・・どうやら晴れているのは下界だけのようです。
チブリ尾根避難小屋まで着くと白山釈迦岳も見えてきました。
室堂もなんとか望めます。
さすがにテントの重さがそろそろ堪えてきます
チブリ尾根って・・・上部は花が咲いていたり景観がよかったりするのですが、後半はひたすら山道って感じで辛かったです。
しかも、休憩した際にGPSを置いてきてしまい、途中で気が付き1km程登り返し・・・約1時間程度タイムロスしてしまいました><
最後の水場では沢から水を汲んで飲んでみましたが、冷たくておいしかったです。
ここの水場はお勧めできます。
棒になった足でなんとか市ノ瀬まで下りましたが、限界を感じた山行でした。
自宅に帰って白山を望むと・・・晴れて山頂まで見えてました。無念!
コメント
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