表銀座〜槍ヶ岳〜大キレット〜涸沢〜穂高〜岳沢〜上高地
- GPS
- --:--
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 4,385m
- 下り
- 4,329m
コースタイム
600中房温泉〜824合戦小屋〜935燕山荘1010〜1040燕岳〜1100燕山荘〜1200大下りの頭〜1320喜作レリーフ〜1420大天荘〜1446大天井岳〜(道間違えにより東天井岳二位ってしまう。)1640大天荘〜1720大天井ヒュッテ
【2日目:大天井ヒュッテ〜槍ヶ岳山荘】
520大天井ヒュッテ〜820西岳〜920水俣乗越〜11:20ヒュッテ大槍1125〜1220槍ヶ岳山荘
【3日目:槍ヶ岳山荘〜穂高岳山荘】
540槍ヶ岳山荘〜850南岳小屋〜1000長谷川ピーク〜1115北穂高小屋〜1400穂高岳山荘
【4日目:穂高岳小屋〜上高地】
540穂高岳小屋〜620奥穂高〜750紀美子平〜820前穂高〜1100岳沢小屋〜1225岳沢登山口
天候 | 1日目:曇り 2日目:雨 3日目:曇り 4日目:曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは上高地からバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
大キレットは言うに及ばず。その後の涸沢岳までの稜線歩きもかなりきつい。最後の方に、飛騨泣きのような高度感のあるはしごとクサリが続く。 前穂高の登頂は、岩場を行くが、それほど危険ではない 全体的にこのルートは三点支持ができてないと、難しい。また足場、手元に十分注意しなければならない。 |
写真
感想
初日<中房温泉〜大天井ヒュッテ>
合戦尾根を行く。三連休初日ということもあり非常にこんでる。前後の人のペースに合わせるのは非常に疲れる。ポイント事にベンチがあり、休憩ができる。
合戦沢の頭をすぎると、視界もひらける。燕の細かい砂のような道になる。燕山荘近くではまだ厚い雪が残っている。燕山荘に荷物をデポして燕岳に向かうがガスによる視界不良でなにも見えず。
山頂までは歩きやすい道で、花崗岩?のような砂礫。頂上付近では少し登りがある程度。
途中コマクサの群生が美しい。
登頂後、大天井岳に向かう。ゆるやかな稜線歩きを楽しめるが、大下りの頭で、かなりの登り返しに合う。
実際歩いてみると、見た目ほどの高度感はないものの、喜作レリーフが近づくにつれ、長いはしごが現れるなど、難所が出てくる。
そのまま大天荘に着いて、大天井岳に行くが視界も悪いので、だれも登ってない。
そのまま今日の宿泊地のヒュッテに向かうが、直前で道を間違え、東天井岳方面に行ってしまう。
戻って、ヒュッテに着く頃には5時をまわっていた。
2日目<大天井ヒュッテ〜槍ヶ岳>
朝から強い雨。早めの出発。喜作新道をゆるやかに下って行く。びっくり平を経由し西岳へ。山頂はだれもいない。あまり立ち寄る人もいないみたい。
ヒヒュッテ西岳から水俣乗越間はクサリとはしごの連続。この天候の中だと、かなり慎重に進まないと危険。
ゆるやかな稜線歩きを期待していたが、小ピークを超えて下っての連続。ヒュッテ大槍からはゴツゴツした岩陵。歩きにくいということは無い。
強風だったが、槍ヶ岳山頂に到達。人がいなかったので、登り20分ほど。登りにくい箇所もあったが、○印をしっかり見て登れば何とか登れる
槍ヶ岳山荘で一泊。
3日目<槍ヶ岳山荘〜穂高岳山荘>
連日の霧。ただし雨は降ってなかった。
大喰岳頂上付近の道が分かりづらい。適当に行ったら頂上に着いてた。
中岳までは広い道を行く。歩きやすい。晴れてたらどんなにかよかったか。東側に雪渓を見ながら、南岳を行くが、やはり道が分かりにくい。○印はあるものの、それは下りのものなのか登りのものなのかが分かりにくい。
南岳小屋からはいよいよ大キレット。
今回の山行の一番のハイライトとなる。出だしから、はしごクサリで強烈に下る。が、人工物なので、何も無いよりは安全。強風だったので、細い稜線を歩く時は少しこわかった。全体的に三点支持を。長谷川ピークまで相当体力を消耗したが、ここよりも、飛騨泣きの方がいや。なぜなら、a沢のコル直後の登りは落石を起こしかねないような登りで、しかも傾斜角も急。本人的には垂直なんだが。
北穂高小屋までは気が抜けない。
その後涸沢岳に向かう。先ほどの大キレットの続きを思わせるような、下り。そしてクサリの連続。高度感のある登り。が、それほど危険箇所は無い。キモは涸沢岳。近くの登りは、はしごを慎重に。登りもしっかりと足場を確保しながら登る。
涸沢岳についてからは疲労もピーク。
穂高岳山荘に着くと、少し晴れ間も見えた。
4日目<穂高岳山荘〜奥穂高・前穂高・上高地>
朝から霧。奥穂高までは、すぐに到達できる。岩歩きが続くがあっという間に着く。
吊尾根からは気持ちのいい稜線歩き。はるか上高地がよく見える。
道は分かりにくいということは無いが、やはり○印をたよりにして行かないと、間違って尾根の上に行ってしまうこともある。
基本、涸沢側に行くことはない。前穂高からの登りは、またしても岩登り。もう馴れたものだし、見た目ほどキツくはない。巻きながら登って行くという感じ。
むしろ登頂後の重太郎新道の下りの方がキツい。紀美子平を出て直後長いクサリがある。
その後も非常に急な下り。これを登りでやったらかなりキツいと思う。
道は細かな浮き石が多く、慎重に行きたい。
岳沢小屋に到着して、この行程もようやく終わり。
岳沢からは上高地まで、ゆるやかなくだり、晴れていればジャンダルムの稜線を見ながら行けるのだが、結局、上の方はガスでなにも見えず。
下界は晴れてるのだが。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する