木曽駒ヶ岳 宝剣岳、濃ヶ池へ

2019年10月20日(日) ~ 2019年10月21日(月)

• GPS: 22:51
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,034m
• 下り: 1,047m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:12
• 休憩: 0:51
• 合計: 2:03

14:07 千畳敷駅
14:47 14:57 乗越浄土
15:00 15:30 宝剣山荘
15:45 15:56 宝剣岳
16:10 宝剣山荘

2日目

• 山行: 3:41
• 休憩: 1:37
• 合計: 5:18

7:33 宝剣山荘
7:33 7:34 天狗荘
7:41 7:51 中岳
7:55 7:58 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
8:10 8:30 木曽駒ヶ岳
8:42 8:42 馬ノ背分岐
9:38 9:39 濃ヶ池分岐
9:51 10:07 濃ヶ池
11:01 11:14 駒飼ノ池
11:38 11:40 乗越浄土
11:45 11:53 天狗荘
11:53 12:11 宝剣山荘
12:13 12:18 乗越浄土
12:51 千畳敷駅

天候

20日晴れ、21日曇り

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

バスタ新宿から高速バスで 駒ケ根バスターミナルへ。
バスで駒ヶ根駅前からしらび平へ。（12:00→12:45）　
ロープウェイでしらび平から千畳敷へ。（13:00→13:07）
https://www.chuo-alps.com/wp-content/uploads/2019/01/bus_timetable_2019.pdf
なお上記の定期便以外にも菅の台バスセンターからしらび平までは頻繁に臨時便が出ている模様。

コース状況／危険箇所等

　宝剣岳は危険と言われているものの、両手をフルに使って三点支持で登れば危険は少ないと思います。今回自分が歩いた濃ヶ池コース（八合目：濃ヶ池〜宝剣山荘）の方が、顔の高さに枝が伸びていたり、また道が狭く切り立っている場所がある（実は油断してか滑落しました）、梯子場ありとむしろ注意して歩くべきところと思います。
　この時期、山頂で開いている山荘は宝剣山荘だけです。すなわちトイレや食事処は宝剣山荘しかありません。ちなみに宝剣山荘では飲料水（ペットボトル）は販売していますが、手洗い場の水は出ていないので、必要に応じて持参する必要があります。

その他周辺情報

信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯：
菅の台バス停で途中下車。大人610円。食堂もあります。
http://www.komakusanoyu.com/onsen.htm

写真

10/20 11:57

駒ヶ根駅前。高速バスターミナルからは一つ先のすずらん通りが近いが満席となることをおそれて駅前に。実際は管の台BTまでは乗客は数名であった。昨日天気悪かったからこんなに少ないのか？

10/20 12:09

向かう先は雲が多い。どうなることか。

10/20 12:13

管の台BT。沢山の乗客が乗ってくる。実はこのバスの直前に、このBT始発の臨時便が出ている。やはり車で来る人が大半なのだろう。

10/20 12:40

10/20 12:50

バスを降りると、急いでロープウェイ乗車待ちの列へ。下駅でゆっくり写真撮る時間がない。

10/20 13:05

バスもロープウェイも臨時便が出ているからか、一回の待ちで乗れた。

10/20 13:16

ロープウェイから。ここは天上だなぁ、と思う

10/20 13:18

12℃、寒いね、いや暖かいのだろう。

10/20 13:24

カフェで軽いランチをとりながら。手前の山脈の奥に富士山が見えた。

10/20 14:00

登山前に記念撮影

10/20 14:02

ロープウェイ乗車中は鮮やかな紅葉でしたが、千畳敷から上は紅葉はほぼ終わったようです。

10/20 14:06

登山開始

10/20 14:17

八丁坂分岐。ここから登山道。

10/20 14:46

思ったよりも結構急な道。整備されているから歩きやすくはあるが。

10/20 14:52

観光客が多いのはちょっと…と思うのだが整備されるのはありがたい。

10/20 14:57

のっこし浄土。NHK百名山ではここで寒さ対策の話をしていた、普段は風がきつくて寒いのだろうが、今日は風も弱く暖かだった。

10/20 14:59

10/20 15:26

山荘についた。まずは受け付けして宝剣岳登山の準備を。

10/20 15:30

荷物最小限にして、両手フリー（ストック持たず）で宝剣岳へ。

10/20 15:30

10/20 15:34

振り返ると木曽駒ヶ岳山頂が見えた（NHKで見たとおりだ）

10/20 15:34

凄いね。神秘的と言っておこう。

10/20 15:37

手足をフルに使って登ってゆく。最近の記憶では、鳥海山新山と似てるな。

10/20 15:45

10/20 15:45

頂上に着いた。眺めがよい、というか、より雲の上、雲よりもより高い位置に来た、という感じ。

10/20 15:46

富士山は見えるが、駒ヶ根の街は雲で見えない

10/20 15:46

今回は行かない伊那前岳方向を望む

10/20 15:47

10/20 15:47

御岳方向

10/20 15:50

この時間、だれもいないしカメラを置けるような岩も無いので手で持って自撮り

10/20 16:00

10/20 16:10

宝剣岳から無事下山

10/21 6:20

今年は9/20に初霜があったのか。

10/21 6:23

朝食前、外は思ったほど寒くはないが、霜柱だ。

10/21 7:09

宿泊した部屋。今回宿泊は3名ですが、最大6名宿泊可（布団は一部折りたたんで使用とのこと）

10/21 7:34

10/21 7:41

中岳はけっこうな岩場だ。

10/21 7:45

後で気がついたが、この写真に写った建物は何？

10/21 7:48

10/21 7:57

木曽駒ヶ岳への登山道はどちらかというとザレ場か。中岳よりは楽だと思う。

10/21 8:16

伊那駒ヶ嶽神社で。後ろには御嶽山。
お賽銭を入れましたが、これが2時間後に自分が助けられることになる。安全を祈ることは大事だ。

10/21 8:17

10/21 8:35

馬の背に向かう。こちらはかなりのガレ場だ。マーキングも薄い。ちょっと戸惑う。

10/21 8:39

10/21 8:46

歩きやすい尾根が現れたが長くは続かない。

10/21 8:53

ホシガラス、リアルで見たのは初めてかな。

10/21 8:55

馬ノ背はなだらかな尾根かと思ったら、急な岩場も数カ所あり。

10/21 9:39

八合目（濃ヶ池分岐）についた。ここで右に進む。このまままっすぐ進めば「遭難記念碑」があることを後で知る。

10/21 9:39

10/21 9:42

濃ヶ池のコースはNHK百名山でも紹介されたが。分岐から濃ヶ池までの道は枯れ葉も積もっており、枝も顔の高さまで張りだしており、最近ハイカーが通っていないのかしら？

10/21 9:51

濃ヶ池についた。湖面に映った宝剣岳が見えるかな？

10/21 9:54

この写真、まずまずの出来と思う。（自画自賛）

10/21 10:03

さてこの池からどう進むのだろうか？と思っていたら、赤いリボンとマーキングを見つけた。

10/21 10:06

徒渉、浅いけど、飛び石の間隔が広いな。（ホントにここ？）

10/21 10:08

完全にこの水路（プール）だ。昨日の雨の影響？　赤いテープがあるけど巻き道は無かったのか？　2本のストックを使って飛びながら超えた。

10/21 10:11

また水だ。草地にはみ出しながら通過した。

10/21 10:16

目の高さに枝が張り出すし、左側は切り立っているしでちょっと危険

10/21 10:24

枯れた沢を渡ります。赤いテープが目印。

10/21 10:30

実はここで左側に滑落しました。2m暗い滑り落ちたかな。かすり傷ですみました。（伊那駒ヶ嶽神社へのお賽銭のお陰でしょう）

10/21 10:40

10/21 10:56

岩を登る、そして梯子。ここを登ると・・・

10/21 11:04

駒飼ノ池。池と言うよりも

10/21 11:13

10/21 11:16

10/21 11:33

振り返って。やはりここもカールだな。

10/21 11:43

トラブルあったものの、とりあえず宝剣山荘まで戻ってきた

10/21 12:13

珈琲飲んで休憩し、山荘に置かせてもらった荷物を纏めて千畳敷に下山する。天気は・・・曇り、雨は降らないと言うが不安だ。

10/21 12:14

10/21 12:30

今日は、休日の中日となる平日。昨日よりは少ない。ロープウェイ待ちで並んでいる人は（まだこの時間では）いない

10/21 12:36

千畳敷カール、帰りは剣ヶ池経由を歩いてみる。

10/21 12:44

剣ヶ池、ロープウェイの駅よりずいぶん下に来たな。

10/21 12:51

お疲れさま〜。ホテル千畳敷のレストランで昼食。その後、ロープウェイは臨時便も出ていたためあまり待たずに乗れた。

10/21 13:43

10/21 15:40

バスで管の台で途中下車、こまくさの湯へ。

撮影機器：

IXY 200 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ヘルメット 靴 軽アイゼン ザック スパッツ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（山と高原他） 笛 ヘッドランプ 充電器 バッテリー 筆記用具 ガイド地図（ブック） 常備薬 日焼け止め スマフォ(GPS) 時計 サングラス タオル ツェルト ストック デジコンカメラ

感想

yoshidasakura

　当初8月最終の金土で今回と同コースを予定してましたが、台風でバス、ロープウェイとも止まって断念。今回も台風19号で、中央自動車道も中央本線も不通になったためあきらめつつも、中央自動車道の復旧を期待してましたが、前日の昼に復旧。また高速バスも空席が出たので、登山を決断しました。（なお高速バスは満席であったのが前日急に空きが出て、当日の乗客は結局8名とどうゆうことなのかしら？）
　木曽駒は標高が高いだけあってとにかく寒いと聞いていたのですが、日も照っているし風も穏やかで運がよかったのでしょう。とはいえ霜柱、平均して寒いのですね。標高2,800m以上あるので山小屋宿泊も含めて寒さ対策は万全に。
　濃ヶ池は初心者でもいけるコース（NHK百名山）とのことでしたが、両側から枝が出て歩きにくい点や、登山道が水路（プール）になっている箇所あり等を考慮すると、初心者だけでは難しいかなと思います。
　なお、この濃ヶ池コースは、「聖職の碑」（新田次郎）の舞台ですね。私は読み終える前に行ってしまいましたが、登山前に読んでおくことをお勧めします。